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家族葬で送る供花はどこに頼む?親族が手配するお花代の相場

葬式(葬儀)の祭壇に飾る花を供花といいます。

供花は故人の霊をなぐさめるために供える生花です。供花は葬式(葬儀)をおこなうために喪主や施主が自分で用意するものではなく、親族や友人、知人が遺族に対してお悔みの気持ちを込めて送るものになります。

家族葬で葬式をおこなうときは供花を送ってよいか、どんな供花を送るべきかなどを事前に喪主や施主に確認をしておかないとトラブルになることがあります。

供花とは

供花はくげやきょうかと読みます。

祭壇に飾るお花のことで、故人の霊をなぐさめるために供えます。主に飾られる供花は背丈のあるスタンド花やカゴに敷き詰められたカゴ花が主流です。

祭壇の形によってはスタンド花やカゴ花ではなく、祭壇に直接花をそえる生花祭壇というものもあります。

供花を用意する人は親族や友人・知人

葬式(葬儀)に飾られる供花は喪主や施主が全て用意する物ではありません。故人と関わりの深い親族や友人、会社関係者が供花を手配して送ります。

供花を送るときは立て看板に「喪主」や「兄弟一同」と記すのが主流です。友人でつどって供花を送るときは「友人一同」になり、1人で送るときは個人名でもかまいません。

会社で供花を贈るときは会社名と代表者名または連名で送ります。

供花を送るタイミング

供花を送るタイミングは通夜式の前日や通夜式当日の午前中が最適です。送られた供花は通夜式から翌日の告別式が終わるまで飾られます。

供花は突然送ると会場に設置できなかったり、そもそも受け取れなかったりする可能性があります。供花を送るときは事前に遺族へ連絡を入れた方がよいです。

お通夜に供花が間に合わなかったときは、翌日の葬儀式までに送ります。

供花(お花)の費用相場

供花(お花)は1つのスタンド、カゴを1基と数えます。祭壇の左右に供花を飾りたいときは2基必要になります。2基用意することを1対と呼びます。

一対(2基)で送るのが常識とされていた時代もありましたが、現代においては1基だけでも問題はありません。

供花の費用相場は1基あたり1万円~3万円になります。

葬儀社や花屋によって金額は大きくちがうので事前の確認は必要です。また、葬儀会場によっては自社を通して供花を購入しなければ会場に持ち込みができなかったり、会場の狭さから1基しか置くことができなかったりすることがあります。こちらも供花を頼む前に確認をしておく必要があります。

供花はどこに頼むべきか

葬式(葬儀)を依頼する葬儀社に頼む

供花を葬儀社に頼むメリットは葬儀場や祭壇のイメージ、喪主がおこなう葬儀の宗派に合わせて供花を用意してくれることです。センスを問われたり、会場の雰囲気に合わない供花を送ってしまったという失敗をしたりしません。

親族で花を送る場合

葬儀の花を注文する場合、各葬儀社によって選択肢は様々で、花の種類やボリュームによって値段が変わります。

供花を選ぶときには、親族で予算を話し合って決めることが大切です。葬儀社に依頼すると祭壇や宗派に合わせたお花を用意してくれます。また、葬儀社は緊急の依頼にも迅速に対応できるため、式の数時間前に供花を提供できる可能性もあります。

友人や知人が花を送る場合

友人や知人(会社関係者をふくむ)が遺族に供花を送るときは、あらかじめ喪主に通夜式や告別式をおこなう斎場名や葬儀をおこなう葬儀社名を確認しておく必要があります。

葬儀社に供花を頼むときは、喪主の名前、葬儀の日時を伝えた後に、名札に必要な名前、故人との関係を伝え、供花代を支払います。

花屋に依頼する

花屋で供花を依頼すると故人が好きだった花や故人の生きざまを表現した花を選ぶことができます。葬儀社で依頼する供花よりも花の種類が豊富といったメリットがあります。

葬儀社によっては外部からの供花を受け入れていないことがあるので、花屋で頼んだ供花を設置してもよいか事前の確認が必要です。

また、葬儀会場のイメージが分からないまま供花を頼んでしまうと、会場の雰囲気とあわず、供花だけが目立ってしまうことがあるので喪主や施主とどのような葬儀にするのか、供花はどんな花が良いか聞いておく必要があります。

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供花の読み方は?葬儀の花代(供花料)の相場や封筒の書き方

供花は、くげやきょうかと読みます。

供花料は祭壇に飾るお花の代わりに贈る金銭ですが、故人に供える金銭という意味の香典とは意味がちがいます。供花料は遺族に対してご厚意で渡す、お見舞金としての意味合いが強いです。

供花料の相場や供花料をいれる封筒は宗派によってちがうので、いくら入れる必要があるのかや封筒の書き方を知っておかないとマナー違反になる可能性があります。

供花料とは?読み方や意味

供花料の読み方

供花料は、「くげりょう」や「きょうかりょう」と読みます。

どちらで読んでも伝わります。

出家されているお坊さんは、供花を 「くばな」と呼ぶことがあります。

供花料を渡す意味

葬儀では、故人への喪失感となぐさめの象徴として花を供える習慣があります。

供花には言葉では表現しにくい、さまざまな深い思いが込められています。感謝、愛、賞賛といった言葉だけでは表現しきれない気持ちを供花に託して贈るのが供花になります。

供花を直接、遺族に渡すこともできますが、会場の広さから設置できなかったり、遺族の葬式の準備の手間になってしまったりすることがあり、かえって迷惑をかける可能性があります。そのため、供花を贈るかわりに供花料を渡します。

供花料と香典の違い

供花料と香典は、同じ遺族への突発的な支出を補助する弔慰金(ちょういきん)でありながら、用途はちがいます。

供花料は主に供花の費用にあてられますが、香典は遺族が負担する様々な費用(葬儀や布施、会食設営費など)にあてるため、袋分けして贈ります。

キリスト教では香典という考え方がないため、献花料として意味や用途がまとめられています。

供花料を入れる封筒の選び方とお金の入れ方

供花料は現金で渡すことになるので、香典袋のように包む必要があります。宗教によって封筒の選び方が違うので気を付けましょう。

宗教によって不祝儀袋の柄を変える

仏教

仏教の葬式(葬儀)で供花料を贈るときは、白地の水引がついた不祝儀袋か蓮の絵がかかれた封筒を使います。

神道

神道の葬式(葬儀)では供花や献花はおこなわれません。

そのため供花料は不要です。

ただ、香典の考え方は神道にもあるので、供花料ではなく香典を渡すようにしましょう。

神道の葬式(葬儀)に香典を持っていくときは白地で水引のついた不祝儀袋を選びます。

キリスト教

キリスト教は宗派のように、カトリックとプロテスタントで分けられます。

カトリックの葬式(葬儀)で献花料を贈るときは、白無地か十字架、百合の花が書かれているものを選ぶとよいです。

プロテスタントの葬式(葬儀)で献花料を贈るときは、白無地か十字架が書かれているものを選ぶとよいです。

お金(お札)の向きはそろえて入れる

封筒に入れるお金の向きは、そろえておかないと失礼になるので注意が必要です。お札の顔の向きは特に決まりはありませんが、封筒を開けたときにお札の顔が見えないようにすることが望ましいとされています。

新札は入れないようにする

新札を包んで渡すことは、故人の死を事前に予想していたと思われて、失礼になるとされています。ですが、使い古したお札を包むのも失礼になります。

したがって、供花料に包むお札は、新しいお札を二つ折りにして束ねるのが理想的です。

二つ折りの新札でなければならないというわけでなく、古くても傷んでいないお札であれば、使うことができます。

供花料の相場

花供料を贈る金額に決まりはありません。

ただし、原則的に祭壇に飾られる花は1万円から2万円程度が相場になるので、供花料は半額の5,000円もしくは満額の1万円~2万円程度を包むのがよいでしょう。ただし、あまりに高額な供花料を渡すとかえって遺族に気を使わせてしまうので注意が必要です。

供花料(封筒)の表書きの書き方

宗教によって書き方が変わる

仏式の書き方

不祝儀袋の表紙には、御花料もしくは御花代と記載する必要があります。また、通夜や葬儀の当日までは、薄墨の筆ペンで書くのがマナーとされています。

キリスト教の書き方

不祝儀袋の表紙には、献花料や御花料と記載する必要があります。ただし、カトリックとプロテスタントによって不祝儀袋の書き方が変わるので、事前に宗派が分かっていれば宗派に合わせた表書きにした方がよいです。

カトリックのときは御霊前や御ミサ料と書き、プロテスタントのときは忌慰料と書きます。

連名で供花料を出すときの表書きの書き方

供花料は個人ではなく、夫婦で出す、友人と連名で出す、団体・会社として出すことがあります。

複数の人の連名で渡すときは、地位が高い人が右側になるように名前を書きます。

3人以上の場合は、一同と書いても問題ありません。

団体や会社で同じ部署の人の葬儀に供花料を贈るときは、「〇〇株式会社 〇〇部一同」と書き、贈る人全員の名前と住所のリストを同封する必要があります。

 

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友引に葬式ができない理由や赤口や仏滅などの六曜で決める葬儀日程

葬式(葬儀)の日程を決めるときは、六曜(ろくよう)という暦の意味を理解して決める必要があります。六曜の1つである友引の日は葬儀社や火葬場が休みにしていることが多く、葬式に関連する行事をおこなうことができません。

六曜の順番を知っておかないと通夜式や告別式の日程をうまくきめられないので、順番や葬式(葬儀)をおこなえない理由を事前に知っておく必要があります。

お葬式(葬儀)に関係する日柄(六曜)とは

六曜と呼ばれる暦は、結婚式などの特別な日にちを割り出すのに使われ、カレンダーにもよく登場します。六曜は、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」という中国の時刻占いから由来しています。日柄ごとに吉の時間、凶の時間があるとされて、物事を決めるタイミングの参考に使われていました。

先勝(せんしょう・さきかち・せんかち)

先勝は午前中が吉の時間、午後が凶の時間とされていて、物事をすすめるなら午前中が良いとされている日です。午前中は午後2時までとされています。

友引(ともびき)

友引は吉の時間、凶の時間もない平穏な日とされています。

友引には、仲間を呼ぶ(周囲に災いをもたらす)という意味もあり、亡くなった人が生きている仲間をあの世に呼び寄せるので、埋葬や葬式(葬儀)の行事は避けるべきといわれています。

先負(せんぶ・せんぷ・せんまけ・さきまけ)

先負は先勝とは逆の意味になり、午前中が凶の時間、午後が吉の時間とされています。そのため、落ち着き、慌てない日といわれています。

この日を守ることで、災難から身を守ることができるといわれていて、「負」の字の意味から、契約や法的手続き、激しい争いごとなどは控えた方がよいとされています。

仏滅(ぶつめつ)

仏滅は、仏が亡くなった日とされています。

仏も滅びるほど恐ろしい日という解釈をされていて、六曜の中で最も縁起の悪い日とされています。そのため、結婚式や車の納車など縁起の良いことは、仏滅を避けることが多いです。

しかし、「物滅」という漢字は、今あるものを壊し、新しい物を作り出すことを意味して、物事を始めるなら「大安」よりも良いという説もあります。

大安(たいあん・だいあん)

大安は可もなく不可もなく、無難な日という意味で何事もない縁起の良い日とされ、結婚式や車の納車、建築の引き渡し日になることが多いです。

赤口(しゃっこう・じゃっく・じゃっこう・せきぐち)

太宰府天満宮の門番である赤口神の配下の八鬼が、人や動物に取り付く日とされています。赤は血や火を連想させるため、不吉や災いを意味する色とされています。

そのため、「火事や刃物などに特に注意する日」とされ、仏滅とおなじくお祝い事の日から外されることが多いです。

お葬式が友引の日にできない理由

葬儀社や火葬場が休業していることが多い

友引には、仲間を呼ぶ(周囲に災いをもたらす)という意味もあり、亡くなった人が生きている仲間をあの世に呼び寄せるので、埋葬や葬式(葬儀)の行事は避けるべきといわれています。そのため、火葬場や葬儀場は休業することが多いです。

お葬式は仏滅や赤口、大安におこなえるのか

葬式は赤口でもおこなえる

赤口は鬼が出歩き不吉や災いをもたらす日とされています。また、赤という字は火や血を連想させるので仏滅の次に縁起の悪い日とされています。結婚式ではキャンドルやケーキカットをするため、赤口を気にする人は式を避けるようです。

葬式(葬儀)も火にまつわる儀式なので避けるべきなのではと思うかもしれませんが、赤口と葬式を関連付けておこなうのを避ける葬儀社や火葬場はありません。そのため、問題なく葬式(葬儀)をおこなうことができます。

葬式(葬儀)は仏滅でもおこなえる

仏滅は仏が亡くなった日、物事が滅びるとして六曜の中で最も縁起が悪いとされています。結婚式では仏滅の日におこなうことが少ないです。

しかし、葬式(葬儀)には関係がないのでおこなっても問題ありません。

葬式(葬儀)は大安でもおこなえる

大安は可もなく不可もなく、無難な日という意味で何事もない縁起の良い日とされ結婚式や車の納車、建築の引き渡し日になることが多いです。

縁起の良い日なので葬式はおこなうものではないと思われがちですが、葬式(葬儀)は問題なくおこなうことができます。

六曜で決める葬儀日程

友引の日を中心に葬儀日程を決める

六曜は6つの暦を順番に繰り返しています。

先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順番になるため、葬儀場や火葬場が休業になっている友引の日に通夜や告別式が当たらないように日程を決める必要があります。

通夜をおこなった翌日に告別式をおこなうのが通例です。

そのため、先勝の日に通夜をおこなうと、翌日が友引で葬儀場や火葬場が休業になってしまうので告別式や火葬式がおこなえません。

つまり、先勝の日に通夜はおこなえないということになります。

 

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葬式(葬儀)の引き出物(香典返し)の値段相場と渡し方

葬式(葬儀)に参列していただいた全ての人にお礼として渡すのが引き出物になります。香典をもらった方にだけお礼に渡すのは香典返しになります。

引き出物は会葬御礼や返礼品とも呼ばれ、1つあたりの相場は300円~1,000円程度のものを扱う葬儀社もいれば、3,000円~5,000円のものを扱う葬儀社もいます。中には引き出物(会葬御礼)を省略する葬儀社もいます。

引き出物と香典返しの意味とちがい

葬式で用意する引き出物の意味

葬儀の引き出物は正式には会葬御礼といい、葬儀に参列していただいた方全員に、来ていただいたことへのお礼の意味を込めてお渡しするものです。引き出物は香典をいただいたかどうかに関係なく、参列していただいた方全員にお渡しします。

葬式で用意する香典返しの意味

参列者からいただく香典には本来、大切な家族を失った遺族の悲しみを慰め、励ますという意味が込められています。参列者からいただいた香典に対して、無事に四十九日の法要が済んだという報告も兼ねて、遺族がお礼として贈るのが香典返しです。

最近では四十九日の法要に渡すのではなく、通夜式や告別式で香典をいただいた方に即日お渡しする即返しが主流となっています。

参列していただいた方全員に渡す引き出物とちがい、香典返しは香典をいただいた方のみに渡します。

引き出物(会葬御礼)と香典返しの値段相場

引き出物(会葬御礼)の値段相場

返礼品の金額に明確な相場はありません。

1,000円~2,000円程度が目安といわれていますが、葬儀社によって引き出物(会葬御礼)に対するとらえかたは大きくちがうので、葬式(葬儀)を運営してもらう葬儀社に聞くのが望ましいです。

香典返しの値段相場

香典返しの相場は頂いた香典の半額のものを贈ると言われていますが、通夜式や告別式に来ていただいた日に香典返しを渡すときは、いただいた金額の半額のものを渡すことはできません。即返しの品(香典返し)は2,500円~5,000円程度のものを用意しておき、高額な香典をいただいたときは後日改めてお礼の品を贈るようにします。

引き出物(会葬御礼)と香典返しで喜ばれるもの

引き出物(会葬御礼)は持ち帰りやすい日用品がよい

引き出物(会葬御礼)は消耗品を選ぶのがマナーですが、実際にもらって喜ばれるものは葬式から持ち帰りやすい品物になります。

ミニタオルや海苔といった小さな箱で持ち帰れる日用品やバックに入れて持ち帰れるプリペイドカードなどが定番となっています。

香典返しは自分で選べるカタログギフトが人気

香典返しは香典(お金)のお返しになるため、香典返しを選ぶ側のセンスが問われます。即返しのため一律でおなじ品物を選ぶとしても、見るからに安すぎるものや日常的に使わないと思われるものを渡してしまうとよい印象をもたれません。

カタログギフトなら通夜式・告別式の当日でも持ち帰りやすく、香典をわたした人が自分で品物を選ぶことができるので満足度が高いです。

引き出物(会葬御礼)と香典返しの渡し方

引き出物(会葬御礼)や香典返しは原則的に通夜式・告別式が終わって参列者が帰るときに渡します。通夜式・告別式が終わった後に会食をおこなうときは会食が終わった時に渡します。最後までいることができず、途中で帰らなくてはいけない参列者の方がいれば、個別に渡します。

熨斗(のし)をかけて渡す

引き出物や香典返しを渡すときは品物だけを渡すのはマナー違反です。のし袋をかけて渡すようにしましょう。葬儀社に依頼して品物を用意してもらったときはすでにのし袋が付いているので自分で用意して付ける必要はありません。

お礼状(会葬礼状)と一緒に渡す

引き出物や香典返しには、通夜式や告別式に参列していただいたことに対するお礼の手紙を添えて渡す必要があります。お礼の手紙といっても、はがきサイズの礼状で葬儀社に依頼すれば定型文を用意してくれます。お礼状(会葬礼状)の相場は50枚セットで3,000円~5,000円程度になります。

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火葬のみの直葬(火葬式)に起きるトラブルと初七日法要の必要性

最近では葬式(葬儀)のやり方が多種多様になっています。その中でも通夜式や告別式、お坊さんを呼んで読経してもらう葬儀式もおこなわず、火葬のみをおこなう直葬(火葬式)をおこなう人が増えています。

直葬(火葬式)は遺族の拘束時間を短くできるため、肉体的・精神的ストレス、経済的負担を大きく抑えることができます。

しかし、葬式(葬儀)のやり方は故人の遺骨を納骨する菩提寺と相談して決めないと納骨させてもらえなかったり、初七日法要をおこなってもらえなかったりするので注意が必要です。

直葬(火葬式)で起きるトラブル

菩提寺ともめる

菩提寺とは先祖の墓や骨を管理してもらうお寺のことです。

葬式(葬儀)をおこなうときは菩提寺のお坊さんに声をかけて、読経してもらったり、戒名をつけてもらったりします。

直葬を選ぶということは、原則的にお坊さんを呼ばないことを意味しますので、菩提寺のお坊さんから理解を得られず、火葬後の納骨を拒否される可能性があります。

トラブルを避けるためにも、なぜ直葬を選んだのかを説明し納得してもらう必要があります。直葬を選んでも戒名料を払えば納骨してもらえる可能性があります。

親族ともめる

直葬は故人との最期の時間をとれない不満から親族の理解が得られないことがあります。また、地域によって葬式に対する考え方がちがうことで、世間体が悪いと思われ反対されることがあります。もめごとを避けるためにもエンディングノートを事前に用意してもらうとよいでしょう。

故人の友人や知人ともめる

直葬は原則的にお別れ会を設けない限りは、友人や知人を呼ぶことはありません。そのため、故人と関係の深かった友人や知人から最期にお別れをしたかったと不満を言われる可能性があります。故人と関係の深かった友人や知人と継続的にお付き合いがあるなら、本当に直葬でおこなうべきか改めて考える必要があります。

葬儀社と料金でもめる

直葬(火葬式)は葬式のやり方の中で最も費用がかからない方法になります。

しかし、葬儀社によってはオプションの数が多く、直葬(火葬式)が終わってからの請求金額が通夜式や告別式をおこなう葬式とほとんど変わらない費用だったというケースもあります。

葬儀社とのトラブルを避けるためにも、見積もりは必ず2社以上とり、内容の確認をしっかりおこないましょう。

直葬は初七日法要はできる?必要?

直葬(火葬式)では火葬だけになるため、原則的にお坊さんを呼んで読経をしてもらったり、戒名をつけてもらったりする宗教行為をおこないません。しかし、火葬をした後の故人の供養についてはおこないたいと考える人も少なくありません。

初七日法要は故人が亡くなってから7日目におこなう、故人を供養するための法要ですが、現在では葬儀と告別式を終えて火葬を終えた直後に初七日法要をおこなうことが多いです。

直葬ではお坊さんを呼ばないことがほとんどなので、初七日法要をおこなうタイミングがお坊さんを呼んだ葬式(葬儀)と少し違います。

初七日法要とは?

故人が亡くなった日から7日目に行う供養のことを初七日法要と言います。仏教では、故人の霊は7日ごとに審判がくだり、極楽浄土へいけるか決まるといわれています。

亡くなってから7日目は、故人の霊が三途の川にたどり着くとされており、三途の川を無事に渡れるように供養をおこなうのが初七日法要の意味になります。

直葬を選んだときは7日目に初七日法要ができる

初七日法要は本来であれば故人が亡くなってから7日目におこないます。しかし、最近では通夜式・告別式・葬儀式・火葬式が終わったあとに、来てもらったお坊さんにそのまま続けて初七日法要をおこなってもらうことが増えています。

しかし直葬では、お坊さんを呼ばないため初七日法要を火葬をした後に続けておこなってもらうことができません。

したがって、本来の初七日法要の考えに沿って、故人が亡くなってから7日目に初七日法要を菩提寺でおこなうことになります。

直葬にお坊さんを呼べば繰り上げて初七日法要ができる

直葬は原則的にお坊さんを呼びませんが、直葬に小さな祭壇を設けて、お坊さんを呼んで読経してもらったり、戒名をつけてもらったりすることはできます。

オプションのため、料金は通夜式をおこなわず、葬儀式と告別式だけおこなう一日葬にかかる費用に近い金額がかかります。

お坊さんを呼ぶ直葬をおこなえば、亡くなってから7日目ではなく、繰り上げ法要として火葬した日に初七日法要をおこなうことができます。

直葬を選んだ人に初七日法要は必要?やるべき?

そもそも直葬を選んだ人は、無宗教であったり、葬式(葬儀)や法要の儀式に対して経済的・時間的・体力的な問題から力を入れることができなかったり、何かしらの考え方や課題を抱えています。

亡くなった方を見送る儀式や行為は大切ですが、儀式や行為そのものが個人に対する想いのあらわれとはかぎりません。

初七日法要はしないが、お墓参りといった先祖供養はきちんとするという考えがあってもおかしくないでしょう。大切なのは故人の冥福を祈る気持ちです。必要と思えばおこなう、必要でないと思うならおこなわないでよいでしょう。

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お通夜とは葬式に行う儀式の1つ|意味や何をするのか流れを解説

お通夜とは葬式(葬儀)でおこなわれる儀式の1つです。原則的に葬式をおこなって1日目におこなわれる儀式がお通夜にあたります。

お通夜は故人と遺族が別れを惜しむ儀式で、昔は夜通しおこなわれたことからお通夜と呼ばれるようになりました。現代では夕方におこなわれ1時間~2時間程度で終わります。

お通夜は親族を中心におこなうことが多かったですが、現代においては、翌日の告別式に参加できない人が参列することも珍しくありません。

この記事ではお通夜をおこなう意味や当日になにをするのかといった流れについて紹介していきます。

お通夜とは

お通夜の意味と由来

お通夜は亡くなった人と最期の夜を過ごす意味としておこなわれる儀式です。お通夜は、一晩中、故人のそばで寝ずに付き添う夜伽(よとぎ)という言葉から由来しています。

現代でも夜伽と同じように、「寝ずの番」といって夜通し線香を灯しつづける風習をおこなっている宗派や地域があります。

お通夜は葬式の中の1つの儀式であるため、通夜式とも呼ばれます。

主に遺族・親族・親しい友人が関係の深い人が夜に集まります。お通夜は故人の霊を悲しみ、遺族をなぐさめる意味があるため、お坊さんを呼んで読経をおこなってもらいます。

宗教によって違うお通夜

神道

神道では、お通夜とは呼ばず、通夜祭や遷霊祭(れいじさい)、御霊移し(みたまうつし)と呼びます。仏教では夜通し故人のそばで過ごすための儀式でしたが、神道では死んだ霊を位牌に移すための儀式になります。

遷霊祭(れいじさい)や御霊移し(みたまうつし)では、玉串奉奠(たまぐしほうてん)という神様にお供えものをする儀式をおこないます。

キリスト教

キリスト教では通夜式や遷霊祭(れいじさい)のような儀式はおこないません。しかし、現代においては日本の習慣にならって通夜の祈りや前夜式という名目で讃美歌や聖歌の斉唱、親睦の説教、献花がおこなわれます。

現代におけるお通夜の意味

お通夜は葬儀式の1つの作法になります。

しかし、現代においては亡くなった人と最期の夜を過ごす時間ととらえる人も多く、お坊さんを呼んで通夜式をおこなわず、葬儀と告別式のおこなわれる日まで家族だけで過ごすというケースが増えています。

お通夜と告別式の違い

お通夜と告別式はそれぞれ儀式の意味がちがいます。

お通夜は故人と縁の深い遺族や親しかった友人に対するなぐさめの意味合いが強く、原則的に亡くなった翌日や葬式をおこなう最初の夜におこなわれます。

告別式は亡くなった人と別れを告げて、参列して頂いた方たちに感謝をする儀式になります。通夜式を終えた翌日の日中におこなわれ、遺族や親しかった友人だけでなく、会社関係者や近所の方など一般の人も参列することができます。

現代においては通夜式よりも多くの関係者とお別れができる告別式の方を重視して葬式をおこなう遺族も増えています。

お通夜(通夜式)ですること・当日の流れ

通夜式の全体スケジュール

通夜式は夕方6時ごろからおこなわれることがほとんどです。親族や親しかった友人を呼ぶため、ほとんどの人が葬儀場で通夜式をおこないます。

通夜式にかかる時間は1時間~2時間程度になります。通夜式が終わった後は、「通夜振る舞い」といって参列者を含めて葬儀会場とは別の場所で会食をおこないます。

  • 参列者の受付をする
  • 参列者の着席後に通夜式を始める
  • 僧侶による読経がおこなれる
  • 遺族と参列者は焼香をする
  • 僧侶による説法がおこなわれる
  • 僧侶の退場後に喪主は挨拶をする
  • 通夜式を終了する
  • 別会場に移動して通夜振る舞いをおこなう

お通夜のマナー(服装・香典・作法)

お通夜に出席する服装

お通夜に出席する服装は男女ともに礼服を選ぶのがベストです。

礼服をもっていないときは男性は柄のない黒いスーツを選びましょう。ネクタイは黒色を選び、ストライプや刺繍が入ったもの、光沢のあるものは使わないようにしましょう。

女性も男性とおなじように柄のない黒いスーツや黒いワンピースを選びましょう。お通夜は肌が見えているとマナー違反になるので、足や肩を必要以上に出さないようにしましょう。

スカートのときは黒いストッキングを着用するとよいです。

香典の持参の仕方と相場

香典は故人にお供えする金品になります。お供えものという意味だけでなく、遺族の葬式(葬儀)の出費を手助けする意味もあります。

お通夜に参列するときは原則的に香典をもっていく必要があります。家族で参列するときは代表者1名が香典をまとめて出すことが多いです。

香典を持参するときは不祝儀袋やご霊前封筒にお金を入れます。キリスト教の前夜式に参列するときは、ご霊前ではなく、お花料と記された封筒に入れないとマナー違反となります。また、香典は封筒をむきだしで持っていくと封筒にシワができたり、水引(装飾されている紐)が崩れてしまうので、袱紗(ふくさ)という四角い布に包んで持っていきます。

香典の相場は友人や知人なら3,000円~2万円、親族なら3万円~10万円が相場になります。参列者の年齢によっても香典の金額が変わります。

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自宅で家族が急死したときに絶対にやってはいけないことと警察との手続き

家族が自宅で亡くなった時と病院や施設で亡くなったときでは、亡くなったときの流れや手続きの内容がまったくちがいます。

自宅で家族が病気や老衰といった自然死以外は警察による検視がおこなわれます。家族が急死したときは遺体を動かしたりすると検視のときに証拠隠滅をうたがわれることがあるので注意が必要です。

自宅で家族が急死したときに絶対にやってはいけないこと、連絡すべき機関について解説していきますので参考にご覧ください。

自宅(家)で家族が亡くなった場合

病気や老衰で亡くなったときは病院(かかりつけ医)に連絡する

亡くなった家族が高齢や持病をもっていて自宅介護者になっているときは、かかりつけ医を決めることがほとんとです。病院に直接連絡する、もしくは救急車を呼んで医師による診断を待ちましょう。

個人で死亡診断をすることはできないので、医師が来て診断をするまではご遺体を動かしたりしないようにしましょう。

突然死もしくは意識不明のときは救急車を呼ぶ

自宅を訪れたら家族が倒れていた、お風呂で倒れていた状況でも突然死とは限りません。突然死ではなく仮死状態で意識不明の可能性もあるので、まずは救急車を呼びましょう。

蘇生できると判断されたときは病院へ救急搬送されます。蘇生が不可能と判断されたときは、死亡扱いとなりますが、自然死でないため検視が必要になるので、警察へ連絡する必要があります。

死亡していたときは警察に連絡する

亡くなった家族と同じ家に住んでいたときは、まずは救急車を呼びます。死亡確認がされた後に警察を呼んで検視をおこなってもらいます。

亡くなった家族と一緒に住んでおらず、亡くなった家族が自宅で急死してから何日経過していたのか分からなくて、すでに腐敗が進んでいる状態のときは救急車ではなく警察を呼びましょう。

なぜ、どのようにして亡くなってしまったのか、警察による検視がおこなわれます。

 

自宅で家族が急死したときに絶対にやってはいけないこと

遺体に触れたり動かしたりする

自宅で家族が亡くなったときは、なぜ、どのように亡くなったのか検視(現場検証)がおこなわれます。

警察による検視がおこなわれる前にご遺体を動かしてしまったり、ご遺体の状態を整えてしまうと不審死であると判断され、家族が疑われてしまう可能性があります。

あらぬ疑いがかけられれば、手続きが長引き故人の状態を整えるまでに時間がかかってしまいます。また、家族の肉体的、精神的ストレスも多大なものとなってしまいます。

ご遺体は腐敗が進むと見るに堪えない姿になってしまうことがありますが、警察の検視が終わるまでは触れないようにしましょう。

自宅で家族が死亡したときの流れと必要な手続き

死亡診断書・死体検案書を発行してもらう

病院で亡くなられた時や自宅から病院へ搬送された後に亡くなられたときは病院から死亡診断書を発行してもらえます。

自宅で亡くなってしまい、警察の検視がおこなわれて持病や老衰(自然死)で亡くなられたと判断されたときは、警察に死亡検案書を発行してもらえます。

死亡診断書と死体検案書はどちらも死亡届としての役割があります。死亡届は役所へ提出して火葬許可証・埋葬許可証をもらうことにくわえて、保険金受け取りの手続き、契約しているサービスの名義変更などの多くの手続きに必要になります。

したがって、死亡診断書・死体検案書をもらったらコピーを5枚~10枚程度とっておきましょう。死亡診断書・死体検案書の再発行には数万円かかる可能性があるので、紛失には注意しましょう。

死亡届を役所に提出する

診断書や死体検案書を発行してもらっても戸籍上では生きている状態になります。そのため、家族が亡くなったら死亡届を役所に提出しに行く必要があります。

死亡届を提出することで火葬許可証・埋葬許可証をもらうことができ、葬式(葬儀)を行うことが可能になります。

死亡届は7日以内に提出しないと戸籍法第137条により5万円以下の過料が科される可能性があります。

 

葬儀社の手配をする

死亡届を提出したら葬式(葬儀)をおこなわなければなりません。

目安として亡くなられてから4日以内で火葬までおこないます。そのため、葬儀社選びは亡くなられた日、もしくは翌日からおこなう必要があります。

葬儀にかかる費用は葬儀社によって大きくちがいます。50万円程度の費用でできる葬儀社もあれば、150万円以上の費用がかかる葬儀社もあります。

葬儀社選びは必ず2社以上の葬儀社から見積もりをとって比較するようにしましょう。

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親が亡くなったらする手続き一覧表と葬儀までの1週間の流れ

親の死は遺族にとって精神的ストレスが大きく、亡くなった後になにをすればよいのか分からなくて混乱する人も多いでしょう。

親が亡くなったら、まずは葬儀を進めるために役所に死亡届を出しに行ったり、葬儀社に連絡したりする必要があります。亡くなってからの流れを分かっていないと、葬儀の手配や相続の流れがスムーズにいかなくなり、かなり苦労します。

また、亡くなってからおこなうべき手続きを忘れてしまうと罰則をうける可能性があるので注意しましょう。

親が亡くなったらする手続き一覧表

1週間以内 亡くなった連絡を関係者に連絡する
1週間以内 死亡診断書または死体検案書を役所に届ける
1週間以内 遺言書の確認と検認手続きをする
1週間以内 エンディングノートを確認する
1週間以内 葬儀社への連絡と選定をする
1週間以内 火葬許可証を取得する
2週間以内 世帯主の変更届をする
2週間以内 国民健康保険資格喪失届を役所で手続きする
2週間以内 公共サービスの名義変更や利用停止をする
2週間以内 年金の給付停止手続きをする

 

親が亡くなってから葬儀までの1週間

亡くなった連絡を関係者に連絡する

親が亡くなったら、亡くなったことを家族や親族に伝えましょう。亡くなってから1週間以内に役所の手続きや葬儀の手配をおこなう必要があって、会社を休まなくてはいけないので、務めている会社にも伝えるようにしましょう。

友人や知人、親の務めていた会社関係者には葬式の日程や場所が決まったら連絡するようにしましょう。連絡する相手に漏れがないように年賀状やスマホの連絡先を確認して、事前に連絡リストを作っておくとよいです。

死亡診断書または死体検案書を役所に届ける

親が亡くなった場所が、病院や施設なら医師による死亡診断書を病院から発行してもらう必要があります。自宅で亡くなったときは、かかりつけ医に連絡し死亡確認をした後に、警察に連絡し、死体検案書を発行してもらいます。

死亡診断書・死体検案書が死亡届になります。

受け取った死亡届は戸籍法によって7日以内に役所へ届ける必要があります。死亡届を役所に届け出ないと火葬許可証や埋葬許可証が受け取れず、火葬と埋葬をすることができません。また、死亡届を役所に届けないと5万円以下の過料(罰則)が発生する可能性があります。

死亡届は、死亡保険金の請求、年金関連の手続きなど多くの手続きに必要になります。再発行には3万円~10万円程度かかるので、医師や警察から死亡届をもらったときに5枚~10枚程コピーをしておくことをおすすめします。

 

遺言書の確認と検認手続きをする

親が亡くなったら相続の問題が起きないように遺言書の確認をしておく必要があります。

自筆の遺言書をすでに受け取っているときは、遺言書の偽造や改変を防止するために家庭裁判所へ遺言書を持っていき、検認の手続きをしてもらう必要があります。遺言書をうけとっていないときは自宅の中をさがす必要があります。

遺言書がないときは被相続人同士で相続について話し合う必要があります。

エンディングノートを確認する

エンディングノートとは故人が生前に家族や相続人に対して、伝えておくべき手続き内容や葬儀、お墓に関するお願いが記されているノートです。

エンディングノートが用意されているときは、故人の意向にそった葬儀をおこなったり、お墓に埋葬するのが望ましいです。

エンディングノートは遺族に対するお願いやメッセージが記されていることがほとんどですが、法的効力が一切ないので遺言扱いにはなりません。

葬儀社への連絡と選定をする

親が亡くなったらすぐに葬儀社を決める必要があります。原則的にご遺体は腐敗が進むため長期間保管しておくことができません。また、安置するのにも維持費がかかります。

目安として亡くなられてから4日以内で火葬までおこないます。そのため、葬儀社選びは亡くなられた日、もしくは翌日からおこなう必要があります。

葬儀にかかる費用は葬儀社によって大きくちがいます。50万円程度の費用でできる葬儀社もあれば、150万円以上の費用がかかる葬儀社もあります。

葬儀社選びは必ず2社以上の葬儀社から見積もりをとって比較するようにしましょう。

火葬許可証を取得する

葬式(葬儀)をおこなうためには火葬許可証が必要になります。死亡届を役所に届けているときはすでに火葬許可証を取得していると思いますが、死亡届を届けていないときは葬儀社が決まったタイミングで役所へ届けにいきましょう。

火葬許可証は葬儀社が代行しておこなってくれることもあります。

親が亡くなってから2週間以内にすること

世帯主の変更届をする

親が亡くなったときは世帯主を変更しなければならないケースがあります。世帯主の変更は亡くなってから14日以内に役所でおこなう必要があります。

14日以内に世帯主の変更をおこなわないと5万円以下の過料(罰則)が発生する可能性があります。

世帯主の変更が必要なケース

  • 世帯に残っているのが15歳以上の配偶者と15歳以上の子供をあわせて2人以上の場合
  • 世帯に残っているのが15歳以上の子供だけで2人以上の場合

世帯主の変更が不要なケース

  • 世帯に誰も残らない場合
  • 世帯に残るのが一人の場合
  • 世帯に残るのが15歳以上の配偶者と15歳未満の子供の場合

国民健康保険資格喪失届を役所で手続きする

亡くなった親の国民健康保険証は亡くなった翌日から資格を失います。

亡くなった親が世帯主だったときは、世帯主の保険証を返却して家族の国民健康保険証の世帯主を新しい世帯主に書き換える手続きが必要になります。

亡くなった親の国民健康保険資格喪失届の手続きと合わせて、家族の保険証の書き換えもおこないましょう。

届出期間は14日以内ですが、14日を過ぎても手続きをおこなうことができます。また、過料などはありません。しかし、家族の健康保険証の書き換えをしないと使えなくなる可能性があるので早急に対応する必要があります。

また、故人が国民健康保険に加入していれば自治体から葬祭費や埋葬費として3万円~7万円の給付金を受け取ることができます。国民健康保険資格喪失届と合わせて給付金制度の手続きをおこなうことをおすすめします。

公共サービスの名義変更や利用停止をする

亡くなった親の名義で公共サービス(電気・ガス・水道)を契約していて、同じ家に相続人が住んでいるときは、契約者の名義変更をする必要があります。

亡くなってからすぐに故人の口座は凍結されるため、引き落としはおこなわれません。代わりに請求書が届くので、支払いのタイミングで公共サービスに連絡して名義変更をおこないましょう。

亡くなった親と同居しておらず、その家に誰も住んでいないときは公共サービスは誰も使っていなくても基本料金が発生してしまいます。したがって、公共サービスの利用停止(解約)の手続きをする必要があります。

年金の給付停止手続きをする

亡くなった親が年金を受給していたときは、国民年金の場合は14日以内、厚生年金の場合は10日以内に年金事務所で給付停止手続きをおこなう必要があります。

年金の給付停止手続きをおこなわず、受け取り続けると不正受給とみなされて刑事罰に問われることがあります。国民年金法では3年以下の懲役または100万円以下の罰金になるので早急に停止手続きをおこないましょう。

ただし、亡くなった親がマイナンバー登録をしていたときは、給付停止手続きをする必要がありません。また、亡くなった月分の年金は遺族が受け取ることができるので不正自給にはなりません。