冥土の意味とは?冥土とは何か、解説いたします

最終更新日: 2021年02月01日

冥土とは

読み方 めいど

別名 冥途 冥界 冥府 あの世

死者の霊魂の行く世界のことです。
あの世とも言います。
地獄・餓鬼・畜生の三悪道のことを指します。
古来、中国で用いられ、また日本神話・古神道・神道でも用いられ、さらに旧約聖書の中のSheolというヘブライ語の訳語としても使用される用語です。

冥土と冥途

冥土と冥途は、字は違いますが同じ意味であると捉えられています。
ただ、「途」という字は「通り道」を指し、「土」とは根ざした物や場所という意味合いから考えて、
・冥土:死後の世界そのもの。
・冥途:死後の世界へ続く道。
という違いがあるとも言えます。

冥土にも種類や意味があります

冥土の中でも特に悪い霊魂が行き着く場所として、3つの種類がありますのでご紹介します。

1:地獄

まず1つめは「地獄」です。
生きている内に悪行を為した者の霊魂が、死後に送られ罰を受けるとされる世界です。
例えば仏教では、閻魔の審判を受け、それに基づき厳しい責め苦を受けるとされています。

2:餓鬼

2つめは「餓鬼」です。
こちらは、生きている時に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされています。
又仏教の世界では、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界だといわれています。
餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされることがないとされています。

3:畜生

そして3つめは「畜生」です。
大きく言うと、神や人間以外に生まれた生物のことをいいますが、冥土の中においての畜生は、苦しみは多いが楽しい事は少なく、性質無智で、ただ食・淫・眠の感情のみが強情で、父母兄弟の区別もなく互いに残害する人間以外の禽獣虫魚などの生類のことを指します。

類語やまとめ

冥土には「冥途 冥界 冥府 あの世」などの類語があります。
いずれにおいても、「この世で悪行を働いた者が罪や罰を背負って行く場所」という意味や解釈が多いですね。
死後に安らかな地へ行けるよう、善い行いをするよう心がけて日々を生きていきましょう!

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