六道の意味とは?六道とは何か、解説いたします

最終更新日: 2017年02月04日

六道とは

読み方 りくどう

別名 六道(ろくどう)

仏教上の用語で、迷っている者が輪廻(何度も転生し生まれ変わること、またはその思想)するという世界の事です。
俗に○○道や○○界という風に呼ばれ、6つの種類があります。
また法華経等の別宗ではさらに数が増えたりと宗派ごとに差異が有ります。

六道りんね(輪廻)とは

言葉の通り、六道を巡り廻ることで仏教上では六道とは死後に赴く世界の事ではなく心の在り方(状態)とされています。
それぞれ天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道と呼ばれています。
このうち畜生、餓鬼、地獄の3つを三悪趣(三途)、残りの天、人間、修羅を三善趣と呼ぶ場合もあります。

六観音について

六道にはそれぞれが観音菩薩の導きで救われるという信仰があり、各道に対応した観音を6観音と呼びます。
(人間道のみ真言宗系と天台宗系で対応する観音が異なるため、それを含め7観音と呼ぶところもあります)
各道の観音は次の通り【真言宗系(天台宗系)で記載】です。
天道:如意輪観音、人間道:准胝観音(不空羂索観音)、修羅道:十一面観音、畜生道:馬頭観音、餓鬼道:千手観音、地獄道:聖観音となります。

十界とは

天台宗系の教義に於いて、人の心の境地を10種に分けたもので、先の六道(ここでは○○界と故障します)に新たに4つ、声聞(しょうもん)界、縁覚(えんがく)界、菩薩界、仏界を加えます。
声聞とは仏法ないし学問を学んでいる状態、縁覚とは自己の内面に於いて自意識的な悟りに至った状態を指し、菩薩は仏の使いとして行動する状態、仏界は悟りを開いている状態を指します。

関連する記事

関連する記事

  • 仏教では死後の世界はいったいどのようなもの?死生観を解説のサムネイル画像
    仏教では死後の世界はいったいどのようなもの?死生観を解説

    仏教はインドから伝わりました。インドは輪廻転生を信じる国であり、この輪廻転生を断ち切るのが本来の仏教の目的でした。この死後観が、中国を経由して日本に伝わると、中国の道教思想を受けた日本特有の死後観が成立しました。今回は、日本特有の死後観を見ていきます。

  • お盆のお供えものの意味をご存知ですか?おすすめのお供え物も紹介!のサムネイル画像
    お盆のお供えものの意味をご存知ですか?おすすめのお供え物も紹介!

    お盆になるとご先祖様に食べ物やお花をお供え物します。お供え物を飾ることは知っていても、なぜ飾るのかという本来の意味を知っている人は少ないのではないでしょうか?今回はお盆にお供えする代表的なものと飾る意味、また処分方法を紹介します。

  • 法華経は正しくは「妙法蓮華経」というお経です。のサムネイル画像
    法華経は正しくは「妙法蓮華経」というお経です。

    法華経といえば「日蓮」と頭に浮かぶほど、法華経といえば「日蓮」を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、法華経すなわち「妙法蓮華経」はお釈迦様が説かれたお経です。南無妙法蓮華経のお題目は、日蓮宗の日蓮によって知られるようになり、日蓮宗で唱えられているお経です。

  • 真言宗の弘法大師空海が唐から持ち帰ったとされるお経とは?のサムネイル画像
    真言宗の弘法大師空海が唐から持ち帰ったとされるお経とは?

    真言宗・高野山といえば、弘法大師空海で有名なお山です。平安時代に、時を同じくして「比叡山の最澄」と当時の中国の唐の時代に海を渡り、僅かな年月で「真言密教」の全てのお経を持ち帰ったとされる天才僧の空海。その空海が持ち帰ったとされる真言宗のお経とは?

  • 苦しみに溢れる世界?六道輪廻の思想についてご紹介します!のサムネイル画像
    苦しみに溢れる世界?六道輪廻の思想についてご紹介します!

    「六道輪廻」という言葉を聞いたことはあるけれど、その意味を詳しく知らない、という方も多いのではないでしょうか?そんな人のために、今回「終活ねっと」では、「六道輪廻」の思想について徹底解説していきます!

よく読まれている用語

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連用語

よく読まれている用語

関連する記事