お盆には何をお供えすればいい?お供えのマナーやお返しの方法も解説

お盆は夏の風物詩です。お盆の時期になると、実家だけではなくお供えを用意してご親戚のお宅を訪問される方も多いでしょう。今後も良い関係を続けていくにあたってお盆のご挨拶というのは欠かせません。そこで今回はお盆のお供えのマナーやお返しの方法について解説します。

目次

  1. お盆には何をお供えする?
  2. お盆のお供えの意味
  3. お盆のお供えの金額相場とは?
  4. お盆のお供え物の選び方
  5. お盆のお供えにおすすめの品物
  6. お供えを包む熨斗(のし)紙のマナー
  7. お盆のお供えの渡し方
  8. お盆のお供えのお返しは必要?
  9. お盆のお供えに関するまとめ

お盆には何をお供えする?

仏壇

お盆は8月15を中心に行われます。
お盆に帰省した時にご親戚の方や知人のお宅を訪問し、御仏前に手を合わせて供養します。

このとき、お供え物を送る際にどういったものを用意すればよいのか、いつお渡ししたらよいのか迷ってしまったことはないでしょうか。

お供え物にはのし紙をつけますが、その表書きの書き方や、水引きの色はどういったものを選んだらよいのかご存じですか。

そこで今回終活ねっとではお盆のお供えについて、

  • お盆にお供えすることにはどの様な意味があるのか
  • お供えものはいつからいつまでお供えしておくのがよいか
  • お供えものに現金をお渡しする場合の金額の相場はどのくらいか
  • お盆のお供えものにはどういったものを選べばよいのか
  • お盆のお供えものののし紙の書き方と水引の選び方は
  • お供えものののし紙のかけ方と種類について
  • お供えものの渡し方とお返しのマナーについて

これらのことを中心に詳しく解説していきます。
お供え物は誰から送られたものなのか分からなければいけません。

お供え物をお渡しするときにもマナーがあり、お供えするために受け取る方が困ってしまわないよう心遣いが大切です。
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お盆のお供えの意味

仏壇

お盆にお供えするものにはどういった意味が込められているのかご存じでしょうか。

お盆の時期はあの世からご先祖様の霊が家に帰ってくる期間といわれています。
そのため、ご先祖様のために故人が生前好きだったものを用意しておもてなしをします。

お盆期間中はご先祖さまが無事家まで辿り着けるよういろいろなものが供えられ、ご親戚や知人が集まり、手厚く供養を行います。

いつからいつまでお供えするの?

お盆の時期は地域によって異なりますが、8月15日を基準として 13日から16日に行うのが一般的です。
そのため、この期間中はお花やお線香を、お供え物が途切れないようにする必要があります。

例えばお花や生ものなどは、枯れてきたり傷む前にすぐ取り換えるようにしましょう。
日持ちのするものは取り換える必要がありません。

初盆とは?

初盆とは、関東では新盆とも呼び、故人が亡くなられてから初めて迎えるお盆のことを言います。
四十九日の法要をおいてから初めて迎えるお盆となりますので、また四十九日を迎えていない場合には、翌年のお盆が初盆となります。
供養のため精霊棚とよばれる祭壇を作ったり、盆棚を飾りつけ、ご先祖さまをお迎えします。

その宗派によって飾り付けなどの方法は異なりますが、初盆は遺族にとっても故人にとっても初めてのお盆になりますので、なるべく多くのお供え物や飾り付けをして、盛大に行われるのが一般的です。

お盆のお供えの金額相場とは?

葬儀

お盆のお供え物としてお菓子や果物など、何か品物を用意する場合は3千円~5千円が相場です。
お供え物にお線香代やお花代として現金を贈る場合も、お品物を贈るときと同じく3千円~5千円を目安にしましょう。

また、故人が初めて迎える初盆の場合には、金額の相場が異なります。
初盆の場合の相場はだ会いたい1万円程度と考えておきましょう。

とはいえ、お盆のお供えは故人をお迎えするために贈られます。
あまり金額にとらわれすぎることなく、故人を偲びご冥福を願う気持ちを大切にしましょう。

お盆のお供え物の選び方

困った人々

お盆で用意するお供え物は、家にお帰りになるご先祖様の例を変え、おもてなしをするためにささげられます。

一度お供えしたものは、お下がりとしてお盆に集まった皆さんで食べることにより供養をします。

お供えは何よりもまず故人のために用意するものですので、故人が生前好きだったものを選ぶこともありますが、後で皆さんで食べることを考えて、分けやすいものを選ぶとよいでしょう。

それ以外にはどんなことに注意してお供え物を選んだらよいのでしょうか。
以下のことを参考にしてみてください。

消えもの

お盆もまた不祝儀におこなわれる行事の一つですので、後に残らないよう、使えば消えてなくなるものを選びます。

お盆では、「四足のもの」、「生臭いもの」は避けなければならないため、肉や魚を選ぶことはできません。
昔はお酒も禁じられていましたが、現在ではお酒をお供え物としてささげても問題はありません。

日持ちするもの

お盆は夏場に行われものですので、お供え物にはなるべく傷みにくいものを選びましょう。

定番のものとしては、飲み物や乾物のほか、おせんべいやクッキー、羊羹といったお菓子をお供えするのが一般的です。
飲み物であればお茶やコーヒーのほか、ジュースの詰め合わせなど、乾物をお供えするのであれば、そうめんや海苔を選ぶと良いでしょう。

地域によっては、法要後にお供え物を分け合うこともありますので、持ち帰りやすいよう小分けにされているものがおすすめです。

故人が好きだったもの

お盆のお供えは故人が生前好きだったものも多く選ばれます。
とはいえ、仏教では折衝を連想させるものはお供えすることができません。
そのため、いくら故人が好きだったものであっても、肉や魚をお供えすることはできませんので、ニラやニンニクなどのにおいのきついものも避けましょう。

あまり神経質になる必要はありませんが、生ものや縁起の悪いものは選ばない方が無難です。
また、故人が生前愛用していた日用品などもおすすめしません。

特に亡くなってまだ間もない初盆では、残されたご遺族のお気持ちにも配慮することが大切です。

お盆のお供えにおすすめの品物

仏壇

お盆ではお仏前にお供え物をするのがマナーとはいえ、どんなお品物を用意すればよいのでしょうか。

お供え物の相場の金額も踏まえつつ、となると、何を選んだらよいのか迷ってしまいます。
昔は水菓子や羊羹といった生菓子が選ばれていましたが、最近ではお店行けば焼き菓子などの洋菓子がお供え用として多種多様に用意されています。

例えば「肉や魚といった、殺生につながるものは贈ってはいけない」など、気を付けるべきことを覚えておけば、お供え物を選ぶときにもそれほど頭を悩ます心配がありません。

お菓子のほか、お供え物にはどういったものが選ばれ、どういった点に注意したらよいかについて説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

お菓子

お供え物にお菓子を選ぶ場合には、「小分けにできるもの」ということのほか、「すぐに食べられるもの」を選ぶとよいでしょう。

盆菓子とよばれる落雁などの砂糖菓子がありますが、後で身内の方が食べられるよう、クッキーなどの焼き菓子や羊羹、ゼリーといった日持ちのするものを選ぶとよいでしょう。

また、お盆のお供えですので、赤や黄色といった派手な色のものは避けておきましょう。

果物

果物をお供えするときにも、「奇数にする」といったマナーがあります。
故人の好きだったものお供えするのが一番ではありますが、バナナやイチゴといった日持ちのしないものはおすすめできません。

「早めに食べてください」と一言添えておきましょう。
おすすめの果物はリンゴやナシのような腐りにくい固い実のもの、またはパイナップルやメロン、スイカといった季節の果物がおすすめです。

ただし、桃はトゲがあるためお盆のお供え物としてふさわしくありません。

野菜

お墓やお仏壇の前にキュウリとなすが飾られているのを見かけたことはないでしょうか。
これは東日本によく見られる風習で、キュウリとなすを牛や馬に見立てて飾られます。

なぜキュウリとなすを飾るのかというと、お盆の時期にはこの「精霊馬」にのって仏様がお帰りになると考えられているためです。

キュウリを使ったものが馬、ナスを使ったものが牛になります。
馬は足が速く牛は歩みが遅いため、家にお戻りになるときには馬に乗り、あの世お帰りになるときにはなるべくゆっくりお帰りになられるよう、名残惜しいという気持ちを込めて馬に乗せてお帰りいただきます。

キュウリとなすが使われている理由は、夏は収穫の時期でもあり神さまに夏の収穫を感謝するために用いられたといわれています。

ナスやキュウリのほかには、お盆の時期に収穫できるトウモロコシやトマトなど、新鮮な野菜をお供えするのが一般的です。

料理

お盆ではご先祖さまがお召し上がりになるお膳が備えられます。
これは故人が生前好きだったものお供えてかまいませんが、生ものを備えないということと、一汁五菜お供えすることが一般的とされています。

ただし、食器の並べ方には決まりがあります。
お仏壇側にお箸、その前の左側にご飯を入れる「親椀」、右側に汁物を入れる「汁椀」、奥の方には左側に「平椀」とよばれる煮物、右側に「壺椀」とよばれる和え物をいれる器が配置されます。
中心には「腰高」とよばれる漬物を入れる小さいお皿を配置しましょう。

お花

お盆ではお供えにお花を飾りますが、あまり香りの強い花は捧げものとしてふさわしくありません。
お盆は不祝儀におこなわれる行事の一つですが、花の場合は黒いものを選ばないようにしましょう。

また、トゲのある花や毒をもつ花、つる性の花のお供え物には選びませんので、花粉の多いユリやとげのあるバラといったお花を選ばないようにしましょう。
また、縁起が悪いとされている花も多くありますので注意しておきましょう。

例えば、大きな花が美しい椿ですが、これは花が枯れるときに花が根元からぽとりと落ちる姿が、首が落ちる姿に似ていることから縁起が悪いとされています。

お盆のお供えに花を飾るときはその数にも注意しておきましょう。
花の数は3本が5本、7本にそろえるのが一般的です。
お祝い事では奇数のものがよいとされていて、縁起の悪いものを避けるお盆では、お供えするお花も奇数でそろえるのがマナーです。

お仏壇にお供えする花は、左右に飾りますので二束用意することも忘れてはいけません。

お線香

お盆では毎日お線香をたきますので、お供え物にお線香を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
最近では、お花の香りがするものなど、いろいろな種類のお線香がお盆の贈答品として販売されていますので、故人の好きな香りのものを選んでもよいでしょう。

ただし、お線香はあまり多くいただいても受け取られた方が困ってしまいます。
ほかの方々と重ならないよう、何を送るのかについてほかの参列者に確認をとると良いでしょう。

灯燭

お盆中は仏壇を明るくしご先祖さまをお迎えします。
灯燭はろうそくの明かりをともすためのものです。
お仏壇にお線香を上げるときに必要なものですので、お線香やろうそくと一緒にお供えすると良いでしょう。

お盆に供えられる水を「閼伽水」と呼びます。
これは、ご先祖様の霊を供養されるために捧げられるものですが、そのほかにも「穢れ」をはらう水として盆棚に捧げられます。
閼伽水の側に 5、6本に束ねられたミソハギの花が添えられることもありますので、その土地の慣わしに従いましょう。

お金

お供え物は香典と同じ意味をもちますので、お金を送ってもかまいません。
その場合は、受け取られる方の負担にならないよう心がけましょう。

「御供物料」としてお金をお供えするときの相場は3千円から5千円、初盆では 1万円程度お包みするのが一般的です。

お供え物と一緒にお金を贈るときには、御供物料を5千円、お供え物を3千円から 5千円程度のものを選ぶとよいでしょう。

お供えを包む熨斗(のし)紙のマナー

葬儀

のし紙がない状態でお品物をお渡しするということは、そのままむきだしの状態でお渡ししているのと同じことです。
そのため、お盆で用意するお供え物についても、必ずのし紙をつけてお渡しするようにしましょう。

のしとは、本来「のし」と「水引」が描かれた奉書紙のことを言います。
「のし」でも十分意味が通じるため、掛け紙ことをのしと勘違いされている方も多いのではないでしょうか。

そこで次にお盆でののしのかけ方や種類についてご説明しましょう。

のしの書き方

お盆にお供えをすることになり、お店に行ったときにどういったのしにするか、表書きには何と書くかについて聞かれ、困ってしまったことはないでしょうか。

普段生活する上でのしを使う機会はめったにありません。
そのため、のしの選び方やどう書いたらよいかについて分からず悩んでしまいますよね。

仏事では四十九日までは表書きに薄墨を使って書くのがマナーです。
お住まいの地域によって考え方は多少異なるものの、一般的にはお盆のお供え物に掛けるのしに薄墨は用いません

表書きの書き方

お供え物を表書きは、亡くなられた日や宗派により書き方が異なります。
表書きには、「御仏前」または「御供物料」と書くのが一般的ですが、「御供」は宗派や命日にかかわらず使うことができる言葉です。

名前の書き方

のしには表書きの他に贈り主の名前を書きます。
お供え物の表書きに名前を書くときには、特に薄墨で書く必要はありません。
文具店やコンビニでも購入できる筆ペンを使い、フルネームで書きましょう。

ご夫婦の連名の場合には、水引きを中心とした下中央部分にご主人のお名前をフルネームで書き、そのあとで左横に奥様のお名前だけを書きいれます。

水引の選び方

水引にも種類があり、弔事に使われるものと慶事に使われるものとに分けられています。
お盆は、仏事の一つになりますので、「黒白」のものか「双銀」のものを使うのが一般的です。

ただし、関西方面では「黄白」の水引を使うことが多く地域によって異なりますので、可能であればその地域にお住まいの方に確認を取りましょう。

水引の色

お供え物には「黒白」の水引を使うのが一般的です。
関西方面など地域によっては「黄白」や「青白」の水引が使われることもあります。
「青白」の水引は、昔は弔事や仏事に使われていましたが、最近ではあまり使われることがありません。

また、関東では三周忌までは「黄白」の水引を使ってはいけないとされていますので、分からなければその土地の方や葬儀社の方に相談してみましょう。

水引の結い方

お盆のお供え物の水引は、「結びきり」のものを選びます。
「結びきり」の水引は、一度結ぶと硬くほどけないことから弔事やご結婚など、2度と繰り返さないよう願って選ばれるものです。

水引の本数

水引は3本、5本、7本、10本のものに分けられています。
これは人の手の指を表しているといい、基本的には奇数のものを使います。

水引の数は本数が多く長ければ長いほど格が上とされていますが、お盆のお供え物には5本の水引のものを使うのが一般的です。

のしの掛け方

のし紙は、水引が印刷されてある「かけ紙」のことをいい、贈答品を送るときに使われます。
種類によっては、はじめから表書きが印刷されてあるものもあり、お盆では「のし」とよばれる模様が印刷されているものは使うことができません。

また、のしのかけ方には2種類のものがあり、「内のし」と「外のし」に分けられ、それぞれに意味があります。

のしのかけ方については、「絶対にこうしなければならない」という厳密な決まりごとはありませんが、不安ないようであれば、お供え物を購入する際にお店の方に相談すると良いでしょう。

のし紙は、その状況や贈る相手によって変わりますので、これを機会に覚えておきましょう。

内のし

内のしは、品物を包む包装紙の内側にかけるのし紙のかけ方です。
お盆の法要に出席できなかった方の場合は、お供えのみを郵送にすることがありますが、内のしはこの場合に使うのしのかけ方です。

外のし

「外のし」は包装紙の外側にかけるのし紙のかけ方です。
これは、直接お伺いしてお供え物を手渡しにする場合に使われるのし紙のかけ方になります。

お盆のお供えの渡し方

葬儀

お盆のお供え物はご先祖様や仏さまに対してお渡しするものです。
そのため、仏前にただ置いてしまうのではマナー違反になってしまいます。

お家にあがらせてもらう時やお渡しする際には一言あいさつを述べてからお渡しするのがマナーです。
お盆のお供え物の渡し方についてパターン別に詳しく解説していきます。

直接渡す場合

まず、直接お宅に伺ってお供え物をお渡しする方法からご説明しましょう。

現金をお供えするのであれば袱紗に包み、お品物であれば風呂敷に包んでからご仏前で袱紗、または風呂敷から取り出します。
その後で、ご仏前に手を合わせ、お参りをしましょう。

また、お供え物はおき方にもマナーがあります。
お供え物をご自分でご仏前におくときには、ほかの方がすでにお供え物を置いている場合があります。
その時には、上に積みあげることはせず、空いている場所に置くようにして下さい。
相手の方に手渡しされる場合には、風呂敷から取り出した後、片手ではなく必ず両手を添えてお渡ししましょう。

お供え物は相手の方からみて正面を向けて差し出し、お仏壇にあげるときには、お参りする方から見て正面に供えます。

渡すタイミング

お盆のお供えを用意したものの、いつお供え物をお渡しするのかについて迷ってしまいますよね。
これは基本的にお仏壇に手を合わせる前にお渡しするのが基本です。

まずおうちにお伺いした時にお盆のお参りに伺ったということを伝え、施主の方にお渡しするか中に入れて頂いた後で、お仏壇の前に手を合わせて一礼した後、お供え物をその前におきましょう。

施主に挨拶してから渡す

お供え物は施主の方にお渡しします。
お供え物をお渡しするときに何も言わずにただ渡すのでは、受け取った方も不愉快ですよね。
その際には必ず一言あいさつを述べてから相手の方にお供え物をお渡しして下さい。

まずお宅に到着したら、玄関先またはお仏壇の前で一言述べ、そのあとで「どうぞお供えものをご仏前へお供えください」と挨拶をしましょう。

「一つ一つ断りを入れるなんて」と考えてしまうかもしれませんが、この一言があるかないかで受け取る方の気持ちも変わります。
せっかくお供え物を用意するのですから、しっかりとマナーを守りましょう。

お供えを郵送する場合

直接お宅にお伺いできないときには、お供え物を郵送にしてもかまいません。

では、お供え物はいつまでに送ると良いのでしょうか。
お盆の時期は大体8月13日から 8月16日というのが一般的です。
13日のお盆の入りか、遅くともその次の日までには届くようにしましょう。

ですが、なかなか時間がとれないという方もいらっしゃるでしょう。
その場合には、お盆の入りの前日までには先方に届くようにしておけば大丈夫です。

関東方面の一部地域では、7月13日から 16日にお盆が行われるところもありますので注意しましょう。

お供えはいつ送る?

お供え物を郵送するとき、その日までに届くかどうか心配ですよね。
お供え物を郵送にするのであれば、だいたい8月10日前後に送っておけばお盆の意味には間に合います。

ただし、送り先まで距離がある方の場合は、お盆の入りの2日から3日前には届くようにしておいた方がよいでしょう。

メッセージを付けると丁寧

手渡しにするときも同様ですが、お供え物だけが届くと何だかぶっきらぼうな印象を受けてしまいます。
そんな時は、故人を偲ぶメッセージを添えてお供え物を送りましょう。

メッセージは、メッセージカードでもお手紙に書いてもかまいません。
短い文章でもかまいませんので、お伺いできない失礼を謝罪することと、相手の方の健康を祈る内容を書きましょう。

お盆のお供えのお返しは必要?

困った人々

お盆の時期にお供えを持参した経験はあっても、いざご自分がお返しをする立場になってみると、どうするべきなのか困ってしまいますよね。

普段から付き合いのあるご親戚の場合など、お返しはいらないとお話しをされる方もいらっしゃいますが、お供えをいただいた時にはお返しはした方がよいでしょう。

お供え物は故人を供養するためにくださっているものですので、相手の方のご厚意にはきちんと感謝の気持ちを示さなければいけません。
お供え物をいただいた時には、遅くともお盆が終わってから 1週間から2週間の間にお返しをしましょう。

お返しにふさわしいもの

お返しは何を贈ってもよいというわけではなく、使えばなくなる消耗品がベストです。

例えば、調味料や洗剤などは毎日使うものですので人気が高く、受け取った方も困ってしまうことがありません。
また、暑い夏の時期にふさわしく、そうめんやゼリー、水ようかんなども多く選ばれています。

お返しののしのマナー

お供え物のお返しをする場合にものし紙をかけます。
返礼品をお渡しする場合は、「内のし」と「外のし」のどちらを選んでも構いませんが、一般的には内のしにする方が多いです。
弔事は慶事とは異なり、大々的に行うものではありませんので、控えめに内のしをかけておきましょう。

返礼品を郵送にする場合も、内のしをかけてもらいます。
お盆のお返しには、「志」または「粗供養」と書き、初盆や新盆であれば、「初盆」「初盆志」「新盆志」と書く場合もあります。

お返しの場合にも、表書きの下にお名前を書きますが、お返しの場合は「○○家」など、名字のみでかまいません。

お盆のお供えに関するまとめ

仏壇

いかがでしたか?
お盆のお供えにはどういったものが選ばれているかお分かりいただけたでしょうか。

今回終活ねっとでは

  • お盆では8月15日を基準として 13日から16日までお供えをし、この期間中はお花やお線香を、お供え物が途切れないようにすること
  • お菓子や果物などの品物を用意する場合や現金をお渡しする場合には3千円~5千円を目安とし、お供えものと一緒にお金を贈るときには、御供物料を5千円、お供え物は3千円から 5千円程度のものを選ぶこと
  • お盆のお供え物にはどういったものを選べばよいのかお盆のお供え物には生もの以外で故人が好きだったものやお茶やお菓子といった「消えもの」を選ぶこと
  • 表書きを書くときには薄墨は使わず、「御仏前」や「御供物料」と書くのが一般的であるということ
  • 水引は「黒白」のものか「双銀」の結びきりのものを選び、水引の本数は奇数にすること
  • お供え物は袱紗や風呂敷に包んでから持参し、お家の中にあがらせてもらう前施主に挨拶してからお渡しし、御仏前に手を合わせることも忘れないこと
  • お家にお伺いした時にはお盆のお参りに伺ったということを伝えてから施主の方にお渡しし、郵送にする場合には13日のお盆の入りか、遅くともその次の日までには届くようする

せっかくご家族やご親戚が集まるお盆ですので、お供えにはご先祖にもみなさまにも喜んでいただきたいものですよね。

お供えを用意するときには故人を思う気持ちも大切ですが、心配りが感じられるお供え物は送られた方もよりうれしく思います。

お盆のお供え物を用意するときにはマナーを守り、相手に負担にならない程度にできる範囲でお供えするのがよいでしょう。

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