お彼岸のお供え物は?金額相場や熨斗(のし)の表書きについても解説

お彼岸のお供え物は?金額相場や熨斗(のし)の表書きについても解説

お彼岸にお供え物をするのは、日本特有の文化です。しかし、お彼岸にお供え物をするにはどのような準備が必要になるのかは、あまり知られていません。そこで今回は、お彼岸のお供え物について、金額の相場や熨斗(のし)の事柄に触れながらお伝えしたいと思います。

2019-11-07

お彼岸のお供えについて

お墓

お彼岸のお供え物は、お花やお菓子などの準備だけで良いかなと曖昧になってしまいがちです。
もし、お彼岸のお供え物などを一人で準備する場合、どのようにすれば良いのか分かりませんよね。
お彼岸のお供え物はどんなものが良いのか、など細かいことを挙げればきりがありません。

そこで、今回の終活ねっとでは、お彼岸のお供え物について解説していきます。

  • お彼岸とはどのような行事なのか?

  • お彼岸のお供え物とは?

  • お彼岸のお供え物のお返しは、どのようなものがあるのか?

  • お彼岸のお供え物の熨斗(のし)はどうすればよいのか?

  • お彼岸のお供え物は、いつから準備するのか?

  • お彼岸のお供えするお花には、どのような注意点があるのか?

上記のように、各項目に分けて説明させていただきます。
とても役に立つ情報なので、興味のある方はぜひ最後までお読みください。

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お彼岸とは

お墓

彼岸という言葉の意味は、真言宗、曹洞宗、浄土宗などの仏教で仏様の住む世界を表しています。
お彼岸は、春と秋の年に2回あります。
お彼岸の期間は春分の日、秋分の日を中日(中心の日)として、前後3日の計7日間です。

お彼岸には、仏教では「この世とあの世の世界が一番近づく時期」と信じられています。
また、ご先祖様への思いが最も届く機会だとされています。

以下の記事では、彼岸の時期についてさらに詳しく解説しています。
こちらもぜひご覧ください。

お彼岸のお供え物

お墓

お彼岸のお供え物として、どのようなものを思い浮かべるのでしょうか?

お供え物の種類として、お花やお菓子などが想像できると思います。
他のお供え物として、遠方のためお参りへ行けない時にお寺や家に送るものもあります。

しかし、お彼岸のお供え物には、マナーがあることを知っていましたか?
お彼岸というのは、古来より続けられている日本の仏事です。
日本人として、お供え物のマナーを知らないのは良くないですよね。

そこで、ここではお彼岸のお供え物に関するマナーについて説明したいと思います。

お彼岸のお供え物の定番

お菓子

お彼岸のお供え物の定番として、まずお菓子が挙げられます。

一般的にお供え物として人気なのは、おまんじゅうやようかんなどの和菓子です。
和菓子のお供え物は、お茶などと一緒に楽しめるので非常におすすめです。

さらに、実家や義実家の家族に、彼岸の機会にゆっくり過ごしてほしい時には、お菓子の詰め合わせなどを選ぶと大変喜ばれます。

また、遠方のお寺などにお供え物を送る場合には、干菓子など日持ちのするお菓子を選択すると良いでしょう。
日持ちがして喜ばれるので、お彼岸のお供え物にはお菓子が定番となっています。

果物

果物もお彼岸のお供え物の定番です。
故人が生前好きだった果物やその季節の旬の果物を選ぶと喜ばれることでしょう。

しかし、お彼岸は長い期間お供えする場合もあるので、まだ熟れていないものを選ぶなど配慮はすべきです。
傷みやすい果物は、お供え後早めにお下げしていただくよう一言添えると良いでしょう。

お彼岸のお供え物に向かない物は?

お彼岸のお供え物に向かない物は、日持ちしない食べ物です。

ひと昔前までは、お彼岸のお供え物と言えば、手作りの「ぼたもち」か「おはぎ」でした。
お供え物をしたあと、仏様を体の中に取り入れるという考えで、食べることがあります。
しかし、日持ちのしないものを食べてしまうと、体に不調をもたらします。

さらに、日持ちのしない食べ物をお供えしたとき、その日のうちにお供え物を外し掃除をしなければ、仏壇やお墓にしみができてしまいます。

そのため現在では、お彼岸のお供え物に「ぼたもち」や「おはぎ」など、日持ちのしない食べ物は不向きだと言われています。

お供え物の金額の相場について

お供え物の金額の相場は、3千円~5千円だと言われています。

もし、お彼岸のお供え物をお菓子や果物にする場合は、3千円前後の金額が良いでしょう。
理由は、お彼岸のお供え物の金額が高価な場合、貰った家族の方が困惑し恐縮してしまうからです。

また、お彼岸のお供え物をお金と品物にする場合、現金を千円~2千円と3千円以内のお菓子や果物の詰め合わせが良いと思います。

お彼岸のお供え物を貰う方に恐縮や困惑をさせないように、お供え物は相場内の金額におさめるようにしましょう。

お供え物としてお金を現金で渡してもいい?

お彼岸のお供え物として現金を渡すのは、マナーが悪いと思われるかもしれません。
しかし、お供え物として現金を渡すことは、悪い事でなくマナー違反でもありません

お供え物を現金で渡された方が、喜ばれることもあります。
例えば、貰う側がお彼岸のお供え物として、果物やお菓子をたくさんもらっている場合、現金の方が助かることもあるのです。

お供え物というのは、「ご先祖様に感謝する」という意味が込められています。
そのため、お供え物は、何を渡すかよりどれほど気持ちが込めているかが大切になります。

お彼岸のお供え物のお返しは?

お金

お彼岸のお供え物のお返しは、必ずしなければいけないというマナーはありません。
しかし、お供え物として郵送で送られてきたときは、お返しをする方がよいです。

お彼岸になると、法要の主の自宅に集まって、お食事などのおもてなしをします。
つまり、おもてなしがお供え物のお返しとされるので、別にお返しを用意することは不要とされています。

ところが、遠方などの理由で自宅に集まることができず、お供え物として郵送で送られてきた場合は、おもてなしができないので別にお返しをするほうがよいのです。

このように、お彼岸のお供え物のお返しは不要なパターンと必要なパターンがあるので、覚えておくとよいでしょう。

お供え物のお返しの定番は?

それでは、お供え物のお返しをする場合、どのようなものが定番なのでしょうか?

お彼岸のお供え物のお返しの定番は、お菓子だと言われています。
お菓子は、お返しとして持ち帰っても邪魔になりません。
また、帰るまでどのようなお菓子なのか楽しみにできるので、お返しとしては最適でしょう。

他にも、お彼岸のお供え物のお返しの定番として商品券があります。
こちらも、持ち帰るときに邪魔になりません。
また、商品券でしたら、自分の好きなものに代えることができるので大変喜ばれます。

遠くから来られたお客様には、商品券をお返しに選んだ方が良いでしょう。
なぜなら、品物が傷む心配がなく、喜ばれるものだからです。

来られるお客様によって、お供え物のお返しの品物を考えた方が良いでしょう。

お供え物のお返しの金額相場は?

お供え物のお返しの金額相場は、頂いたお供え物の金額の3分の1~半分だと言われています。

お供え物のお返しとして、少額のものだと失礼に当たります。
また、お供え物のお返しとして、高額なものだと相手の方に気をつかわせてしまいます。
例えば、5千円のお供え物を頂いた場合は、2千円分の商品券を選ぶと喜ばれるので良いと思います。

お供え物のお返しをする場合は、マナーとして相手の方が恐縮しない程度の金額におさめることが
大切です。
感謝の気持ちを伝えることを第一に考えましょう

お彼岸のお供えの熨斗(のし)

葬儀

お彼岸のお供え物やお布施をおさめるとき、熨斗(のし)をつけているものをよく見かけます。
熨斗は、「のしたあわび」をつけていたことから、熨斗と呼ばれています。
現在は、「のしたあわび」の代わりに、黄色い紙の周りを紅白のひだの紙で囲ってある長六角形のものを使っています。

ただ、お彼岸のお供え物のすべてに熨斗をつけるべきという決まりはありません。
熨斗をつけるのは、主に別の家族にお供え物を渡すときです。
つまり、自分の家族にお供え物を渡す場合は、熨斗をつける必要がありません。
例えば、夫婦のどちらかの実家に、お彼岸のお供え物を持っていく場合は、熨斗をつけなくても良いのです。

最近では、お彼岸のお供え物の包装紙の上から、白黒の水引の絵が描いてある紙をつけます。
これを、掛け紙と言うのですが、「のし紙」とも言われています。

では、のし紙をつける場合、どのようなものを用意すればよいのでしょうか?
ここからは、お供えの熨斗の水引や表書きの書き方について解説していきたいと思います。

水引について

水引というものは、お供え物などの中心に結び目がある、ひものようなものです。
お彼岸のお供え物についてある水引は、一般的に紙に印刷されている掛け紙(のし紙)を使用します。
水引の色は白黒で、結び目は結び切り(引き結び)になっています。

結び切りとは、片方のひもを引っ張っても、結び目がほどけない結び方です。
お彼岸のお供え物の水引が結び切りになっている理由は、「二度と同じことを繰り返さないように」という意味があるからだと言われています。

お彼岸には、ご先祖さまや亡くなった親しい人を供養するので、お供え物の水引には白黒で結び切りのものを使うことが常識となっています。

表書きの書き方

お彼岸のお供え物の掛け紙に書く、表書きと言う意味をご存知でしょうか?
表書きとは、お供え物の掛け紙の水引の結び目より上の部分に文字を書くことです。
一般的に、「お供物」「御供」と書きます。

お彼岸に供養する方により、表書きの文字が変わることがあります
例えば、亡くなった方が四十九日を過ぎていない場合は表書きに「ご霊前」と書き、亡くなった方が四十九日法要の後であれば、表書きに「御仏前」と書きます。

お供え物の掛け紙に表書きをする場所と文字を間違えないように、しっかり覚えましょう。

お彼岸はいつお供えするのか?

困った人々

お彼岸は、いつお供えするものなのでしょうか?
ここからは、お供え物をするタイミングなどについて解説していきたいと思います。

お供え物をお供えするタイミング

お供え物をお供えするタイミングは、お彼岸の期間内ならいつでも良いとされています。
お彼岸にお墓参りに行った時やお仏壇を掃除するときに、お供え物をお供えするとよいでしょう。

仏壇には早めにお参りする

お彼岸の前に、お仏壇は丁寧に掃除をしておきましょう
また、彼岸入りの日にお仏壇にお参りをする方が良いとされています。

お彼岸とは、ご先祖さまや亡くなった親しい人に会いに行く仏事です。
早めにお仏壇にお参りした方が、感謝の気持ちを伝えることができるでしょう

以下のサイトでは、彼岸のお墓参りついて、行く時期や持ち物などを中心に詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

直接行けない場合は郵送しても良い

お彼岸に直接行けない場合は、お供え物だけでも送りたい気持ちになります。
もちろん、お供え物を送ることはマナー違反ではありません。

ただし、お供え物を送る場合は、お彼岸が始まる彼岸入りから中日までの期間にお供え物が届くように送った方が良いとされています。
タイミングが大事なので、早すぎたり遅すぎたりしないように気を付けましょう。

お供えのお花の注意点

お墓

お彼岸にお供えするお花は、菊の花や故人が好きだったお花を選ぶとよいでしょう。
しかし、お供えしてはいけないお花があるので、注意しましょう。

まず、スイートピーなどのツルのあるお花は成仏できないイメージがあるので不向きです。
次に、バラなどのトゲがあるお花は攻撃的なイメージがあるので不向きです。
最後に、彼岸花などの毒があるお花です。

このように、お供えしてはいけないお花があるので、間違えないように注意しましょう。

お彼岸のお供えについてのまとめ

仏壇

いかがだったでしょうか?
今回の終活ねっとでは、お彼岸のお供え物について説明しました。
それでは、まとめてみましょう。

  • お彼岸とは「ご先祖様や亡くなった人に会いに行く」という仏事である。

  • お彼岸のお供え物は、お菓子が定番である。

  • お彼岸のお供え物のお返しは、お菓子や商品券などがある。

  • お彼岸のお供え物の熨斗(のし)は掛け紙(のし紙)が主流である。

  • お彼岸のお供え物は、いつ準備しなければならないという決まりはない。

お彼岸などの仏事には、日本古来からのしきたりやマナーがあります。
お彼岸に参加するときや、お客様をお迎えするときに失敗しないように気をつけてください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

終活ねっとでは、終活に関する様々な情報を提供しています。
今回は彼岸のお供え物に焦点をあて解説しましたが、彼岸のお布施や服装についても知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

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