一周忌とは?服装・香典・お布施・挨拶に関する知識を解説!

大切な方を葬儀でお見送りしてもそこで終わりではありません。四十九日法要などを通じて故人の供養をしていく必要があります。故人をしのぶための法要で故人が亡くなって1年の節目に行うのが一周忌です。今回は一周忌で行うことや知っておくべきマナーなどについて見ていきます。

目次

  1. 一周忌には何をしたらいいの?
  2. 一周忌とは?
  3. 一周忌の香典
  4. 一周忌のお返し(香典返し)
  5. 一周忌の服装
  6. 一周忌のお供え
  7. 一周忌の施主の挨拶
  8. 一周忌のお布施
  9. 一周忌法要の準備は何をしたらいい?
  10. 一周忌法要に参列できない場合
  11. 一周忌法要の流れ
  12. 一周忌についてのまとめ

一周忌には何をしたらいいの?

葬儀

大切な身内の方が亡くなった場合、一般的には葬儀を行ったりお墓に納骨したりするなどして故人をお見送りします。
このため故人をお見送りするのは葬儀だけのように見えますが、葬儀が終わってからも故人をしのぶためにさまざまな法要を行うのが習慣です。

故人をしのぶための法要として四十九日法要や回忌法要がありますが、その中でも故人が亡くなって丸1年の節目に行うのが一周忌です。
1年という非常にわかりやすい節目に行われるため、多くの方が参列することから法要を営む際にはさまざまな準備を行ったり、マナーや知識を知っていたりする必要があります。

そこで今回終活ねっとでは、故人が亡くなって丸1年の節目で迎える一周忌についてやるべきことやマナーを中心にいろいろと見ていきましょう。

  • 一周忌とはどのようなものなのか?
  • 一周忌の香典の金額相場や袋の書き方
  • 一周忌のお返し(香典返し)の金額相場鵜や適切な品物
  • 一周忌法要のご遺族側と参列者側それぞれの服装マナー
  • 一周忌のお供えに適切な品物とのしの選び方・書き方
  • 一周忌法要のタイミングごとの施主の挨拶
  • 一周忌のお布施の金額相場はいくら?
  • 一周忌法要の前に準備すること
  • 一周忌法要に参列できない場合の対応とは?
  • 一周忌法要の流れとは?

一周忌法要を近いうちに行う方や参列するという方、一周忌法要で具体的に何をすればいいのかが分からない方などにとって、たいへん役立つ内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

一周忌の基礎知識について知りたい方はこちらをご覧ください。

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一周忌とは?

葬儀

故人をしのぶために一周忌を行うべきということはわかっていても、そもそも一周忌がどのようなものなのかがわからない方もいるでしょう。
ここではまず、一周忌の持っている意味や一回忌との違いについて見ていきます。

一周忌の意味

一周忌とは、故人が亡くなって丸1年の節目を指し、正確には故人の命日からちょうど1年後のことです。
一周忌は四十九日と同じくらい重要な意味を持っています。

四十九日の場合は忌中の期間が終わる忌明けの節目とされていますが、一周忌では忌中よりも長いも中の期間が終わる節目です。
このためよくいわれる「喪が明ける」というのは、故人の一周忌を迎えるとともに故人をしのぶ段階に移ることと同じ意味といえます。

加えて故人が極楽浄土に成仏するうえでも一周忌などの回忌法要は重要です。
ご遺族など残された人々がきちんと法要などを通じて善行を積むことで、仏様が故人を生まれ変わらせてくれるとされています。

一周忌では故人をしのぶための法要を行うのが一般的です。
ただ喪が明ける節目であるために、四十九日法要と同じように故人のご遺族やご親族だけではなく、知人や友人も多く参列します。

一回忌との違い

一周忌のような回忌法要ではよく「〇回忌」という呼び方をしますが、一周忌は一回忌ではないのでしょうか。
実は一周忌と一回忌は全く別物です。

「〇回忌」の呼び方は故人が亡くなった日である命日を基準に使います。
そして故人が亡くなった日は一回忌として数えるのが一般的です。
一方で一周忌とは故人が亡くなって丸1年の節目であるため、二回忌という扱いになります。

ちなみに一周忌の次は三回忌ですが、こちらは故人が亡くなって丸2年の節目で迎える命日のことです。
このため故人が亡くなってから2年間は、回忌法要を連年行うと考えて良いでしょう。

一周忌の次の法要は3回忌

一周忌の次の法要は三回忌です。
間違えやすいですが、三回忌は故人が亡くなって2年後の命日を指します。
一周忌や主要な法事・法要のスケジュール自動計算は下記のリンクからご利用ください。

一周忌の香典

葬儀

一周忌のお供えと香典どっちも必要?

一周忌法要で香典やお供え物を持参するかどうかに悩む方も多いでしょう。
先に結論を書けば、香典とお供え物のどちらか1つで大丈夫です。

一周忌では香典ではなく供物料と呼ぶ

まず一周忌では香典のことを、供物料と呼びます。
これはすでに仏様になった故人に対して、お供え物の代わりのお金という形で持参するためです。
このため後で見ていくように、袋や表書きも供物料のマナーに合わせて書きます。

一周忌の供物料の金額相場

一周忌の供物料で気になることといえば、いくら包むべきかという点でしょう。
故人がどのような人物であるのかにもよりますが、血縁者の場合は1万円から3万円、知人や友人の場合で5千円から1万円が一般的な相場です。

ただし会食に参加する場合は、1万円ほど多めに包んでおくと良いでしょう。
また故人と親しい付き合いがあった場合や生前お世話になった場合も、5千円から1万円ほど多めに包みます。

供物料を入れる袋

供物料を入れる袋は、黒白か黄白の色で、結い方が結び切りか淡路結びになっている水引のものを選びましょう。
ただし供物料の金額が1万円以上の場合は、市販の水引のデザインが印字されたものではなく、袋と水引を別々に用意します。
なお表書きは「御仏前」か「御供物料」とするのが無難です。

一周忌の供物料(香典)についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事を併せてご覧ください。

一周忌のお返し(香典返し)

葬儀

お返しを準備する

一周忌法要では、参列者にお渡しするお返しも準備しましょう。
金額相場や品物は以下のようなものです。

お返しの金額相場は?

まずお返しの金額相場は、いただいた香典の半分か3分の1とするのが一般的です。
なお半分は東日本の場合、3分の1は西日本の場合となっています。

たとえば1万円の香典をいただいた場合、東日本であれば5千円分、西日本であれば3千円分の品物をお渡しするという具合です。
なお表書きは「志」が一般的であるほか、地域により「粗供養」や「茶の子」も使われます。

お返しに適した品物って?

お渡しに適した品物としては、葬儀などの場合と同じように「消えもの」と呼ばれる、使えばなくなるものが一般的です。
これは故人のご不幸がいつまでも続かないように願う意味があります。

定番とされているのが、お菓子やお茶・コーヒーのセットなどの食べ物関係や、洗剤やタオルなどの日用品などです。
最近ではカタログギフトをお渡しするケースも増えてきていますが、こちらはカタログギフトの使い方を知っている方や時間に余裕のある方向けといえます。

一周忌のお返しについてより詳しく知りたいという方は、、こちらの記事をご覧ください。

一周忌の服装

葬儀

ご遺族側の服装

ご遺族が一周忌法要で着用する服装は、葬儀などと同じように正式な喪服か略礼装が良いとされています。
性別ごとに詳しく見ていきましょう。

男性の場合

正礼装の場合はモーニングコートに縞柄のズボンを着用しますが、葬式の場合に比べると喪主でも正礼装を着用することは多くありません。
このため略礼装の標準である、黒色の上下スーツと黒ネクタイを締めた白いワイシャツが良いです。

靴や靴下も黒のものを選び、特に靴の方は光沢が目立ちにくいものを履きましょう。
アクセサリーについては結婚指輪と婚約指輪のみとするのがマナーです。
時計についてもシルバー製のように光沢が目立たないものをつけるか、会場内で外すようにしましょう。

女性の場合

女性の場合は、黒色のスーツやワンピースを着用します。
履物も黒のパンプスとストッキングを用意しましょう。

アクセサリーについては、結婚指輪や婚約指輪はつけて良いとされています。
このほかに真珠のネックレスやイヤリングもつけて大丈夫です。
ただしネックレスについては、一連のみつけて良いという点に注意しましょう。

一周忌家族のみで行う場合は?

故人の意向や家族の事情など理由はさまざまですが、一周忌法要を家族のみで行う場合も少なくないはずです。
家族のみで行う場合も、寺院や施設で法要を行う場合は喪服を着用するのがマナーです。
自宅で行う場合は平服という選択肢もありますが、来ていただくお坊さんに相談し了承を得るようにしましょう。

参列する側の服装

参列する際には適した服装を着用する必要がありますが、参列者の場合は略礼装が最も無難です。
案内状に平伏を指定される場合がありますが、ここでいう平服は「普段着」ではなく、「略礼装より格式の低い礼装」という意味であるため注意しましょう。

男性の場合

男性で略礼装の場合は黒色の上下スーツを、さらに上スーツの下に黒ネクタイを締めた白ワイシャツを着用します。
靴や靴下も黒色のものを着用しましょう。

ただし平服でも良い場合は、黒色だけではなく暗色系のスーツなども着用して良いです。
アクセサリー類は結婚指輪と婚約指輪以外はつけないようにします。

女性の場合

女性の場合は黒色のスーツやワンピースを着用し、パンプスやストッキングも黒のものを着用しましょう。
平服の場合は、黒色だけではなく暗色系のものも大丈夫です。

アクセサリー類はご遺族の場合と同じように結婚指輪や婚約指輪、真珠のネックレス、イヤリングをつけて良いとされています。

一周忌の服装についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

一周忌のお供え

葬儀

お供えに適した品物って?

参列者の中には、供物料ではなくお供えを持参する方もいるでしょう。
お供えに適している品物として一般的なのがお花やお線香、旬の果物、故人が生前好んでいたお菓子などです。
逆に肉や魚などは仏教の考え方に反するために、持参しないようにしましょう。

なお、お菓子については、物持ちの良い個包装のものを選ぶのがおすすめです。
これは法要が終わった後で、全員で分け合って持ち帰りできるようにするための工夫といえます。

お花の選び方

一周忌は故人の死を悲しむ段階ではなく、故人を偲ぶ段階ですので明るい色の花をお供えして良いとされています。
また、故人が生前好きだったお花を選ぶのもおすすめです。
とはいっても、どんな種類でもいいわけではありません。
棘や毒のあるお花(ヒガンバナやバラ)はタブーとされているので注意しましょう。

お供えにかけるのし

お供えを持参する場合は、必ずのしを掛ける必要があります。
これはのしに故人への感謝の気持ちやご遺族を気遣う意味があるためです。

のしの種類

一周忌法要でお供えに掛けるのしは、弔事用の掛け紙を使います。
この掛け紙には、おめでたい時に使われるもののようなのし飾りがついていないのが大きな特徴です。

なお水引は供物料に使われる袋と同じように、黒白か黄白の色で、結い方が結び切りか淡路結びになっています。

のしの表書き

お供えに掛けるのしで使う表書きは、「御仏前」や「御供」、「御供物」と書くのが一般的です。
お金ではないので、供物料のように「御供物料」は使わないようにします。

墨は濃い墨を使う

供物料とお供えを持参する際に表書きなどを書く際は、濃い墨を使います。
一周忌法要は葬儀の場合と異なり、故人のご不幸を悲しむのではなく故人をしのぶ時期であるためです。
なおお布施についても特にお寺側に不幸があったわけではないので、濃い墨を使います。

一周忌のお供えについてより詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。

一周忌の施主の挨拶

葬儀

故人のために行う法要であるため、葬儀や四十九日法要の場合と同じく施主は法要や会食時に挨拶をする必要があります。
施主挨拶の文例は以下のようなものです。
まずは法要が始まる際の挨拶から見ていきましょう。

本日はご多忙な中、お集まりいただきありがとうございます。
それではこれより○○(戒名)の一周忌法要を始めさせていただきます。
本日は○○寺の○○住職に導師をお願いしております。
それでは○○様、なにとぞよろしくお願いいたします。

次に法要終了の際に行う挨拶も見ていきましょう。

本日は参列された皆様のおかげをもちまして、無事に○○(戒名)の一周忌法要を行うことができました。
皆様のお気持ちに故人も心から感謝していることと思います。
皆様には今後とも変わらぬご支援のほどをよろしくお願いいたします。

ささやかではございますが、お食事を用意させていただきました。
どうぞ心行くまでおくつろぎくださいませ。
本日はありがとうございました。

なお一周忌法要と会食とで場所が異なる場合は、会食場所と開始時刻の案内も法要終了時の挨拶で行います。
最後に会食の時の挨拶も見ておきましょう。

本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。
一周忌法要も滞りなく済み、故人も喜んでいるものと思います。
これよりは故人の思い出を語り合いつつ、のんびりお過ごしくださいませ。
それでは○○様に献杯の挨拶をお願いいたします。

こちらの記事では参列者の挨拶についても解説しております。
一周忌の挨拶についてより詳しく知りたいという方は、ぜひご覧ください。

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一周忌のお布施

葬儀

僧侶に読経を依頼した場合、僧侶への謝礼であるお布施を用意することも重要です。
とはいえ、お布施の金額がいくらくらいなのかは多くの方が気にするところでしょう。

一周忌法要のお布施相場は?

一周忌法要で用意するお布施の一般的な相場は3万円から5万円といわれています。
ただし地域や寺院によってさまざまですので、もしわからなければ僧侶やご近所の方などに聞くと良いでしょう。

なお会場が菩提寺ではなく墓地や霊園などの法要室やご自宅などの場合は、僧侶にお寺から来ていただくため、お布施とは別に交通費に当たるお車代として5千円から1万円準備しましょう。
また僧侶が会食に参加できない場合は、御膳料として5千円から1万円ほどお包みして料理の代わりとしてお渡しします。

このほか納骨まで行う場合は1万円から5万円程多めに用意しますが、こちらはお布施と一緒に包みましょう。

一周忌のお布施についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

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僧侶手配サービスならお布施が明確!

僧侶に依頼する際に僧侶手配サービスを利用する方もいるでしょう。
このような場合は、お布施の金額が業者の方であらかじめ決められているため、準備もしやすいです。
なお僧侶手配サービスでのお布施の金額は4万5千円前後が目安になっており、しかも消費税も含まれています。

終活ねっとのお坊さんを利用したいという方はこちらをご覧ください。

以下の記事ではお布施の渡し方や渡すタイミングについても解説しています。
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一周忌法要の準備は何をしたらいい?

葬儀

故人が亡くなって丸1年の節目に行う一周忌法要を行うためには、どのような準備が必要なのでしょうか。
ここでは一周忌法要に向けてやるべきことを、1つずつ詳しく見ていきます。

一周忌法要の日程を決める

一周忌法要に向けた準備で最初にやるべきことは、一周忌法要の予定を決めることです。
具体的には故人のご遺族やご親族、来ていただきたい知人や友人の都合を電話などで確認し、なるべく多くの方が参列できる日を法要の日とします。

一番理想的なのは故人の命日当日に行うことですが、命日が平日と重なると多くの方が仕事などの理由で都合がつきにくいです。
このような場合は、命日よりも前の土日祝日に法要を行うように日程調整しましょう。

なお命日より前倒しにすべき理由として、一周忌などの法要は後回しにするのが良くないとされているためです。

会場や会食の手配

一周忌法要の日が決まったら、次に会場や会食の手配をします。
会場には菩提寺や墓地・霊園の法要室を使う場合が一般的であるため、早めにお寺や墓地・霊園の管理者に連絡しましょう。
会場がご自宅の場合は、そこまで焦る必要はありません。

また会食については料理店やレストラン、お寺の別室などで行います。
こちらも人数や一周忌法要である旨を伝えて手配しましょう。

法要の日を早く決めておいた方が、会場や会食の予約もしやすいです。
逆にあまりにも法要の日間近に手配しようとすると、予約が取れずにあらためて参列予定者の都合を聞いて日程調整しなければなるように余計な手間がかかります。

僧侶を手配する

一周忌法要ではお経を読んでいただく僧侶が不可欠です。
このため一周忌法要の予定が決まり次第、早い段階で僧侶に連絡して読経をお願いしましょう。

なお、お願いする際に会食に同席できるかどうかも伺っておきます。
卒塔婆をお墓に立てる場合やお墓の開眼法要、墓前法要を行う場合もあわせて伝えておきましょう。

菩提寺がある場合

菩提寺がすでにある場合は、菩提寺にそのまま依頼しましょう。
日程を伝えて会場を押さえるのと同時に、読経をお願いすれば手間がかかりません。

菩提寺の僧侶にお願いする場合であっても、法要の日程が決まったら早めに動きましょう。
菩提寺との付き合いがあるといっても、僧侶も先に決まった他の方との日程を優先するためです。

菩提寺がない場合

最近ではさまざまな事情により菩提寺を持たない方も少なくありません。
また、菩提寺がある方も状況によっては、馴染みのお坊さんに来ていただけない場合もあるかもしれません。
そのような場合は葬儀社に依頼するか、僧侶手配サービスを活用して僧侶に来ていただくという方法があります。

葬儀社に依頼する

葬儀社に依頼する際は、葬儀や四十九日法要の時にお世話になった業者に頼んでみると良いでしょう。
葬儀社が提携している寺院から僧侶を派遣してもらえます。

僧侶手配サービスを利用する

僧侶や寺院関係への支払いは、お布施やお車代が不明瞭で高額になりがちです。
しかし僧侶手配サービスなら、お布施が定額でいくらお渡しすれば良いのかと悩む必要がありません。

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案内状を作成する

一周忌法要の日程が決まり手配も大体済んだところで、来ていただきたい方々に案内状を発送します。
案内状を発送するには、以下のようなポイントを心がけましょう。

案内状を出す時期と範囲

案内状は1ヶ月前から遅くとも2週間前までに出すべきといわれていますが、できるだけ早めに出すのが良いでしょう。
案内状を出す範囲は故人のご親族のほか、故人にとって親しかった知人や友人あたりまでが良いです。

案内状を作成するときは、故人の氏名と法要の日時・場所、会食(お斎)の場所を書きます。
もし会食を行わない場合は、その旨もきちんと明記しましょう。
加えて案内状には返信ハガキも同封します。
返信ハガキは、出席と欠席のどちらかに〇をつけられるような仕様がおすすめです。

案内状で注意するポイント

案内状を作成する際には、文面で気を付けるべき点がいくつかあります。
以下に挙げる2点が主な注意点ですが、そこまで気を配っていられない場合はインターネットなどでよく見かけるようなテンプレートを参考にして作成すると良いでしょう。

句読点は用いない

法要の案内状は、香典返しのお礼状と同じように句読点を用いることなく作成する点が作法です。
句読点を使わない詳しい理由はいろいろとあります。
例えば、かつて毛筆を使って書いていたころにあった句読点を省略する慣習の名残という理由や、行事が手早く終わることを願ったためというものです。

どのような理由にせよ、弔事関係の書面では句読点を使わないことがマナーとされていますので、くれぐれもその点に注意しながら書いていきましょう。

二重封筒はNG!

また法要の案内状を発送する際に、二重封筒にならないように注意しましょう。
二重封筒は文字通り、封筒が重なった状態であることから、不幸が連続することを連想させるためです。
二重封筒にするのは縁起の悪いこととされているため、封筒は1枚だけ使いましょう。

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一周忌法要に参列できない場合

困った人々

もし都合が悪くて一周忌法要に参列できない場合は、どのようにすれば良いかに悩む方もいるでしょう。
ここでは一周忌法要をやむなく欠席する場合のマナーについて見ていきます。

早急に欠席連絡をする

まず一周忌法要に参列できなくて欠席することが決まった時点で、早めに喪主やご遺族に欠席連絡をしましょう。
早めに連絡した方が、ご遺族側も引き出物や会食の準備で負担が減るためおすすめです。
すでに案内状を受け取っている場合は、返信ハガキの欠席の欄に〇をつけて送り返します。

供物料やお供え物を贈る

一周忌法要に参列できなくても、郵送によって供物料やお供え物を贈ることはできます。
このため故人への誠意を示すためにも、郵送で供物料などを贈ると良いです。
特に供物料を贈る場合は現金書留で送りましょう。

そして贈るタイミングは、法要を行う前日までにご遺族のところに届くようにするのがおすすめです。
当日に届くようにすると、ご遺族がいないなどの理由で逆に戻ってきてしまいます。

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お詫びとお悔やみのメッセージを添える

一周忌法要に参列できない代わりに供物料などを贈る場合は、お詫びとお悔やみのメッセージも一緒に添えましょう。
メッセージの具体的な内容は、参列できないことへのお詫びのほか、故人の冥福や成仏を祈ったりご遺族を気遣う内容とするのが良いです。

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一周忌法要の流れ

葬儀

最後に一周忌法要の大まかな流れも見ておきましょう。
一周忌法要は基本的に以下のように進みます。

  • 僧侶の入場と開式挨拶
  • 読経
  • 焼香:喪主、ご遺族、ご親族、その他参列者の順番で。
  • 閉式挨拶
  • お墓参りまたは納骨
  • お斎(会食)

一周忌についてのまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、故人が亡くなって丸1年の節目に行う一周忌についていろいろと見てきました。
今回の内容をまとめますと、以下のようになります。

  • 一周忌は故人が亡くなって1年後に迎えるものであるとともに、故人に対する喪が明ける節目でもある。
    一回忌は故人が亡くなった日であるのに対し、一周忌は二回忌という扱いである。
  • 一周忌法要でご遺族がやるべきこととして日程を決めることや会場・会食の手配、僧侶への依頼、案内状の作成・発送、お布施や引き出物の用意などがある。
    服装については黒色のスーツやワンピースが基本の略礼装で良い。
  • 一周忌法要に参列する側のマナーとして、服装は略礼装が一般的であるほか、平服を着用する場合もある。
    お供えと香典(供物料)はどちらか一方を持参すれば良い。

    供物料は故人が血縁者の場合で1万円から3万円、知人・友人の場合で5千円から1万円が相場である。
    お供えは故人が好んでいた食べ物やお花などがおすすめである。
  • 一周忌法要に参列できない場合は早めに欠席連絡をするとともに、供物料やお供えを贈る。
    送る際にはお詫びのメッセージを添え、法要前日に間に合うようにする。
  • 一周忌法要の流れは開式後すぐに読経と焼香を行い、法要終了後にお墓参りや会食を行うのが一般的である。

一周忌は法要を通じて故人の成仏や冥福を祈るとともに、喪が明ける節目に迎えるものです。
このためご遺族も綿密に準備をし、参列者もマナーを守って故人をしのぶようにしましょう。

また一周忌でご遺骨を納骨することになっている場合は、お墓の開眼法要や納骨の準備も必要です。
この点も含めて、よく準備しておくと良いでしょう。

一周忌を終えると次はいつ法事を行うのか、またいつまで法事を行うのか知りたいという方は、ぜひこちらの記事も併せてご覧ください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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