【高野山奥の院】の弘法大師御廟や偉人達の供養塔を紹介

【高野山奥の院】の弘法大師御廟や偉人達の供養塔を紹介

高野山は和歌山県北部に位置する、真言密教の一大聖地です。高野山奥の院には、弘法大師が入定され即身成仏となられた御廟があります。高野山奥の院の御廟までの参道には、大きな杉老木と歴史上の偉人たちをはじめとする供養塔が並んでいます。

2019-10-28

高野山の歴史

高野山

高野山の開祖である弘法大師(空海)は、西暦804年に遣唐使として中国に渡り、わずか8ヶ月で真言密教の大法を授けられたといいます。
西暦806年に帰国し、精力的に真言密教を各地に広めました。
高野山は西暦816年に弘法大師によって、真言宗の修行道場として開かれました。
この土地は紀伊山地の山並みに囲まれた、東西約6km、南北約3kmの盆地です。
弟子達によって修行道場の造営が続けらている西暦835年、大師62歳のときに、かねてから予定されていた通り、即身成仏として入定されました。
以降現在にいたるまで、大師は高野山奥の院にて、参拝される人のそばで即身成仏として祈り続けているといわれています。

高野山奥の院 弘法大師御廟

高野山奥の院は、弘法大師がご入定された地です。
ご入定の後に弟子達が建立した御廟が、弘法大師御廟として、奥の院に鎮座しています。
下の写真に見えるのは燈篭堂です。
このお堂の中には地下も含めて2万個以上の燈篭が納められてており、厳かな橙色の明かりが絶えることなく燈っています。
大師の御廟は燈篭堂の裏手にあります。
燈篭堂の厳かさに圧倒され、御廟と間違えてしまいがちですが、燈篭堂の左側に沿って裏手に回ると、もうひとつお堂が現れます。
御廟の中をお参りすることはできませんが、廟前に蝋燭とお線香をお供えしてお参りすることができます。
ここでは参りにこられたお坊さんも、一般参拝の人も、同じ場所に立ってお参りすることができ、朗々と唱えられるお経を隣で聞きながら、手を合わせられるかもしれません。

高野山奥の院 納骨堂

燈篭堂の左手に納骨堂があります。
納骨を希望する場合は奥の院または各寺院で受付しています。
お墓に納骨する場合と、納骨堂に納骨する場合は少し手順や金額が異なります。
今も昔も、宗派を超えて納骨することが可能です。

高野山奥の院 参道 

高野山奥の院の弘法大師御廟までは、表参道の一の橋から約2kmです。
一の橋駐車場は有料、中の橋駐車場は無料です。
中の橋駐車場から一の橋まで徒歩で戻ると、距離は1kmほどあります。
御廟までの往復距離を考えると心配な場合は、中の橋駐車場前から参道に入ることもできます。
また、駐車場から一の橋までバスを利用することもできます。

奥の院は杉に囲まれた石畳が続き、夏でもひんやりしていて気持ちいいです。
森林浴をかねて心地よく歩くことができますが、蚊の対策は必要ですね。
 

高野山奥の院 三つの橋

高野山奥の院の参道には三つの橋があります。
一番はじめの橋を一の橋または大渡橋、二番目の橋を中の橋または手水橋、最後の橋を御廟橋といいます。
中の橋から向こうが死の世界、御廟橋から向こうが霊域であるとされています。

奥の院は一の橋から参道に入るのが正式なルートです。
弘法大師がこの橋で参拝者を送り迎えしたと言われています。

高野山奥の院 武将たちの供養塔

高野山奥の院の参道には20万基以上の供養塔があるといわれています。
高野山内の寺院が参道にそれぞれ墓所を持っています。
その中には歴史をにぎわした戦国武将や、皇族、文人などさまざまな偉人の供養塔を見ることができます。
上杉謙信の霊屋の近くに武田信玄の供養塔があったりと、苔むした石塔を見ながら戦乱の世に思いを馳せながら歩くことができます。

比較的新しいと思われる、企業が建立した供養塔もあります。
ヤクルトや上島珈琲など個性的な形をした供養塔も楽しませてくれます。

浄土宗開祖である法然上人、浄土真宗開祖である親鸞上人の墓所もあります。
2人とも高野山で修行したため、こちらに墓所があるのでしょうか。

高野山がいつの時代も身分や価値観の違いを超えて、人々の心のよりどころとなったことが伺われます。

高野山奥の院 水向け地蔵

高野山奥の院御廟橋の手前に観音菩薩、地蔵菩薩、不動明王などの仏様が並んでおられます。
塔婆を納めて水をかけ、ご先祖のご冥福を祈ります。
たくさん並んだ仏様おひとりずつに水をそそぎ、高野山まで参拝に来たことをしみじみと実感します。
また、水向け地蔵の裏を流れる玉川では、昔魚を釣って串焼きにしていた子供達に、弘法大師様がひとつ分けてほしいといい、焼かれた魚を川に放したところ、生き返って泳いだというお話があります。
玉川の魚には、今もその串の跡といわれる斑点があります。

いかがでしたでしょうか?

和歌山県に行った時にはこの記事で説明したことを参考に、高野山奥の院にぜひ一度訪れてみてください。

この記事に関するキーワード

よく読まれている記事一覧

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

よく読まれている記事一覧

お坊さんの手配に関する
ご相談はこちら

person

法事・法要にお坊さんを手配

お坊さん
assignment

無料資料請求
はこちら

無料資料