祥月命日には、生きている感謝の心を込めて仏様を供養しましょう!

祥月命日には、生きている感謝の心を込めて仏様を供養しましょう!

日本には、仏事の言葉で、「祥月命日」や「1周忌」、「三回忌」などの年回法要、法事といった言葉が多くありますね。みなさんは、その違いを知っていますか?中には知らない方も多いようですので改めて紹介します。今回は、「祥月命日」をメインに説明します。

最終更新日: 2020年11月26日

命日とは?

祥月命日を紹介する前に、命日について説明します。
命日という言葉は、誰でも知っているので、改めて説明する必要がないと思いますが、命日は故人が亡くなった日のことをいい、故人の思い出話をしながら懐かしみ、故人を忌うために行います。
命日は、別名「忌日(きにち)」ともいわれています。

また、命日には、「月命日」と「祥月命日(しょうつきめいにち)」があり、それぞれ意味や供養の仕方が違います。

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今回「終活ねっと」では、祥月命日について以下の点を中心にして解説します。

  • 命日とは?
  • 祥月命日について
  • 法要と法事の違い
  • 法要を営む意味
  • 祥月命日の供養の仕方
  • 祥月命日と弔い上げ
  • 月命日とは?

祥月命日について意味や供養の仕方を詳しく解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。

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祥月命日について

祥月とは?

祥月とは、故人が亡くなった一周忌以降の亡くなった月のことをいいます。
説明を聞くと難しく感じますが、例を出すと9月16日に亡くなった人の祥月は、9月になるということです。
祥月と言われるようになったのは、中国の周から漢時代にかけて、儒学者がまとめた礼に関する書物「礼記(らいき)」の中に祥月と呼ぶようになった記述がされているからです。

「祥」は、さち・さいわい・きざしの意味があり、凶服(喪服のこと)が去ることで吉服になるという意味があります。

祥月命日とは?

祥月命日とは、一周忌以降で故人が亡くなった月日と毎年くる同じ月日のことをいいます。
例えば、故人が、1月28日に亡くなった場合は、一周忌以降の毎年訪れる1月28日が、祥月命日で、一年に一度だけ訪れる命日となります。

みなさんは、一周忌の他に、三回忌や七回忌などの言葉を聞いたことがあると思いますが、一周忌を過ぎてから、三回忌(2年目)や七回忌(6年目)などのように、「三」や「七」の付く年の祥月命日に行う法要のことを「年忌法要」といいます。

一周忌は故人が亡くなった翌年に行い、三回忌以降は、故人が亡くなってから2年目以降に行いますが、それは、故人が亡くなった日を最初の忌日として数えるからです。
そのため、三回忌までは毎年法要が続くことになり、三周忌とは呼ばず「〇回忌」といいます。

法要と法事の違いとは?

法要という言葉が出てきましたが、法事と法要の言葉をよく間違える方がいますので、再確認の意味で説明します。

「法要」とは僧侶にお経をあげてもらうことで、「法事」とは法要と法要後に行う会食を含めた行事のことを言います。
また法要は、故人を偲んで冥福を祈るために行うもので、追善供養とも言います。

法要を営む意味は?

仏教では、死後七週間はまだ故人が来世と現世の間をさまよっていて、死後七日目から七日ごとに七回、閻魔大王などの十王から生前の行いに対し裁きを受け、中陰と言われている四十九日目で故人の来世が決まると言われています。

そのため家族は、故人が極楽浄土に行けるように四十九日法要(納骨)を営みます。

また、極楽浄土に行った故人が、さらに精進の道へと導くために祥月命日の年忌法要を営みます。
年忌法要は、故人が亡くなった祥月命日に行うのが基本ですが、日時の調整が難しい場合は、祥月命日より前に執り行うことが良いとされています。

祥月命日の供養の仕方

祥月命日の供養の仕方は、年忌毎に内容や服装が違ってきますので、基本的な説明をします。

ご自宅で供養を行う際には、法要するために部屋を整え、仏壇を念入りに掃除したり、お供物やお仏飯をお供えしたり、仏具を法要用に用意したりと事前に準備をしておきましょう。

一周忌・三回忌

一周忌法要は、故人が亡くなった翌年の祥月命日に行いますが、日時の都合がつかない場合は、祥月命日より以前に行うのが良いとされています。
法要の場所は、施主の自宅で行ないますが、近年ではお寺やホテルなどの会場を利用することも多くなっています。
出席者は、ご遺族、親族、故人が親しくしていた人になりますが、現在は、ご遺族だけで行われることもあります。
また三回忌までのご遺族の服装は、喪服が基本で、ご遺族以外の出席者は、略式礼服または黒や灰色などの地味なカラーの服装になります。

三回忌法要は、故人が亡くなった2年目の祥月命日に行いますが、一周忌法要の時と同じように、出席者の都合がつかない時は、それ以前の日にちで行ないます。
また一周忌法要の時と同じように、三回忌法要を行う方もいらっしゃいますが、ご遺族や親族だけで墓参りや食事会などでの供養を行うこと方が多くなってきています。

供養の流れ

一周忌法要と三回忌の一日の流れは以下のようです。

  • 1. 施主が一周忌法要の開始挨拶を行います。

  • 2. 僧侶による一周忌法要の読経があり、参列者が焼香を行い、読経終了後に、僧侶の法話を拝聴します。

  • 3. その後、故人が眠っているお墓に行き、僧侶の読経と献花、お焼香、塔婆供養を行います。

  • 4. 法要後、会食の席へ移動します。食事前に、施主が一周忌法要のお礼の挨拶をしたのちに、会食を行います。この食事会を「お斎・御斎」(おとき)といい、僧侶や参列者へのお礼のお膳で、故人を偲ぶための行事です。

  • 5. 会食後、施主の挨拶があり、法要の引き出物を遺族以外の参列者に渡して、祥月命日の一周忌法要が終了となります。

三回忌以降の祥月命日の供養

三回忌以降の祥月命日の供養は、仏壇を綺麗に掃除し、ご仏壇に故人の好きだった食べ物や好きだったお花を供え、お墓参りをします。
普段手入れができないお墓をお掃除し、献花をしたり、お焼香をあげたり、塔婆を立てるなどの供養をします。
一年に一度訪れる祥月命日の供養はしっかりと行います。

祥月命日と弔い上げ

祥月命日の法要は、一周忌・三回忌(2年目)・七回忌(6年目)・十三回忌(12年目)・十七回忌(16年目)・二十三回忌(22年目)・二十七回忌(26年目)となり、三十三回忌(32年目)・五十回忌(49年目)となります。
五十回忌以降は五十年毎に法要を行うとされていますが、五十年毎に行うのは難しいために、三十三回忌または、五十回忌を年回法要の終わりの「弔い上げ(ともらいあげ)」とすることが多くなっています。

月命日とは?

お墓

祥月命日を除く、故人が亡くなった日と同じ日を「月命日(つきめいにち)」と呼んでおり、毎月訪れますので、月命日は、年に11回あることになります。
月命日は、「月忌(がっき)」と呼ばれることもあります。
月命日には、故人の好きだった食べ物や飲み物を仏壇に供え、お花を飾り焼香します。
また、地域の風習などによっては、「月参り」として僧侶にお経を読んでもらう場合などもあります。
月命日は、祥月命日と違い毎月、訪れますので、遠方に住んでいる人には供養が難しいと思いますので、お寺や墓苑などで代理供養を行っているところがありますから、利用しても良いと思います。

祥月命日についてのまとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、祥月命日について説明しました。

お墓が近くにあっても、なかなか、忙しい現代人にとっては、月命日のご先祖様の供養は難しいかもしれませんので、年一回訪れる「祥月命日」には、故人の冥福をお祈りし、ご先祖様によって今の自分が現世に、存在していることへの感謝の気持ちを込めて、合掌しましょう。

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