霊園・墓地の管理に必要なこととは?管理に対する疑問に答えます!

霊園・墓地の管理に必要なこととは?管理に対する疑問に答えます!

霊園・墓地の管理と聞いて何を想像しますか? 私たちの代わりに管理してくれていることを思いつくのではないでしょうか。 しかし、霊園・墓地の管理とはそれだけではありません。 誰が、どのように管理しているのか? 今回の終活ねっとでは、霊園・墓地の管理についてまとめてみました。

2018-01-06

霊園・墓地の管理について

お墓

霊園・墓地の管理といっても個人の霊園・墓地もあれば、寺院の墓地、公営や民営の霊園・墓地などもあり、誰がどうしているのかわかりにくいものです。

管理者の方は誰なのか?何を行ってくれているのか?など気になりますよね。
また、管理費などはどういう仕組みになっているのか?
親が亡くなると誰が継承すればよいのかなど、霊園・墓地の管理についてわからないことばかりです。

  • 霊園・墓地の管理者って誰になるの?

  • 霊園・墓地の管理者の役割とは?

  • 個人で行うお墓の管理ってどこまでやるべき?

  • 霊園・墓地の管理料の相場ってどのくらい?

  • 霊園・墓地の管理まとめ

今回終活ねっとでは、霊園・墓地の管理について詳しく解説してみますので、ぜひ最後までお読みください。

霊園・墓地について更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

霊園・墓地の管理者って誰になるの?

困った人々

霊園・墓地の管理者って決まっているの?
そんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

いろいろなタイプの霊園・墓地がありますので一概には言えませんが、基本的に霊園・墓地の管理者は決まっています。
ここでは霊園・墓地の管理者について解説していきます。

公営霊園(墓地)

公営霊園(墓地)とは地方自治体が経営権を持ち、指定管理業者などに運営を依頼、管理していただいている霊園・墓地のことを言います。

名前の通り公営なので住民の方であれば、宗教や宗派を問わず誰でも申し込みをできます。
しかし、新しい霊園・墓地が開拓されたり、他の霊園・墓地に引っ越しをされた方でも現れない限りは空きがないことは多いです。

しかし、公営霊園(墓地)ではご遺骨を持っていないと申し込めないところがあります。
事前にお墓を買って準備したい方はご遺骨を持っていないと申し込めないのかどうか、霊園(墓地)に確認してみましょう。

民営霊園(墓地)

民営霊園(墓地)とは寺院の中などにあるわけではありませんが、寺院が経営権を持ち、宗教法人だけでなく公益法人などが運営、管理している霊園・墓地の事を言います。

公営霊園(墓地)との違い

公営霊園(墓地)と似た形態ですが、地域の住民でなくても申し込めるところが公営霊園(墓地)との大きな違いです。
また、多くの民営霊園(墓地)で墓石は自由に選べますし、後継者がいなくても問題ありません。

民営ならではの立地や設備の充実

民営霊園(墓地)は立地の良い場所が多く、参拝に訪れるのも楽なところが多いでしょう。
設備面では多くの民営霊園(墓地)がバリアフリーなどに取り組んでおり、参拝時に必要な設備も綺麗にそろえられているところがほとんどです。

寺院墓地

寺院墓地とは文字の通り、寺院の中にある昔ながらの墓地をいいます。

経営、運営、管理の全てを寺院が行っており、以前は檀家にならないと申し込みができませんでしたが、最近では檀家でない方も受付ける寺院墓地も増えてきました。

寺院だから安心

公営霊園(墓地)や民営霊園(墓地)と違い、寺院が管理して寺院の中にあるのは、故人や遺族も安心の一言だと言えます。

移動などが便利

法要の時にお墓参りをする場合が多いと思いますが、寺院と墓地が同じ敷地にあるので、同時に済ますことができます。
また、手配も寺院だけで済み、参列の方がいても移動などで時間を取らせなくて済みます。

みなし墓地

みなし墓地とは墓地埋葬法ができる前に、その場所にお墓があり、公的機関から墓地としての許可を受けていないのに、お墓としてみなされた墓地を言います。

運営や管理は、近所の方やお墓を建てている方を中心に、自治体などの協力で行っています。

しかし、昔ながらの墓地なので、狭い範囲での住民しか入れないのと、新規で空きが出ることもほとんどありません。
また、基本的に管理は自分たちで行うため、掃除や供養など協力できる方に限られます。

霊園・墓地の管理者の役割とは?

お墓

霊園・墓地の経営者と管理者では役割が大きく変わってきます。
霊園・墓地の管理者とは、いったいどのような役割を担っているのでしょうか?

管理者としての業務は管理している霊園・墓地内での埋葬や改葬を始め、各行政へ埋葬状況の報告を行います。
また、霊園・墓地管理事務への書類を作成したり、書類の管理も行わなければなりません。

個人で行うお墓の管理はどこまでやるべき?

お墓

お墓の管理は個人でもできるものでしょうか?

個人で行える管理に何があるのか、霊園・墓地管理者が行ってくれる管理に何があるのか?
どこまですれば良いのか、わかりにくい個人での霊園・墓地の管理。

管理費は支払っていますが、何に使われているのでしょうか。
個人で管理をしなくてはならない範囲を知るには、霊園・墓地管理者の管理範囲も把握しておくべきでしょう。

個人でやる必要がある管理

基本的にお墓の敷地内は個人で管理する範囲となります。
個人で管理するというと難しく聞こえますが、管理内容は簡単です。

墓石の清掃

墓石の清掃としては墓石の傷やシミ、変色を避けるためには水洗いが基本です。
スポンジやブラシを使って丁寧に清掃しますが、水垢やコケなどがひどい場合は墓石専用の洗剤を使用するのがおすすめです。

また、どのような洗剤を使った場合でも、最後の水洗いや拭き取りがしっかりされていないと
変色の原因となりますので注意してください。

敷地内の清掃

敷地内の清掃としては枯れ葉や雑草を綺麗に取り除くことが大切です。

植木がある場合は、次に墓参りに来られる時期を考慮して短めに切っておきましょう。
隣の敷地に植木の枝などが入っていると良く思われないものです。

献花や焼香

お墓や敷地を綺麗にすることだけが管理ではありません。
一番大事な管理は、ご先祖様を偲び、献花やお線香をあげに来ることです。

霊園・墓地の管理者がやってくれる管理

霊園・墓地の管理者が行ってくれる管理内容は、共有部分と設備の修繕となり、皆様が支払っている維持管理費にて補われています。

共有部分とは

共用部分とは霊園・墓地内のトイレ、参道や階段、植木などは共有部分となり、清掃や修繕は霊園・墓地管理者の管理範囲となります。

また、水道代なども管理費の中から支払われています。

設備の修繕

水汲み場の修繕や備品の購入、参拝時の傘などの用意といった設備の修繕もこの範囲となります。

管理者によっては、霊園・墓地までの私有地である道路や駐車場の整備にも管理費を使われている場合があります。

霊園・墓地の管理費の相場はどのくらい?

お金

霊園・墓地の管理者に支払う管理費ですが、どこの霊園・墓地も同じなのでしょうか。

霊園・墓地の経営形態によっての相場管理費の内訳などについて説明いたします。

民営霊園(墓地)

民営霊園(墓地)の管理費ですが、地方やお墓の面積などによって違います。

一般的には年間5千円~1万5千円と公営霊園(墓地)よりも少し高めですが、法要や会食などの手配を管理事務所で頼める便利さはあります。

内訳としては、霊園・墓地全体における共有部分の清掃やトイレ・水汲み場の設備修繕、水道代などや専用の会館や休憩所、バスを所持している場合は維持費などがあります。

公営霊園(墓地)

公営霊園(墓地)の管理費は自治体が運営しているため、比較的安くなっています。

公営である限り、設備や管理体制は良くありませんが、年間4千円~1万円と管理費の安いところが魅力です。

また、桶やひしゃくなどは置いていないところが多いので持参しなくてはなりません。

内訳としては霊園・墓地全体における共有部分の清掃、水道代などがあります。

寺院墓地

寺院墓地の管理費は年間1万円前後が相場となっており、護持会費の名目になっている墓地もあります。

また、寺院墓地の場合は檀家でないと入れない墓地もあり、この場合は年間1,2回程度の行事に参加する必要があります。
この時のお布施は、1回1万円~3万円が相場になっていますのでご注意下さい。

一番安心な寺院墓地なので、管理費が高くても仕方ないのかも知れません。

内訳としては墓地全体における共有部分の清掃、トイレや水汲み場の設備修繕、水道代などがあります。

霊園・墓地の使用規約を確認しよう

人々

霊園・墓地には墓地使用規則があるのをご存知でしょうか?

この規約を把握しておかないと、後々のトラブルの原因に繋がることがあります。

全てを把握するのは難しいので、重要なポイント3つに絞って確認しましょう。

霊園・墓地の使用目的

霊園・墓地ではお墓を建て、遺骨を埋葬すること以外での使用は認められておりません

お墓に入れる方も親族に限られている場合もあります。

墓石の専門家は選べない

霊園・墓地管理者や霊園・墓地などが許可した石材店以外は施工できません。

勝手に指定石材店以外へ依頼した場合は規約違反となり、霊園・墓地から使用の取消しを受ける場合があります。

権利の剥奪もある

霊園・墓地の使用権や譲渡、継承については詳しく記載されています。
譲渡する場合や継承する場合は使用規約に抵触しないように、霊園・墓地管理者に相談しながら行うことをおすすめします。

また、霊園・墓地使用料や管理費なども規約に従って継続していきましょう。
特に、管理費は霊園・墓地によって違いますが、数年の未払いでも権利を取消される場合もあります。
同じように、お墓のローンが滞納したり、継承者が長年にわたり決まっていない場合も権利を取消しされることがありますので要注意です。

霊園・墓地の管理まとめ

お墓

今回終活ねっとでは、霊園・墓地の管理について解説しましたが、いかかでしたでしょうか?

霊園・墓地の管理について少し詳しくなったのではないでしょうか。

まとめてみると下記のようになりました。

  • 霊園・墓地の管理者は基本的に霊園となる

  • 霊園・墓地管理者の役割は霊園の清掃だけではない

  • 個人で行うお墓の管理は共有部分以外となる

  • 霊園・墓地の管理料の相場は民営霊園(墓地)、公営霊園(墓地)、寺院墓地によって異なる

霊園・墓地の管理は掃除や修繕だけではなく、規約を確認することや、管理費の支払いを確認するなどの注意点もありました。

個人で管理しなくてはならない範囲も理解できたと思いますので、お墓参りに行かれた時にお役立てください。

どれもお墓を持つと必要なことですが、ご先祖様を大事に思う気持ちを一番に考え、先祖からのお墓を守っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回終活ねっとでは「お墓の管理費」について解説しましたが、他にも終活に関する記事を多数掲載していますので、ぜひ他の記事もあわせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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