
デザインにこだわりたい、メモリアルアートと呼ばれるお墓
お墓にも、こだわりや故人の趣味を生かしたい。そんな思いから始まったデザインお墓。オシャレなお墓には、その人の趣味や人生を形に表したものをデザインにした墓石が人気となっています。
最終更新日: 2020年02月23日

「終活ねっと」運営スタッフ
一族でお墓を受け継いでいく、というのが日本の伝統でしたが、今では個人や夫婦でお墓を作ることも少なくありません。
個人用や夫婦用のお墓でよく選ばれるものとして、自由にデザインを決められるデザイン墓があります。
今回「終活ねっと」では、デザイン墓について
- 伝統的なお墓
- どんなデザインがあるのか
- ペットのデザイン墓
- キリスト教のデザイン墓
について解説します。
ぜひ最後までお読みください。
デザインにこだわるお墓が人気
新たなお墓の形が増えてきています。
故人の趣味や仕事、家族のイメージを形にしたデザインは、その人の思いが込められた形なので、時には他に無いオリジナルな場合もあります。
デザインにはこだわりがあります。
今までのお墓について

昔からあるお墓は、和型と言って、位牌を元にデザインされたお墓が主流でした。
お墓とは、お釈迦様が入滅された時に建てた「卒塔婆」が最初のルーツと言われています。
日本では、江戸時代中期ごろからこの和型デザインが中心となっています。
和型デザインのお墓
江戸時代中期に、安定性に優れた形とされていて、仏舎利塔を起源としたと言われています。
それまでは、供養塔の石造が多く見られていました。
昭和40年代ごろからお墓ブームとなり、どこの家でも和型デザインのお墓を立てるようになったとの事です。
洋風デザインのお墓

洋風デザインも人気になってきています。
デザインは、和型と違って、横長で背の低い形となります。
文字を彫刻することが人気、洋風のお墓
横型の墓石に、好きな文字、故人に似合う文字を彫刻したデザインが多く見られます。
和型の墓石では、「○○家代々」などの彫刻ですが、洋風の場合は、熟語、詩、故人の好きな歌などが彫刻されます。
オシャレなデザインと定評があります。
形にこだわるデザインのお墓
長方形の縦形や横型だけではない、新しい形のお墓も登場しています。
デザインも豊富なバリエーションがあります。
故人に似合う形を求めて作るニューデザインのお墓をご紹介致します。
お花を彫刻したデザイン

お花も故人の好きだったお花を彫刻してくれます。
花の飾り方もいろいろなデザインがあり、好みで作ることができます。
故人の趣味で墓石を作る
故人の方の趣味は、それぞれあるでしょう。
そんな形をデザインしたお墓があります。
「楽器」「乗り物」「スポーツ」というように故人を偲ぶ思い出の形が墓石となることもあります。
幼い子供の墓石には、「アニメキャラクター」が人気のようです。
お墓デザインコンテスト
色々なデザインのお墓を広く公募するデザインコンテストがあることをご存知ですか? 皆様の墓石のデザインを、今後のお墓のデザインとして参考にしていく形になっています。
自分でデザインをしてお墓を建てる時代も、すぐそこまで来ているようです。
ペットにもお墓を作る時代

愛するペットは家族と同じ。
でも、人間と同じお墓に入れることもできず、地域によっては動物墓地の場所に合同で遺骨を埋葬する方法などいろいろです。
最近では、動物霊園でお墓を建てる事も出来るようになり、デザインの豊富なお墓が多数みられるようになりました。
ペット霊園で供養する時のお墓
ペットのお墓も、墓地となる土地を購入して墓石を立てさせてくれます。
ペット霊園は、葬儀から火葬、納骨までを取り仕切ってくれますので、ペットを亡くした方の気持ちに沿うように最大限尽くしてくれます。
ペットの供養に関しては、その人の考えや価値観により違いがあります。
しかし、家族として暮らしてきたペットを供養したい想いは誰でも同じではないでしょうか。
大切な存在を供養する尊い想いです。
自宅にペットのお墓を作ることについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
犬や猫の寿命は約15年前後
ペットも、寿命が伸びている時代です。
一家で多頭飼いしているケースも多く見られます。
飼い主にしてみれば、我が家のペットたちのお墓が出来る事で供養でき、心の安定に繋がるのでしょう。
ペットロスから立ち直る形になっているようです。
ペットの写真を持って行けば、彫刻や、絵を書き入れてくれるものもあります。
とても豪華でオシャレな作りの墓がありますし、多頭飼いしている方用に、名前を続けて増やせる方法もあります。
自分たちに合ったお墓をデザインしてペット霊園で供養できます。
キリスト教のお墓事情について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
キリスト教でもデザインお墓
キリスト教と言うと、十字架の形をしたお墓のイメージがあります。
こちらでも墓石を使います。
和型の墓石は少ないですが、洋風の墓石や、今風の変わったデザインでも受け入れてくれます。
墓石には、十字架が必ずどこかに彫刻されたりします。
デザインにこだわるお墓のまとめ
こだわりのお墓を作るようになったのは、最近ではありませんが、いつの間にか浸透してきました。
まだ、和型が主流ではありますが、その中にも数多く見られるように変わってきました。
故人の好みでメモリアルしたいと願う残された遺族の思いが、そこにはあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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