葬儀の司会進行する場面を例文と共に紹介!言葉の注意点や服装も解説

葬儀の司会進行する場面を例文と共に紹介!言葉の注意点や服装も解説

セレモニーとしての要素が大きい現代の葬儀において、司会進行係は重要な役割を担っています。葬儀の開式から閉式・会食まで、どのように司会進行していくのでしょうか?ここでは葬儀の各場面での司会進行の仕方を例文と共に紹介し、言葉の注意点や服装についても解説しています。

最終更新日: 2020年03月04日

葬儀の司会進行について

葬儀

住宅事情や家族構成、また地域でのお付き合いの仕方の変化により、葬儀が行われる場所もかつての自宅から葬儀会館などへと移行してきました。
それに伴ってより重要な役目となってきた司会進行は、葬儀の各場面でどのようになされていくのでしょうか?

今回「終活ねっと」では、葬儀での司会進行がどのようにされていくのか、場面ごとに例文と共に紹介し、言葉遣いの注意点や服装についても解説しています。

  • そもそも葬儀での司会の役目はどんなものなの?

  • 葬儀の流れに沿って、各場面ではどのように司会進行するの?

  • 司会進行係をするときの言葉の注意点や服装について

以上の項目に沿って説明していきます。

社会経験を積むにしたがって、葬儀の世話役として司会をする機会もめぐってくるかもしれません。
この機会にぜひ最後までご覧いただき、司会をされる際には参考になさってください。

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葬儀における司会の役目

葬儀

かつては葬儀は自宅で行われることがほとんどで、進行役も僧侶や地域の人が行っていました。
住宅事情や地域のつながりの変化によって、近年の葬儀は葬儀会館などで行われることが多くなり、葬儀そのものもセレモニーとしての要素がより大きくなってきました。

このような現代の葬儀において、司会は葬儀を滞りなく進行していくという大変重要な役割を負うようになりました。
葬儀での司会はあくまでも式の進行役ですから、披露宴などの司会のように場を盛り上げたり多くしゃべる必要はありません。

ただ、自宅葬がほとんどだった時代には、物品の貸し出しや手配を中心に行っていた葬祭業者が、近年では葬儀全体の運営を行うようになりました。
そのため、葬儀社のスタッフや司会業の方が司会を請け負うことも多くなり、式の進行だけでなく場面によってはナレーションを入れてセレモニーとしての演出をすることもあります。

葬儀の流れと司会進行する場面

葬儀

もとより葬儀とは、遺族や故人に近しい人が故人の冥福を祈って死者を葬る儀式のことで、今では僧侶による読経や焼香、火葬などが葬儀にあたります。
告別式とは、親族や知人が故人に最後のお別れをする儀式で、今では出棺前の焼香や献花をして、あるいは故人と対面をしてのお別れがこれにあたります。

現在では、葬儀・告別式を一緒に行うことがほとんどで、それらを含めて葬式や葬儀と呼ぶことが多くなっています。
葬儀・告別式を一緒に行う場合には、これらを明確に区別せず親族の焼香までを葬儀とし、一般会葬者の焼香までを告別式として、一連の流れで行っていきます。

一般的な式次第は、この葬儀・告別式から出棺・火葬の後、会食をして閉会となります。
司会進行係は流れに沿って、開式の案内から始まって会食・解散まで、それぞれの場面でアナウンスしていきます。

受付係は遺族の立場に立ちますが、司会進行は第3者の立場で行いますので、敬語の使い方に注意します。
場面ごとの司会進行がどのようにされていくのか、葬儀の流れに沿って、文例とともに見ていきましょう。

葬儀

葬儀の開式時刻が近づくと、会葬者が受付に入ってきます。
葬儀の規模によって違いがありますが、開式の10分程前になったら会葬者に式場への入場を案内し、開式の2分程前に着席を促します。
あるいは受付後の案内で会葬者が式場に入っていれば、直前に着席の案内をします。

遺族は先に着席しています。
会葬者の着席が済んだら、司会進行係の案内で導師を迎え、開式の言葉を述べて葬儀式が始まります。

一同着席

案内にしたがって式場に会葬者が入場した後、開式の時刻になったら着席の案内をします。
着席のような会葬者の動作に関する案内は、トーンを落として行うナレーションなどと違い、はっきりと行います。

次が入場および着席の案内の文例です。

ご案内申し上げます。
〇時〇分を持ちまして開式いたしますので、ご参列の方々は式場にお入りください。
間もなく開式となりますのでご着席ください。
なお、携帯電話の電源はお切りいただくか、マナーモードに設定していただきますようご協力をお願します。

一同着席したら、「導師が入場されますので、皆様合掌にてお迎えください。
」「合掌お直りください。
」などと案内して、僧侶をお迎えします。

開式の言葉

僧侶のしたくができて位置についたタイミングで、司会進行係より以下のような開式の挨拶がされます。
その際、故人の社会的な地位や知名度によっては、肩書をつけたり敬称を○○先生などとすることもあります。

本日はご多忙中のところをご臨席いただきましてありがとうごいます。
只今より、故○○○○様の葬儀ならびに告別式を執り行います。

開式に続いて僧侶の読経が行われ、故人に引導が渡されます。
宗派や僧侶によって読経の内容や時間は変わってきますが、20~30分行われます。

弔事弔電

読経に次いで、弔辞の拝受も司会進行係の指示で進めまられます。
名前の読み間違えがないよう、事前に読みかたの確認やふりがなをふるなどの準備をしておきます。

司会進行係が以下のように弔辞を読む人の名前を呼んで、弔辞を故人に捧げます。
身内やお孫さんなどからの場合は、弔辞ではなく「送別の辞」や「お別れのことば」としたほうがよいでしょう。

ここで、○○様より弔辞を頂戴いたします。
ただいまより、弔辞をいただきます。
ご友人を代表して、○○様お願いします。

複数の弔辞がある場合には、「同じく弔辞をいただきます。
」などとして続けます。
なお、弔辞に対してお礼の言葉は必要なく、黙礼をするだけでかまいません。

喪主・親族代表挨拶

葬儀と告別式を共に執り行う際には、親族の後に一般会葬者が焼香を行います。
弔辞・弔電披露の後再度僧侶の読経が始まり、この間司会進行係より焼香の案内がされます。
大規模な葬儀では、焼香する人の名前を呼んで、呼ばれた順に焼香することもあります。

「ただいまより皆様の焼香に入ります。
前から順にお進みいただき、終わりましたらお席に戻ってお待ちください」などとのアナウンスとともに、係員の誘導があります。
すべての焼香が終ったところで、導師が読経をやめ退場します。

これにて葬儀式・告別式が済み、司会進行係の案内で喪主・親族代表が参列者に向けて挨拶を行います。
以下が喪主挨拶の紹介の例です。

この場をお借りしまして、喪主○○様より(あるいは喪主・親族を代表しまして〇○様より)、本日ご参列くださいました皆様に、お礼のご挨拶を申し上げます。

弔電披露

弔電紹介については、あらかじめ読み上げる順番や、数が多い場合にはどの弔電を紹介するのかを喪主と打ち合わせておきます。
弔辞と同様、弔電の送り主の名前も間違いがないよう、確認しておきます。

弔電を司会者が読む場合には、以下のように紹介して弔電を読み上げます。

続きまして、本日頂戴しております弔電を謹んでご霊前に奉読申し上げます。

弔電の数が多い場合には、5~6通ほど読み上げた後、以下のように紹介します。

本日多数の弔電を頂戴しておりますが、時間の都合にて大変失礼ながら、本文・敬称を省略し順不同にてお名前のみ読み上げさせていただきます。

また、司会者以外の方が弔電を読む場合には、その方を以下のように紹介します。

本日寄せられました弔電を葬儀役員○○より申し上げます。

閉式の言葉

喪主・親族代表の挨拶の後、司会進行係が閉式を伝えます。

これをもちまして、故◯◯◯◯様の葬儀ならびに告別式を終了いたします。
長時間のご会葬誠にありがとうございました。
この後まもなく出棺でございますので、お見送りされる方はしばらくお待ちください。

出棺案内

出棺の前に遺族や会葬者は故人と対面し、お花や思い出の品などを棺に入れながら最後のお別れをします。
棺に蓋をし、親族や故人の友人など男性5~6名で棺を霊柩車に納めます。
遺族は棺の後に続き、棺が霊柩車に納められた時点で出棺見送りになります。

ここで、喪主あるいは遺族代表より見送ってくれた会葬者に挨拶があることもあります。

それではこれより出棺となります。
お見送りをお願い申し上げます。

霊柩車がクラクションをならしたのち、火葬場へ向かって行きます。

灰寄案内

出棺案内と同時に灰寄(はいよせ)の案内をします。
本来逝去から7日目に行う初七日の法要は、現在では繰り上げられて葬儀当日に行われることがほとんどですが、葬儀式に続けて行う場合と火葬の後に葬儀場に戻ってから行う場合があります。

司会進行係は、状況に応じてアナウンスをします。
以下は火葬の後に初七日法要を行う場合の例です。

尚、出棺後に灰寄・初七日供養を行いますので、ご案内差し上げました方はご焼香下さいますようお願いいたします。

会食

喪主の挨拶のタイミングは、葬儀の流れによって異なります。
骨上げ後に初七日法要を行う場合は、喪主の挨拶とともに会食の案内をし、献杯の発声で会食を始めます。

会食の呼び方も、地域や宗派によってさまざまで、献杯を行わないこともあります。
以下は司会進行係の案内の例です。

本日はお忙しいところご足労いただき、誠に有り難うございました。
これより精進落としでございます。
喪主様よりひとことご挨拶をいただきます。

下の記事では葬儀での親族の挨拶例について紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。

葬儀の司会進行における言葉の注意点

葬儀

葬儀の司会進行では言葉遣いに注意し、いわゆる忌み言葉」や「重ね言葉」を避けます。
これは司会進行に限らず、葬儀では縁起が悪いとされ嫌われる言葉です。

葬儀の司会進行における言葉の注意点は次のようなものがあります。

重ね言葉

「重ね重ね」・「ますます」・「度々」といった重ね言葉は、不幸が重なるとされ、葬儀の場で使用するのはよくないとされています。
「重ね重ね感謝を…」なら「深く感謝を…」と、「いろいろな思い出が…」なら「おおくの思い出が…」のように、言い換えます。

繰り返し言葉

「再三」・「繰り返し」・「再度」などの繰り返し言葉も、やはり不幸が繰り返されることが連想されるため、葬儀の場にはふさわしくありません。
重ね言葉と同様に、「繰り返しとなりますが…」なら「先ほど申し上げたように…」などと、別の表現にします。

不吉なことを連想させる言葉

「消える」・「落ちる」・数字の「四(死)」・「九(苦)」など、不吉なことを連想させる言葉も避けた方がよいとされています。

葬儀の司会進行係の服装

葬儀

司会進行係を葬儀社のスタッフや葬儀社に派遣されたプロの司会業の方が行う場合は、葬儀社の制服や喪服に準じた地味な服装をされています。
大規模な葬儀で葬儀役員を立てているような場合にはその中のどなたかが、あるいは町内会の世話役の方や喪主の知人などが司会進行係をする場合は、やはり喪服に準じたものを身に着けます。

ただし、正喪服は遺族が身に着けるものですから、略喪服に相当する服装とします。
男性ならブラックスーツなどに白のワイシャツ、女性ならブラックのツーピースやアンサンブルに、必要なら白のブラウスを着用するとよいでしょう。

司会進行係は人前に立つことが多くなりますから、第一に清潔感のある服装であることが大切です。
靴やベルトについても、エナメルや金属のような光沢のあるものを避けるなど、葬儀に参列するときと同様の喪服でのマナーに準じていれば、間違いありません。

葬儀の司会進行についてまとめ

葬儀

いかがでしたか?
ここまで葬儀での司会進行について、以下のことを解説してきました。

  • セレモニーとしての要素が大きい近年の葬儀では、葬儀を滞りなく進行するために司会がより重要な役目となっている。

  • 司会進行係は式場への入場・着席から始まり、告別式・出棺・会食までの各場面で、会葬者への動作の案内や遺族の挨拶の紹介をして葬儀を進行していき、開式の言葉や閉式の言葉も述べる。

  • 司会進行係は弔辞を頂く方の紹介をして、弔電を読み上げる係がいればその方の紹介をするか、いなければ自ら弔電の奉読をする。

  • 司会進行係は人前に出るため、縁起の悪い忌み言葉や重ね言葉を使わないよう注意をして、略喪服に相当する清潔感のある服装で臨むとよい。

葬儀での司会は、葬儀を滞りなく進めていくために、各場面で案内や誘導をしていくのですね。
葬儀で司会進行をする際には、遺族や会葬者に故人のためによい葬儀ができたという想いを持ってもらえるようにしたいものです。

「終活ねっと」では、他にも葬儀に役立つ記事を多数掲載していますので、ぜひご覧になってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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