葬儀の際のお別れの言葉の内容は?弔辞の例文や寄せ書きについて解説

葬儀の際のお別れの言葉の内容は?弔辞の例文や寄せ書きについて解説

葬儀に参列したときに、お別れの言葉で淋しさが増したという経験のある方はいらっしゃいませんか?しかし、葬儀で弔辞を頼まれたとしても、どんなことを話したら良いのかわからないという方も多いでしょう。そこで葬儀のお別れの言葉について例文を紹介しながら解説していきます。

最終更新日: 2020年12月16日

葬儀の際のお別れの言葉とは?

葬儀

あなたは葬儀に参列したときに、参列者の中の代表者がお別れの言葉を述べているのを見たことがありますか?
故人と親しい方のスピーチは、胸を打つものがあり、生前の故人の在りし日の姿が偲ばれます。
一方で、もし親しい方の葬儀であっても、お別れの言葉のスピーチを依頼されたら、何を話したら良いのかわからず、プレッシャーに感じられる方も多くいらっしゃることでしょう。

そこで、今回「終活ねっと」では、葬儀におけるお別れの言葉について詳しく解説していきたいと思います。

  • 葬儀の際の弔辞とはどんなもの?

  • お別れの言葉はどんな内容のスピーチが良いの?

  • お別れの言葉の例文の紹介

  • 葬儀での寄せ書きってどんなもの?

以上の4つを軸に話を進めていきます。
今後急にお別れの言葉のスピーチを依頼されたときのために、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

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葬儀の際の弔辞とは?

葬儀

葬儀の際の弔辞とは、いったいどんなものなのでしょうか?

弔辞は、文字通り解釈すると、「死者を弔うための言葉」という意味です。
このため、本来は故人に語りかける言葉はすべて弔辞と言うことができます。

しかしながら、一般的に弔辞というと、葬儀や告別式の場でのお別れの言葉のスピーチを指すことが多いのです。
葬儀の参列者のうち故人と親しかったが、故人に向けた言葉や手紙などを読み上げて挨拶することを指します。

お別れの言葉(弔辞)の内容

葬儀

それでは、葬儀における弔辞とはどんな内容のものが一般的なのでしょうか?
葬儀の場にふさわしい弔辞の内容を詳しく見ていきたいと思います。

故人への呼びかけ

まず、弔辞とは故人に語りかける言葉ですので、故人への呼びかけが必ず入ります。
葬儀という改まった席でのスピーチですが、あくまでも故人に対する呼びかけです。
「おじいちゃん」や「○○くん」といったように、弔辞を依頼された方が生前呼んでいた言い方で、故人に呼びかけます。

呼びかけの後には、突然の逝去を悼む言葉を続けます。
あまり難しい言葉を使わず、普段故人と接していたときのような言葉で話していったほうが、自然でわかりやすい挨拶になります。

故人とのエピソード

故人に呼びかけたあとは、故人との関係性や親密度がわかるようなエピソードを話します。
エピソードはなるべく具体的なもののほうが、故人の人となりが表れて、参列者に共感を与えることができるでしょう。
エピソードは2~3つ程度盛り込むと、弔辞の長さとしてもちょうど良いものになります。

また、故人ととても親しかったとしても、故人が公表されたら嫌だろうと思われることや、ご遺族を不快にされるようなエピソードは避けるようにしましょう。

遺族への慰め

故人の人柄を表わすようなエピソードを話したあとは、ご遺族への慰めの挨拶を続けます。
ご遺族の悲しみに寄り添うような言葉を選びましょう。

結び

弔辞の最後は、冥福を祈るような言葉や別れの言葉で結びます。
「ご冥福をお祈りいたします」や「今までありがとう」といった言葉で、お別れの言葉を結ぶことが多く見受けられます。

気をつけるべき言葉、禁句

さらにお葬式の場では別れの言葉に限らず、気をつけるべき忌み言葉というものが存在します。

たとえば「重ね重ね」や「度々」といった言葉は不幸が重なることを連想させる重ね言葉として避けるべきだとされます。
さらに「消える」や「落ちる」といった不吉な言葉、「死ぬ」「生きる」といった生死に直接触れるような言葉もお別れの言葉の中に含んではいけません。

その他葬儀の際の言葉遣いについて、より詳しく知りたい方は以下をご参照ください。

お別れの言葉の例文

困った人々

それでは、実際にお別れの言葉の例文を紹介していきましょう。
故人との関係性別に紹介しますので、言葉の使い方などを確認するのも良いでしょう。

子供(息子・娘)の場合

子どもが親の葬儀でお別れの言葉を述べる場合、どのようなことを話したら良いのでしょうか?
例えば、父親の葬儀で息子がお別れの言葉を述べる場合には、以下のような例文が挙げられます。

お父さんへ。
今までいつも自分たち兄弟のことを見守ってくれてありがとう。
おととい、お母さんから「お父さんが倒れた」と聞いたときには、何かの冗談かと思ったよ。
それくらい、いつもお父さんは元気にあふれていて、はつらつとしていたね。

お父さんのことを思い出そうとすると、いつもお父さんのユニフォーム姿が目に浮かびます。
お父さんは子どもの頃から野球が大好きで、僕が小学生のときは小学校のリトルリーグのコーチをしていたね。
家にいるときとは違って、お父さんは鬼コーチで、よく僕も叱られた。
でも、帰りにはいつもの優しいお父さんに戻って、毎回自動販売機でジュースを買ってくれるのが嬉しかったよ。
本当は野球よりも帰り道のほうが楽しかったくらいだったんだ。

僕が高校生のとき、進路に迷っていたら、お父さんは「お金のことは気にせず、自分の好きな道に進みなさい」と、言ってくれたね。
そのお陰で、行きたかった私立の大学を諦めなくて済んだ。
お父さんの言葉は本当に心強かったです。

そんな元気で強くて優しいお父さん。
自分も父親になるときが来るのかわからないけれど、もしその日が来たら、お父さんみたいな父親になりたいと思っています。
これからはお父さんの代わりにお母さんの支えになれるように、もっと強くなろうと思うよ。
天国からずっと見守っていてください。
本当にありがとう、お父さん。

親(父・母)の場合

今度は、親がお別れの言葉を述べる場合を考えます。
このケースでは挨拶をする側よりも故人のほうが若いので、参列者の悲しみはより大きいことでしょう。
今回は、息子の葬儀に父親がお別れの言葉を述べることを想定した例文をご紹介します。

○○、突然△△さんから知らせを受けたときは、びっくりしすぎて言葉が何も出てこなかった。
でも、君の最期の状況を聞いて、少し納得したんだ。
君は小さい頃から正義感が強くて、とても優しい子だったから。

○○は小学生の頃から、クラスでいじめられている子がいると、いじめっ子に立ち向かっていくような子だった。
担任の先生から叱られることもあったけれど、いじめられていた子の親御さんからは「本当にありがとう」と、よく声をかけてもらうこともあった。
父さんは、誇らしい気持ちでいっぱいだったんだよ。

君は子どもの頃と変わらず正義感を持ち続け、それで川で溺れている小さい子どもを助けようとしたんだね。
でも、○○。
君だって、父親だ。
残された2人の子どもと△△さんのことを考えると、今回父さんは君を褒めることはできない。
父さんは君の代わりにはなれないけれど、何とか支えていきたいと思っている。
だから、安心して休んでください。

名残は尽きないけれど、父さんは○○の父さんになれて幸せでした。
今までありがとう。

孫の場合

続いて、が祖父母の葬儀でお別れの言葉を述べる場合の例文です。

○○ばあちゃん、今までいつも優しくしてくれてありがとう。
もうおばあちゃんとお喋りができなくなるなんて、本当に淋しいです。

○○ばあちゃんは私が小さい頃から、おしゃれが好きで友達のおばあちゃんとは少し違ってかっこよくて、私の自慢のおばあちゃんでした。
おばあちゃんは裁縫が得意だったから、私の洋服を仕立ててくれることもありました。
シャツやワンピースは、変わった形のボタンが使われていて、「いいでしょ!かっこいいよ」と、私に試着させながら、よくおばあちゃんは言っていたね。

おばあちゃんは病気をしてからあまり裁縫ができなくなってしまったけれど、それでも私のファッションアドバイザーでした。
一緒にショッピングしたり喫茶店に寄ったりするのが、とても楽しかったです。

○○ばあちゃんとの日々を思い出すと、楽しいことばかり浮かんできます。
本当は成人式で着る着物も一緒に選んで欲しかった。
おばあちゃんに教えてもらったことを胸に、これから立派な大人になって家族を支えたいと思います。
おばあちゃん、お空からずっと見守っていてください。

ひ孫の場合

それでは、ひ孫が曽祖父母の葬儀でお別れの言葉をスピーチする場合には、どんな例文があるのでしょうか?

ひ孫の場合、年齢的に考えても、スピーチする人物が小学生くらいの子どもであることが多いでしょう。
幼稚園生や小学生の子どもにとって、葬儀という慣れない場で、人前で話をすること自体がとても緊張するものです。
話す時間は短く、読みやすい文字で原稿を書いておきましょう。

大ばあばへ。

いつもぼくたちにやさしくしてくれてどうもありがとう。
きょねんのなつ休みに、ばあばからもらったあさがおのたねは、ばあばがおしえてくれたとおりにまいにち水をあげたら、たくさん花がさいたよ。
大ばあばに見せてあげたかったです。

にこにこわらう大ばあばとあえなくなるのは、さみしいです。
いままでありがとう。
さようなら。

その他親族(叔父へ)の場合

それ以外の親族へのお別れの言葉を伝える機会もあるでしょう。
ここではが叔父へお別れの言葉を述べるときの例文をご紹介します。

叔父さん長い人生ご苦労様でした。
床につかれてから1年、あんな大病だったのにまわりに苦しさを見せず、ひとことも弱音をはかないで、逆に心配する私たちを慰めてくださいました。

最後まで希望を失うことなく、私たちを愛してくれた叔父さんの闘病生活を見て、肉親としてどれほど誇りに思ったことでしょう。

叔父さんも、もう苦しむ事も辛い事もありません。
どうかやすらかに眠ってください。

友人(高校の友達)の場合

ここまで、親族のお別れの言葉の例文をご紹介してきました。
今度は、友人の代表としてお別れの言葉を述べる際の例文を見ていきましょう。

○○、こんなに早くお別れの日が来るなんて、とても信じられません。
先月会ったときには、一緒に同窓会に出席しようと約束していたところだったのに。

○○と私との出会いは高校の山岳部でした。
快活で明るくて体の大きな○○は、その当時から山男という雰囲気で、部活内でのムードメーカーでした。
登山中はきつくてみんな無言だったけれど、テント場で食事と作っているときや寝る前などは、馬鹿話で盛り上がったね。
恋愛話もしたけれど、真面目に将来のことを話すこともあった。
そんなとき、○○は「ウンウン」と、大きく相槌を打ちながら真剣に話を聞いてくれた。

高校を卒業して別々の大学に進学したけれど、就職したあとは職場が近かったこともあって、時々一緒に飲みに行くこともあった。
入社して2年目の頃、僕が「会社を辞めたい」と、○○に相談したときも、○○は真剣に話を聞いてくれたね。
僕は○○に話したことで気持ちが落ち着いて、そのまま会社を辞めずに済んだんだ。
今の僕があるのは、○○のお陰なんだよ。

僕が結婚したときも、友人代表の挨拶は○○にお願いした。
そのあと、○○が結婚式を挙げるときは僕が友人代表で挨拶させてもらった。
そのくらい、僕の人生の大事な場面には、○○が必要だったんだよ。

先ほど、○○の自慢の息子さんに久しぶりに会わせてもらいました。
高校生になったんだってね。
僕が出会った頃の○○にとても似ていて、僕はタイムスリップしたかと思ったよ。

○○、名残はつきませんが、今まで本当にありがとう。
どうぞ安らかに眠ってください。

葬儀での寄せ書きって?

葬儀

葬儀で寄せ書きを頼まれることもあります。
寄せ書きは、葬儀の場では飾られ、出棺の際にはお棺に一緒に入れられます。
戸惑うという意見もありますが、もし一筆求められた際は簡単な言葉を書きましょう。

例文は以下の通りです。
自分の言葉で簡潔に書くことが望ましいでしょう。

○○さんがいなくなると寂しくなります。
天国でも○○さんが笑っていられますようお祈りしています。
いつも元気な○○さんに励まされていました。
これからは、わたしが○○さんのように周りを照らせるような人になります。
見守っていてね。

また、寄せ書き以外にお棺に入れたいものがある方は、こちらの記事でお棺に入れても問題ないかチェックしておきましょう。

葬儀の際のお別れの言葉のまとめ

葬儀

ここまで、葬儀でのお別れの言葉について解説してきました。

  • 葬儀の際の弔辞とは、葬儀におけるお別れの言葉のスピーチを指すことが一般的。

  • お別れの言葉の内容は、まず故人への呼びかけ、続いて故人の人柄や関係性を表わすようなエピソード、その後ご遺族への慰めの言葉を入れる。
    そして、最後に故人の冥福を祈る言葉で結ぶ。

  • お別れの言葉の例文は上述の通り。故人との関係性に合わせて形式にとらわれず自分の言葉で書くことも大切。

  • 葬儀に参列したときに、寄せ書きを頼まれることがある。
    一筆を求められた際は、簡単に自分の言葉で書くと良い。

以上が葬儀でのお別れの言葉のまとめです。

親しい方からのお別れの言葉は、葬儀の中で最も故人を偲び、参列者の悲しみが増す場面だと言えるでしょう。
それだけに、お別れの言葉を依頼されたら、プレッシャーに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれども、大切な方の葬儀ですので、依頼されたらぜひ引き受けたいものです。
そんなときに、今回ご紹介した例文を参考にしてはいかがでしょうか。

「終活ねっと」では、この他にも葬儀について役立つ情報を掲載しています。
葬儀の準備について困ったことがあったら、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

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