葬儀での供花のお礼の仕方や期限は?礼状の書き方から送る品物まで

葬儀での供花のお礼の仕方や期限は?礼状の書き方から送る品物まで

葬儀で供花(きょうか)をいただいた際のお礼はどうしていますか?お礼にはきちんとした作法や期限があります。これらは知らないと恥ずかしい思いをしてしまいます。今回終活ねっとでは、葬儀でいただく供花のお礼の仕方や期限、さらにお礼状の例文についてもご説明します。

最終更新日: 2020年03月03日

葬儀での供花のお礼について

葬儀

故人に供えるお花を、供花といいます。
故人と深い所縁のある人が送ることが一般的ですが、遠方に住んでいたり、入院などの理由で参列出来ない方が送る場合もあります。

では、供花をいただいた際には、どのようなお礼をすべきなのでしょうか。
お礼の品物選びや、お礼状の書き方など細かいマナーについてわからない部分が多くあるとおもいます。

そこで今回「終活ねっと」では、供花のお礼についてご説明していきます。
供花のお礼の作法や期限、お礼状の例文や書き方などについて詳しく確認していきましょう。

この記事では、以下の事柄を中心に解説していきます。

  • お礼の方法について

  • お礼の期限について

  • お礼状はどう書くのか

  • お礼の品物について

  • 供花以外に対するお礼状の書き方

お礼状や送る品物以外にも、供花以外をいただいた場合のお礼状や会社から供花をいただいた場合の対応も紹介しております。
きちんとお礼が出来ていないと、恥ずかしい思いをしてしまいますし、供花を送っていただいた方にも失礼になってしまいます。

正しいお礼の方法を知るために、ぜひ最後までお読みください。

「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した低価格かつ高品質なセットプラン5つの葬儀形式からお選びいただけます。

「終活ねっとのお葬式」ついて詳しくはこちらをご覧ください。

「終活ねっと」は全国各地の斎場と提携しているため、全国の斎場葬儀/家族葬を執り行うことが可能です。
お近くの葬儀場・斎場をお探しの方はぜひ一度ご覧ください。

place 終活ねっとで斎場を探す
エリアを選択してください

葬儀で供花をいただいたらお礼はすべき?

葬儀

さて、供花を頂いた場合はそもそもお礼をすべきなのでしょうか。
結論から申し上げますと、お礼は絶対にすべきです。

では、どのようなお礼の方法があるのでしょうか。
それでは早速、ご説明していきましょう。

お礼を送る前に電話で一言挨拶を

お礼の方法は色々ありますが、一般的にはお礼状を送ります。
さらには、お礼状を送る前に電話などで一言挨拶をする場合が多くあります。
これは必ずしなければならないということではありませんが、供花を送った方にとっては、とても印象良く丁寧と感じていただけることでしょう。

メール・はがきでお礼をしてもよい?

さて、次はお礼状はどのようなもので出すべきかをご説明していきましょう。
一般的にお礼状ははがきや手紙で送ります。
さらに簡易的な方法として、メールでお礼を送る場合もあります。
この場合は、親族などの親しい間柄の相手に限って送るようにしましょう。

供花をいただいた場合には品物と一緒に送るのが一般的です。
そのお話は、また後ほどご説明しましょう。

いつまでにお礼をするべき?

困った人々

次に、お礼状をいつまでに送るべきかということについてご説明していきます。
一般的に、お礼状は1週間以内に送るのが良いでしょう。
しかし、出来るだけ早めにお礼状を送ることをおすすめします。

葬儀の後は、お礼状を送る以外にもしなければならないことが多くあり、バタバタしがちですが、遅くなると供花を出した方も良い気持ちはしません。
逆の立場になって考えてみると、やはり早めの方が嬉しいですね。

しかし、どうしても1週間以内にお礼状を送れない場合には、先ほどのお話にもありましたように、電話で事前に挨拶をすることをおすすめします。

ここで、1つ注意点があります。
供花を誰から頂いたのか、その方の住所などの情報も含めてしっかり管理しておきましょう。
送り先がわからないという理由で遅れることは、絶対に避けましょう。

葬儀後のお礼や挨拶の仕方については、以下の記事で詳しく紹介しておりますのでぜひあわせてご覧ください。

供花へのお礼状の書き方

葬儀

さて、次はお礼状の書き方についてご説明していきます。
まず、手紙を書く際に最初に書く言葉といえば「拝啓」です。
そして締めくくるときに「敬具」と書きます。

葬儀の供花のお礼状としては不要ということも耳にしますが、相手を敬って手紙を出すのですから、「拝啓・敬具」と書くことをおすすめします。
もしくは、目上の人や、会社の取引先などの場合、さらに相手を敬う表現である「謹啓・謹白」を使うのもいいかもしれません。

そして、葬儀のお礼状の一番のポイントとして、句読点を付けないということがあります。
つまり点やマルを付けないということです。
「、」を付ける部分に関しては、改行して次の行に書いていきます。
普段の手紙を書く要領で書いてしまわないよう、注意しなければいけません。

もうひとつ気になることは、縦書きなのか、それとも横書きなのかということです。
横書きのお礼状も目にしますが、一般的には縦書きといわれています。

お礼状の内容

次は、お礼状の内容についてご説明していきます。
内容の書き方についてですが、後の章に例文で分かりやすくご紹介していきます。
さて、まず書き方ですが以下のような順番で書きます。

  • 供花をいただいたことに対する感謝の気持ち

    (例1)
    故○○の葬儀に際しましてご供花を賜り有り難く御礼申し上げます
    (例2)
    故○○の葬儀に際しまして立派なご供花を賜りありがとうございました

  • 供花を霊前に飾らせていただいた報告

    (例1)
    謹んでお受けし霊前に飾らせていただきました
    (例2)
    式場に供え一層の彩りを添えさえていただくことができました

  • 「略儀ながら...」等の言葉と一緒に挨拶

    (例1)
    略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます
    (例2)
    略儀にて失礼ながら謹んで御挨拶申し上げます

内容について上記リストで簡易的に挙げました。
お礼状の内容はあまり長くする必要はありません。
さらに、以下にリスト内容についてポイントを補足します。

【1】での感謝の気持ちを伝える内容のポイントは、「誰の葬儀」「供花」「感謝の言葉」の3ワードをしっかり述べましょう。

【2】では、ご丁寧にいただいた供花ですから、「供花を葬儀で受け取りました・飾りました」ということをしっかり伝えましょう。

【3】では、お礼状なのになぜ最後に申し訳ないような書き方をしなければならないのかという疑問があるかもしれません。
この理由は、手紙だからです。
先述の中にお礼状は、はがきか手紙で書くことと述べましたが、一番いい方法は直接会ってお礼を伝えることです。

しかし、供花をいただいた一人一人に会って、お礼を伝えることはなかなか出来ません。
そこで、「手紙で申し訳ありませんが...」と、最後に添えることが一般的な書き方とされています。

お礼状の例文

さきほどの内容をふまえて、実際にお礼状を送る場合には以下のお礼状の例文を参考にしてください。

拝啓 

この度は故○○の葬儀に際しまして立派なご供花を賜り誠にありがとうございました
謹んでお受けし霊前に飾らせていただきました

○○の最期を美しい花で飾ってくださり故人も喜んでいることかと存じます

本来ならばお目にかかってご挨拶を申し上げたいところですが
略儀ながら書中をもちまして御礼のご挨拶を申し上げます

                                    敬具

 平成○○年○○月
 (住所)
 喪主○○

お礼状を書く際の注意点

さて最後に、お礼状を書く際の注意点についてご説明します。
忌み言葉という言葉をご存知でしょうか。
忌み言葉とは、葬儀などの場において使用を控えた方が良いとされる言葉、もしくは縁起の悪さを連想させてしまう言葉のことです。

知らずに使ってしまっては大変です。
リストにまとめましたので、ご覧ください。

  • 音が不穏な言葉

    4(死)・9(苦)

  • 生死を表す言葉

    死ぬ、死亡、生きる、生存など

  • 不幸を連続を連想させる言葉

    いよいよ、重ね重ね、たびたび、つぎつぎ、ますます、追ってなど

  • 宗教にとって不適切な言葉

    冥福、愁傷、供養、成仏など

ここまでお話してきましたように、お礼状を書くに際しては色々な決まりがありますので、お礼状を書いた後にはしっかり文章を見直すことをおすすめします。
さて、次の章からは供花のお礼として品物を送る場合にはどうすべきかをご説明します。

供花のお礼に送る品物はどうする?

葬儀

供花をいただいた場合、送り主から手紙等で「返礼不要」と明記がない限り、お礼状を送るだけではなく品物も送ることが一般的です。

お礼の品物は、いただいた供花の金額に合わせて決めていきます。
ここでは、供花のお礼に送る際の品物について紹介していきます。

御礼の費用相場

お礼の費用の相場は、いただいた供花の金額に対して3分の1~半分の金額が一般的といわれています。
もし、香典と供花を一緒にいただいた場合には、香典用のお礼・供花用のお礼と分けることなく、まとめてお礼をしましょう。
まとめてお礼をすることは失礼なことではありませんので、香典と供花との合計金額の「3分の1~半分」程度の品物をお返ししましょう。

お礼にオススメの品物

お礼の品物はお茶や、お菓子、うどん、そうめん、コーヒーなど、すぐに無くなるものが定番です。
無くなるものというのは、消え物と言い表すこともあります。

さて、お礼の品物を「定番の品物にしようか、別の品物にしようか」と悩んでいる方に、オススメの品物をご紹介しましょう。
リストにまとめましたので、ご覧ください。

  • ふさわしい定番の品物

    お茶、お菓子、うどん、そうめん、コーヒー
    のり、お茶漬け、タオル、石鹸、洗剤

  • 近年定番化している品物

    カタログギフト

近年では、カタログギフトを送ることが定番化しているようです。
「誰に、いくらの何を送るか」を一人ひとり考えるには少々時間を要します。
そのため、送る品物の金額だけを決めて、それに応じたカタログギフトを送る人が増えているようです。
受け取った側としても、カタログから好きな品物を選ぶことが出来るため、喜ばれるかもしれません。

お礼にかけるのしの書き方

最後に、お礼の品物にかけるのしについてご説明していきます。
一般的には、黒白か黄白の結び切りの水引を使用し、水引の上に「志」か「粗供養」の文字を入れます。
「志」の方が宗教を問わず使うことができますし、「志」にはお礼の気持ちという意味も表しますので、「志」を使う方が多いようです。

葬儀に送られたお花へのお返しについては、以下の記事で詳しく紹介しておりますのでぜひあわせてご覧ください。

供花以外をいただいた場合のお礼状

葬儀

さて、次は供花以外の品物をいただいた場合のお礼状の書き方について、ご説明していきます。
基本的には供花の場合と大きく変わりませんが、供物、弔電、香典をいただいた場合に分けて紹介していきたいと思います。

供物をいただいた場合

まず、供物をいただいた場合のお礼状について見ていきましょう。
お礼状に含める内容は供花のお礼状の際とほとんど変わらず、以下の内容を含めます。

  • 「拝啓・敬具」「謹啓・謹白」

  • 句読点を付けない

  • (基本的に)縦書き

  • 供物をいただいたことに対する感謝の気持ち

  • 供物を霊前に供えさせていただいた報告

  • 「略儀ながら...」等の言葉と一緒に挨拶

上記のことを含めて、例文をご紹介しましょう。

拝啓 

この度は故○○の葬儀に際しまして立派なご供物を賜り誠にありがとうございました

謹んでお受けし霊前に供えさせていただきました
故人もさぞかし感謝していることと思います

つきましては拝趨の上ご挨拶申し上げるのが本意ではありますが
略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます

                                    敬具

 平成○○年○○月
 (住所)
 喪主○○

弔電をいただいた場合

次は、弔電をいただいた場合のお礼状の書き方について、ご説明していきます。
こちらも今までご説明した書き方と大きく変わりませんが、例文をご紹介します。

拝啓 

この度は故○○の葬儀に際しましてご丁寧な弔電をいただき誠にありがとうございました

(送り主)様の温かいお心遣いに故人も喜んでいることと思います
おかげさまで葬儀も滞りなく営むことができました

本来ならばお伺いし御礼申し上げるべきでございますが
略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます

                                    敬具

 平成○○年○○月
 (住所)
 喪主○○

香典をいただいた場合

最後に、香典をいただいた場合のお礼状の書き方についてもご説明します。
早速、こちらも例文をご紹介していきましょう。

拝啓 

この度は故○○の葬儀に際しましてご多忙中にもかかわらず
葬儀に参列いただき誠にありがとうございました

また過分なお心遣いをいただき心よりお礼申し上げます
お陰をもちまして無事葬儀を終えることができました

本来であれば直接お伺いしてお礼を申し上げるべきところではありますが
略儀ながら書中をもちまして御礼のご挨拶を申し上げます

                                    敬具

 平成○○年○○月
 (住所)
 喪主○○

さて、色々なパターンのお礼状の書き方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、ご参考下さい。
次は、会社などの企業から供花をいただいた場合のお礼について、ご説明していきます。

会社から供花をいただいた場合のお礼

葬儀

葬儀の際に、故人の会社や取引先の企業などから供花をいただく場合もあります。
基本的に会社からの供花や弔電に対しては、お礼をしなくても失礼にならないといわれています。

その理由は、会社からの場合、多くの方がお金を出し合って供花を送っているため、「誰がいくら出しているのか」などの情報が受け取った側としては不明であるからです。
また、その状況を考慮すると、お礼状を送ることも品物等を送ることも困難といえましょう。
そのため、基本的には会社からの供花や弔電に対しては、お礼の必要はありません

私の経験になりますが、会社の上司のお父様がお亡くなりになった際に、会社からという形で供花を送りました。
その供花に対するお礼状はありませんでしたが、上司から直接お礼を言葉をいただきました。
直接お礼を伝えることのできる間柄でしたら、直接会って伝えるといいですね。

以下の記事では、葬儀のお手伝いをしてくださった方へのお礼について紹介しておりますのでぜひあわせてご覧ください。

葬儀での供花のお礼に関するまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では、葬儀における供花のお礼の仕方や期限、またお礼状の例文などを取り上げてきました。
この記事を参考にしていただき、感謝の気持ちのこもったお礼状を送っていただければと思います。
今回「終活ねっと」では、以下のように葬儀での供花のお礼に関して紹介してきました。

  • 供花、弔電、香典には、はがき・手紙でお礼状を品物とともに送るべきで、送る前に電話で一言挨拶するのが良いマナーである。

  • お礼の期限の目安は1週間以内で、お礼状を書く際には、忌み言葉に気をつける。

  • 供花のお礼に送る品物としておすすめなのは、お茶・お菓子・うどん・そうめん・コーヒーなどといった消えものが挙げられ、また近年ではカタログギフトが選ばれることも多い。

  • 品物を返す場合、いただいた金額の3分の1~半分の予算を目安に選ぶと良い。

  • お礼の品物には、黒白か黃白で結びきりの水引を使い、その上に「志」か「粗供養」と書く。

  • 供花以外をいただいた場合にも、お礼状ではほとんど同じ内容になる。

  • 会社からの供花は、誰がいくら出したのかはっきりしないため、お礼は不要である。

訃報は突然ではありますが、故人にも恥をかかせないためにも、いただいた供花などに対するお礼はきちんとしたいものですね。
今回の記事をご覧いただければ、もう安心と思います。
例文もそのまま使っていただいても構いません。

その他にも、「終活ねっと」では葬儀の費用やその内訳、また葬儀の費用を安くする方法などを解説した記事もありますので、併せて読んでいただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
終活ねっとでは、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

終活ねっとのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

関連する記事

こんな記事も読まれています

よく読まれている記事一覧

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

place 終活ねっとでお近くの斎場を探す
終活ねっとで斎場を探す