葬儀の席順が持つ意味は?席順のマナーを葬儀形式や場合別に解説!

葬儀の席順が持つ意味は?席順のマナーを葬儀形式や場合別に解説!

葬儀に行った際にどこに座るべきか悩んだことはありませんか?座る席順は意味があると言いますが、どんな理由で座る場所が決まっているのでしょうか?今回は葬儀の席順について、誰がどこに座るべきなのかや、席順のマナーを葬儀の形式別にご紹介します。

最終更新日: 2020年02月16日

葬儀の席順について

葬儀

葬儀の際の席はどこに座るのが正しいかご存知ですか?
実際に葬儀に出席した際に、どこに座ったらいいのかわからないことってありますよね。

今回「終活ねっと」では、葬儀の席順を決める意味を解説したうえで、葬儀の席順や席順を決める際の優先順位・席順のマナーや注意点についてなど、以下のポイントを中心に解説していきます。

  • 葬儀の席順を決める意味

  • 葬儀の席順

  • 葬儀の席順やマナー・注意点

  • 家族葬や自由葬は席順自由?

  • 葬儀後の会食の際の席順は?

葬儀の席順は思っている以上に複雑な場合があります。
詳しく知る機会もあまりないかと思いますので、ぜひ最後までお読みいただき活用していただければ幸いです。

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葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

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葬儀の席順を決める意味

困った人々

葬儀の席順は決まっているため、葬儀会場についたからといって、空いている席に自由に座っていいものではありません。

そもそも席順が決まっているのはなぜなのでしょうか?
葬儀の席順を決める意味について解説していきます。

故人との関係を示す

葬儀の席順は、喪主が誰であるかや、ご遺族や弔問客の故人との関係の深さを表しています。

基本的には祭壇に近い方から順に関係性が深く、祭壇から遠く出入り口に近い席に座っている方が関係性が浅い場合が多いです。

参列者は席順を確認することで、故人との関係性を理解することができるのです。

お焼香の流れをスムーズにする

仏式の葬儀では、葬儀中にお焼香を行います。
日本では仏式の葬儀を行うことが多いため、お焼香をスムーズに行わなければ葬儀を円滑に進めることが出来ません。

お焼香は故人との関係性が近い方から行いますが、万一ばらばらに座っていると、お焼香を行う順番がわからず、葬儀会場は混乱してしまいます。
そのため席順が決まっているのです。

葬儀の席順

葬儀

では、葬儀の席順について詳しく解説をしていきます。

まず、葬儀の席は葬儀会場の大きさや作りによって配置・配列が異なります。
おおまかなレイアウトとしては、祭壇に向かってまっすぐに通路があり、その通路の左右に席がおいてあるのが一般的です。
祭壇に向かって右側が親族席、左側が一般席となっています。

では、どのような順番で座っているのでしょうか?
席の上座・下座、座る席の順番について詳しく説明をしていきます。

上座と下座がある

実は、葬儀の席にも上座と下座があります。
葬儀会場によっては、席が祭壇に対して縦長だったり横長だったりまちまちです。
ですが基本的には、祭壇に近い前の列が上座、祭壇から遠い後ろの列が下座となっています。

横長で席が配置されている場合も、前列が上座であることに変わりはありませんが、その中でも中央の通路に近い内側が上座となります。

血縁関係の濃い順に上座に座る

葬儀の席では、血縁関係の濃い順に上座から座ります。
お焼香をスムーズに進めるためであるということは先ほどご紹介しましたが、おおまかな順番としては、喪主・遺族・近親者・親族の順番で上座から座っていきます。

祭壇に向かって右が親族・親戚が座る親族席

祭壇に向かって右側が親族席となりますが、列の前半が血縁関係の濃い喪主や遺族の席となり、列の後半が孫や血縁関係の遠い親族の席となります。

故人の配偶者を優先しなければいけない場合や、もともとの血縁関係が濃くても下座寄りに座らなければいけない場合もあります。
では実際にどういった順番ですわればいいのでしょうか?
上座から座る順番を解説をしていきます。

喪主とその家族が最前列

まず、上座である最前列・中央の通路側の席に座るのは喪主です。
親族席では血縁関係が濃い順に座りますが、もし喪主を故人の長男が務める場合、故人との血縁関係がない長男の配偶者はどこに座るのでしょうか?

答えは喪主である長男の隣の席です。
葬儀では基本的に家族単位で座るようになっているため、喪主を務める長男夫婦とその子供が最前列に座ることになります。

ただし、故人の配偶者(長男が喪主を務める場合だと長男の母親)がいる場合は順番が異なります。

故人の配偶者(嫁・旦那)を優先

故人との関係性が深いのは故人の子ではなく配偶者です。
そのため、故人の配偶者がご存命で、故人の長男が喪主を務める場合、喪主が上座に座るのは変わりません。
ですが隣に座るのは長男の配偶者ではなく、故人の配偶者が優先されます。

その次に故人の子・孫・兄弟姉妹の順で座る

その次に子や孫の順番で座っていきます。
家族ごとに座っていきますが、兄弟姉妹がいるときは年齢順に座る場合と、男女別に座る場合があります。

また、結婚して別世帯になっている場合には下座寄りに座らなければいけない場合もあります。
席順については喪主や遺族間で一度打ち合わせをしておいたほうが円滑に葬儀を進められます。

遠い血縁の親族の席順は自由

残りの遠い血縁の親族の席順は基本的に自由となっていますので、もしご自身が血縁が遠いという場合は後ろの席に座るのが無難です。

葬儀会場の広さによっては、遺族席と親族席の間が空きすぎてしまうこともありますので状況によっては詰めて座ることを指示される場合もあります。

祭壇に向かって左が一般席

祭壇に向かって左側が親族以外の座る一般席となります。
一般席には故人と親しかった友人・知人、仕事関係の方などが座ります。
こちらも親族席と同様に、関係性が深い方から上座に座ります。

なお、葬儀を取り仕切るのは喪主だけだと誤解されがちですが、葬儀の受付や手伝いを行ってくれる葬儀委員長や世話役代表といった方がいて、その方たちは一般席に座ります。

では、一般席にはどういった順番で座っていくのでしょうか?

世話役代表や葬儀委員長が最前列

喪主のサポートを行う立場にある、世話役代表や葬儀委員長が最前列の一番上座に近い位置に座ります。
一般的に、葬儀を喪主1人で取り仕切ることは難しいため、世話役や葬儀委員長の方にサポートをしてもらいます。

基本的には、故人との深い縁の方や会社の上司、社長といった地位の高い方にお願いをする場合が多いです。
世話役は葬儀の受付や会計等を行い、葬儀委員長は進行や指示を喪主とともに行います。

お焼香を行う順番は親族席の場合と同様で、上座に座る世話役代表や葬儀委員長から行います。

故人と関係が深かった順に座る

あとは故人との縁が深い、友人、知人、会社関係の方が順番に座っていきます。
会社や職場関係の方が座る際は、役職を持っている方や、故人の直属の上司や先輩など関係の深かった順番となります。

誰がどの位置に座っているか確認した上で着席しなければ、失礼になる場合もありますので注意しましょう。

葬儀の席順のマナー・注意点

葬儀

一般的な席順については解説をしてきましたが、地域独自の風習によって席順の決まりがある場合もあります。
余計な揉め事を起こして故人をお見送りする大切な葬儀を乱すことがないよう、風習やしきたりについては確認をとっておくのが無難です。

また、葬儀には赤ちゃん連れの方や年配の方など、参列する人の年齢や状況は様々です。
そのため地域の風習だけでなく、年齢や参列者の状況に配慮をすべき点もあります。

どういった配慮を行うと良いのかについても解説をしていきます。

地域の風習があれば従う

結婚やお祭りなどに地域の風習があるように、葬儀に関しても地域によって独特の風習がある場合があります。

例えば、秋田県の一部地域では、お焼香の際に小銭を一緒にお供えするといった風習があります。

結婚して引っ越してきたり、遠方の方の葬儀に出席したりする場合にはこういった風習を見落としがちです。
地域ごとの風習があるようであればそれに従いましょう。

葬儀前にその地域での決まりやルールがあるのか、ある場合はどういった内容なのかは事前に確認をしておきましょう。

年配の人から座ってもらう

葬儀は参列する方の年齢層がさまざまです。
年功序列の考えを大事にされている方も少なくありません。

血縁関係の濃さや故人との関係性が同じであれば、年配の方から上座に座ってもらう方が良いでしょう。

赤ちゃん連れにも配慮

場合によっては赤ちゃんを連れて葬儀に来られる方もいます。
赤ちゃんがいつ泣き出すのかというのを予測することはなかなかできません。
もし血縁関係が濃く、前のほうの席に座っていて赤ちゃんが泣き出してしまうと、あやしたり寝かしつけをすることは難しいものです。

そのため、出入り口付近の席や移動しやすい席に案内してあげるのが良いかと思われます。
可能であれば、授乳やおむつ替えのできる部屋を用意すると、葬儀を滞りなく進めることが出来ます。

家族葬や自由葬は席順自由?

葬儀

家族葬や自由葬は、一般の葬儀と違って故人と近しい方のみで行う比較的小規模な葬儀です。
身内だけで行うことも多いため、席順についてのルールが通常の葬儀のように厳しくない場合があります。

「終活ねっと」では終活に関する様々な記事を紹介しています。
家族葬についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

葬儀後の会食の際の席順は?

葬儀

では、葬儀が終わった後の会食の際の席順は自由に座っていいのでしょうか?
実は葬儀と同じく、会食の際の席順も決まっているのです。

会食の際は、部屋の出入り口から一番遠い奥の席が上座となり、出入り口付近が下座となります。
葬儀の際は、上座に血縁関係の深い方が座りました。

一方で会食の場合は葬儀とは逆で、施主が上座、それ以外の親族は下座に座ります。

葬儀後の会食については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

葬儀の席順まとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、葬儀の席順について、以下のことを解説してきました。

  • 葬儀の席順によって喪主が誰かや、それぞれの遺族や参列者と故人との関係性を示している。
    故人との関係性が近い順に焼香を行うため、葬儀の席順が決まっていることによって、スムーズにお焼香を行い葬儀をすすめることが出来る。

  • 祭壇に向かって右側が親族席、左側が一般席となっており、さらに祭壇に近い列の席が上座、遠い列の席が下座となっている。
    親族席では、喪主が前列の通路寄り(内側)の上座の席に座り、あとは血縁関係の濃い順に座る。

  • 地域によっては独自の風習をもつ場合があるため、可能であれば葬儀社や親族等に前もって聞いておきそれに従うのが良い。
    また、役職や縁の深さに差がない場合は年配の方から順に上座に座ってもらうのが無難でである。

  • 故人と近しい人や身内だけで行う家族葬や自由葬は、席順について厳しいルールがないことが多いため席順が自由な場合がある。

  • 葬儀後の会食の席順は、葬儀と違い上座に座るのは施主のみで、そのほかの親族は下座に座る。
    葬儀が終わったからと言って好きな席に自由に座るのは控える。

葬儀の席順は血縁関係や縁の深さ、役職、年齢など、多数の要因が関係しています。
配慮しなければいけない点、注意しなければいけない点がたくさんあります。

葬儀というのは、親族にとっても弔問客にとっても、故人とお別れをするためのとても大切な儀式です。

最後のお別れの際に、席順のことで親族同士でトラブルになってしまったり、遺恨を残すことになったりしては故人が浮かばれないかもしれません。
そういったことが起こらないよう、この記事を読んでいただくことで、少しでもお力になれれば幸いです。

「終活ねっと」では、他にも葬儀の費用や内訳に関する記事も紹介しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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