葬儀で渡す香典袋の種類や選び方って?表書きや内袋の書き方も解説!

葬儀へ参列する際、香典は必ず持参する必要があります。しかし、葬儀で渡すために準備すべき香典袋について、あまり知らないという人は多いのではないでしょうか。この記事では、葬儀に向けて準備する香典袋の種類や表書きなどについて解説します。

目次

  1. 葬儀の香典袋について
  2. 葬儀の香典袋の種類と選び方
  3. 葬儀の香典袋の書き方
  4. 葬儀の香典袋の処分方法
  5. 葬儀の香典袋に関するマナー
  6. 葬儀の香典袋のまとめ

葬儀の香典袋について

葬儀

葬儀に参列することが決まったら、事前に準備すべきことはたくさんあります。
日程調整や喪服の用意などが挙げられますが、中でも香典は必ず持っていかなければならないものです。
さらに香典として用意した現金をそのまま渡すわけにはいきませんから、葬儀で渡す際には香典袋へ入れた状態にしておく必要があります。

しかし香典袋と一口にいっても、その種類はさまざまです。
参列する葬儀にふさわしい香典袋の種類について、詳しく知らないという人は多いのではないでしょうか。
他にも「表書きの書き方は?」「水引の種類って?」など、疑問は尽きないこととおもいます。

今回の終活ねっとの記事では、葬儀で渡す香典袋について、

  • 葬儀の香典袋にはどんなものがあるのか
  • 香典袋にかける水引は何色か
  • 香典袋に書く内容と方法
  • 香典袋の捨て方
  • 香典袋について気をつけたいポイント

以上のことを詳しく解説していきます。
葬儀に出席しない場合の香典マナーについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

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葬儀の香典袋の種類と選び方

葬儀

香典袋の種類は宗教によって変わってきます。
そのため、参列予定の葬儀に合わせた香典袋を選ばなければいけません。

仏式の場合

参列予定の葬儀が仏式だった場合、香典袋の選び方として一番目印になるのが「ハスの花」です。
仏教に関する絵などで度々登場する代表的な花で、香典袋の中にはこの花のイラストが印刷されているものもあります。
それは仏教専用の香典袋になりますので、他の宗教では使わないようにしてください。

また、表書きが印刷されているタイプの香典袋では「御霊前」と明記されているものを選びましょう。
しかし、宗派が浄土真宗の場合は「御仏前」が良いとされています。
浄土真宗では人がお亡くなりになった後、すぐに極楽浄土へ行って仏様になるとされているためです。

宗派が不明なら、そのまま「御香典」と書かれているものを選びます。

キリスト教の場合

参列予定の葬儀がキリスト教だった場合、香典袋の選び方として一番目印になるのは「十字架」もしくは「百合の花」です。
いずれもキリスト教の象徴とされるもので、キリスト教の葬儀の香典向けとして印刷されています。
また、キリスト教の宗派は大きくカトリックとプロテスタントの2つにわかれており、どちらに属しているかによって表書きは違ってきます。

カトリックでは「御ミサ料」もしくは「御霊前」、プロテスタントでは「忌慰料(きいりょう)」と書かれている香典袋を選びましょう。
カトリックにもプロテスタントにも共通して使えるのは「お花料」です。
そのため、宗派がわからない場合は、無難にお花料をおすすめします。

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神道の場合

参列予定の葬儀が神道だった場合ですが、他の宗教と違って神道の香典袋にイラストが印刷された特別な香典袋はありません。
そのため香典袋を選ぶ際のポイントとしては、先述した仏教とキリスト教専用の香典袋を避けることくらいです。

神道の表書きに関しては「御玉串料(おたまぐしりょう)」、もしくは「御榊料(さかきりょう)」と印刷されているものを選びます。
また、神道においてお亡くなりになった人は霊となって神様の国へ行き、ご自身も神様となって子孫を見守るとされています。
そのため「御霊前」という表書きは神道でも使うことが可能です。

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金額が大きい場合

香典袋は宗教や宗派によって種類が変わることを先述いたしました。
しかし、香典として包んだ金額によっても香典袋の質が変わることはご存知でしょうか。
例えば水引が印刷されている簡易的な香典袋があれば、高級和紙を使用した立派な香典袋もあるなど、さまざまな香典袋が販売されています。

香典の金額が少なければ、いくら見た目も質も立派な香典袋を購入したところで不釣り合いの印象は強くなります。
これは金額と香典袋の立場が反対でも同じことです。
そのため、用意した金額にふさわしい香典袋を選ぶ必要があります。

金額が1万円以上と大きい場合は、水引が印刷されているものではなく、別にかかっているものを選びます。

葬儀

香典袋はただお金を入れるだけではなく、水引にも気を配る必要があります。
香典袋の水引には種類が色々とありますが、何を選べば良いのでしょうか。

黒白の水引

香典袋に使われる水引の色は「黒白」もしくは「双銀」です。
双銀は昔からあったわけではなく、見た目の高級感から包む金額が大きい場合に使われるようになりました。
そのため、一番使用されている水引は黒白です。

また、水引の結び方は「結び切り」もしくは「あわじ結び」です。
これは簡単にほどけない結び方となっています。
「不幸が繰り返されないように」という意味が込められているため、香典の水引の結び方として推奨されています。

反対に蝶結びは繰り返し結び直せることから、出産など何回あっても喜ばれる慶事に使われる結び方なので、香典で使わないようにしてください。

黄白の水引

基本的には黒白の水引が使われますが、関西地域では黄白の水引を採用しているところがあります。
また、香典袋だけではなく、法要の際にお坊さんへ渡すお布施にも黄白の水引をかける地域もあります。

黄白の水引を使用する理由としては、皇室などで使われている白紅が一見すると黒白に見えて区別がつきにくいためとされています。
しかし近年では黒白の水引を使うところも増えてきており、黄白の水引をかけるところは少ないです。

葬儀の香典袋の書き方

葬儀

お金を入れる前にやるべきことが表書きなどの記入です。
ここでは表書きや内袋といった香典袋の書き方について解説します。

すでに印刷されているなら別ですが無地の場合は、香典袋に書く必要があります。
何も書かずに渡すとご遺族側を困らせてしまいますので、必ず書きましょう。

表書きの書き方

葬儀の香典袋の表書きは用途名と渡す側の名前を記入します。
香典袋の用途名に関しては先述したように宗教によって違いますが、書く場所はすべて上部の中央です。
渡す側の名前に関しては、下部の中央にフルネームを縦書きで記入しましょう。

複数の人が1つの香典を出す場合、3人までならフルネームを右側から序列の高い順に並べて書きます。
それ以上の人数の場合、どなたか1人だけフルネームを記入し、左側に他一同と記入してください。
そして香典を出す人全員のフルネームを別の紙に書いて折り畳み、香典袋の中へお金と一緒に入れます。

内袋の書き方

香典袋の中には内袋がついているものもあります。
内袋には香典の金額、渡す側の住所と名前を書きましょう。

金額の書き方

金額を書く場所は内袋の表側の中央、縦書きで記入します。
金額を記入する際に気を付けるポイントは漢数字の種類です。
一般的に使われている「一・二」といった漢数字ではなく「壱・弐」といった旧字体の漢数字を使用します。

また、金額の頭に「金」と書くのを忘れないようにしましょう。
旧字体の漢数字を使う目的は改ざん防止のためです。
通常の漢数字だと後から第三者が棒線を書き足しやすく、容易に数字を変えることができてしまいます。

しかし旧字体の漢数字は画数が多く、複雑な書体をしているため、香典などの金額を記入する際の漢数字として推奨されています。

1 2 3 5
旧字体の漢数字

住所・氏名の書き方

住所と名前を書く場所は内袋の裏面の左側です。
縦書きで住所は郵便番号と番地までの住所にわけて2列ほど、名前はフルネームを1列で記入します。
もしも住所や名前が長すぎるという場合、右側に出ても問題ありませんができる限りは左側に収めてください。

上記の書き方は香典袋に何も印刷されていない場合です。
金額や住所などを記入する欄が印刷されているなら、その枠内に収めるように書きます。
住所や名前を書く理由は、ご遺族側への配慮です。

参列者が多い、ご遺族との交流が少ない場合、香典をどなたからいただいたのかの判別がつきません。
そうなると後でご遺族側が香典返しの際に困るため、香典袋に書いておくのです。

葬儀の香典袋の処分方法

困った人々

葬儀の際にいただいた香典袋を処分することに抵抗があり、いつまでもとっておいてる人は意外と多くいます。
しかし香典袋はあくまでもお金を包むために使われたものなので、葬儀が済めば家庭用ごみとして処分しても問題ありません。
注意点は金額や住所などを香典帳に記録しておくこと、処分する際はシュレッダーにかけることです。

知人などに不幸があった時、以前香典をいただいたことがあるかを香典帳で確認します。
もしあった場合、記載されている金額が相手に香典を包む際の参考になります。
後者について、香典袋には住所や名前が入っているので個人情報を守るため、記録ができているなら捨てる前にシュレッダーにかけましょう。

葬儀の香典袋に関するマナー

葬儀

香典袋を用意する際に色々気を付ける点があることは先述いたしました。
それは葬儀でも同様で、香典に関するマナーがあります。

香典は通夜か告別式のどちらかに渡す

葬儀の香典に関するマナーの1つとして挙げられるのは、渡すタイミングです。
通夜と告別式の両方に参列する場合、どちらかの時に渡すだけで十分です。
たまに両方参列するからとそれぞれに香典を持参する人がいます。

しかし、通夜・葬儀・告別式はまとめて1回として数えられるため、ご遺族を困らせてしまうので止めておきましょう。
通夜は本来親しい人が駆けつけて、故人を悼む場だったため、香典を用意するための時間がとれる葬儀・告別式に出すのが一般的でした。
ですが近年では日程の都合で参列できないという理由から、通夜に参列する人が増えてきたのです。

そのため香典を渡すタイミングは通夜でも問題ありません。

葬儀を欠席する際の香典のマナー

葬儀を欠席する際にも香典に関するマナーがあります。
欠席することがわかったら、ご遺族側に迷惑がかからないよう急いで欠席の旨を報告しましょう。
香典の渡し方に関しては「別の日に弔問」「郵送」などが挙げられます。

通夜にも葬儀にも出られないのであれば、別の日にうかがった際に香典を渡すという方法があります。
香典を渡すタイミングは先述した通りですが、日程が合わないなら後日に訪ねた方が挨拶もできるので渡しやすいでしょう。

郵送という方法もあります。
香典は手渡しが良いとされていますが、遠方に住んでいるなら郵送でも失礼には当たりません。
欠席したことに対する謝罪の手紙と香典を現金書留で送ります。

葬儀の香典袋のまとめ

葬儀

いかがでしょうか。
今回の終活ねっとでは、葬儀で渡す香典袋について以下のことを解説してきました。

  • 香典袋の種類や選び方は仏教がハスの花の絵、表書きが御霊前
    キリスト教が百合の花の絵か十字架、表書きはカトリックが御ミサ料、プロテスタントが忌慰料
    神道専用の絵はなく、表書きは御玉串料か御榊料
  • 香典の金額が大きい場合、不釣り合いの印象を与えないため、金額に応じた香典袋を選ぶ
    金額が1万円以上なら水引が印刷されたものは避け、水引そのものがかかっている香典袋にする
  • 水引の種類は黒白か双銀、結び方は結び切り、またはあわじ結びで「不幸が繰り返されないように」という意味が込められている
    関西地域の一部では黄白の水引を使う、皇室などで使われる白紅と区別するため
  • 表書きは上部の中央に用途名、下部の中央に渡す側のフルネーム
    内袋の表面の中央に金額、裏面の左側に住所と名前を記入
    金額は頭に「金」と書き、旧字体の漢数字を使用
  • 香典袋の処分方法は香典帳に記録をつけ、シュレッダーにかけ、家庭ごみとして捨てる
    香典は通夜か葬儀・告別式、どちらか一方の時に渡すだけで良い
    葬儀を欠席した際は郵送、または後日弔問する

香典袋の種類は宗教によってまったく違ってくることがわかりました。
神道に関してはともかく、仏教とキリスト教はそれぞれ専用の香典袋を使わないと、相手に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
そのため、ご自分が参列する葬儀の宗教について、あらかじめ調べておいた方が良いでしょう。

終活ねっとでは他にも葬儀に関する記事を多数掲載しており、以下の記事もその内の1つです。
ご興味があれば、こちらも合わせてご覧ください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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