家族葬で喪主がやることって?喪主の挨拶や服装のマナーも解説します

家族葬で喪主がやることって?喪主の挨拶や服装のマナーも解説します

最近、家族葬が増えてきています。家族葬でも喪主は存在しますが、家族葬の場合に喪主がやるべきことはなんでしょうか。服装や挨拶など喪主ならではのマナーもあります。今回は家族葬で喪主がやるべきことについて、喪主の挨拶や服装、その他マナーについてもあわせて解説します。

最終更新日: 2020年06月27日

家族葬の喪主になった方へ

葬儀

近年では家族葬という形の葬儀もよく見られるようになりました。

葬儀では葬儀を行う際の取りまとめ役として喪主が必要になります。
もちろん家族葬でも喪主は必要ですが、家族葬の喪主はどのようなことを行えばよいのだろうと疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

そこで、今回「終活ねっと」では家族葬の喪主について、以下の項目を軸に解説していきます。

  • 喪主が家族葬をする時にやるべきこと

  • 喪主が家族葬で通夜・葬儀・出棺時に挨拶する内容

  • 家族葬の場合の喪主の服装

  • 家族葬における喪主の基本的なマナー

家族葬における喪主の役割について詳しく説明しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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喪主は誰が務めるべき?

困った人々

葬儀における喪主は、故人からの遺言で指定されていない限り、故人と血縁関係が近い人が務めるのが基本となります。
慣例としては最も近いのは配偶者とされ、その次の長男、直系の男子と続きます。

ただし、故人からの遺言にてはっきりとした指名があった場合はその人になります。
この場合故人と血縁関係に無い人でも喪主を務める場合があります。

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家族葬で喪主がやること

葬儀

葬儀のために喪主がしなくてはいけないことはたくさんあります。
葬儀の方針や葬儀社の決定、参列者の範囲などがまず挙げられます。

しかし、葬儀社が決まれば、それからのことは葬儀社の方が手伝ってくださいます。
そのため、葬儀社との打ち合わせや参列者への連絡といった前準備はスムーズに進みます。

葬儀の打ち合わせ

家族葬は一般的な葬儀と比較すると自由度が高く、イメージや予算を葬儀社に伝えると家族ごとに個性の出る葬儀を行うことが出来ます。
ですので、葬儀の打ち合わせは入念に行う必要があります。

また、基本的なこととしてご遺体の搬送先や葬儀を行う場所を決め、菩提寺や参列者への連絡を行い、家族葬を行う日取りを決めなくてはいけません。

菩提寺がない場合は葬儀社から僧侶を手配してもらえますし、分からないことがあれば葬儀社の方に気軽に相談しましょう。

各種届出と書類の受け取り

人が亡くなられた場合、日本では死亡届を臨終後7日間以内に各自治体に提出する必要があります。
喪主は医師より死亡診断書を受け取ってから死亡届を記入し、印を押します。

実際の届出は葬儀社がやってくれる場合がほとんどですが、届出人名義は基本的には同居の親族に限られるため、記入は喪主が行います

ただし、死亡届や死亡診断書は生命保険や葬祭費などの手続きに必要になることもあるので届出る前にコピーを取って大切に保管しておきましょう。
また、火葬許可証なども喪主が受け取ります。

参列者の決定・連絡

家族葬の場合は喪主が参列者の決定をすることが出来ます。
そのため、参列者の人数をしっかりと把握でき、家族葬らしくゆっくりと亡くなった方を偲ぶことができます。

家族葬には絶対に呼ばなくてはいけない親族や関係者といった決まりはありません。
なので、誰を呼ぶべきなのか悩んだときは、亡くなった方の意思と今後のお付き合いを考慮して、参列していただく方を決めましょう。

そして、参列者として呼ばなかった方へは、葬儀が終わった後の対応が大切です。
まず、無事に葬儀が終わった旨をお知らせすることを忘れないようにしましょう。

弔問客への対応

お通夜が始まれば、喪主のやる一番大事なことは弔問を受けることになります。
亡くなった方の傍から離れず、弔問を受ければ丁寧かつ簡単にお礼を述べます。

どの参列者に対しても同様の簡潔な対応をしましょう。
一人の参列者の方と話しこんでしまったり、亡くなった方の傍から離れて挨拶に行ったりすることは控えたほうが良いです。

そして、参列者へ通夜に参列いただいたことへの感謝の挨拶と葬儀の日程を伝えます。
また、通夜振る舞いの席への誘導をすることもあります。

葬儀でも喪主の行う1番大事なことは弔問を受けることです。
出棺や葬儀の挨拶以外は弔問を受けることに集中してください。

葬儀社との相談

家族葬では参列者は家族や親しい友人のみの場合がほとんどですが、そのために当日の参列者や後日の弔問客の応対など不安になることも沢山あると思います。

そんなときは1人で抱え込まず、心配なことや不安なことがあればすぐに葬儀社の方に相談しましょう。
スムーズに葬儀を進めていくために葬儀社との相談は欠かせません。

家族葬での喪主の挨拶

葬儀

家族葬は顔見知りばかりの葬儀になりますが、挨拶も喪主の大切な役割です。

家族葬の挨拶は基本的に通夜と葬儀と出棺時にすることになります。
挨拶をすることが困難な場合は代理の方に頼むことも1つの手です。

家族葬なら喪主の挨拶なしでも良い?

家族葬では親族や親しい人しか参列しないため、喪主の挨拶は必要ないのではないかと、考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、親しい人といえ、ご親族や友人は葬儀に参列していただいているため、最低限のマナーとして挨拶は必要です。

あまり長々と話す必要はありませんが、参列していただいたことに対する感謝の気持ちを述べましょう。

通夜での挨拶

喪主がお通夜で挨拶をする場面はお通夜が終わった時になります。
通夜での挨拶に必要な要素は弔問へのお礼と葬儀・告別式の案内になります。

そこに亡くなった方の生前のエピソードや思い出、感謝の気持ちを入れることで、より良い挨拶になります。

通夜が終わったときの挨拶

お通夜が終わった後の挨拶はまず、以下のような弔問のお礼から始まります。

お忙しいところ、故人のために焼香を賜りまして、誠にありがとうございます。
故人も皆様のお心遣いにきっと喜んでいることと思います。

そして、次に亡くなった方の生前のエピソードが入ります。
亡くなった方の生前のエピソードでは逝去された日付や状態について話します。
文例は以下のようになります。

故人はさる〇月〇日の〇時〇分に病院のベットの上で静かに息を引き取りました。

通夜振る舞いの挨拶

その後、一般的なお通夜では通夜振る舞いの案内が入ります。

別室に心ばかりではありますが粗宴を用意しております。
どうぞお時間が許す限り故人の思い出をお聞かせいただければ幸いです。

ですが、通夜振る舞いがない場合は、以下のように謝罪を入れます。

ここで本来ならお食事の席を用意し、故人を偲ぶ一時を過ごしていただくところなのですが、都合により準備ができておりません。
なにとぞご容赦ください。

最後に一般的な葬儀では葬儀・告別式の案内が入ります。

なお、明日の葬儀・告別式は〇時より〇時まで、△で執り行う予定でございます。

しかし、家族葬の場合は葬儀・告別式の案内が以下のようになることが多いです。

なお、葬儀・告別式は故人の遺言により、誠に勝手ではありますが家族のみで執り行う予定です。
また、香典やお供物も辞退させていただいております。
ご理解いただけますようお願いいたします。

通夜振る舞いの開式の挨拶と閉式の挨拶は格式ばった言葉はあまり用いず、簡単に感謝の気持ちを伝えましょう。

葬儀での挨拶

葬儀での挨拶もお通夜と変わらず感謝と無事に葬儀が終わったことへのお礼が必要です。

葬儀が無事終わったことへのお礼と生前お世話になったことに対する感謝が含まれていれば、シンプルな挨拶でも大丈夫です。
以下が文例となります。

皆様のおかげで、葬儀を滞りなく無事に終えることが出来ました。

生前より皆様にはご厚情を賜っておりましたが、このように最後までお見送り頂き、故人もさぞかし感謝していることと思います。

精進落としの開式の挨拶では簡単に葬儀でお世話になったお礼を伝え、精進落としの閉式の挨拶では今後の納骨の予定などを伝えましょう。

出棺時の挨拶

喪主が出棺時に挨拶する時は以下のような自己紹介から始まり、その後に弔問への感謝を伝えます。

遺族を代表しまして、みなさまに一言ご挨拶を申し上げます。故人の妻(夫・長男)の〇〇です。

本日はご多用にも関わらず、ご会葬・ご焼香を賜り、誠にありがとうございます。
おかげをもちまして、昨日の通夜、そして本日の葬儀・告別式も滞りなく執り行うことができ、これより出棺の運びとなりました。

そして、亡くなった方との思い出を簡潔に話します。

結婚して長くの年月を共に過ごしてきましたが、いつも支えてもらっていたことを痛感しております。

最後に、これからの助力を頼みます。

皆様にはこれからも故人の生前と同様にご指導をいただけますようお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。

忌み言葉には注意しましょう

お葬式では使うとマナー違反とされる忌み言葉というものがあります。
以下に忌み言葉の例を挙げます。

  • 不吉な印象を与える言葉

    数字の4と9・落ちる・消える・大変・とんでもないこと

  • 重ね言葉

    いよいよ・色々・かさねがさね・重々・たびたび・ますます・みるみる・わざわざ

  • 不幸を連想させる言葉

    追いかける・繰り返す・再度・続く・再び・次に

  • 生死の直接的な表現

    死亡・死去・死ぬ・生きる・生存・生きているころ

生死の直接的な表現を避け、「死ぬ」は「逝去」「亡くなる」と言い換え、「生きている時」は「生前」「元気だった時」と言い換えます。

また、宗教によって使わない言葉もあります。
キリスト教や神道のお葬式では「冥福・往生・供養・成仏」といった言葉は使わないことに注意しましょう。

以下の記事で、家族葬の挨拶についてさらに詳しく紹介しております。
こちらもあわせてご覧ください。

家族葬での喪主の服装について

葬儀

喪服はおおよそ正喪服、準喪服、略喪服の三種類に分けられます。
喪服は来ていく場所や自分の立場によって着ていく喪服の種類が変わります。

一般的な葬儀では喪主は正喪服を着ることが通例です。
男女ともに和装は正喪服となります。
では家族葬の場合の喪主の服装はどうなるのでしょうか。

準喪服が一般的

家族葬の場合は喪主は準喪服を着ることがほとんどです。
葬儀の時の服装についての案内がない場合は、基本的に参列者も準喪服を着ます。

準喪服とは正喪服より格式が1つ落ちる服装になります。
着る機会もお通夜から三回忌までと必然的に多くなります。

男性の場合の準喪服はダブルまたはシングルの礼服用のブラックスーツになります。
年配の方はダブルを着用し、若い方はシングルを着用する傾向があると言われています。

シャツは白色の無地以外を着用することはマナー違反です。
靴と靴下は黒色のもので統一してください。
ネクタイは光沢のない無地の黒色を必ず着用し、ネクタイピンはつけないでください。

女性の場合の準喪服はブラックフォーマルのワンピースやアンサンブル、スーツなどになります。
光沢のある生地や透ける生地は避けてください。
胸元が開きすぎず、スカート丈が膝下のものが良いです。

袖丈は、夏であれば半袖のものを選んでも大丈夫ですが、ひじは隠れるものにしましょう。
靴は光沢のない黒のパンプスを選び、ストッキングは飾り模様のない黒色のシンプルなものを着用してください。

アクセサリーは基本つけない

アクセサリーは基本的に結婚指輪以外はつけません
しかし、洋装の場合はアクセサリーを付けて正装とみなす場合もあります。
また、和装では帯留めなどの小物もアクセサリーと言えるかもしれません。

葬儀にふさわしいアクセサリーは真珠のネックレスかイヤリングとされています。
真珠を涙の象徴として身につけることはマナー違反ではありません。
しかし、真珠のネックレスは必ず一連のものにしてください。
二連以上のネックレスは不幸が重なるという意味合いになってしまいます。

また、イヤリングは華美でない大きすぎない一粒タイプのものを選んでください。
色合いは白か黒もしくはグレーがふさわしいとされています。
家族葬といえど喪主としてあまり目立つ色彩の派手な装飾品は避けるようにしましょう。

下記の記事では、葬儀にふさわしいネックレスや、なぜ葬儀用のネックレスは真珠でないといけないのかを紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

家族葬でのご遺族のマナー

葬儀

今まで述べてきた他に、喪主だけでなくご遺族の家族葬におけるマナーがいくつかあります。

ご遺族としてやらなくてはいけないことの1つが訃報を知らせることです。
これは家族葬であろうと変わりません。
家族葬の場合は訃報に家族葬であるとを明記することがマナーになっています。

また、家族葬では香典や弔電を辞退することが多いです。
その際の辞退の仕方もご紹介します。

訃報の送り方

最初に訃報の送り方を解説します。

家族葬の場合、訃報は参列をお願いする方以外には送りません
参列をお願いする方以外に送る場合は、必ず家族葬であり、参列をお断りさせていただいている方もいる旨をはっきりと明記しましょう。

一般的に参列をお願いする方以外には、葬儀が終わった後に挨拶状などの形で訃報を知らせます。
挨拶状には、亡くなった日付と葬儀を行った日付、生前にお世話になったことへの感謝を書きます。
そして、家族葬を行った理由と家族や近親者のみで葬儀を済ませたことの報告を入れましょう。

香典・弔電などの辞退の仕方

では、香典・弔電などの辞退の仕方はどうすればいいのでしょうか。

家族葬では香典や弔電などを断る場合が多いです。
断る場合は「香典・弔電を辞退させていただきます。
」と訃報にはっきり明記しなくてはいけません。
その上で、「故人の遺志により」や「誠に勝手ながら」といった文言をつけることで、意思を明確に伝えられます。

また、当日には辞退させていただく旨が書かれた看板を入り口や受付に出すと良いです。
看板は葬儀社の方に依頼すると設置してもらえます。

家族葬の弔電の断り方についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください

焼香のマナー

家族葬でも焼香を行いますが、この際、喪主は1番初めに焼香を行います
その後、ご遺族は故人との関係が深い順で焼香が行われていきます。
葬儀の席順が故人との関係が深い順番になっているので、席順で焼香を行えば問題ありません。

額に押しくべる前にご遺族とお坊さんに向かって一礼しますが、他のご遺族への一礼はしません

家族葬の喪主のまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、家族葬を行う喪主について以下のことを解説してきました。

  • 葬儀で喪主がやるべきこととしては葬儀社との打ち合わせや各書類の記入、参列者の決定や弔問客への対応などが挙げられるが、葬儀社とよく話し合い、手伝ってもらうと葬儀がスムーズに進む。

  • 家族葬だからといって挨拶をしなくて良いわけではなく、参列者への感謝を込めて通夜と葬儀と出棺時に挨拶をする

  • 家族葬の場合は喪主が着るのは準喪服で、男性はシングルの礼服用ブラックスーツを着用し、女性はブラックフォーマルのワンピースやアンサンブル、スーツを着用する。

  • 訃報を送る時は家族葬であることを明記し、参列していただく方以外には送らない。
    また、参列をお断りした方には葬儀後に挨拶状などで訃報連絡をし、葬儀にお招きできなかったことに対するお詫びをする。

  • 焼香は個人との血縁関係が深い順に行うため、喪主が一番最初に行う。
    また、ご遺族は他のご遺族への礼は必要ない。

家族葬は近しい方ばかりで行われるものですが、喪主として最低限やらなくてはいけないことがあります。
しかし、喪主は重責を伴うものではありません。
分からないことや手助けしてほしいことがあれば周囲の方を頼りましょう。

「終活ねっと」ではこの他にも、葬儀やお墓について詳しくまとめて掲載しています。
こちらの記事は、葬儀の費用相場や安くする方法について分かりやすくまとめていますので、ぜひお読みください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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