家族葬後の四十九日法要の流れは?服装や香典についても解説します!

家族葬後の四十九日法要の流れは?服装や香典についても解説します!

葬儀形式が多様化している昨今、ご遺族や親族のみで小規模に行う家族葬を選ぶ方が増えています。では、家族葬後の四十九日法要はどのような仕組みになっているのかをご存知でしょうか。ここでは、家族葬を行った場合の四十九日法要について、流れや費用相場を詳しく解説します。

最終更新日: 2020年06月27日

家族葬後の四十九日法要について

葬儀

昨今、終活の一つとして、生前からご自分の葬儀を考える方が多くなってきました。
それにつれて従来の一般葬ではなく、ご家族や親しい方のみでゆっくりお別れのできる家族葬という葬儀形式を選ぶ方も増えています。

残された方にとっては、葬儀だけではなく家族葬の後の法要についても気になるところでしょう。
特に四十九日は、故人のための大切な法要とされています。

今回「終活ねっと」では家族葬後の四十九日について、以下のポイントを中心に解説します。

  • 家族葬と一般葬での四十九日法要の違い

  • 四十九日法要の流れ

  • 家族葬の四十九日法要の費用相場

  • 家族葬の四十九日法要に香典は必要?

  • 家族葬後の法要に、お供え物は必要?

  • 四十九日法要の時の服装

  • 四十九日を過ぎた後の法要について

家族葬を考えるにあたり、葬儀の形式について事細かく調べておられる方は多いと思います。
しかし、葬儀だけではなく、その後の法要についても考えておくことが大切です。

家族葬の法要について詳しくご説明をしていますので、ぜひ最後までお読みください。

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葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

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四十九日法要とは

葬儀

そもそも、四十九日法要とは何なのでしょうか?

四十九日法要は、仏教の輪廻転生という考え方からきたものです。
仏教の思想では、人は亡くなると、生前の行いについて閻魔大王の前で裁かれるといわれています。

その後判定が出て、来世は極楽に行くことができるのかどうかが決まるのが四十九日なのです。
そのため、四十九日までの法要は故人が極楽にいけるよう、こちらから善行を足して送る法要とされ、追善供養とも呼ばれます。

四十九日法要は、故人が極楽にいけるよう祈念するための法要なのです。
また、満中陰とも呼ばれ、忌明けの日として営まれる法要でもあります。

そのように考えると、葬儀の形が家族葬であっても一般葬であっても、四十九日法要については違いがないことがおわかりいただけると思います。

家族葬と一般葬の四十九日法要の違いは、基本的にはありません

四十九日法要の流れ

葬儀

では、実際に四十九日の法要はどのように営まれるのでしょうか。
ここでは、四十九日法要の基本的な流れを順番にご説明します。

四十九日法要までの流れ

四十九日法要までの流れを解説します。
当日をむかえるにあたって、何をすべきかをみていきましょう。

誰を呼ぶかを決める

まずは家族葬後の四十九日法要に誰を呼ぶかを決める必要があります。
葬儀の場合と同じように、誰を呼ぶについてはご遺族や故人の希望でかまいません

ご遺族だけで行ってももちろん良いのですが、四十九日法要は重要な法要であるため、呼ばないと決めたら事前に話しておくと良いでしょう。

日程を決める

誰を呼ぶかを決めたら、次は四十九日法要の日程を決めます。
四十九日法要を、四十九日をむかえるまでに行うことは問題ありませんが、四十九日を過ぎてから行うのは良くないとされています。

菩提寺やご遺族内できちんと話し合って、四十九日法要に参列する方の都合に合う日程に設定しましょう。

必要なものを用意する

香典返しとして渡す返礼品や本位牌を、四十九日法要当日までに用意しておきましょう。
本位牌はすぐに用意できるものではなく、2週間ほどは要するということを念頭に置いておく必要があります。

四十九日法要当日の流れ

続いて四十九日法要当日の流れを解説します。
法要の次第はぜひとも頭に入れておいていただきたいものになります。

  • 僧侶の到着、開式

    四十九日法要会場に僧侶が到着した後、施主が挨拶をして開式となります。

  • 読経、焼香

    僧侶の読経が始まれば、まず施主が焼香をし、次いで親族、参列者が焼香をします。

  • 僧侶による法話

    焼香が終われば、僧侶による法話を傾聴します。
    法話の後、僧侶も会食に参加する場合もありますが、昨今では少なくなっています。

    僧侶が退場する場合、法要の御礼を申し上げ、お布施を渡します。

  • 会食

    まず施主が参列者に挨拶をして、会食を始めます。

    会食は必ずしなくてはならないものではなく、会食のない場合には、参列者にお酒やお弁当、引き出物を持ち帰ってもらいます。

    いずれにしても、故人を見送るための四十九日法要に参列していただいた感謝の気持ちを伝えることが大切です。

  • 返礼品を渡す

    会食をした場合でも、改めて返礼品を渡します。

    返礼品の一般的な相場は、四十九日法要でいただいた香典やお供えの半額程度ですが、地域差がありますので、あらかじめ詳しい方に確認しておきます。

  • 閉式

    施主が挨拶をして、四十九日法要は閉式となります。

四十九日法要に納骨をする場合は僧侶による法話の後、墓地に移動して納骨を行い、その後に会食という流れになります。
その際は、埋葬許可証が必要になるので忘れないようにしてください。

四十九日法要では会場の設定や僧侶への連絡、参列者への連絡、会食の有無や手配、返礼品の準備、など、事前に考えておかなければならないことがたくさんあります。

あらかじめ、四十九日法要の流れを把握して、早めに準備をしておきたいものです。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、四十九日法要の返礼品に適した品物を解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

家族葬の四十九日法要の費用相場

お金

家族葬の四十九日法要の費用相場はどのくらいなのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、家族葬の四十九日法要の費用相場について解説します。

四十九日法要自体の費用

四十九日法要自体の費用として、四十九日法要の会場利用費や返礼品の費用があります。
会場利用費は5万円前後、返礼品は2000~5000円程度といわれています。

ただし、法要に参列する人数や会場の規模によっても異なるため、あくまでも目安となります。

返礼品の費用

四十九日法要で香典をいただいた参列客のために、返礼品を用意しておく必要があります。
返礼品の費用相場は2000~5000円といわれていますが、考え方としてはいただいた香典の3分の1から半額ほどのものが良いとされています。

返礼品には、食品などの消えものを選びましょう。

飲食の費用

飲食の費用として、会食の費用があります。
会食は5000円ほどといわれていますが、会場のグレードや人数によっても異なるため、5000円よりも安くなる場合と高くなる場合があります。

会食の有無はご遺族の希望に合わせることができますが、会食を行わない場合は、別に人数分のお弁当を用意する必要があります。

寺院への費用

寺院への費用として、僧侶に渡すお布施代や御膳料などがあります。

お布施代の費用相場は3~20万円までと幅広いようです。
他にも僧侶が会場に来る際に利用するお車代が5000~1万円、御膳料が1万円となっています。

「終活ねっと」では家族葬のプランを、455,000円(税抜)よりご用意しており、「終活ねっと」の早割で最大71,000円の割引もご利用いただけます。
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家族葬の四十九日法要に香典は必要?

葬儀

次に、家族葬を終えた後の、四十九日法要での香典について考えてみましょう。

家族葬では葬儀の負担を軽減するために、香典を辞退される方もいます。
しかし四十九日法要は葬儀の形には関係なく、仏教的に重要な意味を持つ法要です。

四十九日の法要に参列した場合、家族葬であっても香典は必要となります。

香典の相場

四十九日法要に参列した場合、持参する香典の相場はどれくらいなのでしょうか?
四十九日法要の香典の金額は、故人と血縁関係にあるのかどうかや故人とのお付き合いの深さによっても変わってきます。

法要の後、参列者で会食をするのかどうかでも香典の金額は変わります。

四十九日法要の営まれる場所が高級感のあるホテルやレストランであった場合、また地域差によっても香典の金額は変わってきます。

そのようなことを踏まえた上での、四十九日法要の香典の一般的な相場は以下のようになります。

  • 故人と血縁関係がある場合

    ・会食なし 1万円~3万円
    ・会食あり 2万円~5万円

  • 故人と血縁関係があり、夫婦で参列する場合

    ・会食なし 3万円程度
    ・会食あり 2万円~5万円

  • 故人と血縁関係はないが、特に親しい場合

    ・会食なし 1万円~3万円
    ・会食あり 3万円程度

  • 故人と血縁関係がなく、一般的なお付き合いの場合

    ・会食なし 5000円~1万円
    ・会食あり 1万円~3万円

故人との関係や地域差などで、四十九日法要の香典の金額は変わります。
事前に、ご家族などと確認をしておくのが無難でしょう。

香典についてのマナー

次に、四十九日法要での、香典のマナーについてご説明をします。
四十九日法要以降、表書きの書き方が変わりますので、ご注意ください。

表書きには「御仏前」と書く

四十九日法要の香典の表書きは、御仏前とします。
葬儀の時の表書きは御霊前ですが、四十九日を境に、故人は仏様になると考えられています。

そのことから、四十九日法要以降の香典の表書きは御仏前となります。

香典袋は渡すまで袱紗などで包んでおく

香典を持参する際には、香典袋は渡すまで袱紗などに包んでおきます。
袱紗で香典袋を包むときは、中央に香典袋を置き、袱紗の四方を右・下・上・左の手順でたたみます。

最近では長財布のような形の、香典袋を差し込んで入れられる袱紗もあり、それを利用すれば便利です。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、袱紗について包み方などを解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

家族葬後の法要にお供え物は必要?

仏壇

では次に、家族葬後の法要にお供え物は必要なのかどうかについて考えてみましょう。

お供え物をするかどうかは地域の慣習によって異なるので、一概には言えません
ですが、一般的には香典を持参した場合には改めてお供え物をする必要はありません。

法要を営む場所によっては、お供え物を置くスペースが限られていることがあります。

また、お供え物としていただいた品は法要が終わった後で、ご遺族や親族が分けることとなります。
そのような事情から、最近ではお供え物ではなく香典を包むことが増えているようです。

しかし、辞退の旨さえ伝えられていなければ、お供えをしてはいけないということではありません。
お供え物をする時は、肉や魚などの殺生を連想させるものは避け、のしは双銀の結び切りの水引のものを使用し、表書きは御供や粗供養とします。

ご遺族や親族のことも考えて、日持ちのする分けやすいものを選びましょう。

四十九日法要のときの服装

では、四十九日法要ではどのような服装で参列すればよ良いのでしょうか?
四十九日はまだ喪が明けていない期間であり、四十九日法要は、より良い輪廻転生を祈念して故人を見送る大切な法要です。

そういったことから四十九日の法要では、葬儀の時と同じくきちんと喪服を着て参列します。

男性の四十九日法要での服装

黒のスーツに白いワイシャツを着用し、ネクタイや靴下も黒のものを選びましょう。

靴も黒いもので、金具や光沢のないものを用意してください。
ネクタイピン、カフスボタン、ポケットチーフや腕時計、指輪などの装飾品を身に付けないのがマナーです。

例外として、結婚指輪であればつけていてもかまわないとされています。

女性の四十九日法要での服装

黒のスーツもしくはアンサンブルを着用しましょう。
ストッキングは黒いものを着用し、パンツスーツであっても、ストッキングは黒の無地が正解です。

靴は、ヒールが低い黒のものを選び、飾りや光沢のないものを履きましょう。

アクセサリーを付ける場合には、一連のパールの短めのネックレス、一粒パールのイヤリングなどが無難です。

ピアスやイヤリングは外しますが、結婚指輪であればつけていてもかまいません。

四十九日法要は、ご遺族にとっても故人にとっても大切な法要となります。
葬儀と同じく、失礼のない服装で臨みたいものです。

家族葬の四十九日の挨拶状について

人々

家族葬の四十九日にも挨拶状は必要?

四十九日の挨拶状は、忌明け後に香典返しに添えて送るのが一般的です。

各宗教で忌明けのタイミングは異なりますが、一般葬の場合は、葬儀に参列して下さった方へ、四十九日の忌明け後に出す、お礼を伝えるためのものです。

しかし、家族葬では四十九日法要に参列する方が、葬儀に参列してくださった方と同じである場合が多いです。
そのような方々には、挨拶状ではなく四十九日法要への招待状を出します。

四十九日法要に来れなかった方には、忌明けを迎えたことの報告と、感謝を込めて挨拶状を出しましょう。

香典をいただいていないからと言って、送らなくてもいいということはありません。
挨拶状だけでも送るようにしましょう。
受け取られた方にきちんと謝意の念が伝わる、礼節のある挨拶状にすることが大切です。

四十九日の挨拶状の文例

四十九日の挨拶状の文例は以下の通りです。
香典返しのお礼も兼ねて送ります。

謹啓

先般 父 ◯◯ の葬儀に際しまして御多忙の中ご会葬賜り
ご丁重なご弔詞を頂き且つご芳志を賜り誠に厚く御礼申し上げます

おかげをもちまして○月○日に四十九日忌を迎え法要を営むことができました
生前故人に賜りましたご厚誼を深く感謝申し上げます

つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品をお届け致しましたのでご受納くださいますようお願い申し上げます

本来であればお目にかかり御礼申し上げるべきところとは存じますが 書中を持ってご挨拶申し上げます
敬白

平成○○年○月○日

喪主 ○○○○○

四十九日を過ぎた後の法要について

仏壇

先述したように、四十九日法要は基本的に四十九日を過ぎてから行うものではありません。
しかし、何があるかは分からないと思います。

ここでは、四十九日を過ぎた後の法要についてご説明します。

  • 百か日法要

    自宅の仏壇に手を合わせ読経なども行わず、ご遺族のみで行う法要です。
    都市部では省略されることが多くなっています。

  • 一周忌法要

    亡くなってから満一年を迎える日に行う法要です。
    一周忌法要で忌明けとなるため、葬儀と同じく参列者を招き、盛大に営まれます。

    一周忌法要に参列する場合は喪服を着用し、香典も用意します。

  • 三回忌法要

    亡くなってから満二年を迎える日に行う法要です。
    法要の規模は一周忌法要よりも小さくなりますが、読経をして参列者を招きます。

    三回忌法要での施主は葬儀の時と同じく喪服を着用しますが、参列者はダークスーツや地味な色のワンピースでも良い場合があります。
    香典も用意しておきます。

このように三回忌法要までは、葬儀と同じく参列者を招いて僧侶の読経を行う法要が一般的です。
七回忌法要以降は喪を薄くするため服装も略式になり、参列者も親族のみが多くなります。

家族葬後の四十九日法要についてまとめ

仏壇

いかがだだったでしょうか。
今回「終活ねっと」では家族葬後の四十九日法要について、以下のポイントを中心に解説しました。

  • 家族葬と一般葬では、四十九日法要の違いはない

    四十九日法要は、仏教的な思想として、故人が極楽にゆけるよう祈念する大切な法要で、葬儀の形式とは別に考えるべきである。

  • 四十九日法要までに誰を呼ぶかや日程などを決め、返礼品や本位牌を用意しなければならない。

    会場の準備や僧侶への連絡など、さまざまな準備が必要なため、あらかじめ流れを把握して早めに準備をしておく。

  • 家族葬の四十九日法要の費用は、参列する人数や会場の規模によって異なる。

  • 四十九日法要に香典は必要である
    金額の相場は、会食があるかないか、故人との血縁関係、故人との親しさの度合いなどで変わってくる。

  • 四十九日法要での香典の表書きは御仏前とする。
    また、香典袋は渡すまで袱紗などで包んでおく

  • 家族葬後の法要でのお供え物は、香典と一緒に考えられることが多い。
    しかし、お供えをしてはいけないということではなく、殺生を連想させるものは避け、ご遺族に配慮したお供え物をしても良い。

  • 四十九日法要の服装は、葬儀の時と同じように黒の喪服を基調とする。
    ネクタイピンや時計などの装身具は身に付けない

    アクセサリーにも葬儀の時と同じ注意が必要である。

  • 四十九日法要の後は、三回忌法要までは葬儀と同じく喪服で参列し、香典も持参する。
    七回忌法要からは喪を薄くするため服装も略式になり、参列者も親族のみが多くなる。

四十九日法要は故人やご遺族にとって大切な法要です。
そのため、早い時期からの心づもりと準備が必要となってきます。

今回の記事が終活のために役立てていただければ幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では家族葬の費用について、内訳や安く抑える方法を解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

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