葬儀費用の相場はいくら?平均費用・内訳や費用を備える方法も解説!

葬儀費用の相場はいくら?平均費用・内訳や費用を備える方法も解説!

葬儀を執り行う際に気になるのが費用について、手続きなどをはじめ何にどのくらいの費用がかかるのかをご存知でしょうか。全国の費用相場や、内訳、葬儀の費用を抑える方法など、よくある疑問を中心に葬儀の費用について、様々な情報をご紹介します。

最終更新日: 2020年04月28日

葬儀にかかる費用はどれくらいなの?

葬儀に関する悩み・疑問点の中でも特によく聞かれるのは、葬儀の費用についてのものです。

葬儀を手配するという立場になることもそう多いことではありません。

そのため葬儀を行うにあたって、どの程度の費用が必要なのかを詳しく知らないという人は多いのではないでしょうか?

今回「終活ねっと」では、葬儀の費用について以下の項目に分けてわかりやすく丁寧に解説していきます。

  • 葬儀費用の全国平均や相場はいくら?

  • 葬儀形式別の費用相場はいくら?

  • 葬儀にかかる費用の内訳

  • 葬儀の費用を安く抑える方法は?

  • 葬儀の費用は誰が負担するの?

  • 葬儀費用を事前に備える方法は?

  • 葬儀費用を最低限に抑える際の注意点

  • 葬儀の費用の支払いについて

葬儀費用について理解を深めたいという方のために、葬儀にかかる費用に関するあらゆる情報をまとめております。

時間がないという方やお急ぎの方も、知りたい情報をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までお読みください。

また、お急ぎの方は今すぐお電話ください。終活ねっとの相談窓口スタッフが、迅速に対応いたします。

「終活ねっと」は全国各地の斎場と提携しているため、全国の斎場葬儀/家族葬を執り行うことが可能です。

お近くの葬儀場・斎場をお探しの方はぜひ一度ご覧ください。

place 終活ねっとで斎場を探す
エリアを選択してください

葬儀にかかる平均費用はどのくらい?

葬儀

葬儀はたくさんのお金がかかると耳にすることはあっても、具体的にどのくらいのお金が必要なのかわからないという人は多いでしょう。

では、実際の葬儀費用の相場はいくらなのでしょうか。

葬儀の費用総額の全国平均

終活ねっとが2019年4月に実施した葬儀に関するアンケートでは、葬儀の全国の平均費用は135万円という結果になりました。

また、葬儀にかかる費用は年々下がってきているといわれています。

その理由としては、「費用が抑えられる新しい葬儀形式が普及しつつあること」や「葬儀のことを葬儀社に丸投げせず、自らの意思で深く検討する人が増えたこと」が挙げられます。

葬儀に関するアンケート調査結果はこちらからご覧いただけます。

終活ねっと運営スタッフのサムネイル画像

終活ねっと運営スタッフ

135万円という数字はあくまで平均であり、葬儀にかかる費用は葬儀の形式・規模・地域などによって大きく変動します。

地域別の費用相場や葬儀形式ごとの費用相場については、これからご紹介致します。

都道府県ごとの葬儀費用の相場一覧

ここでは都道府県ごとの費用相場をご紹介します。
こちらも、「終活ねっと」が2019年12月に独自に調査した結果となります。

地域 費用相場
北海道 113万円
東北地方 136万円
北関東 160万円
南関東 141万円
中部地方 158万円
近畿地方 128万円
中国地方 117万円
四国地方 119万円
九州地方 126万円
沖縄 80万円

地域ごとで費用相場に大きく差があることが分かります。

この中でも、1番費用相場が高いは石川県の182万円、1番安いのが沖縄の80万円という結果でした。

また、同じ地域においても葬儀の形式やオプションの有無などで費用が大きく変わるため、事前に見積もりを行うことが大切です。

「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した低価格かつ高品質なセットプラン5つの葬儀形式からお選びいただけます。

「終活ねっとのお葬式」ついて詳しくはこちらをご覧ください。

葬儀の形式ごとにみる費用相場

葬儀

葬儀の形式によって必要となる費用も大きく異なってきます。

ここでは、葬儀を以下の4つの形式に分けて、それぞれにかかる費用を比較しながら紹介します。

  • 一般葬

  • 家族葬

  • 一日葬

  • 直葬(火葬式)

一般葬

一般葬とは、一日目に通夜を行い、次の日に告別式・葬儀を行う一般的な葬儀の形式です。

会葬者は故人の親族に留まらず友人や会社の同僚、近隣の方なども参列する規模の大きな葬儀となります。

終活ねっとが2019年4月に実施した葬儀に関するアンケートでは、一般葬の全国の平均費用は165万円という結果になりました。

また、アンケート結果で最も多かった価格帯は100万円以上150万円未満で、一般葬を執り行った人の全体の約3割を占めました。

「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した高品質かつ低価格の一般葬プランを税込613,000円よりご用意しています。

また、事前の資料請求で通常価格から5,000円割引、終活ねっとの早割のお申し込みで最大7万円割引もご利用いただけます。

一般葬プランの費用内訳・特徴・内容・流れなどの詳細は、こちらからご覧ください。



家族葬

家族葬は、主に故人の家族や親族、親しかった友人で執り行う比較的小規模な葬儀です。

家族葬の全国の費用相場は113万円という結果でした。

家族葬で最も多かった価格帯は50万円以上100万円未満で、家族葬を執り行った人の全体の約4割を占める結果となりました。

家族葬の費用が安く抑えられる理由は、参列者が限られるため、飲食接待費などの葬儀にかかる費用を抑えることができることが挙げられるでしょう。

葬儀の規模が小さいことから、会場費も抑えることができるのも費用を抑えることができる一因です。

「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した高品質かつ低価格の家族葬プランを税込493,000円よりご用意しています。

家族葬プランの特徴・内容・流れなどの詳細はこちらからご覧ください。



一日葬

一般的な葬儀では1日目に通夜を行い、その翌日に葬儀・告別式を行うという流れとなりますが、一日葬は通夜を省略して葬儀・告別式や火葬を1日で執り行う葬儀です。

参列者も家族などの親しい人に限られることが多いです。

一日葬の費用相場は57万円という結果で、一日葬にかかった費用は50%以上の人が50万円未満と答えました。

一日葬の費用が安く抑えられる理由は、通夜を執り行わない上に参列者が少ないため、飲食接待費や返礼品費を抑えることができる点にあるでしょう。

「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した高品質かつ低価格の一日葬プランを税込343,000円よりご用意しています。



直葬(火葬式)

直葬は通夜や葬儀・告別式を省略して火葬のみを執り行う葬儀です。

直葬の費用相場は30万円という結果になりました。
また、直葬の場合は9割以上の人が50万円未満で葬儀を執り行っています。

直葬の費用が安く抑えられる理由は、お通夜や葬儀・告別式を行わないため、宗教者にかかる費用や飲食接待費、斎場利用費がかからないという点にあるでしょう。

「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した高品質かつ低価格の直葬プランを税込145,000円よりご用意しています。

「終活ねっと」の直葬プランは、費用を最小限に抑えた最安プランとなっているため、故人様と一緒に過ごしたい方、お坊さんに供養して頂きたいという方は火葬式プランをご利用ください。



「終活ねっとのお葬式」では、必要なものを厳選した高品質かつ低価格の火葬式プランを税込193,000円よりご用意しています。



葬儀にかかる費用の内訳

お金
  • 葬儀一式にかかる費用

  • 葬儀での飲食接待にかかる費用

  • 宗教者の費用(寺院費用)

ここでは、葬儀にかかる費用の内訳について解説します。
上にリストアップした費用は葬儀の3大費用とも称される費用です。

葬儀一式にかかる費用

  • 祭壇費

  • 施設利用費

  • 人件費

  • 車両費

  • その他の諸費用
    (ご遺体の安置・棺・遺影写真・骨壺・枕飾りなど)

葬儀一式にかかる費用とは、通夜・葬儀・告別式を執り行うために必要な費用のことです。
葬儀一式にかかる費用も上記のようにさらに細かく分けることができます。

葬儀一式にかかる費用は、葬儀にかかる費用全体の60%~65%を占める費用です。

葬儀にかかる費用を一般葬の165万円と仮定すると、葬儀一式にかかる費用は、100万円かそれ以上となります。

以下では、上に挙げた葬儀一式にかかる費用の中身の一つ一つについて詳しく見ていきます。

祭壇費

  • 祭壇費の費用相場:30〜120万円

祭壇費とは、祭壇のレンタル費やそれにかかる人件費を含む費用です。
この費用は、葬儀一式の費用の中でもかなり大きな割合を占めます。

祭壇費の費用相場は30~120万円といわれており、高額かつ金額の幅が広いことが特徴です。

祭壇費の中でも特に、祭壇のレンタル費は大きく変動し得る費用です。

祭壇には、白木祭壇や花祭壇、神式祭壇、キリスト教式祭壇など様々な種類があり、花祭壇の中でも生花または造花を用いるかでも違いがあります。

また、祭壇をオリジナルの物を望む場合はさらに高額になることもあり得ます。

施設利用費

  • 葬儀場
    民営の場合:20万円以上
    公営の場合:5万〜10万円

  • 火葬場
    民営の場合:5万円〜15万円
    公営の場合:5万円以下

施設利用費とは、葬儀場や火葬場を使用する際にかかる費用です。

葬儀場と火葬場は混同されがちですが、葬儀場は葬儀を行う場所で、火葬場は遺体を火葬する場所です。

葬儀場の例として、セレモニーホールや寺院、教会などが挙げられます。

葬儀場の費用、運営母体・地域・大きさなど様々な要因によって変動します。

民営の葬儀場は20万円以上が相場であるのに対して、公営の葬儀場は5~10万円と大きな差があります。

このことから、公営の斎場は非常に人気が高いです。

火葬場は葬儀場と同様に、運営母体が民間の場合よりも、公営の場合の方が費用を抑えることができます。

民営の火葬場の費用相場は5万円〜15万円で、公営の場合は5万円以下とされています。

スタッフなどの人件費

葬儀を執り行うためには、葬儀社のスタッフの協力が不可欠であり、その分人件費が必要になります。

スタッフは葬儀社から送られ、様々な業務を行います。
業務の一例としては、諸手続きの代行や葬儀の司会進行や看板の設置、片付けなどが挙げられます。

また、スタッフを親族から選ぶこともできます
葬儀のサポートを親族がおこなう場合、受付係や会計係、接待係などを任されることが一般的です。

葬儀に必要な車両にかかる費用

  • 霊柩車:1〜5万円

  • マイクロバス:3〜5万円

葬儀に必要な車両としては、霊柩車や移動用のマイクロバスが挙げられるでしょう。

霊柩車にかかる費用は、国土交通省によって定められています。
霊柩車の基本料金は1万~5万円で、走行距離に応じて料金が加算されていきます。

また、葬儀場から火葬場までの移動手段としてマイクロバスが利用されることがあります。
マイクロバスの費用は、3万~5万円程度です。

その他の葬儀一式に必要な費用

葬儀一式に必要な費用は、これまでに紹介してきた費用以外にもその他諸費用がかかります。
下記のリストは、その他の葬儀一式に必要な費用の代表例です。

下記のリスト以外にも、湯灌やエンバーミング、祭壇のランクアップなどのオプションを提供している葬儀社も多数あります。

また、葬儀社のセットプランなどに、以下の項目が含まれているかどうかを確認することも大切です。

  • ご遺体の安置

  • 位牌

  • 遺影写真

  • 骨壺

  • 仏衣(ぶつい)

  • 枕飾り

  • 名木(看板類)

葬儀における飲食接待にかかる費用

  • 通夜振る舞い:一人当たり2000〜3000円

  • 精進落とし:一人当たり4000〜5000円

  • 返礼品:5000〜1万円

  • 香典返し:受け取った金額の3割〜5割

葬儀の飲食接待にも費用がかかります。

葬儀における飲食接待とは、通夜の後に参列者に料理を振る舞う通夜振る舞い、初七日法要の後の精進落とし、返礼品や香典返しのことを指します。

飲食接待にかかる費用は費用全体の15%〜25%を占めます。
また、この費用は参列者の人数や食事内容によって変動します。

通夜振る舞い

  • 通夜振る舞い:一人当たり2000〜3000円

通夜振る舞いとは、通夜の後に参列者に対し振る舞う料理ことです。

通夜振る舞いで提供される料理としては、サンドイッチなどやオードブルなどの軽食であることが多いです。
お清めの意味を込めて、日本酒やビールなどのアルコール類も振る舞われます。

通夜振る舞いにかかる費用は、一人当たり2000~3000円と見積もることが多いです。

以前は、肉や魚などの提供は避けられてきましたが、今はそこまでこだわる必要はないとされています。

精進落とし

  • 精進落とし:一人当たり3000円〜6000円

精進落としとは、故人への供養や僧侶または弔問客への感謝といった意味合いを持つ、火葬後に火葬場から葬儀場に戻った際に振る舞われる料理のことです。

通夜振る舞いは一人あたり半人前程度の軽食であるのに対し、精進落としは一人前の料理を用意します。

精進落としで提供される料理としては、懐石料理や寿司などがあります。
精進落としでもまた、日本酒やビールなどのアルコール類が振る舞われます。

精進落としにかかる費用は、一人当たり3000~6000円程度とされています。

返礼品・香典返しにかかる費用

  • 返礼品

  • 香典返し:受け取った金額の3割〜5割

葬儀に参列した方に対しては、返礼品を送ることが一般的です。
こうした返礼品にかかる費用も飲食接待にかかる費用に含まれます。

返礼品としてよく用いられるのは、タオルやお茶など、参列者が持って帰りやすいものが多く選ばれます。

また、香典を受け取った場合は香典返しをする必要があります。
香典返しは、受け取った金額の3~5割を目安としておこないます。
基本的に、香典返しは後に残らないものを選びましょう。

終活ねっと運営スタッフのサムネイル画像

終活ねっと運営スタッフ

香典返しとしてよく選ばれる品物には以下のようなものがあります。

  • お菓子
  • お茶・紅茶
  • コーヒー
  • ハンカチ・タオル
  • 商品券
  • カタログギフト

逆に、次のようなものは避けたほうが良いとされています。

  • お肉・お魚などの生もの
  • お酒
  • 鰹節・昆布

葬儀の香典返しについては以下の記事で詳しく解説しております。
あわせてご覧ください。

宗教者の費用(寺院費用)

  • 読経料:15万〜30万円

  • 戒名料:15万〜30万円

  • お車代:5000〜1万円

  • 御膳料:5000〜1万円

多くの場合、葬儀には宗教者が招かれます。

その宗教者に対してのお礼として、仏教を例に挙げると僧侶にお布施を渡します。

このお布施が宗教者にかかる費用となります。
宗教者にかかる費用は、宗教によって相場が異なります。

ここでは仏教の場合、つまり僧侶を葬儀にお越しいただく際の寺院費用について紹介します。

読経料

葬儀で僧侶にお経を読んでいただいたことに対する謝礼が読経料です。

読経の回数によって読経料も変動しますが、読経料の金額相場は15~30万円程度といわれています。

戒名料

多くの宗派では、戒名を授かることへの謝礼として戒名料が発生します。

金額相場は15~50万円程度とされていますが、戒名料は宗派や戒名のランクによっても変動します。

お車代

葬儀を執り行う場所まで赴いてくれた僧侶に対しての謝礼として、お車代が発生します。
お車代は交通費と言い換えることもできます。

お車代の金額相場は5千~1万円程度と言われています。

御膳代

通夜振る舞いや精進落としなどを辞退する僧侶に対して渡すのが、御膳代です。
御膳代の金額相場は5千~1万円程度といわれています。
また、御膳代は不要である場合もあります。

葬儀の費用を安く抑える方法とは?

お金

葬儀の費用は決して安いものではなく、なるべく抑えたいとお考えの方もいらっしゃるのではなりでしょうか。

ここでは、葬儀の費用を安く抑える方法についてご紹介していきます。

自治体の葬祭費補助を利用する

国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入している場合は、自治体への申請をおこなうことによって、葬祭費の補助金として約3万~7万円を受給することができます。

この葬祭費の補助金額は、各々の自治体によっても異なるので、お住まいの地域の葬祭費補助制度を一度確認しておくことをオススメします。

また、生活保護受給者は、自治体に対して葬祭扶助制度を申請することもできます。
葬祭扶助制度を利用することで、自己負担額なしで直葬を執り行うことが可能です。

葬儀をより費用のかからない形式にする

近年、先ほどもご紹介した家族葬を始め一日葬や火葬式など規模を縮小したり行程を省略した葬儀形式が人気を拡大しています。

しかし、費用を抑えるために必要以上に葬儀を簡略化した結果、満足のいく葬儀ができなかったというケースも少なくありません

葬儀は故人を送り出す大切な儀式ですので、費用を抑えつつも後悔が残らないような葬儀を行えるよう、慎重に検討するようにしましょう。

公営の斎場や火葬場を選ぶ

公営の斎場や火葬場の利用料は民間と比較すると安価で使用することが可能です。

注意点として、公営の斎場や火葬場は費用が抑えられることから人気のため、予約が取りづらいことが挙げられます。

また、公営の斎場には火葬場が併設していることもあるため、斎場から火葬場への移動も容易にでき、霊柩車やマイクロバスの費用を抑えることも可能です。

複数の葬儀社から費用見積りを取る

故人が亡くなってから葬儀を執り行うまでの期間は非常に短かく、心の整理もままならないため、葬儀の内容を十分に考えることができずに葬儀を執り行うことになってしまうケースがあります。

時間は限られている中でも、故人との最期のお別れのために葬儀の規模や予算をしっかりと設定した上で、複数の葬儀社から費用見積もりを取ることが大切です。

複数の葬儀社から見積もりを手に入れることで、プラン内容や費用の比較検討がしやすくなります。

下記の記事では、葬儀社の選ぶタイミングや選び方に関してより詳しく解説しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。

相続税の控除を受ける

葬儀の費用を申告することによって、相続税からの控除を受けることができます。
しかし、葬儀にかかった費用の中でも控除できるものとできないものがあるため、注意が必要です。

以下では、相続税の控除対象となるものとならないものについて紹介します。

相続税の控除対象になるもの

相続税の控除対象になるものは、下記のような葬儀を執り行う際に必然的にかかる費用です。

  • 通夜、葬儀・告別式にかかる費用

  • 葬儀における飲食接待にかかる費用

  • 遺体の捜索・運搬または遺骨の回送にかかる費用

  • 宗教者にかかる費用(僧侶や神社の住職などに支払う費用)

  • 火葬・埋葬・納骨にかかる費用

  • 会葬者への返礼品にかかる費用

相続税の控除対象にならないもの

基本的に、葬儀の前後に発生する費用については控除の対象になりません。
相続税の控除対象にならないものが以下のリストです。

  • 香典返し

  • 墓石や墓地にかかる費用

  • 法事・法要にかかる費用

  • 遺体の解剖にかかる費用

葬儀の費用は誰が負担する?

人々

次に、葬儀の費用は誰が負担するのかということについて解説していきます。

負担する人に決まりはない

葬儀の費用を誰が負担するのかといった決まりはありません。

葬儀の費用は相続財産とは別であるため、相続財産から支出しなければならないというわけではなく、喪主や相続人が負担しなければならないとも限りません。

喪主が費用負担する場合が多い

葬儀の費用を負担する人は明確に決まってはいませんが、喪主が負担するケースが一般的です。

共同相続人全員の同意があれば相続財産から葬儀費用を捻出することもできます。
また、喪主以外の家族や親戚に対して協力を求め、費用を分担することも可能です。

葬儀費用を誰が負担するのかと同様に喪主を務める人についても明確な決まりはありません
喪主を務める人は故人の配偶者であることが多いですが、故人が遺言で喪主を選定していた場合は、その本人の遺志に準じます。

また、配偶者が喪主を務めることができない状況である場合、続柄を考慮した上で喪主が選ばれることがあります。

一般的には、喪主として選定される優先度は以下のように示されます。
以下のリストは、番号が若いほど優先度が高いことを表しています。

  • 故人の遺言で指定された者

  • 配偶者

  • 長男

  • 次男以降の男性の子供

  • 長女

  • 次女以降の女性の子供

  • 両親

  • 故人の兄弟または姉妹

また、故人が配偶者や親族がいない場合、故人の友人や知人などの身内以外の人物が喪主を務めるということも考えられます。

故人の遺産による立替・払い戻しは可能?

葬儀費用は故人の遺産によって賄うことが可能です。

故人の銀行口座は、銀行が口座名義人である故人がご逝去したことを知った際に凍結されてしまうため、故人の遺産を葬儀の費用に充てるという場合は、生前の準備が重要となってきます。

最近では、遺言代用信託という金融機関のサービスも人気となりつつあります。

その中でも、一時金型の遺言代用信託は、故人のご逝去後にまとまったお金が引き出せるので、葬儀の費用に充てることも可能です。

喪主だけで払えない場合は必ず親族に相談を

故人との最期のお別れを悔いが残らないようにするためにも、葬儀の費用については事前に余裕を持ってしっかりと兄弟や親族と相談しておきましょう。

葬儀の費用を喪主だけで支払えない・工面できない・お金がないという場合にも、家族と話し合うことは必須です。

葬儀費用を備えるには?

葬儀

葬儀の費用を抑える方法を紹介してきましたが、葬儀費用は事前に備えることが可能です。
ここでは、葬儀費用に備えるために便利な2つの制度について紹介していきます。

葬儀保険を利用する

葬儀保険は、短期でかつ少額の費用で加入できる少額短期保険のことを指します。
相続税の対策や死後の預金口座凍結への対策としても利用されています。

少額短期保険には、保険料一定タイプや保険金定額タイプといったように種類があります。

下記の記事では、葬儀保険についてより詳しく解説しています。
こちらもあわせてご覧ください。

互助会を利用する

互助会とは、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が推進する保険の制度で、正式名称を冠婚葬祭互助会と言います。

一定の掛け金を毎月積み立てることで、冠婚葬祭を中心とする突然の出費に備えられる制度です。
少額で長期的な積み立てをしていくことで、万が一の時も安心できます。

また、斎場や火葬場等を優待価格で利用できることもあります。

葬儀費用を積み立てる互助会の仕組みについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
こちらもあわせてご覧ください。

葬儀費用を最低限まで抑える際の注意点

葬儀

葬儀は費用を安くすればよいというわけではありません。
葬儀費用を抑える際には、注意すべき点もいくつかあります。

ここでは、葬儀費用を最低限まで抑える際の注意点をご紹介していきたいと思います。

プランの内容に必要最低限含まれているか?

葬儀の一括プランや基本プランを選ばれる際は、葬儀プラン内に必要な物品やサービスが含まれており、別途料金が発生しないかどうかの確認が非常に大切です。

例えば、葬儀のプランの中に遺体保存用のドライアイス含まれていないため、別途料金が必要になることがあります。

また、火葬にかかる費用がプランに含まれていないというケースも考えられます。

明らかにプランの料金が低い場合は、事前に資料請求や見積もりを取ることをおすすめします。

葬儀社とのコミュニケーション

葬儀の費用に関するトラブルは、葬儀社とのコミュニケーション不足から生じることがあります。

葬儀のプランの内容や料金に疑問点がある場合、しっかりと事前に葬儀社に尋ねて疑問を解消しましょう。

終活ねっと運営スタッフのサムネイル画像

「終活ねっと」運営スタッフ

また、葬儀や終活に関する疑問がある方は、お葬式相談窓口にて24時間365日受け付けております。
お電話にてお気軽にご相談ください。

葬儀社への支払いについて

葬儀

葬儀社への葬儀費用の支払いは、多くの場合は葬儀終了後の一週間以内に支払うことが多いです。
中には、葬儀の前に頭金を支払うという場合もあります。

葬儀社によっては、葬儀費用の分割払いや、生命保険の支払いを待ってくれる場合もあるようです。

万が一、お金が足りずに葬儀が行えない場合は、葬儀ローンとして葬儀のためのお金を葬儀社から借りることも可能です。

また、支払い方法については現金の手渡しや銀行振込による支払いが一般的ですが、クレジットカードでの支払いができる場合もあります。

葬儀の費用についてまとめ

お金

いかがでしたでしょうか?
今回「終活ねっと」では、葬儀にかかる費用について、以下の項目を軸に解説してきました。

  • 一般葬と呼ばれる葬儀にかかる費用の相場は約165万円。(終活ねっと調べ)

  • 葬儀の費用は、葬儀一式の費用・飲食接待費・宗教者にかかる費用の3つが主な内訳である。

  • 葬儀の費用は喪主が負担することが多いが、明確な決まりはない。

  • 葬儀の費用を安く抑えるためには、葬祭費補助の使用、費用の安い葬儀形態選択、民営の葬儀場・火葬場を使用といった方法がある。

  • 葬儀の費用を事前に備えるには、葬儀保険や互助会を利用することができる。

  • 葬儀費用を抑える際には、プラン内容にしっかりと必要な物品やサービスが揃っているかの確認や、葬儀社との葬儀に関するすり合わせがしっかりできているか確認することが大事である。

  • 葬儀社からの葬儀費用の請求は、一般的に葬儀後におこなわれる。

葬儀は何度も経験することがないため、葬儀の費用について考える機会はあまりないかもしれません。

しかし、大切な方とのお別れの時間を安らかに送るためには、事前にじっくりと考え準備しておくことが必要です。

「終活ねっと」では葬儀以外にも終活に関する様々な情報を掲載しております。

今回は、葬儀の費用について紹介してきましたが、下記の記事ではお墓や墓石の費用相場について紹介しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
終活ねっとでは、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

終活ねっとのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

関連する記事

こんな記事も読まれています

よく読まれている記事一覧

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

place 終活ねっとでお近くの斎場を探す
終活ねっとで斎場を探す