家族葬で互助会の葬儀は利用できる?互助会の仕組みも詳しく解説!

家族葬で互助会の葬儀は利用できる?互助会の仕組みも詳しく解説!

近年注目されている葬儀形式のひとつとして、家族葬があります。ご自身の葬儀も家族葬でとお考えの方も多いのではないでしょうか。互助会が家族葬に向いているのかどうかが気になるところです。今回は、家族葬で互助会は利用できるのかについて互助会の仕組みとともに解説します。

最終更新日: 2020年10月02日

家族葬の互助会について

葬儀

葬儀にかかる費用はとても大きく、一度に大きな費用の出費は大変なものです。
互助会というシステムを利用した葬儀であれば出費の負担も少なくて済むというのは、大変魅力的に感じられるでしょう。

近年、小規模な葬儀形式である家族葬を選ぶご遺族が増えています。
それでは家族葬で互助会を利用するとどうなるのでしょうか?
家族葬をお考えの方にとっては、とても気になるところではないかと思います。

そこで今回「終活ねっと」では、家族葬で互助会は利用できるのかということについて以下のポイントを中心に解説します。

  • 互助会の歴史

  • 家族葬では互助会を利用するべき?

  • 互助会の仕組み

  • 互助会のメリットと注意点

  • 互助会に向いている葬儀形式は?

葬儀を行うにあたって、費用の問題は非常に重要です。
事前に知識を備えておけば、後々に問題が起こる可能性も少なくなるでしょう。
どうぞ最後までご覧ください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

「終活ねっと」は全国各地の斎場と提携しているため、お近くの斎場で葬儀を執り行うことが可能です。
葬儀/家族葬の事前相談・資料請求も受け付けております。
状況やご要望に合わせて選べるお葬式のセットプランをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧ください。

place 終活ねっとで斎場を探す
エリアを選択してください

互助会とは

人々

互助会のシステムはいつ頃できたのでしょうか?
少し互助会の歴史に触れてみましょう。

そもそも互助会とは、冠婚葬祭互助会というのが正式な名称です。
戦後の昭和23年、食糧難や物資の困窮時代に助け合いの精神で生まれたものです。

わずかな金額であっても、みんなで出し合えば冠婚葬祭が可能であるという利点が、当時の世相にとっては非常に画期的で、徐々に拡がっていったとみられています。
しかし一方で、お金に関わるトラブルも多かったといわれています。

そこで昭和47年には経済産業省(当時の通商産業省)による許可制事業と定められ、厳しい審査を通った業者でなければ互助会を開くことはできないようになったといわれています。

家族葬で互助会を利用することについて

葬儀

最近は、比較的安い金額で葬儀を行うことができる家族葬を行う方が増えてきています。
それでは家族葬を行いたい場合には、果たして互助会のシステムは向いているのでしょうか?

将来、家族葬をお考えの方にとっては、非常に気になるところだと思います。
ここでは、家族葬で互助会を利用することについて解説します。

家族葬に互助会の葬儀は向いている?

家族葬に互助会の葬儀が向いているかというと、結論から言えば家族葬には不向きであるといえます。

もともと参列者の少ない小規模の葬儀である家族葬は、互助会を利用するより、一般の葬儀社の葬儀プランを利用した方が費用を安く抑えることができるからです。

それでは互助会の仕組みとは、いったいどのようなものなのでしょうか?

互助会の仕組み

人生の節目、冠婚葬祭はどなたもが通る大切な儀式です。
しかし結婚式や葬儀の時には、たくさんのお金がかかってしまうのも現状です。

その大きな費用を、平生普段から積み立てていくことによって、冠婚葬祭時に一定のサービスを受けられるというのが互助会のシステムです。

ただし積立金が、保険のように戻ってくる性質のものではなく、あくまでも積み立て金額に応じサービスの提供というのが互助会の仕組みなのです。

積み立てた費用は、加入者本人のみならずその家族も使えることができ、葬儀だけではなく結婚式や、仏具の購入などにも使うことができます。

また加入者には優待価格が適用され、その互助会の運営する葬儀施設を会員価格で利用できるというメリットもあります。

提携しているレストラン・ホテル・遊園地などの施設を、会員割引で利用できる特典が付帯している互助会などもあり、冠婚葬祭時だけではなく普段からサービスが受けることができるのも嬉しいところです。

移籍することができる

互助会に加入していた人が遠くに引っ越すことになった場合、加入した互助会の営業エリアから外れることになっても、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)加盟の互助会間での移籍が可能なところが多いので、互助会に加入する際にはこの点も確認しておくことをおすすめいたします。

どこにあっても契約時に交わしたサービスの提供が受けることができるという点では非常に安心です。

葬儀費用を一部まかなうことができる

互助会では毎月一定額を積み立てることで、葬儀費用の一部をまかなうことができます。
一度に大きな出費をしなくて済むところが、互助会の最大の魅力です。

また様々のプランがあるので、契約時にはどのプランが一番自分に合うのかを確認すると良いでしょう。

認可を受けた業者のみ

このように非常に利便性のある互助会なのですが、それでは誰でも互助会を立ち上げることができるのかと言えば、そうではないのです。

先にも述べましたが、戦後生まれの互助会は、その後に法の整備によって前払式割賦販売法に基づき経済省の審査を通過し、経済産業大臣の許可を得た企業でしか開くことができなくなったのです。

厳しい審査基準を通過した業者のみが互助会として機能するという点では、非常に安心といえましょう。

「終活ねっと」では家族葬のプランを、455,000円(税抜)よりご用意しており、「終活ねっと」の早割で最大71,000円の割引もご利用いただけます。
葬儀についてお困りでしたら、24時間365日電話対応しておりますので、お気軽にご相談ください。



互助会を利用する際の注意点

葬儀

ここまでの流れで、互助会の歴史や仕組み、互助会の利便性などをおわかりいただけたと思います。
それでは互助会を利用する際に、気をつけておいてほうが良いことは、いったいどんなことでしょうか。

ここでは知っておいたほうが良いと思われる、互助会を利用する際の注意点についてみていきましょう。

葬儀費用を全額まかなえるわけではない

先ほども述べましたように、互助会に加入し、毎月一定額を積み立てることで葬儀費用の一部をまかなうことはできます。
しかし逆にいいますと、葬儀代金のすべてをまかなえるわけではないということなのです。

基準額以上のプランでないと積み立て金は使えないようになってる契約内容のものもあります。
仮に全額30万円積み立てたとしても、50万円以上のプランでないと積み立て金を使うことができないことがあるのです。

互助会を加入をお考えの方は、ここをよく認識して検討してみてください。

解約にお金や手間がかかる

互助会の利便性に魅力を感じ加入したものの、事情によっては積立を継続することができなくなってしまうこともあると思います。

そうした場合には解約ということになりますが、解約するのあたっては、解約手数料が15%から20%かかってしまうのがほとんどのようです。

また解約を希望してもなかなか応じてくれない業者も中にはあるようです。
解約するのに無駄な手間がかかってしまうケースもあるので、加入を考えている業者は悪質ではないのかなど事前によく確認しておくことが大切かと思います。

利用しなかった場合でも返金してもらえない

互助会とはあくまでも、積み立てた費用を葬儀や結婚式でのサービスといった形で返していくシステムです。
何らかの理由で互助会費を使わなかったからといって、全額返金されるといった保障はありません

たまにある話ですが、互助会に加入していた本人が亡くなってしまって、その家族が互助会の加入していたことを知らずに既に葬儀を行ってしまったということがあります。

そういうトラブルを避けるためにも、互助会に加入していることを家族に伝えておくことも大切なことです。

葬儀費用が高く設定されている場合がある

互助会の魅力はその利便性なのですが、業者によっては積み立てた費用でまかなうはずのプランが、一般の葬儀社の葬儀の相場よりも高く設定されているところがあります。

これではプランのサービスを割安で受けることができるどころか、逆にそれ以上の金額を支払ってしまっていることになります。

割引という言葉にだまされることなく、そうした点も損することがないように、互助会に入会・利用する前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

プランを変えることはできない

互助会に加入した際に、いくつかあるプランの中から自分の希望のものを契約します。
しかし、途中でプランを変更したいと思うこともあるでしょう。
互助会のほとんどの業者はプランのグレードアップならまだしも、プランのグレードダウンは対応できないのが現状です。

こうした意味でも互助会は、家族葬をお考えに方にとっては不向きのシステムであるということになるのです。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、葬儀場を利用する際の費用相場について解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

互助会の葬儀に向いている葬儀とは?

葬儀

それでは、どのような葬儀だったら互助会のシステムが向いているといえるのでしょうか?
これまでにも述べましたように、互助会の葬儀に向いている葬儀は家族葬ではなく、一般葬しかも規模の大きい葬儀をお考えならとても利用価値があるシステムといえるのです。

設備の整った葬儀会場を会員価格で使うことができたり、また物価の変動に左右されずに契約時に交わしたプランが約束されているため、初めから大きな葬儀を計画されているのならその分メリットも多く、互助会の仕組みは向いているといえましょう。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、家族葬と一般葬の違いを解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

家族葬の互助会についてまとめ

花

いかがでしたでしょうか?

今回「終活ねっと」では、家族葬で互助会は利用できるのかということについて以下のポイントを中心に解説しました。

  • 互助会は冠婚葬祭互助会というのが正式名称で、戦後の困窮時代に助け合いの精神のもと生まれた仕組みである。
    現在は経済産業省による許可制事業となっている。

  • もともと参列者の少ない小規模の葬儀である家族葬には互助会は不向きである

  • 冠婚葬祭時にかかる莫大な費用を、毎月一定額として積み立てることで、その金額に応じたサービスを受けることができるのが互助会の仕組みである。

  • 引っ越しをしても加盟の互助会間での契約の移籍が可能

  • 互助会で葬儀費用全てをまかなえるわけではなく、また解約には手数料や時間がかかってしまう。

    また、何らかの理由で利用しなかった場合でも、返金される保証はない

  • 契約したプランが一般の葬儀代より高くついてしまうことがある。
    割引という言葉にだまされないように、事前によく確認しておく必要がある。

  • 途中でプランを変更したくても、グレードダウンはできないようになっているところが多くあらかじめ、よく検討しておくことが大切である。

  • 大規模な葬儀であれば互助会のシステムは向いている。

人生の最期の節目の儀式である葬儀。
自分はどのようなプランで最期を送るのか、のこされたご遺族に負担をかけたくないと誰もがお考えだと思います。
そのプランを考える手立てとして、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では家族葬に費用について、一般葬の費用と比較して解説しています。
家族葬をお考えの方はぜひこちらもご覧ください。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
終活ねっとでは、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

終活ねっとのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

関連する記事

こんな記事も読まれています

よく読まれている記事一覧

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

関連する記事