神式葬儀と米の関係とは?献米の意味や神式葬儀の流れについても解説

神式葬儀と米の関係とは?献米の意味や神式葬儀の流れについても解説

神式の葬儀での米は重要な役割があります。神棚にも米を供えることがあるように、葬儀をはじめとする神式の儀式には米が欠かせません。献米の意味や神式葬儀の流れとともに、神式の葬儀について解説していきます。神式の葬儀に参列したことの無い方はぜひお読みください。

2020-02-14

神式葬儀と米について

葬儀

神式の葬儀では献米として米を用いた儀式をすることをご存知でしょうか。

神棚にお供えとして米を使うことは知っているけど、神式の葬儀でも米をお供えするの?
と思われた方も多いと思います。

今回の終活ねっとでは神式葬儀と米の関係について下記の内容で解説していきます。

  • そもそも神式葬儀とは?

  • 献米はどのように行うのか?

  • 神式葬儀の順番や流れは?

ご自分や周りの方が神道を信仰されていて、神式での葬儀に参列したことのある方以外は知らないことも多いと思います。

今後神式の葬儀に参列することもあるかもしれないため、しっかりと葬儀の流れや献米の方法などを覚えておきましょう。

ぜひ最後までお読みください。

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神式葬儀とは

神棚

そもそも神式葬儀とはどのような儀式なのでしょうか?

ご存知の通り日本には信教の自由があります。
そのため仏教や神道、キリスト教など、どの宗教を信仰しても問題ありません。

ただほとんどの葬儀は仏式で行われることが多く、神道での葬儀は全体の数パーセントだといわれています。

神道は日本古来の宗教として信仰の対象を特定せず、私たちを守ってくれる八百万(やおよろず)の神がいるとされています。

仏教では仏様を信仰の対象としており、故人はその仏様のいる極楽浄土に行くとされています。
またキリスト教ではイエスキリストを宗祖として、人が亡くなると神の御許(みもと)で永遠の安息を得ると教えています。

一方の神道では人が亡くなると、その人の魂は家にとどまり氏神や守護神となり私たちを守ってくれると考えられています。
そのため神式の葬儀は亡くなった方の魂を氏神や守護神にするための儀式ということになります。

また神式の葬儀はほとんどの場合、自宅か葬祭場で行われます
神道といえば神社が身近にありますが、神様を祀っている神社は神聖な場所です。

人の死を穢れ(けがれ)とする神道では、神聖な神社で葬儀をすることは避けるべきと考えられているためです。

献米について

神棚

それでは神式の葬儀における献米とはどのような儀式なのでしょうか。
神道における米の位置づけや役割についても一緒に見ていきましょう。

献米とは?

日本人が古くから主食としてきた米は、神道でも重要な役割があります。

天照大神(あまてらすおおみかみ)が孫をこの地に降臨させた際、「この稲を育てて日本をおさめなさい」と稲穂を渡しました。
その言い伝えから、神道では神様へのお供えを神饌(しんせん)として米を第一の神饌に選んでいるのです。

それだけ神道では米は重要なお供え物であるため、神式の葬儀でも必ず準備されています。
遺体を安置する枕元に祭壇を設けて塩やお神酒、水などと共に洗米を供えます。

また葬儀の際にも献米として米が使われます。
神式の葬儀では仏式でのお焼香のように米をささげますが、これを献米といいます。

一般的な神式の葬儀では親族が玉串を奉納し、一般の参列者が献米を行います。
また一般の参列者も玉串をささげる葬儀では、玉串が足りなくなった時や会葬者が多い時に献米をします。
このように同じ神式の葬儀でも、作法やマナーが異なる場合があります。
葬儀会場の係員の指示や周りの方の動きを見て、それに合わせるようにしましょう。

終活ねっとでは葬儀に関する様々な記事を紹介しています。
洗米についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

献米のやり方

それでは献米のやり方を解説して言います。
仏式の葬儀における焼香と同じような意味を持つ行為ということを頭に入れておきましょう。

  • 祭壇の前に立ちお米を入れた器から、米を指でつまみます。

  • 献じるための器に米を静かに入れます。

  • 二礼します。

  • 音を出さないように気を付けながらしのび手で二拍手します。

  • 最後に一礼します。

焼香のように米を指でつまんで別の器に入れる儀式を献米といいます。
ただしこちらは焼香のように三度ではなく一度きりです。

また献米の後は神社でお参りするように、二礼二拍手一礼をします。
この時の二拍手はしのび手とも呼ばれ、手を合わせる直前で止める音を出さない拍手の方法です。

ただし神式の葬儀でもこれらの儀式は変わる場合があります。
会場の方の指示や周りの方のやり方を見て、それにならうと良いでしょう。

神式葬儀の流れ

神社

では一般的な神式の葬儀はどのような流れで進んでいくのでしょうか?
仏式の葬儀にしか出席したことがない方は、なじみがないかもしれません。

神道ならではの文言もあるので、しっかり頭に入れておきましょう。

臨終~通夜前

神式では仏式のように葬儀の前日に通夜をおこないます。
亡くなった報告を受けてから通夜の儀式の前までの流れはこのようになります。

帰幽報告

帰幽報告(きゆうほうこく)とは、家の神棚や祖霊舎(それいしゃ)に家族が亡くなったことを報告する儀式です。
祖霊舎とは御霊舎(みたまや)とも呼ばれ、先祖の魂をまつる仏壇のような祭壇のことです。

帰幽報告したあとは神棚や祖霊舎の扉を閉じて白い半紙で前面をおおいます。
これは神棚封じともいわれ、神様のいる場所に穢れが及ばないようにするためです。

神棚封じをしている間は毎日のお祀りを中断し、亡くなった方の儀式を行うことになります。
また故人が息を引き取った部屋には、しめ縄を飾ることもあります。

枕直しの儀

仏式と同じようにご遺体を清め、死化粧を施します。
白色の小袖を着せて北枕に安置した後は、白い布で顔を覆って屏風を立てます。

前面には小さな台を二つ並べて置き、一方の台には守り刀の背をご遺体の方を向けて配置します。
これは悪霊から故人を守るという意味があるためです。

もう一方の台にはお供え物として洗米や塩、水や酒の他に玉串や榊などを並べます。
一緒に生前好きだった食べ物もお供えしましょう。

これらの枕飾りを整えることを神式では枕直しの儀といいます。

納棺・柩前日供の儀

通夜前にはご遺体を棺におさめて白い布を顔に掛けます
これを納棺の儀といいます。

納棺の儀から棺を斎場へ移す発柩までは、毎日朝晩に常饌をお供えして二礼二拍手一礼の柩前日供(きゅうぜんにっく)の儀を行います。

通夜祭・遷霊祭

仏式の通夜に当たる通夜祭やその後の遷霊祭(せんれいさい)ではどのような儀式をするのでしょうか?
またその儀式の意味も併せてみていきましょう。

通夜祭

通夜祭では、神職をはじめとする儀式に参加する全員が手水(ちょうず)の儀で体を清めてから儀式に入ります。
神職が祝詞(のりと)を読み上げ、故人の安らかな眠りを祈り、守護霊となり家を守ることを願います。

次に神職につづき喪主から順番に玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。

遷霊祭

遷霊祭(せんれいさい)とは、亡くなった方の魂を体から霊璽(れいじ)に移す儀式のことです。
霊璽とは位牌のようなものだと考えて下さい。

この遷霊祭は基本的には親族のみで行われます
明かりを消した真っ暗な部屋で、神職が遷霊詞(せんれいし)を奉上(ほうじょう)します。

こちらは別名を御霊移し(みたまうつし)の儀とも呼ばれています。
元々は通夜祭とは別の儀式でしたが、最近では通夜祭の一環として行われることが多いようです。

葬場祭~埋葬祭

通夜祭の次の日は葬儀に当たる葬場祭(そうじょうさい)を行います。
こちらは神式の葬儀のメインにあたる儀式になります。

通常こちらの葬場祭は自宅で行われます。
しかし自宅以外の斎場で催される場合は、これに先立って発柩祭(はっきゅうさい)という儀式が行われることもあります。

葬場祭

それでは仏式の葬儀や告別式に当たる葬場祭ではどのような順番で儀式が行われるのでしょうか。
順番にそれぞれの儀式を見ていきましょう。

  • 手水の儀

    神職や聖楽隊、喪主や参列者全員で身を清めます。

  • 修祓(しゅうばつ)の儀

    神職により、参列者が祓い清められます。

  • 開式の辞

    司会者により開式の挨拶があります。

  • 献饌(けんせん)の儀

    雅楽が演奏される中、供物が供えられます。

  • 祝詞奏上(のりとそうじょう)・誄歌奉奏(るいかほうそう)

    雅楽を演奏する伶人(れいじん)による誄歌が奏でられる中、神職が祝詞をよみあげます。

  • 玉串奉納

    神職から喪主、遺族の後に親族や一般参列者が玉串を奉納します。

  • 撤饌(てっせん)の儀

    供えられていた供物を祭壇から下げます。

  • 閉式の辞

    司会者により閉式の挨拶があります。

火葬祭

火葬祭とは火葬前に炉の前で行われる儀式のことです。
流れは通夜祭と同様に、神職が祭詞を奏上して参列者が玉串を奉奠します。

帰家祭

帰家祭(きかさい)では、火葬を終えて自宅に戻った際に塩や手水で穢れを清めます
また仮の御霊舎に遺影や遺骨、霊璽などを飾ります。

神職により参列者のお祓いの後に神前にお供え物をします。
祝詞を奏上し、一同拝礼した後で玉串を奉奠して儀式が終了します。

埋葬祭

埋葬祭とは、遺骨をお墓に埋葬するための儀式です。
遺骨を墓に納めたあと、銘旗(めいき)と呼ばれる故人の名前や職名などを書いた旗を立てます。

神道では火葬後すぐに埋葬するのが一般的でした。

しかし最近では仏式の葬儀と同じように一度自宅に遺骨を持ち帰ることが多くなっています。

仏教の四十九日に当たる五十日祭まで祭壇に安置し、忌明けである五十日祭で埋葬することが増えつつあります。

終活ねっとでは終活に関する様々な記事を紹介しています。
神葬祭の流れについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

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神式葬儀の献米のまとめ

神棚

いかがだったでしょうか?
今回の終活ねっとでは、神式の葬儀における米の役割や葬儀内容について下記の内容で解説してきました。

  • 神道では亡くなった方の魂はその家にとどまり、氏神や守護神となり子孫を守るとされる。
    そのため神式の葬儀では、故人の魂を霊璽に移してお守りすることを願う。

  • 神式の葬儀では米を玉串の代わりとして奉納する
    やり方は焼香と同じように米を一つまみ器に移して、二礼二拍手(しのび手)一礼する。

  • 神式の葬儀では、家の神棚に報告する帰幽報告や枕直しの儀の後に、通夜に当たる通夜祭を行う。
    翌日には告別式に当たる葬場祭、火葬前に行う火葬祭の後に自宅に戻って帰家祭をする。

神道では仏式の葬儀と異なる儀式だけでなく、仏式と似た作法が多くあることが分かりました。
それぞれの儀式では必ず神職が祭詞(さいし)を唱え、玉串奉奠が行われます。

また手水の儀や二礼二拍手一礼など、神社で行うお浄めの方法や拝礼の仕方は間違えないようにしましょう。

もし神式の葬儀に参列する際は、仏式の葬儀との違いを考えながら故人を弔うと良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

神式葬儀の香典について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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