喪中はがきを投函する際注意することは?喪中はがきの作り方も解説!

喪中はがきはそれほど頻繁にやり取りするものではありません。しかし、いざ親族が亡くなった際には必要なため、投函方法などについて知っておいた方がよいでしょう。今回は、喪中はがきを投函する際の注意点や作成方法などについて解説します。

目次

  1. 喪中ハガキの投函について
  2. 喪中はがきとは
  3. 喪中はがきを作成する際の注意点
  4. 喪中はがきの作成
  5. 喪中はがきの投函についてのまとめ

喪中ハガキの投函について

年賀状

年賀状を書いたことがないという人はあまりいませんが、喪中はがきを書いたことがないという人は珍しくありません。
しかし、喪中はがきは親族が亡くなった際などに必要になるため、投函方法などについて知っておいた方がよいでしょう。

今回終活ねっとでは、喪中はがきを投函する際の注意点や作成方法などについて解説します。

  • そもそも喪中はがきって何?
  • 喪中はがきを投函するタイミングは?
  • 家族の誰が亡くなったら喪中はがきを出すの?
  • 喪中はがきに貼る切手は普通のものでいいの?
  • 喪中はがきを年賀状みたいに輪ゴムで束ねてもいいの?
  • 喪中はがきにもテンプレートってあるの?
  • 喪中はがきの作成に適したフォントは?
  • 喪中はがきの文章ってどうやって書けばいいの?

以上の点について解説します。
喪中はがきについて詳しく知りたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

喪中はがきとは

葬儀

喪中はがきとは、身内が亡くなって喪に服している期間(喪中)に新年を祝う挨拶を控えるために、事前に出しておくはがきのことです。
新年の祝い(年賀)を控えるためのはがきであることから、年賀欠礼状とも呼びます。

喪中とは、元々は人の死を穢れとして忌む神道の教えに由来する概念です。
現在は神道に限らず、日本社会に広く根付いている慣習です。

戦前・戦中は喪に服す期間が故人の続柄によって厳密に定められていましたが、現在は続柄に関係なく、故人が亡くなってから1年間を喪中とすることがほとんどです。
そのため、身内が亡くなった際は基本的に喪中はがきを出す必要があります。

喪中はがきを作成する際の注意点

葬儀

喪中はがきは年賀状と同じように書いて投函すればよいわけではありません。
弔事に関わる郵便物である喪中はがきの作成や投函には、独特のマナーがあります。
以下で喪中はがきを作成する際の注意点を解説します。

投函する時期は?

喪中はがきを投函する時期は、大体11月中旬~12月上旬がおすすめです。
先に解説した通り、喪中はがきは年賀の挨拶を控えるために出すものです。
当然、相手が年賀状を出す前に届いていなければ意味がありません。

年賀状の受付は毎年12月15日から始まるため、遅くとも12月上旬までに相手に届ける必要があります。
できれば11月上旬に喪中はがきの準備を始め、12月を迎えるまでに全て投函しておきたいところです。

喪中はがきを出す範囲は?

喪中はがきを出す範囲、すなわち亡くなったら喪に服すべきとされる親族は、一般的に2親等までです。
本人から見て2親等内とされる親族は以下の通りです。

  • 0親等

    配偶者

  • 1親等

    子供・子供の配偶者・両親・義理の両親

  • 2親等

    兄弟姉妹・義理の兄弟姉妹・祖父母・義理の祖父母・孫

上記はあくまで目安であり、厳密に2親等内と定められているわけではありません。
2親等内でも同居していなければ、喪に服さなくともよいとされる場合もあります。
地域の慣習などに合わせて柔軟に対応しましょう。

喪中はがきを届けなければいけない相手は、普段年賀状のやり取りをしている人全員です。
人によっては大量の喪中はがきが必要になるため、早めに準備を始めるとよいでしょう。

喪中はがきに貼る切手について

喪中はがきには一応専用の切手があります。
正確には弔事用切手と呼ばれるものであり、喪中はがきなどの弔事用の郵便物に合わせた落ち着いたデザインになっています。

あくまで弔事に適したデザインの切手もあるということであり、喪中はがきには専用切手しか貼れないというわけではありません。
しかし、喪中はがきに派手なデザインの切手を貼ってしまうと印象が悪いので、余裕があれば専用切手を利用するとよいでしょう。

弔事用切手は全国の郵便局の窓口で購入できます。

輪ゴムで束ねてポストに入れていい?

喪中はがきを一度に大量に投函する場合は、輪ゴムで束ねておくとよいでしょう。
年賀はがきを輪ゴムで束ねて投函することはよく行われていますが、喪中はがきも大量にあれば、輪ゴムで束ねて投函することがよいとされています。

理由は年賀はがきと同じで、郵便局による仕分け作業の効率を上げるためです。
現在は郵便の仕分け作業もある程度機械化されていますが、手作業も多いため、あらかじめ束ねておいた方が作業効率が上がります。

もちろんそのまま投函しても届きますが、余裕があれば束ねておきましょう。

喪中はがきの作成

困った人々

以前は手書きが一般的だった喪中はがきですが、現在は個人での印刷も珍しくありません。
以下で喪中はがきの具体的な作成方法について解説します。

ネット上にある無料テンプレートがおすすめ

喪中はがきを自ら作成したい人は、ネット上の無料テンプレートがおすすめです。
テンプレートとは、コンピューター上で文書などを作成する元になるデータのことです。
インターネットにさまざまな文書のテンプレートが無料で公開されています。

喪中はがき用のテンプレートもさまざまな種類のものが公開されているため、パソコンとプリンターさえあれば、誰でも簡単に喪中はがきが作成できます。
喪中はがきの無料テンプレートについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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喪中はがきの無料テンプレートで豊富なデザインを活用しよう!

近しい親族が亡くなった年には、仕事関係以外喪中はがきを出さなくてはいけません。そこで無料の喪中はがきが作れるのなら、慌てることもありませんね。最近ではネット上に様々な無料のテンプレートが見られますが、それらに喪中はがき用があるのでしょうか。

フォント選びには注意が必要

喪中はがきを自身で作成する場合は、フォント選びに注意しましょう。
フォントとは、印刷のために作られた書体のことです。
喪中はがきのような和文に使われるフォントには、明朝体や楷書体、行書体、ゴシック体などがあります。

明朝体は書籍の本文に使われている文字であり、最も読みやすい和文書体の1つです。
楷書体は漢字の正体とされている書体で小学校の教科書などにも使われています。
行書体は楷書を崩したような形の書体であり、最も筆書きに近い印象になる書体ですが、少々読みづらいのが難点です。

読みやすさを重視するのであれば明朝体、筆書きのような雰囲気を出したいのであれば行書体、バランスを重視するのであれば楷書体がよいでしょう。
ゴシック体は主に書籍の見出しなどに使われる書体であり、喪中はがきには適していません。

喪中はがきの文例

喪中はがきの文章の形式は厳密に定まっているわけではありませんが、ある程度の決まりはあります。
特に以下の点に注意しましょう。

  • 冒頭

    年賀状のやり取りを控えることを単刀直入に伝える。
    「年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます」などの文章がよく用いられる。

  • 故人の訃報や、喪中であることを伝える

    喪中はがきで故人の訃報を初めて知る人もいるので、丁寧に伝える。

  • 結び

    新年に向けての挨拶などで文章を結ぶ。
    喪中なので、直接的な祝いの言葉は避ける。

尚、喪中はがきの具体的な文例について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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喪中はがきの投函についてのまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回終活ねっとでは、喪中はがきの投函方法などについて解説しました。
最後に記事の要点をまとめておきます。

  • 喪中はがきとは、身内が亡くなって喪に服している期間(喪中)に新年を祝う挨拶を控えるために、事前に出しておくはがきのことである。。
  • 喪中はがきを投函する時期は、大体11月中旬~12月上旬がよい。
    年賀状の受付が始まる前に相手に届ける必要がある。
  • 喪中はがきを出す範囲、すなわち亡くなったら喪に服すべきとされる親族は、一般的に2親等までである。
    喪中はがきを届けなければいけない相手は、普段年賀状のやり取りをしている人全員である。
  • 喪中はがきには弔事用切手と呼ばれる専用の切手がある。
    必ず専用切手を貼らなければいけないわけではないが、できれば貼った方がよい。
  • 喪中はがきを一度に大量に投函する場合は、輪ゴムで束ねておくとよい。
    郵便局の仕分け作業の効率を上げるためである。
  • ネット上にある無料テンプレートを利用すれば、誰でも簡単に喪中はがきの作成・印刷ができる。
  • 喪中はがきに適した和文フォントは、明朝体や行書体、楷書体などである。ゴシック体は喪中はがきには適していない。
  • 喪中はがきの文章は、まず年賀状のやり取りを控えることを単刀直入に伝える。
    次に故人の訃報や喪中であることを書き、最後に新年に向けての挨拶などで文章を結ぶ。直接的な祝いの言葉は避ける。

喪中はがきは年賀状と違って頻繁にやり取りするものではないため、マナーを忘れがちです。
いざというときに困らないように、最低限の知識は頭に入れておきましょう。

終活ねっとでは、他にも喪中はがきに関する記事を多数掲載しています。
そちらもぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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