火葬場の待合室はいつ使うの?火葬中の過ごし方や火葬場の種類を解説

火葬場の待合室はいつ使うの?火葬中の過ごし方や火葬場の種類を解説

火葬場には待合室が完備されていて火葬が終わるまでの待ち時間を過ごすことができます。今回はこの火葬場の待合室について解説いたします。待合室での過ごし方や火葬の流れ、公営と民営がある火葬場の種類など火葬場のしきたりがわかる記事となっています。

2020-02-10

火葬場の待合室は何に使うの?

葬儀

葬儀・告別式の最後に出棺が終わると、参列者の一部の方は火葬場へと向かいます。
火葬に参列する方は近しい親族や特に親しい友人知人に限られるため、火葬場での流れやマナーを知る機会は意外と少ないのが現状です。

火葬場では火葬が済むまでの時間を待合室で過ごします。

そこで今回の終活ねっとでは、待合室を中心に火葬場の種類や火葬に必要な書類などについて解説いたします。
今回の記事は次の項目にそってご説明いたします。

  • 火葬場にある待合室について

  • 火葬場の種類について

  • 火葬場で必要な火葬許可証とは?

なかなか知る機会がない火葬場について、遺族側・参列者側のどちらの方にも役立つ内容です。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。

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火葬場の待合室について

葬儀

すべての火葬場には待合室または待合室として利用できるホールが完備されています。
遺族と参列者の方は待合室で火葬が終わるまでの時間を過ごします。

火葬には1~2時間程度かかる

火葬炉の設備によって多少の違いはありますが、一般的にご遺体の火葬には1時間から2時間がかかります。
参列者は火葬炉の前で納めの儀式をした後に、スタッフの誘導で待合室まで移動をします。

待合室はテーブルと椅子があるホール型、あるいは畳に座布団と座卓が置かれた和室の場合があります。
複数の方のご遺体を火葬できるよう、火葬場には待合室が複数用意されています。

待合室での過ごし方について

早い場合でも火葬が終わるまでには約1時間かかります。
待合室では次のような過ごし方が一般的です。
喪主の方は地域ごとの風習をふまえた上で、参列者の方々に待合室でどう過ごしていただくかを考える必要があります。

軽食を準備して食べる

全国的に見ても、待合室には軽食やお菓子とお茶が用意される場合が多いです。
軽食にはつまみやすく、食べやすいサンドイッチや握り寿司などがあります。
お菓子の場合は和洋を問わず、個包装されたものが食べやすいです。

葬儀は午前9時または10時から始まることが多いため、火葬場に着いた頃は小腹がすく頃になります。
火葬場の待ち時間に軽食を出すのは理にかなっていると言えます。

待ち時間で食べる軽食やお菓子は、喪主が用意して火葬場に持参する場合と火葬場で販売している場合とがあります。
火葬場で販売している場合は、喪主と遺族の方がお菓子の種類を選んで大皿に盛り付けます。

また、地域や葬儀の規模によっては待ち時間に精進落としの食事をするケースもあります。
その場合火葬場の中の食事ができる待合室で、参列者全員で仕出し料理やお寿司などを食べるしきたりです。

故人様様の思い出を語って過ごす

火葬場でのお見送りは最後のお別れの場面です。
葬儀の後の火葬まで参列できるのは、故人様とごく近しい立場の方に限られるため、火葬の待ち時間には生前の思い出やエピソードなどが話題にできます。

また火葬を行う間は、喪主の方も参列者の方と一緒に待って過ごします。
葬儀当日の喪主の方は何かと忙しいものですが、火葬の待ち時間は喪主の方にゆっくりと話すことができる機会です

参列者全員で軽食をとる場合も精進落としの食事をとる場合も、待合室では落ち着いた雰囲気のなか故人様の思い出を語り合って過ごしましょう。

火葬場の種類について

葬儀

ひと口に火葬場というものの、詳しくは火葬場には公営と民営とがあります。
ここでは公営火葬場と民営火葬場の違いについて、メリットとデメリットを比較しながら見ていきましょう。

公営火葬場

都道府県や市区町村といった自治体が運営する火葬場です。
公営火葬場のメリットとデメリットは次のとおりです。

費用が安い

公営火葬場の一番のメリットは火葬費用の安さです。
民間が運営する民営火葬場と違って営利目的ではないため、公営ではもともと安い費用が設定されています。
全国平均で見て公営火葬場での費用の相場は、約5千円から3万円です。

予約が取りにくい

費用の安さと公営の安心感から、公営火葬場には該当の自治体の住民を中心に予約が集中します。
そのため希望の日時に予約ができない事態が考えられます。

公営火葬場のデメリットとしてあげられるのが混雑による予約の取りにくさです。

特に東京23区を見ると、公営火葬場は臨海斎場と瑞江葬儀所の2カ所しかありません。
他の地域より東京都心では火葬の予約がさらに集中しやすく、希望の日時の火葬がなかなか予約できない点がデメリットです。

原則、その土地の住民票が必要

公営火葬場は原則的にその自治体に住んでいる方のために作られたものです。
故人様または喪主の方がその市町村に居住している場合と居住していない場合とでは、火葬費用に差をつけている場合がほとんどです。

なお公営火葬場では居住の事実について故人様または喪主の方の住民票で確かめます。
公営火葬場で火葬をする場合、該当の市町村の住民票も提出します。

民営火葬場

自治体以外の民間の会社が運営する火葬場です。
ほとんどの場合葬儀社や寺院が運営して、葬儀を行う斎場を併設しています。
また、なかには仕出し料理を幅広く扱う大型の料理店が運営する火葬場もあります。

民営火葬場には次のようなメリットとデメリットがあります。

施設が充実していて予約も取りやすい

民営火葬場は全国にあり、たとえば東京23区には町屋斎場・四ツ木斎場など7つの民営火葬場があります。
公営火葬場より施設の設備が新しいことが多いのが特徴です。

ちなみに公営と民営の違いは、待合室の内装からもわかります。
公営火葬場は比較的簡素な室内ですが、民営火葬場には照明やソファなどに凝った待合室もあります。

全国各地にある民営火葬場は、公営に比べて数が多いため予約の取りやすさが大きなメリットです。
また多くの場合、民営火葬場では年中無休で24時間火葬の予約を受け付けています
予約の電話番号もフリーダイヤルの場合がほとんどで、手厚いサービスは民営火葬場のメリットです。

公営火葬場に比べて高額

民営火葬場のデメリットは、設備やサービスが手厚い分、公営の場合に比べて火葬費用が高いことです。
全国平均では民営火葬場の費用は約4万円から15万円が相場となっています。
公営火葬場が約5千円から3万円であるのに比べると、高額なことがわかります。

公営と民営の両方の火葬場がある地域にお住まいの方は、それぞれのメリットとデメリットをふまえた上で納得のできる火葬場選びをしたいものです。
迷ったときは葬儀社のスタッフに相談してみるのも一つの方法です。

火葬場で必要な火葬許可証について

葬儀

火葬をする際に欠かせないのが火葬許可証という書類です。
火葬許可証は火葬の申し込みとして火葬場に提出します。
ここでは火葬にまつわる事務的な手続きについてポイントをご説明していきます。

火葬には火葬許可証が必要である

火葬許可証は各市区町村役場の窓口で発行してもらえます。
通常の場合死亡届を出すときに火葬許可申請書も提出する形です。

火葬許可申請書の用紙は役場の窓口にあり、故人様の本籍地・死亡時の現住所・火葬場などを記入します。
問題がなければその場で火葬許可証が発行されます。

なお火葬許可証は火葬の当日に火葬場の事務所に提出します。
喪主の方は葬儀当日に火葬許可証を忘れずに持参しましょう。

骨壺と一緒に火葬許可証を保管する

火葬場の事務所では、火葬が終了すると火葬許可証にはんこを押して返却してくれます。
このはんこは火葬が済んだことを示す大切な証拠です。
喪主の方は骨壺と一緒に押印済みの火葬許可証を持ち帰ります。

この火葬許可証が必要となるのは納骨のときです。
お骨をお墓に納める際にお寺または納骨堂の事務所に提出します。
大切な書類であることをふまえて、納骨まで火葬許可証は骨壺と一緒に保管しておくとよいでしょう。

なお終活ねっとでは、火葬の際に必要な書類についてさらに詳しい解説を掲載しています。
ぜひそちらの記事もご参照いただければ幸いです。

火葬場の待合室についてのまとめ

葬儀

火葬場にある待合室や火葬場の種類についてご説明してきました。
いかがでしたでしょうか。

今回の記事は次の点がポイントでした。

  • 火葬場では火葬が終わるまでの1~2時間を待合室で過ごす。待合室ではお菓子や軽食を食べて故人様の思い出話をする。待ち時間には精進落としの食事をする場合もある。

  • 火葬場には公営と民営がある。公営火葬場のメリットは費用が安いこと、デメリットは予約が取りにくいことである。その自治体に住んでいた証拠として住民票が必要になることがある。
    民営火葬場のメリットは充実した設備と予約の取りやすさ、デメリットは公営より高額が費用があげられる。

  • 火葬場には火葬当日に火葬許可証を提出する。火葬許可証は市区町村役場で発行してもらう。

火葬場でのマナーは知る機会が少ないものですが、待合室について知っておけば万が一の場合にも慌てずに済みます。
今回の記事が皆様の終活のお役に立てればと思います。

終活ねっとでは火葬場でのしきたりについてさらに詳しい解説を掲載しています。
ぜひそちらの記事もご参照いただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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