妻の祖母が亡くなった場合も喪中なの?|文例・年賀状・続柄・はがき

妻の祖母が亡くなった場合も喪中なの?|文例・年賀状・続柄・はがき

一般的には親や祖父母が亡くなった時は喪中としますが、妻の祖母が亡くなった場合はどうなるのでしょうか。喪中とすべきなのか、それとも普通に年賀状を出すのか、判断に迷うところです。今回は妻の祖母が亡くなった場合の喪中の考え方を解説していきます。

最終更新日: 2020年12月16日

妻の祖母の場合も喪中になるの?

困った人々

自分にとって親しい親族が亡くなったら喪中とするのは、ほぼ常識と言っても良いでしょう。
しかし、妻の祖母といったような関係性の方が亡くなった場合はどう考えれば良いのでしょうか。
妻にとっては直系の祖母でも、夫にとっては義祖母です。
妻と同じように喪に服す必要があるのでしょうか。

今回「終活ねっと」では、妻の祖母が亡くなった場合も喪中になるのかどうかを検証していきます。

  • 喪中の範囲はどこまでなのか

  • 妻の祖母の逝去を喪中とするのかどうかの判断基準

  • 喪中とする場合の喪中はがきの構成や文例

  • 喪中はがきの基本的なマナー

以上の項目を軸に解説していきます。

妻の祖母だけでなく、同じような距離感の親戚関係の考え方にも通じる内容になっています。
全ての方に参考になりますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

喪中の範囲について

人々

一般的に喪中とする範囲は、ご自身から2親等以内とされています。
2親等とは兄弟姉妹や祖父母までです。
親子の関係は1親等になります。

ただ、実は喪中の定義は法律等で厳しく決まっているわけではなく、あくまで習慣的にそうなっているということです。

喪中の範囲についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。

妻の祖母の場合も喪中なのかについて

人々

ご自身の祖母が亡くなられたら喪に服す方は多いでしょう。
妻の祖母が亡くなった場合も、喪中としなければならないのでしょうか。

喪中は気持ち次第

義理の関係でも親等の数え方は同じです。
つまり妻の祖母は夫にとって2親等の関係です。
ですから一般的な基準に照らし合わせると、妻の祖母が亡くなった時には喪に服すべきということになります。

ですが喪中は最終的には個々の気持ちに委ねられています。
簡単に言うと、喪中にするかは自分たちで決めて良いということです。

例えば普段から交流が深かった方であれば、3親等以上の関係でも喪中として問題はありません。
最近はペットについても喪中を考える方もおられます。
逆に2親等以内の関係であっても、普段から全く交流がない場合は喪中としない方もおられるようです。

下の記事ではペットの不幸の際に喪中になるかどうかについて紹介していますので、よろしければこちらも合わせてお読みください。

同居か別居かの違いについて

妻の祖母が同居か別居かの違いは、喪中とするかどうかのひとつの基準になるかもしれません。

ご結婚されて妻側の義両親と一緒に暮らしている方ですと、義祖母も同居のケースがあるでしょう。
この場合は夫も普段から妻の祖母と交流があるはずです。
そうなると気持ち的にも一家全員が喪に服す流れになるのが自然です。

しかし別居となりますと、妻は祖母と幼少期から面識があるかもしれませんが、夫はほとんど会ったことがないケースも多いでしょう。
この場合は夫も同時に喪に服すのは心情的にも難しいかもしれません

夫婦で年賀状を分ける場合

妻の祖母が別居であるなど、喪中に対する夫婦の感覚に差がある場合は、妻だけが喪中とし、夫は喪中とせず普段通りに生活する選択肢もあります。

こうした選択をした場合、喪中はがきや年賀状はどのように出せば良いのでしょうか。

妻の個人的な関係には喪中はがきを出す

夫婦両方ではなく妻のみが喪中とする時は、妻の個人的な関係には喪中はがきを出し、年賀状を辞退します。
夫のほうは喪中ではありませんので、できる限り夫とは面識のない方に限るのが良いでしょう。
もちろん、夫の親戚などには喪中はがきは出さないことをおすすめします。

夫婦の関係には年賀状を出す

妻だけが喪に服す場合でも、ご夫婦で付き合いのある方とは普段通りのお付き合いをされることをおすすめします。
つまり、ご夫婦共通の知り合いには喪中はがきを出さずに年賀状も普通に送り合う方が良いと存じます。

こういった対応をする場合には、夫や他のご家族の協力も必要になる場合が多々あります。
妻側だけで決めずに、ご家族全員で話し合ってどういった形の喪中にするのかを決めてください。

喪中はがきを夫婦連名で出す場合

妻の祖母の逝去により、妻だけでなく夫も喪中とする場合は、夫婦連名で喪中はがきを出してください
この場合は妻だけが喪中にするよりも簡単です。
お付き合いの関係によって選別せず、一律全ての方に喪中はがきを出せば大丈夫です

ただし夫側の親族に夫婦連名の喪中はがきを出す場合は、少し注意が必要です。
夫は納得済みであっても、夫の親族からすると妻の祖母は関係がかなり遠いものです。
もしかするとあまり快く思わない方もおられるかもしれませんので、この辺りについてはやはりご家族でご相談されると良いでしょう

喪中はがきの連名についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。

喪中にしない場合

妻の祖母が亡くなっても、夫だけでなく妻自身も喪中にしない選択肢もあります

祖母は同じ2親等でも、兄弟や姉妹とは関係の深さに差があります。
同居か別居かによっても変わりますし、別居であっても頻繁にお世話になった場合もあれば、そうでない場合など、色々な方がおられるでしょう。

ほとんど付き合いがなかったと思われるようでしたら、喪中にせず普通に年賀状を作成しても問題ないと言えます。

しかし妻の祖母が生前同居だった場合は、仮に関係が薄かったとしても一律喪中にしないというのは、冷たい印象を周りに与えてしまうことが考えられます。
ご自身たちの気持ちの問題も大切ですが、周囲の感じ方も考えてお決めになることをおすすめします。

妻の祖母の喪中はがきの書き方

人々

妻の祖母の逝去で喪中はがきを作る場合、どのようにすれば良いのかを順に解説していきます。

喪中はがきの基本的な書き方について

まずは喪中はがきの基本的な書き方から見ていきましょう。
喪中はがきはどういった内容にするものなのでしょうか。

続柄の書き方

喪中はがきに亡くなった方についての情報を書く時、必ず続柄を入れます
続柄とは、差出人にとって故人がどういった関係かを表すものです

妻の祖母であれば「義祖母」と書きます。
夫婦連名で喪中はがきを出す時は夫に合わせるのが一般的なので、差出人に妻の名前も入っていたとしても義祖母と記入しましょう。

妻が個人的に喪中とする場合は「祖母」で大丈夫です。

喪中はがきの続柄の書き方についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。

書く内容

喪中はがきは概ね以下のような構成になっています。

  • 喪中のため欠礼するというあいさつ

    冒頭に必ず置きます。

  • どなたが亡くなって喪中になるのかの説明

    今回の内容では、義祖母が何歳で亡くなったかを書きます。

  • 生前のお礼、もしくはあいさつなど結びの言葉

    お相手に感謝の意を述べるなどして内容を締めます。

  • 日付

    令和○年○月というように、和暦と月で表します。
    差出日ではなくお相手に届く日を基準として考えてください。

喪中はがきのデザインについて

喪中はがきのデザインにはこれといって決まりはありません
市販の喪中はがきでよく見かけるのはモノクロのデザインですが、フルカラーの喪中はがきでも全く問題はないです。

とは言えあまりにも派手な喪中はがきは、お相手に良い印象を与えません。
喪に服すという気持ちを表すため、落ち着いたデザインを選ぶのが良いでしょう
一般的には仏教の花である蓮、もしくは桔梗やアジサイといった趣のある花のイラストが好まれます。
幾何学模様のような喪中はがきも、お相手に良い印象を与えられるなら大丈夫です。

デザインの選定に自信の無い方は市販の喪中はがきを使われるか、喪中はがきを印刷している業者で確認されると良いでしょう。

夫婦連名で喪中はがきを出す場合の文例

先ほどご紹介した喪中はがきの基本構成を元に、妻の祖母の逝去のにより夫婦連名で喪中はがきを出す時の文例をご紹介します。

喪中のため年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年○月に 義祖母○○(故人のお名前)が○○歳にて永眠いたしました
永年賜りましたご厚情に心から感謝申し上げますと共に
明年も変わらぬご交誼のほど よろしくお願い申し上げます。
令和○年○月

故人の情報は書きたくない場合は書かなくても問題ないのですが、妻の祖母の逝去で夫婦連名の喪中はがきとなると、どなたが亡くなったかを書かないのはお相手に不思議に思われることもあります。
できるだけ書いたほうが良いでしょう。

なお、喪中はがきを書く時は句読点を使わないのがマナーです
薄墨を使われる方もおられるのですが、薄墨は香典袋のマナーであり、喪中はがきには関係ありません。
宛名面などが郵便局の方に読み取れないと困りますので、わかりやすく黒のインクで書きましょう

喪中はがきに関するマナー

年賀状

喪中はがきにはいくつか守るべきマナーがあります。
こちらもしっかり覚えておいてください。

喪中はがきはいつまでに出せばいいの?

喪中はがきの主な役割は、年賀状でのあいさつを欠礼することを知らせるものです。
ですから年賀はがきの作成が始まる前にお相手に届くのがマナーとなります。
年賀状の受付が始まるのは12月の中旬ですから、遅くとも12月のはじめにはお相手に届くように出すようにしましょう。

また、発送が早すぎるのも良くありません。
妻の祖母などのお身内の逝去が年の前半だった場合、すぐに喪中はがきを出したくなることもあるでしょう。
しかし夏以前に喪中はがきを受け取っても、お相手がいざ年賀はがきを作ろうという段階になると忘れてしまっている可能性もあります。
できれば10月下旬以降に出すとお相手の記憶にも残るので良いでしょう。

喪中はがきを出す期間についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。

喪中はがきは誰に出せばいいの?

喪中はがきは今回の年賀状を辞退する報告です。
喪が明けたらまた年賀状を出しますという意思表示でもあります。

ですから、基本的にはご自身が普段から年賀状を出している方に喪中はがきを出してください。

ただ、ご遺族には付き合いが無くても、故人が個人的に付き合いがあった方もおられます。
その方に故人の逝去を知らせるために喪中はがきを使うこともできます。

その場合は故人の代わりに喪中はがきを出すことになりますが、お亡くなりになっている方から手紙が届くのはおかしいので、必ず代理として送っていることがわかるようにしましょう
差出人の氏名に故人との続柄を記載しておくとお相手に事情が伝わります。

もし喪中なのに年賀状をもらったら?

稀に、喪中はがきを送っていてもお相手から年賀状が届くことがあります。
実はこれは、あなたが喪中であったとしても問題ないことです。

喪中はがきで辞退するのはあくまでもこちらからの年賀状であって、相手が年賀状を送ることに制限はありません
(とは言え喪に服している方に年賀状を送るのはあまり好ましくないので、できれば避けたほうが良いとされています。


もし何らかの事情でお相手に喪中はがきが届いていないと思われる場合は、年賀状のお返しは寒中見舞いでなさると良いです。
寒中見舞いは松の内が明けた1月8日以降に発送する季節の挨拶状で、年賀状のようなお祝いの意味は持ちません。
寒中見舞いで喪中のご報告と、新年のあいさつ欠礼のお詫びをしてください。

ちなみに寒中見舞いは節分までに届けばマナーの範囲内ですが、できるだけ1月中に出すようにしましょう。

喪中に年賀状を送ってしまった場合は、以下の記事で対処法を詳しく説明しているので、ぜひお読みください。

喪中でも年賀状が欲しい場合は?

妻の祖母の逝去で喪に服すことを決めたとしても、周囲の皆様からの年賀状は欲しい方もおられるかもしれません。
例えば、お祖母様が生前年賀状をとても楽しみにしていたであるとか、お祖母様の人間関係から届く最後の年賀状でお祖母様の思い出を彩りたいなど、様々なご事情が考えられます。

そういう場合は、喪中はがきに年賀状が欲しい旨を記載して大丈夫です。
具体的な例文は以下です。

喪中のため年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年○月に 義祖母○○(故人のお名前)が○○歳にて永眠いたしました
永年賜りましたご厚情に心から感謝申し上げますと共に
明年も変わらぬご交誼のほど よろしくお願い申し上げます
なお 皆様からのお年始状は義祖母も楽しみにしておりましたし 我々も励みになります
よろしければどうぞ例年どおりお送りくださいませ
令和○年○月

細かい内容は変えて構いませんが、概ねこういったように書かれると良いでしょう。
「年賀状」と書く部分は、「賀」の文字にお祝いの意味がありますので、できれば避けたほうが良いです。
上記の例文のように「年始状」とするのが適切です。

妻の祖母の場合も喪中になるのかまとめ

人々

いかがでしたでしょうか。

今回「終活ねっと」では、妻の祖母が亡くなった場合に喪中とすべきかについて以下の項目を解説していきました。

  • 一般的な喪中は2親等までなので、妻の祖母も喪中とするのが普通。

  • 妻の祖母と生前付き合いがなかった場合は喪中としない選択肢も可。
    妻のみ喪中、夫婦で喪中としない、様々な例においてどれも問題はないので家族内で話し合って決めること。

  • 喪中はがきの書き方には普通のはがきや手紙と違うマナーがあるので注意する。
    差し出す時期にも気を付けること。

2親等である妻の祖母が亡くなれば、夫も必ず喪に服さなければならないと思っていた方もおられるかもしれませんが、喪中にはそこまで厳密な決まりはありません。
もちろんご親戚関係の心情には配慮する必要がありますが、心のこもった選択を心がければ、ご家族内で決めたことについて厳しい追及をされることはないでしょう。

ぜひご家族内でしっかり話し合い、お祖母様に対して悔いのない選択をなさってください。

「終活ねっと」では他にも、以下の記事のように喪中のマナーや喪中はがきの注意点など色々な記事をご紹介しています。
今回の記事と合わせてぜひご参考ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
DMMのお葬式では、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

DMMのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

関連する記事

こんな記事も読まれています

よく読まれている記事一覧

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

関連する記事