斎場ではどんな食事をとるの?通夜振る舞い・精進落としについて解説

斎場ではどんな食事をとるの?通夜振る舞い・精進落としについて解説

お通夜や葬儀に参列したあとに遺族の人からお食事に誘われた経験があるしょう。しかし、その状況で素直に斎場で食事をいただいてもいいのか正直迷ったこともあるのではないでしょうか?今回終活ねっとでは、斎場で振舞われる通夜振る舞いや精進落としについてご紹介していきます。

2019-08-02

斎場で食事を食べるタイミングとは?

葬儀

お通夜や葬儀に参列したあとに遺族の人からお食事に誘われた経験がある人も少なくないでしょう。
とはいえ、その状況で素直に斎場で食事をいただいてもいいものか迷ったことはあるのではないでしょうか?

今回終活ねっとでは、斎場で振舞われる料理である通夜振る舞いや精進落としについてご紹介していきます。
今回紹介する内容は以下の通りです。

  • 通夜振る舞いってなに?

  • 精進落としってなに?

  • 通夜振る舞いと精進落としの違いは?

  • 法事・法要とはなに?

  • お斎とは?

今回は通夜振る舞いと精進落としがどういう料理なのかについて紹介するだけでなく、斎場で食事のお誘いを受けた際のマナーについても紹介していきます。
今回の内容がこれまで斎場での食事について迷っていた方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

斎場での通夜振る舞いについて

葬儀

近年、通夜や法事はご自宅ではなく斎場を利用することが多いですが、その斎場で通夜に参列のあとに通夜振る舞いに誘われることもあるでしょう。
通夜振る舞いという言葉を聞いたことはあるかと思いますが、食事のお誘いを受けたものの食べてもいいものか、もしくは辞退はできるのかなど分からないこともあるでしょう。
下記で通夜振る舞いについて詳細を紹介していきます。

通夜振る舞いとは?

故人を偲びお通夜に参列された人たちへの感謝と、故人を偲ぶ想いから用意をしたお食事のことを「通夜振る舞い」と呼んでいます。
訃報は突然ですが、参列者の方は忙しい中で時間を割いて故人のために参列されているでしょうから、ご遺族は感謝の気持ちとして斎場で通夜振る舞いをするわけです。

参列者の中には葬儀や告別式に出席できない人もいるので、そういう人にはお通夜の場が故人との最後になるわけですから、少しでも故人との思い出を語れる場所を設けたいとの気持ちも込められているのでしょう。

通夜振る舞いの料理について

ひと昔前の仏式では、忌明けまでは肉や魚を食べずに精進料理を食べることが一般的でした。
しかし近年は通夜振る舞いで、タブーだった肉や魚を使った料理も振舞われるようになってきて以前よりルールが緩くなっているようです。

その通夜振る舞いではサンドイッチやお寿司などの大皿料理が主流になりつつあります。
ご遺族にとってお通夜にどのくらいの人数の人が参列するかなど把握できませんので、料理の選択もなかなか難しいです。
しかし、大皿料理だと軽食なうえ食べやすいので、食事に誘われた人にもご遺族にも都合がいいのです。

どれくらいの量を用意すればいいの?

お通夜に参列する人の人数がどのくらいになるかは、前もってご遺族が把握することは難しいので、食事の量を人数分用意するのは大変です。
また、すべての地域で一般の弔問客の人すべてに通夜振る舞いをするかというとそうでもないようで、関東では一般の会葬者へも振舞いますが関西では親しい人か親族のみにしか振舞わないようです。

関西の地域のようであればだいたいの予測も付きますが、そうでなければ前もって用意する量を推測するのは難しそうです。
地域によって風習も違うようですから、分からない場合は葬儀社に相談するのがよいでしょう。

どんな料理を用意すればいいの?

以前は肉や魚を使わない精進料理が一般的でしたが、現在はお通夜で精進料理を見かけることは減っているようです。
現在の通夜振る舞いで提供される料理は、オードブルなどの大皿料理が増えていてそのメリットとしては通夜振る舞いに参加する方が大勢でも気軽に食べられるためです。

オードブルの内容は、お寿司やサンドイッチなどですが中にはお煮しめなどもありますし、また地域の風習にもよりますが、食事ではなくお菓子とお茶だけの地域もあるようです。

一口でも食べるのがマナー

お通夜が終わって食事のお誘いをお受けした際には、出来る限り一口だけでも箸をつけるのがマナーです。
通夜振る舞いは故人への供養でもあるので、急いでいても一口はいただいてから退席しましょう。
退席する際にも「お先に失礼します」と声をかけてから静かにその場をあとにします。

終活ねっとでは通夜振る舞いのあいさつの内容や例文、献杯について詳しく解説した記事を掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

斎場での精進落としについて

葬儀

お通夜が終わると、翌日には葬儀、告別式、火葬という流れで行事が執り行われます。
お通夜のあとに通夜振る舞いがありましたが、それ以外に火葬のあとに食事が振舞われるケースもあります。

その時に振舞われるお食事が精進落としと呼ばれていますが、どういうものかよく知らないこともあるはずなので以下で紹介していきます。

精進落としとは?

精進落としは火葬のあとに斎場で振舞われる料理のことをいいます。
ひと昔前までは、四十九日に忌明けを迎えた時にそれまでの精進料理から通常の料理に戻す区切りの意味がありましたが、現在になると法要の後に振舞われる席のことを「精進落とし」と呼ぶことが一般的になっているようです。
最近では、火葬中に精進落としをいただくことも多いです。

その席では、まず喪主かご遺族の代表が出席者に対して挨拶をして、その挨拶が終わると故人への献杯をします。
そして、あいさつの後にお世話になった人たちに精進落として食事が振舞われます。

精進落としの料理について

精進落としは初七日法要を終えたあとに、僧侶や故人と親しかった親類縁者の人たちへねぎらいの気持ちを込めて振舞う料理ですが、現在は火葬のあとに振舞われることが増えているようです。
その理由としては葬儀のあと初七日や四十九日法要で、再度多くの人たちに集まっていただくことを配慮して現在は繰上げ法要を行うケースが一般的になっているからです。

通夜振る舞いはオードブルのような大皿料理が多いですが、精進落としの料理は各個人ずつ用意するのが普通です。
個別にお出しできるように仕出し弁当や寿司、または懐石料理(会席料理)などを用意することが多いようです。
料理も故人を偲ぶ場に相応しいように多少高価になり、お値段も1人前3,000円~10,000円前後のお料理を用意するのが無難でしょう。

精進落としに参加する人数は事前にわかる

精進落としでは通夜振る舞いの時とは異なり、予め出席される人数が分かっています
席順も喪主やご遺族で決め、通常僧侶と施主が上座の位置となりその次に仕事関係の人や友人、知人の参列者で親族は下座に座るのが一般的です。

もし、僧侶に事情があり精進落としの席を辞退された場合には、お膳料をお渡しすることがあります。
その金額の相場は1万円位ですので、その時のために前もってお膳料の用意はしておいた方がよいでしょう。

通夜振る舞いとの料理の違い

感謝の気持ちを表すために振舞う料理という意味では通夜振る舞いもありますが、両者を比べると内容が少し異なってきます。
通夜振る舞いの席では、参列された人が通夜振る舞いに出席して大皿に用意されている軽食をいただき、長居はせずにその場を退席されるケースが通常です。
なかには、事情があり参列だけされて通夜振る舞いの席は参加されない方もいらっしゃるようです。

しかし、精進落としでは予め精進落としに出席される人の人数は決まっていて、その人数分の料理は個別でお膳で用意されているのが大きな違いでしょう。
その料理の内容も通夜振る舞いの時とは違い、お値段も少し高くなっています

精進落としに出席されるのは基本的に親しい間柄の人たちが多いので、料理がお膳で用意していることもありゆっくりと歓談できる雰囲気になっています。
その席ではお酒も用意されているので、ついリラックスし過ぎて飲み過ぎて迷惑をかけることがないように気を付けましょう。

斎場では法事・法要の食事も食べる

葬儀

お斎とは法事や法要が終わったあとに振舞われる食事の席のことをいいます。
お斎の席は初七日や四十九日・初盆・一周忌などが目安とされていて、その際に料理は軽食やご膳、または場所を替えて食事が振舞われます。

マナーとしては、食事のお誘いを受けたら一口でもいいのでいただくことが常識とされています。
一周忌から三回忌までは友人や知人の人も出席されますが、三回忌以降になると親族で行うことが一般的になっているようです。

精進落としとの違いが気になりますが、お斎は基本法事・法要全般のあとに振舞われる食事の席のことを指します。
そして、それも基本的に一周忌まで執り行われるのが一般的なようです。

精進落としは、元来四十九日までは肉や魚などを食べずに精進料理で過ごしてきたので、そのような日に区切りをつけて、肉や魚も食べられる最初の日のことを「精進落とし」といっていました。
しかし現在ではその意味合いも少し違ってきているようで、四十九日法要のお斎のことを指すようになっているようです。

法事・法要とは?

法事・法要は、故人を偲ぶための行事のことです。
具体的には、四十九日で忌明けをし、その後は百か日法要、一周忌法要となり一周忌が過ぎるとご遺族は喪明けとなります。
一周忌は特別大事な法事とされているため、親族や友人、知人の人たちが集まり儀式や会食会が行います。

一周忌のあとも、三回忌・七回忌・十三回忌と続き三十三回忌もしくは五十回忌をもって「弔い上げ」として、法事を締めくくります
三十三回忌で故人が「菩薩の道」に入るという考えから、法事の締めくくりを三十三回忌にされる場合も少なからずあるようです。

お斎の料理は比較的自由である

ひと昔前は忌明けをするまでは精進料理が基本でしたが、現在ではそれらの風習も薄れているようで料理も比較的自由になっています。

仕出し弁当や出前の寿司、懐石料理や会席料理、近年はケータリングやレストランなどで行われるケースも増えているようです。
ただし、法事での料理なので縁起物とされている鯛や伊勢海老、結びコンニャクやまわし切りをした食材などは避けた方がよいです。
不幸がこれ以上繋がらないようにという意味があるようです。

斎場での食事についてのまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、斎場での食事について詳しく解説しました。
今回ご紹介した内容を以下にまとめています。

  • 通夜振る舞いとは、故人を偲んで通夜に参列された人へ振舞われる料理のこと。料理は多くの人数の人が食べやすいように、サンドイッチや寿司などの大皿料理が定番になっている。食事に誘われたら一口でも箸をつけるのがマナー。

  • 精進落としとは、会葬者に感謝とねぎらいの気持ちをしめしたもの。現在では火葬のあとに振舞うことが増えており、食事を振る舞う席のことをそう呼んでいる。精進落としに出席する人数は予め喪主が決めているので分かっている。料理の内容は仕出し弁当や懐石料理、会席料理などがある。値段も一人3,000円~10,000円の物を用意するのが一般的。僧侶がその席を辞退された際には、お膳料として10,000円ほどをお渡しするのがマナー。

  • 通夜振る舞いと精進落としの違いとは、通夜振る舞いとは違い、精進落としの出席される人の人数は喪主が決めるので予め分かっている。振舞われる料理のレベルが精進落としの方が豪華で個別に用意されている。

  • 故人を偲びための行事。初七日法要や四十九日法要、百か日法要、一周忌法要なる。一周忌は特に大切な法事なので親族や友人が集まり会食をする。
    法事は三十三回忌か五十回忌をもって締めくくる。

  • お斎とは法事のあとに僧侶や会葬者へのねぎらいの気持ちを込めて行われる会食のことをいう。料理の内容は仕出し弁当に寿司、懐石料理(会席料理)にケータリングや場所を斎場ではなくレストランなどお店で行わることもある。料理の内容でタブーなのが縁起物の鯛や伊勢海老などである。

この先、自身が喪主や親族の立場になった場合や会葬者の立場になった場合、どちらの状況に置かれても今回の「通夜振る舞いや精進落とし」のことについて多少でも知識があるときっと役立つと思います。
今回紹介した内容が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

以下の記事では火葬中の過ごし方について詳しく解説しています。
ぜひこちらもお読みください。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
終活ねっとでは、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

終活ねっとのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

「斎場・食事」に関連する記事

この記事に関するキーワード

よく読まれている記事一覧

  • 葬儀にかかる費用はいくら?内訳や費用を安く抑える方法も解説!のサムネイル画像 1
    葬儀にかかる費用はいくら?内訳や費用を安く抑える方法も解説!

    葬儀を執り行う際に気になるのが費用についてですが、手続きなどをはじめ何にどのくらいの費用がかかるのかをご存知でしょうか。全国の費用相場や、香典・相続・誰が費用を負担するのかなど、よくある疑問を中心に、葬儀にかかる費用について、全てをご紹介します。

  • 家族葬の費用っていくらなの?費用の内訳や支払い方法もご紹介!のサムネイル画像 2
    家族葬の費用っていくらなの?費用の内訳や支払い方法もご紹介!

    家族葬の費用はいくらなのでしょうか?家族葬イコール安いというわけでもありません。安いと思って家族葬を選択したら、一般葬よりも高くついてしまったということもあります。一方、家族葬の費用を安く抑える方法もあります。家族葬にかかる費用について、全てをご紹介します。

  • 直葬(ちょくそう)の費用っていくらなの?内訳や注意点も解説しますのサムネイル画像 3
    直葬(ちょくそう)の費用っていくらなの?内訳や注意点も解説します

    一般によく言われる葬儀はお通夜やお葬式を経て火葬や埋葬を行うというものです。しかし、中には火葬や埋葬のみを行う直葬というものがあります。この直葬は実は普通の葬儀よりも費用を抑えることができるというメリットがあります。実際の直葬の費用はどのくらいなのでしょうか?

  • 香典袋の表書きの正しい書き方は?名前や金額の書き方についても紹介のサムネイル画像 4
    香典袋の表書きの正しい書き方は?名前や金額の書き方についても紹介

    香典とはお線香やお花の代わりにお供えする現金のことをさし、遺族を経済的に助けるという意味もありますのでマナーには十分気を付けたいところです。香典袋の書き方には様々なルールがあります。大切な方との最後のお別れの場に知っておきたい香典袋の書き方をまとめてみました。

  • お葬式で着る礼服とは?種類やマナーについて解説のサムネイル画像 5
    お葬式で着る礼服とは?種類やマナーについて解説

    お葬式への参列、黒い服であれば何でもいいと思って出かけてはいませんか?礼服には格がありますので正しい装いを知っていれば何かと安心です。礼服と喪服との違いから礼服の種類までお葬式にふさわしい装いをご紹介しますので、ぜひ終活の一つとして確認しておきましょう。

  • 葬儀のお布施の渡し方とは?費用相場や包み方から書き方まで解説!のサムネイル画像 6
    葬儀のお布施の渡し方とは?費用相場や包み方から書き方まで解説!

    葬儀を行う時には必ずお布施が必要ですよね?しかしお布施の正確な扱い方については知らない方も多いのではないでしょうか?そこで、人には聞きにくい葬儀で渡すお布施の相場やマナーを解説しますので、覚えて置いて知らない人にぜひ説明してあげてください!

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

place 終活ねっとでお近くの斎場を探す
終活ねっとで斎場を探す
女性オペレーターの画像

事前相談・資料請求で葬儀費用が5000円割引

call 0120-641-026
assignment

無料資料請求
はこちら

無料資料