斎場と葬儀場の違いとは?葬儀・告別式の違いや流れについても解説!

斎場と葬儀場の違いとは?葬儀・告別式の違いや流れについても解説!

葬儀を行う会場でよく見聞きする言葉に「斎場」や「葬儀場」があります。一見するとどこにも違いがないように見える斎場と葬儀場には、どのような違いがあるのでしょうか。今回は多くの方が気になるであろう斎場と葬儀場の違いについて、詳しく見ていきます。

2019-09-17

斎場と葬儀場の違いってなに?

困った人々

私たちは故人が亡くなった際に葬儀を挙げる場所のことを、「斎場」や「葬儀場」と呼んでいます。
このように文字で見てみると、両方とも特に大きな違いはないように見えるでしょう。

たしかに斎場でも葬儀場でも、いつものように故人の告別式が行われており、多くの参列者や葬儀スタッフ、僧侶などが詰めかけています。
このため斎場も葬儀場も名前が違うだけで、実際は同じように見えるでしょう。

もし斎場と葬儀場に大きな違いがあるとしたら、果たしてどの点にあるのでしょうか。
そこで今回終活ねっとでは、葬儀会場としてよく使われる斎場と葬儀場の違いについて詳しく解説します。

  • 斎場と葬儀場の違いはどこにあるのか?

  • 斎場と葬儀場の種類には何がある?

  • 斎場・葬儀場で行われる葬儀・告別式の意味や流れとは?

斎場や葬儀場で葬儀・告別式をあげる予定のある方や参列する予定のある方にとって、大変役立つ内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

斎場と葬儀場の違いについて

葬儀

故人の訃報欄で書かれる葬儀会場の案内や街中で見かけることが多い葬儀会場の看板などで、「斎場」や「葬儀場」をよく見かけますが、違いはどこにあるのでしょうか。
まず斎場と葬儀場は、どの点で違いがあるのかについて、詳しく見ていきましょう。

葬儀場とは

最初に葬儀場から見ていきましょう。
葬儀場は、その名の通りお通夜と葬儀・告別式を行うための場所を指します。
つまり葬儀で行われる一連の儀式のうち、火葬以外の儀式を執り行う場と考えて良いでしょう。

このためお通夜と葬儀・告別式は葬儀場で行い、火葬は火葬場で行うことになります。
ちなみにお通夜の番に行う通夜の番は、葬儀場で時間制限を設けている場合や禁止している場合が多いため、長くても半通夜となることが多いです。

斎場は葬儀場に火葬場が付くことが多い

一方の斎場は、一般的には葬儀場に火葬場の機能が加わったものとみなされています。
つまり1つの斎場で、お通夜から火葬まで1ヶ所でできるという意味です。
このため斎場の持っているメリットの中には、火葬の際にわざわざ移動せずに済む点や、火葬場までご遺体を搬送する費用を負担せずに済む点が挙げられます。

ただし「斎場」と名乗っていても実際には火葬場がない場合や、火葬場しかないにもかかわらず「斎場」と名乗っている場合も多いです。
このため葬儀と火葬を同じ場所で行いたいのであれば、予約しようとしている斎場に前もって確認する必要があるでしょう。

なお「斎場」の由来は、もともと日本の神道で神社から離れた場所に設けられた葬儀や儀式のための場所です。
今でこそ仏式が主流になっている日本の葬儀ですが、斎場の名前だけは今でも受け継がれています。

斎場・葬儀場の種類について

葬儀

葬儀ができる部屋と火葬場を兼ね備えている斎場ですが、実は斎場にも大きく分けて公営のものと民営のものがあります。
公営斎場と民営斎場にどのような違いがあるのかを知っておくことは、葬儀を行う斎場選びでも非常に参考となるでしょう。

ここでは公営斎場と民営斎場の違いや特徴について、それぞれ3つの点を挙げてご説明いたします。

公営斎場について

公営斎場とは、文字通り公的機関、つまり地元自治体が運営する斎場のことです。
「○○市立」や「○○町立」と付く斎場があれば、まず間違いなく公営斎場といえます。
公営斎場の主な特徴や民営斎場の違いとして、利用に必要な費用が安い点や宗教・宗派に関係なく葬儀を行える点、予約が取りにくい点が挙げられるでしょう。

費用が安い

公営斎場の特徴で最初に挙げられるのが、葬儀などで利用するためにかかり費用が安く抑えられるという点です。
公営斎場は自治体が運営しているだけに、その運営資金の元手として住民が納めた税金が投入されています。

公営斎場や自治体はよほどのことがない限り破綻しないため、費用の面では民営斎場に比べると非常に使いやすく、人気も高いです。
このためもし葬儀費用を極力安くしたいということであれば、火葬場が併設されている公営斎場の利用がおすすめでしょう。

宗教に関わらず葬儀が行える

公営斎場の特徴で2番目に挙げられるのが、宗教や宗派に関係なく葬儀が行えるという点です。
宗教の自由を保障する立場に立つ自治体が運営しているという理由があります。
故人の宗教や宗派が理由になってお寺で葬儀をあげられなくても、公営斎場であれば安心して葬儀ができるでしょう。

このため菩提寺のない方や故人が仏教以外の宗教を信じていた場合は、公営斎場を選ぶのがおすすめです。

予約が取りにくい

公営斎場の特徴には、デメリットといえるような点もあります。
それが予約が取りにくいという点です。
公営斎場は税金で運営されていて費用が安く抑えられる分、人気が高いという点にはすでに触れました。

そして人気の高さが原因で、予約が取りづらい場合も多いです。
このため亡くなった故人の葬儀をなるべく安い費用で挙げようとしても、場合によっては予約が取れません。

どうしても公営斎場で予約が取れない場合は、民営斎場の利用もお考え下さい。
この次は民営斎場の特徴も見ていきましょう。

民営斎場について

民営斎場は公営斎場と異なり、民間企業や宗教法人が運営する斎場のことです。
具体的な運営主体は葬儀社や互助会、寺院などいろいろとあります。
特に寺院が運営する場合は、宗教法人として運営している場合も多いです。

民営斎場の主な特徴として、公営斎場に比べて費用が高い点と設備が公営斎場よりも整っている点、予約が取りやすい点が挙げられます。

公営斎場に比べて高い

民営斎場は公営斎場に比べると費用が高いです。
公営斎場が税金を投入して運営されているのに対し、民営斎場は民間企業が運営しているため、利益のことまで考えて費用が高めに設定されています。

このため費用の安さで考えると公営斎場の方が良いですが、もし公営斎場の予約が取れずに民営斎場を選ぶときは、ある程度費用が高いことは理解しておきましょう。

設備などが公営斎場より整っている

民営斎場は公営斎場に比べると利用するための費用は高めですが、その一方で設備面では公営斎場よりも充実している点がメリットです。
設備自体が新しかったりバリアフリーが施されていたりと、非常に多くの利用者のニーズにこたえられるようになっています。

費用の高さの背景には、このような充実した設備の管理や維持に多額の費用を投入する必要があるためといえるでしょう。

予約が取りやすい

民営斎場は費用の高さもあって、公営斎場に比べると予約が取りやすいです。
予約が取りやすいからこそ、いつお通夜や告別式、火葬を行うことになったとしても、日程について比較的心配することなく予約できます。

このため費用の高さよりも、なるべく早く葬儀を行いたいという点を重視するのであれば、民営斎場の利用がおすすめでしょう。

斎場・葬儀場での葬儀・告別式について

葬儀

葬儀の中で最も主要な儀式であるのが葬儀・告別式です。
よく「お葬式」や「葬儀」といった言葉も使われますが、葬儀・告別式とは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは葬儀・告別式の違いや流れを見ていきましょう。

葬儀と告別式はもともと別物

実は葬儀・告別式は今でこそ一緒に行っていますが、かつては別々に行っていました。

葬儀は宗教的儀式

まず葬儀については、故人の冥福や成仏を祈るための宗教的儀式の意味合いがあります。
このため僧侶がお経をあげる中で、ご遺族などが故人のために祈る時間といえるでしょう。
現在の葬儀・告別式では、僧侶が読経を行う時間がかつての葬儀に当たります。

告別式は社会的儀式

一方告別式は、故人の知人や友人など一般参列者も一緒に参加する社会的儀式の意味が強いです。
告別式では弔辞・弔電の紹介や焼香が行われますが、故人が亡くなったことを社会的に伝える意味や社会の中でお世話になった人が故人を見送る意味があります。
葬儀・告別式の式次第では、読経が終わってからが告別式です。

葬儀と告別式の違いについては、以下の記事でより詳しく説明されていますので、ぜひともご活用ください。

葬儀・告別式の流れ

最後に葬儀・告別式の一般的な流れを簡単に見ておきましょう。

  • 開式・僧侶の入場

    司会が開式を宣言し、僧侶が入場する。

  • 読経

    僧侶が読経し、ご遺族などが故人の冥福を祈る。

  • 弔辞・弔電の紹介

    故人に寄せられた弔辞や弔電が読み上げられる。

  • 焼香

    喪主・ご遺族・ご親族・一般参列者の順番で焼香する。

  • 僧侶の退場・喪主挨拶

    僧侶が退場し、その後喪主がご遺族を代表して挨拶する。

  • 閉式

    司会が閉式を宣言する。

なおお通夜や告別式に参列する際には、適切な服装を着用する必要があります。
詳しいことは以下の記事で説明されていますので、ぜひともご活用ください。

斎場と葬儀場の違いのまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、葬儀会場としてよく使われる斎場と葬儀場の違いについて、いろいろと見てきました。
今回見てきた内容をまとめますと、以下に挙げられる各ポイントの通りです。

  • 葬儀場は通夜など葬儀関係の儀式を行える場所であるのに対し、斎場は一般的には葬儀場に火葬場がついているものを指す。

  • 斎場には自治体が運営する公営斎場と、民間企業が運営する民営斎場があり、費用面や予約の取りやすさなどで違いがある。

  • 葬儀・告別式は今でこそ1つの連続した儀式だが、もともとは別物で、葬儀は宗教的な儀式を告別式は社会的な儀式を意味するものであった。

葬儀場は単に葬儀関係の儀式を行うための施設であるのに対し、斎場は儀式に加えて火葬までできるようになっている施設です。
そして斎場には公営斎場と民営斎場があり、費用面や予約が取りやすいかどうかの面などで差があります。

このため葬儀を行う際に斎場を選ぶか葬儀場を選ぶか、あるいは公営斎場にするか民営斎場にするかを判断するうえで、両者の違いは大変重要です。
ただ例えば公営斎場の予約が難しそうであれば民営斎場を予約するというように、両者を使い分けるためにもそれぞれのメリットやデメリットを知っておくことも大切といえるでしょう。

ぜひとも葬儀を行う際は、今回触れた斎場と葬儀場の違いに、公営斎場と民営斎場の違いをよく確認してお役立てください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

以下の記事では葬儀場と火葬場の違いについて詳しく解説しています。
ぜひこちらもお読みください。

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