お通夜では泊まらないといけないの?半通夜や寝ずの番についても解説

お通夜では泊まらないといけないの?半通夜や寝ずの番についても解説

お通夜に親族が出席する場合、必ず斎場に泊まらないといけないのでしょうか。寝ずの番をする理由や、近年増えてきた半通夜はこれまでの通夜とどう違うのかなど、親族がお通夜に参列する際に、泊まらないといけないかどうかの判断について、具体的な場面ごとにご紹介していきます。

最終更新日: 2020年02月10日

お通夜は泊まらないといけない?

困った人々

故人の親族としてお通夜に出席する場合に、通夜会場に泊まらないといけないのかどうか悩むことはありませんか。

遠方から弔問に訪れる親族は、故人の家族と一緒に斎場に泊まるほか、近隣のホテルなどに宿泊することも考えられます。
その一方で、近距離であれば、親族であっても通夜に出席した後に自宅に帰る場合もあります。

「終活ねっと」では、お通夜には必ず泊まらないといけないのか、近年の通夜の流れについて触れながら、その対応の仕方をご紹介します。

今回ご紹介する内容は以下の通りです。

  • お通夜で親族が斎場に泊まる理由は?

  • 親族が通夜会場に泊まらないのはマナー違反になるの?

  • 寝ずの番とは、どういうことなの?

  • お通夜では必ず泊まらないといけないかどうかについて

今回は、お通夜や寝ずに線香を灯すことの意味をはじめ、親族として通夜に参列する場合に斎場に泊まらないことはマナー違反になるかどうかなどを具体的に紹介します。
実際にその場面に直面した時に役立つ内容になっています。

どうぞ最後までお読みください。

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なぜお通夜で親族は斎場に泊まるのか

葬儀

本来お通夜には、邪気がつかないように夜通し線香や蝋燭を点けてご遺体を守るという意味と、故人の蘇りを願って、ご遺体のもとで家族や親族が別れを惜しんで供養する儀式の意味合いがあったといわれます。

それは、医療の発達していなかった時代には、実際に通夜の晩に息を吹き返したということも起こったからだともされ、故人とともにいることができる自宅での最後の夜の過ごし方でもありました。

現代では、故人のご遺体と夜通し過ごすことができるように、家族や近親者のための仮眠をとる部屋が用意してあり、親族が泊まることもできるようになっている斎場が多くなっています。

お通夜で斎場に泊まらないのはマナー違反?

葬儀

親族がお通夜に参列する場合、喪主や家族から斎場に泊まりを勧められることもあります。

自分の両親や兄弟姉妹など近しい身内の通夜では、斎場に泊まって夜通し故人を偲びたいと思うことも多いのではないでしょうか。

その一方で、親族が遠くから参列している場合にも、斎場には泊まらないという選択をする場合もあります。
血縁関係ではない、普段からそれほど親しくしていないなど、故人の家族に泊まることを勧められない場合には、あえて斎場に泊まる必要はありません。

そして、近年の通夜においては、斎場に泊まらないからといってマナー違反にはなりません。

必ず泊まらなければいけない訳ではない

身内が亡くなって、悲しみの中にある家族や親族にとって、通夜や葬儀・告別式は、特に疲労を重ねてしまうものです。
加えて、葬儀・告別式を控えた夜は、体調管理に気を配らなければならない場面でもあります。

家族や親族なのでお通夜には必ず泊まらなければいけないと考えるのではなく、翌日の葬儀のために体を休めることを優先する選択も考えられます。

近年では半通夜も増えた

もともと自宅で行われていた通夜は、故人の家に弔問に訪れるものでした。
つまり、お通夜は、故人の自宅に家族や親族、親しくしていた人が集まり一晩中寝ずに線香を火を絶やさずに過ごしていたものだったのです。

しかし、近年では半通夜が一般的となっています。
半通夜は、それまでの夜通し行っていた通夜ではなく、あまり遅くならないうちに弔問客が帰るようにするものです。
この場合、会場に関わらず、夕方から行われる通夜式に会葬者が参列し、通夜振る舞いをして締めるという流れが多くなっているようです。

特に、斎場で行われる場合、通夜式後は会葬者はそれぞれ帰宅しているため、親族のみが泊まるかどうかの選択をする場面が多くなっているのかもしれません。

宿泊ができない会場もある

なかには半通夜として通夜式を行った後にも、家族・親族の宿泊ができない会場もあります。
その場合、親族は必然的に自宅、もしくはホテルなどに戻りますが、故人のご遺体も一緒に自宅に戻ることがあります。

斎場での宿泊が可能であっても、通夜式の後、故人のご遺体とともに自宅に一旦戻ることを選択する家族もいます。
これは、故人とともに自宅で過ごす最後の時間として、通夜を大切に考えてのことだと思われます。

お通夜のやり方は、会場の事情はもちろん家族の意思によっても違ってくるものですので、お通夜に泊まるかどうかについては、喪主などに確認することが大切です。

地域によっては泊まらないといけない場合も

近年は、家族葬や密葬など、通夜や葬儀の形式も多様になっています。
しかし、通夜や葬儀のしきたりは、その土地ごとに伝えられるものがあります。

皆で故人を偲ぶことを一番に考えた場合、通夜には必ず泊まって線香の火を絶やさないものだと教えてくれる年長者がいたならば、その地域や家のしきたりを尊重することも大切です。
お通夜に泊まる・泊まらないの選択も、地域はもちろん、その家の事情によることが多いことでしょう。

また、家族が少なく斎場に泊まる人がいない場合などには、喪主側から泊まってほしいとお願いされる場合もあります。
家族の意向を踏まえつつ、地域のしきたりなども考慮した時に、斎場に泊まることを選択する場合もありそうです。

お通夜の寝ずの番について

葬儀

お通夜には、故人の近親者が、夜通し線香の火を絶やさずに灯しておくという習慣があります。
この線香の火を絶やさないために、夜通しで見守る人を寝ずの番といいます。

誰が寝ずの番をやるか

寝ずの番で過ごす通夜は、家族や親族が故人とともに過ごすことができる最後の夜でもあり、弔問客の対応などをする必要もなく、ゆっくりと故人を偲ぶことができる時間でもあります。

寝ずの番をするのは誰でもいいのですが、故人との別れを惜しみ、少しでも長く共に時間を過ごしたいと願っている人であり、そういう意味でも家族や親族が担当することが多いです。

線香と蝋燭の火は絶やさない

何人かで交替で行うとしても、寝ずの番で夜通し線香や蝋燭の火を絶やさないようにするのは、大変なことです。

近年では、線香の火が絶えないように工夫した燃焼時間の長い線香もありますので、葬儀社などに相談してみるとよいでしょう。
夜中に交替で線香を点ける心配もなく、安心して過ごすことができます。

お通夜は泊まらないといけないのかまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
今回「終活ねっと」では、お通夜には泊まらないといけないのかどうかについて、詳しく紹介してきました。

お通夜の意味から、線香や蝋燭を一晩中灯す理由を取り上げるとともに、親族が通夜に出席する場合の泊まらないとならないかどうかの選択について、場面や状況に応じて解説しました。

今回ご紹介した内容は以下のとおりです。

  • お通夜に親族が斎場に泊まるのは、本来の通夜が、夜通し遺体を守ったことに由来するものであったため。

  • 半通夜が一般的となった近年では、親族がお通夜で斎場に泊まらないことはマナー違反にはならない。

  • 寝ずの番で、夜通し線香や蝋燭を灯すのは、遺体に邪気が付かないようにするため。

  • 家族の意向によってお通夜のやり方も変化するので、それぞれに確認をするとよい。

近年では、自宅ではなく斎場で通夜や葬儀・告別式を行うことも多くなり、これまでのしきたりどおりにできない場面も多くなっています。

その一方で、家族葬や密葬を選択する家族が増えるなど、新しい形式で通夜や葬儀を行うことも一般化しており、これまでの常識とは違っていてもその場面ごとにベストな選択をしなくてはならないことも増えてきました。

親族が斎場に泊まるかどうかを決める場合には、通夜の意味とともに、故人の家族の状況なども踏まえて選択することが求められそうです。

お通夜は故人とともに過ごすことのできる最後の時間でもあります。
今回紹介した内容が、大切な人のお通夜の弔問に役立つことができれば幸いです。

また、「終活ねっと」ではお通夜での泊まりについての記事以外にも、お通夜のマナーや弔問時に役立つ内容を解説した記事を多数掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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