葬儀ののし袋の書き方は?のし袋の種類や包む金額についてもご紹介

葬儀ののし袋の書き方は?のし袋の種類や包む金額についてもご紹介

葬儀に持参するものとして必ず挙げられる香典ですが、このとき重要なのがのし袋の表書きの書き方です。さまざまな人の目に触れることから、手違いがあると恥ずかしい思いをしたり失礼になったりすることもあります。今回は葬儀に持参するのし袋の書き方を見ていきましょう。

2019-10-26

葬儀ののし袋について

葬儀

葬儀で持参するものとして必ず挙げられるものに香典が挙げられます。
香典は、葬儀がどの宗教に基づくものであっても多くの方が持参するでしょう。

さて、香典を準備するにあたって重要なのが、香典を包むのし袋の書き方だと言えます。
のし袋には色々と書くべき項目がありますが、多くの人たちの目に触れやすいため、手違いがあるとトラブルのもとになったり恥ずかしい思いをしたりして大変です。

このため、のし袋の正しい書き方はきちんと身につけておいた方がよいでしょう。
そこで今回終活ねっとでは、葬儀に持参するのし袋の適切な書き方を詳しくご紹介します。

  • のし袋とはどのようなものなのか?

  • 葬儀で持参するのし袋の書き方とは?

  • のし袋の種類にはどのようなものがあるのか?

  • のし袋に包む金額はいくらなのか?

のし袋の書き方にまつわるマナーがよくわからず困っている方にとって非常に便利な内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

のし袋とは

葬儀

のし袋という言葉を何気なく使う方は多いと思います。
しかしその一方で、のし袋が本来どのような袋であるのかを知らない方も多いのではないでしょうか?

ここではまず、のし袋の意味や香典袋との違いについて簡単に見ていきます。

のし袋の意味

よく使われるのし袋(熨斗袋)ですが、本来はおめでたい時に進物を送る際に、アワビを細く切って乾燥させたものを添えたことに由来します。
アワビが使われたのは、アワビが古くから長寿を象徴するものであったためです。

その後時代が流れるにつれて、アワビの部分がのしという飾りに変化したため、のし袋と呼ばれるようになりました。

香典袋との違いは?

さてここで気になってくるのが、のし袋と香典袋の違いです。
のし袋についてはおめでたいこととご不幸ごとの両方で使われます。

このため、のし袋も大きく分けて「慶事用のし袋」と「弔事用のし袋」がありますが、弔事用についてはのしの飾りが付いていない点が特徴です。
一方の香典袋は弔事用にのみ使うことができる袋を意味します。

葬儀ののし袋の書き方は?

葬儀

のし袋がどのような袋であるのかについて見てきたところで、ここからは葬儀に持参するのし袋の書き方について詳しく見ていきましょう。

宗教ごとに異なる表書き

のし袋を書くうえで一番重要な部分といえるのが表書きです。
表書きは葬儀の宗教や宗派によって使うべきものが異なります。

加えてのし袋で最も目立つ部分であるため、なおさら宗教・宗派に合った適切な表書きを知っておくことが大切です。

仏式の場合

私たちが参列する葬儀で最も多いのが仏式であるため、表書きについて知るのであれば仏式のものを中心に覚えるとよいでしょう。

さて仏式の場合は多くの宗派で「御霊前」が使われます。
ほとんどの仏教宗派では、亡くなった方は命日からの49日間は霊の状態で生まれ変わり先が決まるまでさまよっているためです。
葬儀の段階で故人は霊の状態であるために「御霊前」が使われます。

ただし、浄土真宗だけは葬儀でも「御仏前」を使うのが作法です。
浄土真宗では亡くなった方はすぐに極楽浄土で仏様に生まれ変わると考えられているためです。

神式の場合

神社などでおなじみの神道形式の葬儀でも、葬儀の段階で故人は霊の状態となっているため「御霊前」が使われます。

また神式葬儀の場合、独特の表書きとして「御神饌料」「御榊料」「玉串料」といったものも一般的です。

キリスト教式の場合

キリスト教式の場合は、カトリックとプロテスタントといった大きな宗派があり、表書きの書き方は異なっています。
ただ両方の宗派で使える無難な表書きとして、「御花代」「御花料」がおすすめです。

仏式や神式で広く使える「御霊前」はカトリックであれば使っても問題はありません。
このほかキリスト教式では「御ミサ料」や「弔慰金」の表書きがありますが、前者はカトリック専用、後者はプロテスタント専用です。

宗教不明の場合

葬儀に参列する際に相手方の宗教や宗派が不明の場合も多いです。
もし宗教がよくわからない場合は、「御霊前」を使ってもとがめられることはありません。

また仏教の宗派がわからない場合に備えて、「御香典」の表書きも知っておくとよいでしょう。
仏教のどの宗派でも使うことができる表書きのため安心です。

中袋の書き方

のし袋が主に販売されているところとしてコンビニやスーパーなどが挙げられますが、基本的に市販されているほとんどののし袋には中袋がついています。
中袋が付いている場合は、表面に香典として包んだ金額、裏面に住所と氏名を記載します。

ここで重要なのが金額の書き方で、金◯◯圓という正式な金額の書き方が基本です。
そして数字の部分は縦書きの場合は旧字体の漢数字、横書きの場合は算用数字を使って書きましょう。

なお以下の記事では神式葬儀で香典を書く作法についていろいろと紹介しておりますので、ぜひともご活用ください。

のし袋の種類は?

葬儀

のし袋をうまく使いこなすためには、その場に応じたのし袋の種類について知っておくことも大切です。
ここでは香典袋の中でも葬儀で使うものと法要で使うものとに分けて見ていきましょう。

葬儀で使うのし袋

まず葬儀で使うのし袋から見ていきましょう。
葬儀で使う場合、香典の金額が多くなる傾向にあるため、水引の色は黒白のものを選びます。
なお関西や北陸の場合は黄白のものを選びましょう。

もし金額が3万円以上の場合は色が黒白ではなく双銀のものを選び、かつ印字されたものではなく自ら掛けるものを選びます。

そして結い方については結び切りまたは淡路結びのものを選びましょう。
どちらも簡単にほどけないため、不幸が連続して起きないようにという思いが込められています。

法要で使うのし袋

法要で使うのし袋についても、基本的には葬儀で使うものと同じような弔事用ののし袋を準備します。
水引の色は黒白または黄白、結い方が結び切りや淡路結びになっているものを選びましょう。

ただし仏式の場合は表書きが御仏前になっているものを選ぶ点も重要です。
四十九日法要を過ぎた後は、故人も成仏したものとみなされるという理由によります。

のし袋に包む金額はいくら?

お金

のし袋についてもう1つ知っておくべきこととして、包むべき金額の相場やお札の入れ方・向きも挙げられます。

金額の相場

葬儀で包むべき香典の金額については、基本的には故人との関係よって相場も異なります。
特に故人が血縁者の場合は、血縁者ではない場合よりも多く包むのが一般的です。

さらに故人と血縁で近い関係にあるほど多く包みます。
故人が親の場合で5万円〜10万円、祖父や祖母の場合で3万円〜5万円であるのに対し、知人や友人が故人の場合で5000円〜1万円というような具合です。

香典の金額相場については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

入れ方と向き

お金の入れ方にもマナーがありますので、ぜひとも知っておきましょう。
弔事用ののし袋にお札を入れる際には、お札の肖像が印刷されていない裏面を上に向けた状態にします。

そして、肖像が印刷されている側が袋の底に来るように入れましょう。
これは故人のご不幸に対する哀悼の気持ちを示す意味があります。

葬儀ののし袋についてのまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、葬儀で使うのし袋の書き方について色々と見てきました。
内容をまとめますと、以下の各ポイントの通りです。

  • のし袋とは本来おめでたいことに対する進物を包むための袋で、右上の部分にのしを付けるためこのように呼ばれる。
    慶事用のし袋と弔事用のし袋があるが、弔事用についてはのしの飾りはつかない。
    なお香典袋はのし袋のうち、弔事用に使われるものだけを指す。

  • のし袋の表書きは、相手方の葬儀の宗教・宗派に合わせて使い分ける。
    ただ最も広く使うことができるのが「御霊前」である。
    中袋を使う場合は表面に香典の金額を、裏面に住所と氏名を記す。

  • のし袋の種類は基本的に色が黒白か黄白、結い方が結び切りや淡路結びのものを使う。
    ただし法要では表書きは「御仏前」を使う。

  • 葬儀でのし袋に包む金額の相場は、故人と血縁関係にあるかどうかや血縁上近いかどうかによって決まってくる。
    お金を入れるときはお札の裏面を上に向けた状態で、のし袋の底側に肖像が来るように入れる。

葬儀で使うのし袋では、表書きは相手方の宗教・宗派に合わせて適切なものを書きましょう。
のし袋に関するマナーをしっかりと守って、失礼とならないようにできるといいですね。

葬儀のお金については香典のほかにも葬儀費用も重要といえます。
以下の記事では葬儀費用の相場について詳しく説明していますので、葬儀費用のことでお悩みであればぜひともご活用ください。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
終活ねっとでは、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

終活ねっとのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

「葬儀・のし袋」に関連する記事

  • 葬儀日程の決め方とは?確認することや日程のお知らせについても解説のサムネイル画像
    葬儀日程の決め方とは?確認することや日程のお知らせについても解説

    身近な人が亡くなったとき、葬儀の日程を決めなくてはなりません。急いで決めなくてはならない状況で、どのようなことに気を付けて決めればよいのでしょうか?この記事では、葬儀日程を決めるうえで押さえておくべき項目や、決まった日程のお知らせについてを紹介しております。

  • 葬儀の受付は誰がやる?受付の準備方法や具体的なマナーまで解説のサムネイル画像
    葬儀の受付は誰がやる?受付の準備方法や具体的なマナーまで解説

    葬儀の受付を任されたら、どのようなマナーを守ればいいのでしょうか。葬儀の受付を行う機会自体、人生の中でそう多くはなく、それ故に実際、どのように振舞うべきか分からない方は多いと思います。その為、今回は葬儀の受付を行う際のマナーを紹介したいと思います。

  • 葬儀にふさわしいバックはどれ?色や素材などの選び方を解説しますのサムネイル画像
    葬儀にふさわしいバックはどれ?色や素材などの選び方を解説します

    葬儀に行くときに身に着けるものって迷いますよね。葬儀に参列される際、髪型や服装、身に着けるアクセサリー、持っていくバックなども様々な決まり事があります。この記事では、葬儀にふさわしいバックの選び方のポイントを紹介します。

  • 葬儀はどんな場所で行われるの?場所を選ぶ基準についても解説!のサムネイル画像
    葬儀はどんな場所で行われるの?場所を選ぶ基準についても解説!

    現在は、故人や家族の想いや事情に合わせた葬儀をさまざまな場所で執り行うことができます。何人くらいの人に来てもらい、どんな形式と流れで故人を送るかにより場所の選び方は変わってきます。いざというとき、何を基準にどんな葬儀の場所を選べばいいのかを考えてみましょう。

  • 葬儀の際のネクタイのマナーとは?色や柄から結び方まで解説のサムネイル画像
    葬儀の際のネクタイのマナーとは?色や柄から結び方まで解説

    この記事では、葬儀のマナーの中でも特にネクタイの色や結び方などの常識について書いていきたいと思います。また、例えば葬儀の際のネクタイの色や結び方など常識とされているものがなぜそうなのかという点にも注目していきたいと思います。

  • ご臨終から葬儀までの手順とは?ご遺体搬送や枕経、葬儀の準備も解説のサムネイル画像
    ご臨終から葬儀までの手順とは?ご遺体搬送や枕経、葬儀の準備も解説

    大切な方とのお別れはいつ訪れるか分かりません。いざ最期のお別れを迎えた時に、落ち着いて葬儀の準備をすることはとても大変です。今回終活ねっとではご臨終から葬儀までの手順について解説していきます。いざという時のために葬儀までの手順を把握しておきましょう。

  • 葬儀でのアクセサリーのマナーとは?服装や髪型に沿ってご紹介のサムネイル画像
    葬儀でのアクセサリーのマナーとは?服装や髪型に沿ってご紹介

    故人とのお別れの時間を過ごすご葬儀の場で、故人を偲び、ご遺族と悲しみを分かち合う時。その場に合う装いはとても大切です。しかし、大切だからとアクセサリーで身を飾るのは相応しくない場です。今回は、ご葬儀の場で失礼にならないアクセサリーの身に着け方をご紹介します。

  • 葬儀を行う上での施主と勤務先会社の注意点まとめのサムネイル画像
    葬儀を行う上での施主と勤務先会社の注意点まとめ

    近親者が亡くなった場合、社会人の常識として自分や故人が所属する会社へ連絡を行います。連絡を受けた会社側は、葬儀への参列などについて社内規則に沿って対応を行います。これら葬儀に関する一連の流れの中で、双方が注意すべき点をまとめました。

  • 葬儀の種類を【全て】紹介!費用や宗教などあらゆる観点から徹底解説のサムネイル画像
    葬儀の種類を【全て】紹介!費用や宗教などあらゆる観点から徹底解説

    家族葬や直葬など様々な種類の葬儀を聞いたことはありませんか?自分たちはどの葬儀をすればいいのかわからないですよね?この記事で全ての種類の葬儀の特徴や違いを説明いたします。ご自身がどの葬儀を選択すればいいのか必ずわかるはずです!

  • 葬儀後にやるべき手続きとは?年金や相続の手続きについても解説!のサムネイル画像
    葬儀後にやるべき手続きとは?年金や相続の手続きについても解説!

    お葬式が終わった後にも、残されたご家族にはたくさんにやらなければならない葬儀後の手続きがあります。葬儀後の手続きをしっかりと行わないと、損をしてしまう場合があるので注意が必要です。今回はそんな葬儀後の手続きについて、年金や相続の手続きとともに解説します。

この記事に関するキーワード

よく読まれている記事一覧

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

place 終活ねっとでお近くの斎場を探す
終活ねっとで斎場を探す
女性オペレーターの画像

事前相談・資料請求で葬儀費用が5000円割引

call 0120-641-026
assignment

無料資料請求
はこちら

無料資料