
葬儀費用は合計でいくらかかる?費用の内訳や安くする方法などご紹介
自分で葬儀を手配する際に、多くの方が葬儀費用で頭を悩ませるでしょう。葬儀費用は決して安くないので、金銭的に大きな負担となってしまいます。本記事では、葬儀費用は合計でいくら必要になるのか、また葬儀費用の合計を安くする方法について、詳しく解説していきます。
最終更新日: 2020年12月02日
葬儀費用の合計について

葬儀を自分で手配することは滅多にないことなので、いざ自分で手配しなければいけなくなった際には様々な事で頭を悩ませてしまいます。
葬儀費用についても多くの方が頭を悩ませてしまうポイントです。
葬儀費用は決して安いものではなく、喪主になると金銭的に大きな負担となってしまいます。
実際のところ、葬儀費用の合計はいくらになるのでしょうか。
今回「終活ねっと」では葬儀費用の合計について以下の内容を解説していきます。
合計するといくらになる?
葬儀費用の内訳は?
葬儀費用を安くするためには?
葬儀費用が合計でいくらになるのか事前に知っておく事で、いざという時に備えることが可能です。
葬儀を執り行う際に費用関連で困っているという方は、ぜひ最後まで記事をお読みいただき、参考にしてください。
「DMMのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。
葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。
合計するといくらになる?

葬儀の際には、様々な費用が必要になります。
葬儀の際に必要となる様々な費用を合計したものが、葬儀費用となります。
これらの費用を全て合計すると、一体いくらになるのでしょうか。
葬儀にかかる費用を合計した費用相場は約190万円といわれています。
この費用相場は全国平均の値で、地域ごとに相場を見るといくらかの差があるといわれています。
葬儀費用が高いといわれている千葉や群馬などの地域では費用相場は約230万前後といわれており、逆に葬儀費用が安いといわれている中国四国地方では約150万円程度から約160万円程度といわれています。
葬儀費用の内訳は?

葬儀費用は、葬儀一式費用・飲食接待費用・寺院費用を合計した費用です。
これらは一体どの様な費用なのでしょうか。
ここでは葬儀費用の内訳について詳しく解説していきます。
葬儀一式にかかる費用
葬儀一式にかかる費用を、葬儀一式費用や葬儀本体費用といいます。
葬儀一式費用は、葬儀を行う際に必要となる物品・葬儀会場のスタッフ・葬儀会場の使用料などが含まれている費用になります。
葬儀社で葬儀費用の見積もりをした際に提示される金額は、多くの場合がこの葬儀一式にかかる費用となっています。
この後解説いたします飲食接待費用や寺院費用は、葬儀社の見積もりには含まれていないことが多いので注意しましょう。
葬儀費の中でも葬儀一式費用は高くなってしまう費用で、平均で約120万といわれています。
葬儀一式費用の内訳は葬儀社により異なり、A社とB社の見積もりを取ってみるとA社は安いがB社のプランに含まれているものが有料となるといったこともあります。
飲食接待費用
飲食接待費用とは、葬儀の際に参列者の方に振舞う通夜料理・告別料理や参列者の方にお渡しする会葬返礼品に必要な費用となります。
飲食接待費用の相場は約30万円といわれています。
飲食接待費用は参列者の人数や品物のランクなどにより値段が大きく変わります。
寺院やその他に払う費用
寺院やその他に払う費用は寺院費用といわれます。
寺院費用の内訳は、読経料・戒名料・お車代・御膳代になります。
寺院費用の相場は約50万円といわれていますが、地域や寺院によって金額に大きく差があります。
仏式の葬儀の場合ですと、葬儀会場へお坊さんに来ていただきお経を読んでもらう必要があります。
このときに払う費用が読経料にあたります。
また、戒名をつけていただく必要もあり、これらに対してお礼の気持ちとしてお布施を渡す必要が出てきます。
このお布施が寺院費用となります。
神式やキリスト教の葬儀の場合でもこういった費用は発生しますが、金額は宗教により様々です。
寺院費用についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ目を通してみてください。
葬儀費用を安くするためには?

約190万円必要となる葬儀費用は、金銭的負担が大きすぎると感じる方も多いです。
少しでも葬儀費用を抑える方法は無いのでしょうか。
ここでは葬儀費用を安く抑える方法をご紹介していきます。
葬儀の形式にこだわる
約190万円の費用が必要といわれている葬儀ですが、実は葬儀形式によっては葬儀費用を抑えることが可能です。
この費用相場は一般的な葬儀、一般葬を行った際の費用相場といわれています。
最近では葬儀形式が多様化しており、一般葬以外にも様々な葬儀があります。
以下に一般葬以外の葬儀形式の内容と費用相場をご紹介していきます。
家族葬
家族葬は、最近人気になっている葬儀形式です。
葬儀の内容は一般葬とほとんど同じなのですが、参列者を親族や故人と親しかった方のみとし少人数で葬儀を行う形式です。
一般葬に比べて参列者の数が抑えられるので、葬儀費用を安くする事ができるといわれています。
家族葬の費用相場は約100万円といわれています。
葬儀費用が抑えられるだけでなく、故人とゆっくりとお別れをできるといった点でも選ばれるご家庭は多いです。
一日葬
一日葬とは、通常2日に分けて行う葬儀を1日で行う葬儀形式です。
通常であれば、通夜を行い翌日に告別式を行いますが、一日葬では告別式のみ行います。
一日葬の費用相場は約30万円~50万円といわれています。
葬儀会場を一日しか使用しない点などから費用が抑えることができます。
一日葬は費用が安いだけでなく、葬儀を1日で終わらせるので遠方から参列されている人もスケジュールを調整しやすいといったメリットがあるといわれています。
直葬
直葬とは告別式などを行わず、火葬のみを行う葬儀形式となります。
通夜や告別式を行わない、参列者の人数が少ないといった点から費用がとても安い葬儀であるといわれています。
直葬にかかる費用の相場は、約20万円~約30万円とされています。
直葬の場合でも追加料金が発生して、相場より費用が高くなってしまうことがあります。
また直葬は葬儀を行わない形式から、人によっては抵抗を感じる場合があります。
トラブルを招かない為にも、親族の方の同意を得てから行うようにしましょう。
保険を活用する
保険を活用することでも葬儀費用を抑えることができます。
ここでは葬儀費用を抑えられる保険の活用方法についてご紹介していきます。
葬儀保険
葬儀保険は、少額短期保険ともいわれる保険になります。
少額短期保険という名前の通り、特徴としては保険期間が1年間~2年間と非常に短いということや、毎月の保険料が少額であるといったものがあります。
また保険金の申請を行ってから支払われるまでの期間が短いという特徴もあります。
葬儀を行うには十分な保険金が支払われるので、生前に少額短期保険に加入される方は増えてきています。
少額短期保険の注意点としては、保険加入時の年齢が高いと保険料が高くなってしまうので、保険金と保険料が釣り合っていない事があります。
少額短期保険に加入する際は損にならないのかよく確認するようにしましょう。
葬儀保険に関しての詳しい内容は、以下の記事でご紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
国民健康保険
故人が生前に国民健康保険に加入していると、葬祭費給付金制度を利用することができます。
葬祭費給付金制度では1万円~7万円の補助を行政機関から受けることが可能です。
給付金の金額は自治体により違いますので確認するようにしましょう。
社会保険
故人が生前に社会保険に加入していた場合には埋葬料給付金または埋葬費給付金を受給することが可能です。
埋葬料給付金と埋葬費給付金の違いは、受給される人の違いにあります。
埋葬料給付金は、扶養者か被保険者が受給することのできる給付金になります。
一方で埋葬費給付金は、埋葬料給付金を受給する資格を持っている人がいない場合に、実際に埋葬を行う人が受給できる給付金になります。
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葬儀費用の合計についてのまとめ

今回「終活ねっと」では葬儀費用の合計について解説してきました。
以下に今回の記事のまとめをご紹介していきます。
葬儀に必要な様々な費用を合計した葬儀費用の相場は約190万円前後といわれている。
地域により葬儀費用の相場に違いがあり一番高い地域では約230万円前後、一番安い地域では約150万円~約160万円程度といわれている。葬儀費用とは葬儀一式費用、飲食接待費用、寺院費用の合計金額である。
葬儀一式費用は葬儀を行う際に必要な物品費や人件費、会場費のことである。
飲食接待費用は葬儀の際に振舞う食事や会場返礼品の費用である。
寺院費用は寺院にお渡すお布施等の費用である。葬儀形式によっては葬儀費用を抑えることができる。
葬儀形式が多様化してきており、家族葬や一日葬、直葬など様々な葬儀が行われている。
これらの葬儀形式は一般葬に比べて葬儀費用が安い特徴がある。生前に少額短期保険に加入していると、葬儀を行う際には十分な保険金を受け取ることができる。
また故人が生前に国民健康保険や社会保険に加入していると給付金を受給することも可能となる。
葬儀に必要な様々な費用が合計されることで、葬儀費用は多額のものになってしまい多くの方の悩みの種となっています。
少しでも金銭的負担を楽にするためにも、今回ご紹介した葬儀形式などを検討してみるといいでしょう。
「終活ねっと」ではこの他にも葬儀に関する記事を多数掲載しております。
以下の記事では葬儀の費用相場や葬儀形式による費用の違いについて詳しく解説しております。
ぜひ一度ご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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