神社と仏閣の参拝方法に違いはある?参拝時の服装マナーも紹介!

神社と仏閣の参拝方法の違いをご存知ですか?神社と仏閣の参拝方法の違いの細かな所までは知らないという方が多いのではないでしょうか。今回終活ねっとでは、似ているようで異なる神社と仏閣の参拝方法について、詳しく解説をしていきます。

目次

  1. 神社と仏閣の参拝について
  2. 神社と仏閣の違いとは?
  3. 神社と仏閣の参拝方法
  4. 神社・仏閣参拝時の服装マナー
  5. 神社と仏閣の参拝についてのまとめ

神社と仏閣の参拝について

寺

神社と仏閣の参拝について、同じだと思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
神社と仏閣の、名称が違うように別の施設ですので、お参り方法も当然異なっています。

今回終活ねっとでは、神社と仏閣の参拝方法を以下の項目について詳しくご紹介します。

  • そもそも神社と仏閣の違いとは?
  • 神社の参拝方法の流れ
  • 仏閣の参拝方法の流れ
  • 神社と仏閣の参拝時の服装マナー

具体的な流れを順を追ってご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

神社と仏閣の違いとは?

神社

それではまず、神社と仏閣の違いをご紹介します。

神社とは日本古来の神道という宗教の神々を祀った宗教施設の総称です。
神道という宗教は、昔の日本に住む人々が生活の中に、神様を感じて信仰するようになったことで始まったとされています。

一方、寺・寺院とも呼ばれる、仏閣とはインドから中国を経て日本に伝来した仏教という宗教の施設です。
仏閣では、仏教の守護者である仏を仏像とともに祀っています。
全国に神社は8万社、仏閣は7万社ほどあるとされています。

日本では昔、神仏習合が起こり明治維新前の1000年以上、神道と仏教が一体化されてきた歴史があります。
元々の日本人は懐が深く、何でも受け入れる形で、神道の中に仏教を取り込む形で融合をしてきました。

明治維新での神仏分離令で分離されるまでの融合時代が長く、今でもお寺の中に神社があったり、神社の中にお寺があったりするなど、現在にその名残を残しています。

以下の記事では、神社とお寺の定義や建物の違いについてさらに詳しく紹介しています。
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神社と仏閣の参拝方法

寺

ここでは神社と仏閣の参拝方法についてご紹介します。

神社でも仏閣でも帽子をかぶっている方は、鳥居や山門を前にした時に外し、外したままで参拝することがマナーとされています。

神社

まずは、神社での参拝方法からご紹介していきます。

鳥居をくぐる

鳥居は、神様がおられる神社の聖域と俗界を隔てる結界であり門です。
真摯な気持ちでくぐることを心がけましょう。

鳥居のくぐる際の流れは以下のようになります。

  • 鳥居の正面から左右にずれて立ちます

    真ん中は正中といい、神様の通る道ですので空けておきます。
    境内の参道も真ん中は通らないようします。

  • 鳥居の真ん中から、遠いほうの足で鳥居をくぐります

    正面から左にずれて立っていたとしたら左足から、右に立っていたとしたら右足からくぐるということです。

  • くぐる際には「お邪魔いたします」と声に出しましょう

    礼を失しないようにしましょう。

参拝が終わり、帰る時に鳥居をくぐる際は、来た時と同じ作法で、足を踏み出してくぐります。

来た時と違い、くぐり終わった後には体を向きを拝殿の方へと変えて、「お邪魔いたしました」という気持ちを込めて一礼をしましょう。

手水舎で身を清める

手水舎は、手や口を清める場所です。
手水舎は、鳥居をくぐったすぐの参道の脇に備えられている神社が多いです。

昔は神社に参拝をする前に、近くの小川や井戸の水で身を清めていました。
時代が下るにつれて、小川で身を清めることが難しくなったことから、神社の境内に作られるようになりました。

手水舎での流れは、以下のようになります。

  • 手水舎に一礼します
  • 右手で柄杓を持ち、水をすくい、左手を清めます
  • 柄杓を左手にもちかえ、右手を清めます
  • 再び右手に柄杓を持ち替えて、左の手のひらに水を溜めます
  • 左手にためた水を、口にふくみ、ゆすいでからそっと吐き出します
  • 左手をもう一度、清めます
  • 柄杓の椀部が上になるように、柄杓を垂直に立てて、水を柄に流して柄を清めます
  • 柄杓を戻し、手水舎に一礼をします

また、水をすくうのは一度だけです。
途中ですくい直すことはマナー違反ですので気を付けましょう。

礼拝を行う

身を清めたら拝殿へと向かい礼拝を行います。
礼拝の流れは、以下のようになります。

  • 拝殿の真ん中を避けて、左右どちらからにずれて立ちます

    鳥居や参道と同じく、真ん中は神様が通る道ですので、真ん中には立たないようにしましょう。

  • 賽銭箱に、お賽銭をいれ、鈴があれば鈴を鳴らします

    お賽銭はそっと入れましょう。
    鈴は、場を清め、神様に自分が来たことを伝えてくれます。

  • 二礼二拍手一礼でお参りをします

    二回お辞儀をし、二回手を打ち鳴らして、祈ります。
    その際、自分の名前や出身地を告げるとよいとされています。
    祈りが終わったら、一回お辞儀をします。

仏閣

仏閣にも、人々は神社と同じように祀られている仏様に対して参拝に訪れます。
ここでは、仏閣参拝の流れについてご紹介します。

山門をくぐる

山門とは、仏閣の正門のことです。
山門の建てられている場所や役目は、神社の鳥居に似ています。

山門は、悟りの場である仏閣の入り口ですので心を落ち着けてから一礼をしてくぐりましょう。
その際、正門のどの場所を通っても問題ありません。
しかし、山門の敷居は踏まずにまたぎましょう。

また、山門には、門の守護神である仁王像が対になって鎮座されてる場合があります。
その場合には、仁王像の双方に手を合わせてから山門をくぐるのが望ましいです。

また帰る時に、山門をくぐった際は、本堂に向けて体の向きを変えて一礼をして、参拝をさせていただいたお礼を伝えましょう。

手水舎で身を清める

山門をくぐると、まず手水舎があります。
もちろん、仏様に対して清らかな心身で参拝するための物です。

手水舎での手と口の清め方は、神社の作法と同じです。
左手・右手・口・左手・柄杓という順番で清めましょう。

常香炉で体を清める

常香炉は、常に線香がくべられ煙が上がっている大きな香炉を指します。
自分でこの常香炉に線香を焚くことも、仏閣によっては可能です。

本堂の手前に置かれている場合が多く、参拝の前にこの立ち上っている煙を浴びます。
この煙は体を清める意味合いがあります。

この常香炉からたなびく線香の煙は、無臭ではなく線香の匂いがあります。
仏門では、生活臭を消して参拝をすることが礼儀とされていますので、手で煙を引き寄せ、しっかりと煙を浴びるようにしましょう。

また、この煙を体の良くないところに浴びると良いとも言われています。

祈念を行う

本堂にたどり着いたら祈念を行います。
祈念は、神社と作法が異なっていますので、気を付けましょう。
また、仏閣では御本尊を拝んで参拝することができます。
祈念の作法は、以下のようになります。

  • お賽銭箱に賽銭を入れます

    本堂前の立ち場所はどこでもかまいません。
    賽銭は、布施であり、お賽銭箱にそっと入れます。
    お布施を受け取っていただくことへの感謝をしながら入れましょう。

  • 鈴があれば鈴を鳴らします

    鈴を鳴らす回数は3回とされています。

  • 両手を合わせます

    両手を合わせるだけで、拍手を打つこと、つまり音を立てることはしません。
    静かに手を合わせ、祈念しましょう。自分の祈念が終わったら、祈りの言葉を唱えます。
    仏閣によって異なりますが、「南無~」と仏閣に表記してある場合が多いので、参考にしましょう。

  • 祈念が終わったら一礼をします

神社・仏閣参拝時の服装マナー

困った人々

神社・仏閣に参拝する時の服装マナーについて、考えたことはありますか?
神社・仏閣共に参拝時の服装に関しては、特に厳しい決まりはありません。

しかし、神社は神様が、仏閣は仏様がいらっしゃる神聖な場所ですので、だらしない格好や露出の多い格好は避けるべきとされています。
また、神社も仏閣も足元が舗装されていないことが多い場所ですので、女性はハイヒールなども避けた方が良いでしょう。

神社では特に不浄や穢れを嫌いますので、殺生を連想させる革製品やファーなども避けた方が良いとされています。
神様や仏様に失礼のないようにと、心がけることが大切です。

神社参拝の服装マナーについては、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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神社と仏閣の参拝についてのまとめ

神社

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、神社と仏閣の参拝方法について詳しく紹介しました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 神社と仏閣は異なる宗教の施設である
  • 神社は神道の神々を祀っている
  • 仏閣は仏教の仏様を祀っている
  • 神社と仏閣の参拝方法で大きく異なるのは、祈願の際、拍手を打つか打たないかである
  • 神社と仏閣の服装マナーは、祀られている神仏に対しての最低限のマナーである

神社と仏閣は、祀っているのが神様か仏様かという違いはありますが、昔から人々は神々も仏様も崇敬し、そのご加護を得ようと参拝してきました。
現在にも受け継がれていますので、ぜひ神社も仏閣も、正しい参拝方法で参拝されてはいかがでしょうか。

終活ねっとでは、神社に関する記事を多数記載しています。
以下の記事では、神社参拝の正しい作法や参拝に適した時間について詳しく紹介しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。

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