レース編みの世界へようこそ ~レース編みの種類~

繊細なレース編みの作品を目にしたことのある方は多いはず。そして一度は編んでみたいと思っている方もいるでしょう。実はレース編みにはさまざまな種類があります。代表的なレース編みの種類についてまとめてみました。

目次

  1. はじめに「レース編み」とは
  2. 手編みレースの種類
  3. レース編みの道具について
  4. レース編みの特徴
  5. おわりに
  6. 終活の専門家に相談してみよう

はじめに「レース編み」とは

レース編み

レース糸で透かし模様などを入れて編むこと、または編んだ作品そのものを「レース編み」と呼びます。レース編みの中には機械で編んだレースと手で編んだレースの2種類がありますが、ここでは手編みレースの代表的なものについて見ていきます。

手編みレースの種類

クロッシェレース

かぎ針またはレース針でレース糸を編んで作るレースです。レース編みの中では最もポピュラーなものと言ってもよいでしょう。
レース編みの多くはかぎ針編みと同じ技法を用いて編みます。一般的には、毛糸とかぎ針を使って編むことを「かぎ針編み」といい、レース糸とレース針で編むことを「レース編み」ということがほとんどです。しかし近ごろは太めのレース糸とかぎ針を使って編むレース編みもあるので、双方の違いはあまり気にしなくてもよいでしょう。

タティングレース

レース糸をシャトルと呼ばれる糸巻きに巻きつけ、手にかけて結び目を作りながら編んでいくレースです。
古くはイタリアやイギリスなどで盛んだった技法のようです。近ごろは日本でも愛好者が増え、書籍や道具を目にすることも多くなりました。

ボビンレース

レース糸をボビンと呼ばれる糸巻きに巻きつけ、型紙の上に固定して手で動かしながら作っていくレースです。
筆者はまだ実際に作品を見たことはありませんが、編み物と言うより織物に近い作り方で、とても緻密な作業の繰り返しで作られていくレースのようです。

クンストレース

正しくは「クンストストリッケンレース」といい、棒針とレース糸を用いて編むレースです。
棒針編みの「かけ目」という技法を用いて透け感を出します。
詳しい歴史についてはわかりませんが、ドイツで生まれた技法です。近ごろは日本でも愛好者が増え、書籍も出版されています。
主な技法は棒針編みとほぼ同じですが、仕上げにはかぎ針を使います。

アイリッシュクロッシェレース

クロッシェレースの技法を用いて立体的に作られたレースを「アイリッシュクロッシェレース」といいます。
中に芯を入れながらモチーフを編んだり、いくつかのモチーフを布の上で組み合わせたりしながら編むのが特徴のようです。

レース編みの道具について

かぎ針・レース針

かぎ針とレース針の大きな違いは「太さ」です。
写真の左側はかぎ針で、2/0号から始まって7/0号まで、数字が大きくなるほど針が太くなります。
逆に右側のレース針は0号から8号まで、数字が大きくなるほど針が細くなるのが特徴です。
レース編みの場合はレース針を使うことがほとんどですが、糸の太さや編む人の手の加減によっては細いかぎ針を使う場合もあります。
写真のようなセットで購入することもできますが、必要な号数から少しずつ揃えてもよいでしょう。

シャトル

タティングレースを編むのに使う糸巻きを「シャトル」といいます。
写真のようにシャトルに巻いた糸を手にかけながらタティングレースを編んでいきます。

ボビン

ボビンレースに使う糸巻きを「ボビン」といいます。
ボビンレースを作るには、ボビンのほかにもピンや型紙などの道具が必要なようです。

棒針(クンスト針)

クンストレースを編むには細い棒針を使います。また、一本のコードの両端に棒針がつき、輪に編むことのできる輪針を使うこともあります。
細い棒針や輪針が「クンスト針」または「クンストレース用」と称して売られていることもありますが、基本的には棒針編みで使うものと大きな違いはありません。

レース糸

レース糸にはさまざまな太さがありますが、細い糸を使うほど編み目が小さくなり、繊細な仕上がりになります。
初めてレース編みをされる方は太めの糸を使うと編みやすいでしょう。
また、レースといえば白というイメージが強いと思いますが、近ごろは色の種類も豊富になっているので、作品の雰囲気や編む人の好みに合わせた色を選ぶと、より楽しく編むことができます。

レース編みの特徴

レース編みの大きな特徴は、仕上げの作業が欠かせないということです。毛糸で編んだ作品は編みっぱなしでよいこともありますが、レース編みは仕上げをすることによってしっかりとした形になります。仕上げの仕方によって作品の美しさが決まるといっても過言ではありません。
仕上げにはアイロンなどを用いる場合もありますが、クロッシェレースやクンストレースの作品は糊付けをすることで美しい形を保つことができます。
レース編みの仕上げは、写真のようにまち針で固定してから糊をつけて自然乾燥させるのが一般的な方法です。

おわりに

レース編み

レース編みの種類について簡単にまとめましたが、いかがでしたか?
繊細なレース編みの世界についてもっと知りたくなったのではないでしょうか。
レース編みに興味を持たれた方は、ぜひ書籍やインターネットで調べたり、お近くの手芸店などで尋ねたりしてみてくださいね。

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