年賀状は手書きで出すべき?年賀状のメリット・デメリットを紹介!

年賀状は手書きで出すべき?年賀状のメリット・デメリットを紹介!

正月の楽しみと言えば、年賀状ですよね。昔ながらのハガキでやりとりする派、メールで済ませてしまう派と、最近では両方いるようです。それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?年賀状について皆さんも一度きちんと考えてみませんか?

最終更新日: 2020年12月11日

年賀状のメリットについて

年賀状

年賀状は正月の風物詩として昔から私たち日本人に親しまれてきました。
しかし、忙しい年の暮れに年賀状を何枚も用意するのは大変です。
職場の先輩全員に手書きの年賀状を送るべきなのか、付き合い程度の取引先にも出すべきなのか、迷うこともありますよね。

そこで、今回「終活ねっと」では、手書きの年賀状と年賀状メールのメリット・デメリットを紹介します。

  • 年賀状の種類

  • 年賀状を出すことのメリット

  • 良いことばかりではない?年賀状のデメリット

  • 年賀状の始まりはいつ?

年賀状のメリット・デメリットについてしっかり考えて、より良い年を迎える準備をしましょう。

年賀状ははがきだけではない?

困った人々

ひと昔前では考えられないことかもしれませんが、最近では年賀状をハガキではなく、メールで送る人も増えています。
「失礼にあたるのでは」と思う方もおられると思いますが、送る相手によってはメールの方が互いにメリットが大きい場合もあるようです。

手書きハガキを送る

やはり、昔ながらのハガキが一番丁寧で無難であるのは否めません。
最近では住所や「謹賀新年」などの文字は印刷で済ませ、相手に合わせたメッセージのみ、手書きで添えることもできるので、ハガキといえども昔に比べたらだいぶ楽に書くこともできるようになりました。

メールで送る

しかしながら、やはりメールなどの普段から使っている連絡手段で年賀状をだすのが一番簡単に済ませることができます
ごく親しい友人同士であれば、SNSのチャットやグループトークで一言ずつ交わしてお終い、という人もいるでしょう。

年賀状を出すことのメリット

年賀状

年賀状をハガキで出すメリット、メールで出すメリットをまとめてみました。

ハガキでのメリット

まず、ハガキで出すメリットです。
キーワードは特別感や温かみです。

SNSにない特別感がある

最近では手紙を出すことも減り、ハガキを出すといったら年賀状くらい、という人も多いのではないでしょうか。
そんなSNS全盛時代だからこそ、あえてハガキを送るとなれば、受け取る側に対して他の連絡手段には無い特別感を出すことができます。

毎年年賀状を送り続ける「筆まめ」な人、「律儀で義理堅い」人という印象を感じます。

お年玉付きハガキがある

郵便局が発行する年賀状を受け取ると、それほど期待していなくてもついつい見てしまうのがお年玉が当たる懸賞番号ですよね。

2019年版はなんと、1等が前年と比べて3倍の30万円に増額され、加えて特別賞として東京2020年大会応援賞と銘打ったオリンピックへの招待券が当たるというのですから、これは嬉しいメリットと言って良いでしょう。

最近ではこのハガキのお年玉システムを真似したのであろう、一対一のチャットで相手に送るとお年玉が当たる「お年玉付きスタンプ」というのが一部SNSで流行しています。
お年玉という響きが、私たち日本人にとっていかに魅力的かを物語っています。

手書きに温かみを感じる

メールの文字と手書きの文字の最大の違い。
それは文字に「筆跡」があるか無いかです。

確かにパソコンやスマホ上の文字は誰が書いても綺麗に整っていて、受け取る側もこの上なく読みやすいものです。
しかし、そこには手書きならではの「温かみ」「味」というものが無く、手書きのハガキを推す人にとって最も重要なポイントであることは間違いなさそうです。

古来、日本人は文字のことを「手(て)」と読んでいました。
手書きの文字を書く人の手のなしたるもの、すなわちその人の個性そのものとして、手書きの文字を愛でたのです。

手書き文字の温かみ、これは年賀状をハガキで出すことの大きなメリットと言えるでしょう。

メールでのメリット

一方でメールで年賀状を出すことのメリットはなんでしょう。
キーワードは簡便性です。

ハガキを買うより安い

年賀状用にハガキを改めて購入するより、普段から使っているメールの基本料金内で済ませる方が安いです。
それにハガキだけでなく、きれいに体裁を整えようとすれば写真素材にお金をかけてしまったり、改めてペン(凝った人なら筆ペン)を用意したりと、意外とお金がかかるものです。

手間と時間がかからない

メールであれば1分もあれば文面を作成できますし、定型文をあらかじめ用意しておけばコピー&ペーストで楽々文面も作成できます。

究極は一斉送信で一気に済ませてしまうというもの。
BCC(一斉送信時に、他の送り先がわからないように送る方法)を使って一斉送信であることを分からないようにすれば、スマートに新年のご挨拶を済ませることができます。

住所が分からなくてもラインで送れる

ハガキを送る際に意外と面倒なのが、送り先の住所を把握しておくことです。
昔と比べて人の移動がスムーズになった今、住所がコロコロと変わる知り合いへの年賀状の送り先をいちいち聞くのも大変です。

そもそも、住所変更をお知らせするのに使うのがメールやSNSなのですから、「年賀状送りたいから住所教えてください」という連絡自体がどんどん減っていくのもうなずけます。

ウェブサイトで導入できる

今日ではきれいな体裁の年賀状がウェブ上で公開されており、中には無料とは思えないような可愛らしいデザインのものも簡単に利用することができます。

もちろんそれらをハガキに印刷して投函することもできますが、メールやSNSで送る専用のサービス・アプリなどもどんどん登場し、ハガキのデザイン性とオンライン上での簡単さとの「良いとこ取り」をする人もいるようです。

年賀状を出すことのデメリット

困った人々

一方、ハガキで出す年賀状、メールやSNSで出す年賀状のそれぞれのデメリットはどのようなものでしょう?

基本的には、ハガキのデメリットはメールのメリットの反対、その逆も然りと言って良いですが、意外と見落とされがちなのが「こちらの年賀状の出し方に相手を合わせることになる」ということです。

ハガキでのデメリット

昔ながらのハガキのデメリットはなんでしょう?
「丁寧にご挨拶できるのだから、ハガキが一番」と思っている方こそ、きちんとハガキのデメリットを見直しましょう。

手間や時間がかかってしまう

言うまでもなく、メールやSNSと比べてハガキで出す年賀状は時間と手間を要します

仮に住所から裏面の文面まで全て手書きで書くとして、一枚あたり急いで書いて15分で済ませるとしても、50枚書けばその時間は750分もかかります。
時間に直せば12.5時間、1日中根を詰めて書いたとしても、とても書ききれないでしょう。

また見逃されがちなのが、こちらがハガキで出せば、相手にも同じ手間を要求することになりかねない、ということです。

例えば、あなたが会社の管理職として働いているとして、部下全員に毎年ハガキで年賀状を送っていたら部下はどう思うでしょうか?
「〇〇さんから今年も年賀状がくるから、自分もきちんとハガキでお返ししなくては」となります。

もちろんそれが全部が全部悪いという訳ではありません。
しかし、もしかしたら本音では「メールで済ませられれば楽なのにな」と部下は思っているかもしれません。

職場や人間関係の数だけ、良いやりとりの仕方はありますから、一度さりげなく本音を聞いてみるのも手かもしれません。

お金もかかってしまう

無料、もしくは基本料金以上のお金はかけずにメールのやりとりをしている人がほとんどだと思います。
一方でハガキは書けば書くだけ、その分のお金が必要となります。
その上、ハガキの値段は消費税増税とともに年々上昇しています。

消費増税の影響で「2円」上がったほか、2019年の年賀状はそれまでより10円高い、「62円」で販売されています。

正月ごとに100枚書いているとしたら、ハガキ代だけで6,200円になります。
以前と比べると、1,000円以上値上がりしている計算です。

管理で場所を取ってしまう

歳を重ねれば重ねるほど様々な楽しみを覚え、知り合いも増えて交流は広がります。
ハガキでの年賀状のやりとりも楽しいものですが、後に残るのは過去の年賀状の山です。

思い入れの深い人とのやりとりや思い出の詰まったハガキは捨てづらいですし、「子供たちも独り立ちしたから、夫婦二人用の小さな家に引っ越そうかしら」などと考え始めると、余計にハガキの処分に困ってしまいます。

その点メールは残して置きたければデータとして保存し、外付けハードディスクやクラウド上にバックアップを取っておけば思い出もバッチリ残せます。
年賀状をハガキで送るべきかメールで送るべきか、また処分の仕方など年賀状を巡る悩みは尽きないものです。

「終活ねっと」では処分に困る年賀状について、処分すべきか否か、処分するとしたらどうすれば良いのかを記事でまとめておりますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

メールでのデメリット

ハガキのメリットが「温かみ」「丁寧さ」だとすれば、メールのデメリットはその裏返しとともに言えます。
大切なお知り合いに悪く思われないよう、メールで年賀状を出して良いものか、きちんと検討しましょう。

簡単に済ませた感じに思われてしまう

読んで字の如し、メールは簡単に送ることができるので「今年から年賀状をメールで送りつけるとは無礼な人だ」と、これは極端な場合ですが、そう思われてしまいます。

事前にお相手の年賀状についての考え方がわかれば良いのですが、それがわからないまま簡単に済ませてしまっては要らぬトラブルを起こすかもしれません。

また最近では、SNS上で「来年から年賀状をSNS、メールにて失礼させいただきます」という趣旨の投稿を載せた上で、「年賀状はメール・SNS派」に鞍替えする人も増えています。
普段からSNS上のやりとりを盛んに行なっているようであれば、それも1つの手かもしれませんね。

事務的な感じにとらわれやすい

ハガキの年賀状は特別な郵便として元日の一番最初の便で各家庭に届けられます。

しかし、メールで年賀状を送れば相手の受信ボックスの中で、仕事のメールや会員登録している通販サイトの広告メール、場合によっては得体の知れないスパムメールの隣に収まっているかもしれません。

送られた相手も、「〇〇さんからの年賀状に返信する」というより「大量に送られてきたメールを処理する」という気分で返信をしているかもしれません。

いずれにしても、メールというのは普段は仕事の事務連絡に使っている人が多いでしょうから、年賀状といえどもどうしても味気ないものになってしまいがちです。

年賀状の意味や由来を紹介

新年

年賀状はそもそもいつどのようにして始まったのでしょう?

現存する最古の年賀状といわれているのが、平安時代の貴族で教養人といわれる、藤原明衡が書いたとされるもの。
年始の挨拶回りを家庭毎に行う風習もこの頃からあったようです。

時代が江戸まで下ると都市部の人口の増加、商業の発展などもあって付き合いのある全ての家庭にご挨拶に伺う、というのが難しくなり現在でいう郵便受けのようなものを店先などに備えて、親戚以外の家への挨拶を書状で済ませるという簡易スタイルが広まったとのこと。

そして明治には、年始のご挨拶を「元日」の消印で届けるために大晦日に大量の年賀状のハガキを投函する人が増えます。

さらに昭和に入ると、職員の負担を減らすため、「特別郵便」ということで年始に届けるハガキを年末から広く受け付けるようになりました。
ここでようやく現在のスタイルの年賀状に落ち着きます。

こうして見てみると、実は現在の年賀状も、実際に足を運んでの年始の挨拶回りから始まって、簡略化に簡略化を経て現在の形に落ち着いていることがわかります。
そしてその原動力となったのは、人口の増加と、人と人との付き合いの変化でした。

メリット・デメリットはもちろんありますが、年賀状がメールやSNS上での挨拶にまで「簡略化」されるのにも、そういった事情が絡んでいることは間違いないでしょう。

「終活ねっと」では年賀状の意味と由来について、もう少し詳しくまとめています。
ぜひそちらもお読みになってから、来年の年賀状に備えましょう。

年賀状のメリットまとめ

年賀状

今回は年賀状をハガキで出す場合とメールで出す場合のメリット・デメリットを列挙して紹介してみました。
内容をまとめると以下のようになります。

  • 年賀状を出す手段には、ハガキだけでなくメールやSNSなどのWEBサービスがある。

  • ハガキ出す年賀状には、ハガキならではの温かみや特別感がある。

  • 年賀状をメールで済ませることができれば、手間や時間が大幅に減らせる。

  • ハガキで出す年賀状は、手間と負担を出し手と受け手の双方に強いる。

  • メールで年賀状を済ませると、事務なものとして受け取られる危険性がある。

  • 年賀状は平安時代の年始の挨拶回りから始まり、時代を経て現在の形に落ち着いた。

繰り返しますが、人の数だけ付き合いの形があるわけですから、ハガキとメール、どちらが間違っているという訳でもありません。

手紙というのは受け取る側の思いを持って完結するものです。
大切なのは、双方の関係性と、何より相手を思いやる気持ちではないでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

関連する記事

こんな記事も読まれています

よく読まれている記事一覧

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

関連する記事