神社と神宮の違いって?大社や八幡宮の違いのポイントまでご紹介!

神社と神宮の違いって?大社や八幡宮の違いのポイントまでご紹介!

正月の初詣や七五三などでよく訪れる方も多い神社。一方で神社と神宮の違いは何?と聞かれると分からない方も多いと思います。神社と神宮には実は明確な違いがあります。今回はそんな神社と神宮の具体的な違いを大社や八幡宮の違いと共に紹介します。

最終更新日: 2018年12月23日

神社と神宮の違いに関して

神社

神社は一般的に広まっている仏教を信仰している建築物と認識されています。
しかし神社と神宮の違いはあるのか、疑問に感じた方は非常に多いのではないでしょうか?

今回「終活ねっと」では神社と神宮の違いを具体的に歴史を交えて解説し、何故呼び方がそれぞれ違うのかにも迫りながら、以下の手順で説明していきます。

  • 神社・神宮・大社・八幡宮はそれぞれ何が違うのか?

  • ここを理解すれば違いが分かる!

  • 八幡・稲荷・天神・天満宮の違いは一体何?

  • お寺の呼び方は?

以上の疑問に沿って解説していきます。
神社の違いについて分からなくなった方はぜひ最後までご覧いただき、理解して頂ければ幸いです。

神社・神宮・大社・八幡宮の違い

神社

神社や神宮は正月の初詣や七五三で利用される事が非常に多いです。
しかし、神社や神宮、大社、八幡宮の違いを明確に分かる方は少ないと思います。
ではどのような違いがあって分類されているのでしょうか。

ここでは、神社と神宮の歴史や起源、大社と八幡宮の違いも解説していきます。

神社

主に神社は「多神教」と呼ばれる複数の神様を信仰の対象として祀っている建築物です。
多神教は多種多様な神様を祀り、信仰するものです。
祀られる神様は動物や歴史上に実在していた人物など様々です。

多くの神社は大社や神宮などの大きな所から著名な神様を招き入れ、祀っているものがほとんどです。
祀られる神様は目視で確認が出来ないものが対象になります。

他には建築物の領域内に鳥居があるか無いかです。
鳥居がある理由は、神様の為なのです。
よくテレビで鳥居の前で一礼するシーンが流れてくることがあります。
これは「今からお参りさせて頂きます」という気持ちを伝えるためでもあります。

鳥居で一礼する訳は鳥居から神社の領域は神様だけが立ち入れる空間だと考えられてるからです。
神様の住む世界は人と違うので、お互いが程よい距離感を持って共存する事を願い鳥居が建てられました。

神社に墓地が無いのも見分けるポイントです。
神域と考えられている神社には「死」を持ち込むことはタブーとされています。
なので、神社内で葬儀が行われる事はありません。

神宮

神宮天皇やその天皇の祖先をまつっている施設です。
日本国内の神話における国内平和、繁盛をもたらした人物(天照大御神など)がまつられている所も該当します。

神宮は神社よりも格式が高いものを言います。
これに該当しているのは鹿島神宮や伊勢神宮などです。
ちなみに「神宮」は一般的に伊勢神宮の事を指します。

神宮は天皇家と関わりが深く古くからある神社です。
第二次世界大戦前までは天皇からの許可が無いと神宮の称号を貰えませんでした。

神宮の中には神社本庁という民間の宗教法人の傘下にいる物もあります。
傘下に入り、神宮の社号を得ている所もあります。
現代では特に宗教法人の傘下に入らずとも「神宮」を名乗る事は可能になっています。

大社

大社は、神社の中でも施設の大きさが巨大で、神社番付において格式が最も高いと認識された物を言います。
出雲大社が代表的な例です。
出雲大社は大社の称号を与えられた数少ない神社であり、国づくりに貢献したオオクニノヌシノオオカミをまつっています。

オオクニノヌシノオオカミはだいこくさまの愛称で親しまれています。
七福神の大黒天とよく混同されがちですが、全くの別物であると言われています。

その大まかな理由はオオクニヌシノオオカミの大国と大黒の響きが似ている事です。
響きが似ている事が、異国からやって来た仏教と日本古来からある神を信仰する考えが融合したため、混同されるようになったと言われています。

八幡宮

八幡宮は、主に八幡神をまつっている神社で日本全国に存在しています。
八幡神を信仰する考えを八幡信仰と言います。
この八幡信仰は日本国内で大きく広まった神社信仰とされており、起源は色々な説があります。
一説には異国から伝来した仏教文化と日本古来の神道をかけ合わせたものとも言われています。

八幡神は応神天皇の事を指し、八幡さまの愛称で親しまれています。
応神天皇は弓の神様と知られ、昔から武士を中心に崇拝されてきました。
生前の功績として、日本にはない習慣などを他国から取り寄せて国の発展に貢献しました。

八幡宮の始まりは宇佐神宮と言われています。
その次に石清水八幡宮に八幡神を清和天皇が分霊しました。
時を経て源頼朝が鶴岡八幡宮に分祇した事により、八幡宮は日本国内に広がっていきました。

名称の違いを理解するポイント・流れ

困った人々

前述では歴史や信仰している物を交えながら解説しましたが、ここでは神社・神宮・大社・八幡宮を区別するポイントを述べていきます。

  • 神宮と神社を区別する

    天皇やその祖先、主に日本の神話に出てくる人物をまつっているところが神宮です。
    これに当てはまらないものが神社となります。
    神宮のほうが神社よりも格式は上になります。

  • 大社と八幡宮を区別する

    大社はすべての神社の中でも特別格式が高く、巨大な神社です。
    主に出雲大社と関わりがある神社に称号が付与されています。
    その中でも出雲大社は昔から縁結びなどのご利益があるとされ、民の信頼は厚いものでした。

    戦後改革で他の神社も大社を名乗る事が出来るようになりました。
    出雲大社はオオクニノヌシノオオカミをまつっています。
    オオクニノヌシノオオカミは国づくりに尽力した人物として神話で著名な神です。

    一方で八幡宮は弓の神をまつっているため、信仰していたのは源氏などの武士が多かったようです。
    国内に存在する数も八幡宮が圧倒的に多いです。
    大社は全国でも数えるほどしかありません。

  • 神宮と大社を区別する

    格式の高さ、施設の大きさで大社が上になります。
    神宮と大社はどちらも数えるほどしかありませんが、違いは戦後改革によってそれぞれ社号を名乗っているか否かという事です。

    神宮の場合は第二次世界大戦前の国が宗教を管理していた時代に国によって分類された
    名残がほとんどの為、自ら名乗るのは無いです。

    大社は明治時代の改革までは出雲大社と熊野大社が分類されていました。
    改革以降から戦後のGHQが改革するまでは出雲大社のみが大社の社号を与えられていました。

    戦後のGHQの改革により、自由に社号を名乗る事が出来るようになったので出雲大社以外に大社を自ら名乗る神社が一気に増えました。

補足:八幡・稲荷・天神・天満宮の違い

神社

ここでは八幡・稲荷・天神・天満宮の違いについて簡易的に説明していきます。

八幡

八幡応神天皇の事を言います。
応神天皇は、実際にいたとされる天皇という役職に初めて就いた人物です。
応神天皇は、別名がホンダワケノミコトで文武に長けた神であります。

ご利益は災いや戦を鎮め、国を平和にする事があります。
また一家全員が幸せが訪れる、仕事での出世や受験などの勝負時にご利益を受けられます。
他にも子宝に恵まれたり、病気や事故などを祓って貰えます。

稲荷

稲荷は、お米など穀物の神様とされるウカノミタマノカミをまつった神社です。
ウカノミタマノカミは「お稲荷さん」の愛称で親しまれています。
ご利益はお米などの穀物がたくさん採れるようになる、芸事が上手くなるなどがあります。

天神

菅原道真を指します。
天神は菅原道真が死後に名を授かった天魔大自在天神の略称でもあります。
学問、受験の神様として広く知られています。
ご利益は芸事や学びにおいての進歩が望めるものがあります。

天満宮

天満宮は、菅原道真がまつってある神社です。
実は天神の別の呼び方でもあります。
その為、違いはありません。
日本国内に数多く存在し、代表的なところは太宰府天満宮と北野天満宮です。

お寺にも呼び方の違いはあるの?

困った人々

お寺の呼び方の違いとして「寺」「寺院」「仏閣」があります。
共通している意味は仏像があり、寺自身の信仰に基づいて行われる儀式が出来る施設で僧や尼が住んでいる施設です。
「寺院」と「仏閣」は「寺」と呼び方以外に明確な違いは無いと一般的に言われています。

神社と寺の違いについては、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

神社と神宮の違いに関してまとめ

神社

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では神社と神宮の違いについて解説をしてきました。
もう一度確認しておきましょう。

  • 神社は多種多様な神をまつった施設であり、その対象は動物や歴史上の人物など様々。

  • 神社は神宮よりも格は下になる。

  • 神宮は皇室と深いかかわりを持ち、主に天皇やその祖先をまつった施設。

  • 大社は戦後改革によって自由に名乗る事も出来るが、全国的に見てもその数は少なく神社の中でも特別格が高いもの。

  • 八幡宮は主に源氏など武士に信仰があった神社で全国各地に点在する。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「終活ねっと」では今回の記事以外にも、神社について詳しく解説した記事を掲載しています。
神社に参拝する際の服装について詳しく知りたい方はぜひこちらもあわせてご覧ください。

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