年賀状の正しい宛名の書き方は?書く時の注意点やマナーも紹介!

年賀状の正しい宛名の書き方は?書く時の注意点やマナーも紹介!

初めて年賀状を出す場合や結婚して姓が変わった場合など、年賀状の宛名の書き方に困ったことはないでしょうか。年賀状の宛名の書き方にはルールやマナーがあります。今回終活ねっとでは、年賀状の宛名の正しい書き方についてご説明します。

最終更新日: 2020年12月14日

年賀状の宛名の書き方について

年賀状

パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器が普及している現代では、新年の挨拶をメールなどで送る人が増えています。
しかし、手にとって見ることができる年賀状を利用される方もたくさんいると思います。

初めて年賀状を出す場合や結婚して姓が変わった場合など、年賀状の宛名の書き方に困ったことはないでしょうか。

年賀状の宛名の書き方にはルールやマナーがあります。
上司や目上の方への年賀状を出す場合などに備えて、年賀状の正しい宛名の書き方を知っておくと安心です。

今回「終活ねっと」では、年賀状の宛名の正しい書き方についてご説明します。

  • 年賀状の正しい宛名の書き方って?

  • 年賀状の宛名を書く際の注意点は?

  • 年賀状の宛名を書く際にマナーはあるの?

以上の項目を中心に解説していきます。
便利なツールもご説明しますので、ぜひ最後までお読みいただき、年賀状の宛名を書く際の参考になさってください。

年賀状の正しい宛名の書き方を紹介

年賀状

年賀状の宛名を書く際に、次のような疑問を抱いた方もいらっしゃると思います。
住所が長い場合はどのように書けばいいの?
相手が複数の場合はどうしたらいい?

年賀状の宛名の書き方にはいくつかのルールがあります。

正しくない宛名の書き方で上司や目上の方に年賀状を送ってしまうと失礼にあたり良くない印象を与えてしまうかもしれません。
そのようなことを避けるためにも正しい宛名の書き方は知っておきたいものです。

ここでは、宛名の住所・敬称・氏名の書き方についてご説明します。
差出人の住所・氏名の書き方についても記載しますので、年賀状を書く際の参考になさってください。

住所の書き方

まず、年賀状の表面に書く送付先の住所の書き方についてご説明します。

住所は二行以内に収めましょう

送付先の住所は、年賀はがきの右上にある郵便番号を書く赤字枠の右端に合わせて、宛名よりも少し上の位置から書くとバランスよく見えます。

長い住所の場合でも、文字の大きさを工夫して二行以内で書くと美しい年賀状になります。

都市名から住所を書き始めることは間違いではありませんが、正式には都道府県名も含めてすべて書きます。

建物の名称を書く場合(ビル・マンション)

仕事の上司や目上の方などマナーに特に気を遣って年賀状を出す場合は、建物の名称や部屋番号も省略せずに書くとよいでしょう。

建物の名称を書く場合は、一行目に都道府県から番地までを書き改行して二行目に一文字下げた位置から建物の名称を書きます。

敬称や肩書き役職などの書き方

個人宛に年賀状を送る場合の宛名の敬称は、氏名の後に一文字あけて「様」を書きます。
親しい友人の子供などに送る場合は、小学校低学年までは「くん」や「ちゃん」を使っても構いませんが、より年齢が大きい場合や迷う場合は「様」を使うとよいでしょう。

学校の恩師やお世話になっている病院の先生などに年賀状を送る場合は、「様」の代わりに「先生」を用いても構いません。

よく迷うのが、会社関連の年賀状の宛名の敬称です。
一般的には、会社関連の年賀状は社員が個々に管理できるようにしている企業が多いため、個人宛に送ります。

会社の部署全体に年賀状を送る場合は、会社名や部署名の後に一文字あけて「御中」を書きます。
担当者など個人に送る場合の敬称は、会社名・部署名・肩書きの後に、通常と同じように氏名の後に「様」を使います。

会社名を書くときは、(株)や(有)の略称を使わず株式会社や有限会社と書きます。

「御中」と「様」は重ねて使いませんので、「様」を用いた場合は部署名の後に「御中」を付けないようにしましょう。
また、「部長」など肩書き・敬称という使い方はしないため、肩書きを使う場合の宛名は肩書き・氏名・敬称で書きます。

以下に、表で敬称をまとめますので参考になさってください。

宛先 敬称 備考
家族 小学校低学年の子供には「くん」「ちゃん」も使用可能
友人 小学校低学年の子供には「くん」「ちゃん」も使用可能
知人
教職者・医者など 様または先生
会社の個人 肩書きは部署名の後、氏名の上に書く
会社・団体 御中

氏名の書き方

次に、宛先の要である氏名の書き方についてご説明します。
誤った氏名を書くことは親しい間柄であっても大変失礼なことになりますので、必ず正しい氏名を書くようにしましょう。

相手の名前は中心に大きく書く

年賀状の宛先の氏名は、住所よりも少し大きめの字で年賀はがきの中心になるように書きます。
氏名の文字の大きさがよくわからない場合、1名分の宛名を書くときは郵便番号の赤枠の左3つ分程度を1文字の大きさの目安にするとよいでしょう。

宛名の位置については、郵便番号の赤枠の左から2つ目がほぼ年賀ハガキの中心にあたりますので目安にしてください。
氏名の下は一文字あけて「様」を付けましょう。

気をつけたいのが結婚などで姓が変わった場合の氏名の書き方です。
年賀状の宛名には、新しい名字で氏名を書き旧姓は使いません。
ご実家に年賀状を出す場合も新しい名字の氏名を書き、住所に旧姓の名字を「田中様方」のように書くとよいでしょう。

宛名が連名の場合

家族や会社宛などで複数の個人に1枚の年賀状を送るときは、宛名をどのように書けばよいのでしょうか。

宛名が複数の場合は、複数名分の氏名を書きその下にそれぞれ「様」を書きます。
氏名を複数書き1つだけ「様」を付けることは誤りですので、「様」は氏名の数だけ書くように注意しましょう。

相手がご夫婦やご家族などで「名字・家」でまとめられる場合は、相手の名字の後に「家御一同様」と書くことができます。
例えば、小林というご家族に年賀状を書く場合は宛名を「小林家御一同様」と書くことが可能です。

また、ご夫婦の奥様の名前がわからない場合は、ご主人の氏名と敬称を書いた隣に「奥様」と書くだけでも構いません。

会社関連では、誰が受け取っていいのかわからなくなってしまうので基本的に連名は使いませんが、商店などお店の方々に年賀状を送るなどの場合は「スタッフ一同様」と書くことができます。

差出人の住所や氏名の書き方

市販のほとんどの年賀はがきの表面の左下の方には、差出人の住所や氏名を書くスペースが用意されています。

一般的には、差出人の住所や氏名は年賀はがきの表面に書きます。
しかし、引越しで住所が変更になることを知らせたい場合など住所を強調したいときは、挨拶とともに裏面に差出人の住所や氏名を書いても問題はありません。

年賀はがきの表面に書く場合も裏面に書く場合も、差出人の住所や氏名は省略せずすべて書くようにしましょう。

差出人の住所や氏名を表面に書くときは、年賀はがきの左下に用意されている差出人用の郵便番号枠に収まるように書くときれいに見えます。

新しい家族が増えた場合は、名前にふりがなを付けるとより丁寧で親切な印象を与えることができます。

年賀状の宛名を書く際の注意点

年賀状

もともと日本語は縦書きですので、古くから年賀状は縦書きが一般的で正式とされています。
近年は、国際化の影響で挨拶を縦書きではなく英語の横書きで書く場合も多くなっています。

決まりはありませんが、裏面を横書きでデザインした場合は表面も横書きにした方が統一感があり見やすいでしょう。

縦書き・横書きで年賀状の宛名を書く場合の注意点をご説明します。

縦書きの場合

年賀状の宛名を縦書きにする場合は、住所の番地などの数字は漢数字で書くようにしましょう。
会社の上司や目上の方への年賀状の宛名は、失礼がないように縦書きにしましょう。

横書きの場合

年賀状の宛名を横書きにする場合は、数字の表記にはアラビア数字を使いましょう。

宛名を書き間違えた場合

年賀状の宛名を書き間違えてしまった場合は、新しい年賀はがきで書き直しましょう。
間違えた箇所を消したり修正したりすることは失礼になりますので絶対にしないでください。

書き損じた年賀はがきは、郵便局で手数料を払うと新しい年賀はがきに交換してもらうことができます。

年賀状の宛名を書く際のマナー

年賀状

年賀状の宛名を書く際のマナーについてご説明します。

宛名を手書きで書く場合

近年では、パソコンの普及とともに年賀状の裏面も印刷のものが多く見られます。
しかし、宛名は手書きで書くと温かみが伝わるのでおすすめです。

宛名は黒字か青字で書き、赤色は失礼にあたるため絶対に使わないでください。
自身の手の汚れで年賀はがきを汚してしまうのを防ぐため、手書きのときは左から書いていくとよいでしょう。

バランス良く書きましょう

宛名を手書きで書く場合は、住所と氏名のバランスを考えて書くとよいでしょう。
ひらがなよりも漢字を大きく書くと全体のバランスがよくなるので意識してみてください。

筆ペンなどを使用すると好印象

宛名を書くのには毛筆や万年筆が使われていましたが、ボールペンで書いても構いません。
市販の筆ペンを使うのも筆感が表現できてよいですが、弔事に使う薄墨ペンは使わないようにしましょう。

また、宛名書きには消えてしまうことを考慮して鉛筆を使用しません。

アルファベットを使用する場合

建物の名前など宛先の住所にアルファベットが使われている場合があります。
宛名が縦書きの際も、アルファベットを使用してもよいのでしょうか。

アルファベットをカタカナに直して書く手もありますが、宛名が縦書きの場合でもアルファベットを使用しても問題ありません。
宛名が縦書きの場合には、アルファベットも縦書きで全角を意識して書くとバランスがよくなります。

年賀状の宛名書きもwordで簡単に

年賀状

年賀状の宛名書きがパソコンを使って便利に印刷できることをご説明します。

宛名印刷はワープロソフトでできる

一般家庭でも使われているwindowsやmacなどのパソコンに入っているMicrosoft word(ワード)などワープロソフトとepson(エプソン)などのプリンターを使えば、簡単に宛名印刷をすることができます。

宛名印刷ができるソフトウェアには、筆まめのような有料ソフトの他に無料でダウンロードして使えるフリーソフトもあります。

お手持ちのプリンターがない場合は、コンビニでも印刷できるサービスがあります。
パソコンとプリンターによる宛名印刷は、毎年同じ宛先に年賀状を送る場合などに便利です。

年賀状の宛名印刷の手順

Microsoft word(以下ワードと言います)で年賀状の宛名印刷を行う手順をご説明します。
宛名に使う住所録は、あらかじめMicrosoft excel(以下エクセルと言います)で作っておきます。

  • パソコンでワードを起動し「差し込み文書」タブをクリックします。

  • 「作成」グループの「はがき印刷」をクリックしてドロップダウンメニューから[宛名面の作成]を選びます。

  • 「はがき宛名印刷ウィザード」画面が表示されるので、[次へ]をクリックします。

  • はがきの種類を選択する画面が表示されるので、[年賀/暑中見舞い(Y)]を選んで[次へ]をクリックします。

  • はがきの様式を選択する画面が表示されるので、[縦書き(V)」または[横書き(H)」を選んで[次へ]をクリックします。

  • 宛名の書式を選択する画面が表示されるので、フォントなどを選び[次へ]をクリックします。

  • 差出人の住所を入力する画面が表示されるので、差出人の住所を入力し[次へ]をクリックします。

  • 差込み印刷を指定する画面が表示されるので、[既存の住所録ファイル(L)]と敬称をどうするかを選んで[次へ]をクリックします。

  • 設定終了の画面が表示されるので、[完了]をクリックします。

  • 「テーブルの選択」画面が表示されるので、エクセルの住所が入力されたシート名を選んで[OK]をクリックします。

  • 年賀状のプレビュー画面が表示されるので、住所録が反映されているかを確認し必要であればレイアウトを修正します。

  • プリンターの電源を入れ年賀状をセットします。

  • パソコンのワード画面で、「はがき宛名面印刷」タブをクリックして「印刷」グループにある「表示中のはがきを印刷」をクリックします。

  • 「印刷」画面が表示されるので、「プリンター名」欄に印刷を行うプリンターの名前が表示されていることを確認し[OK]をクリックして印刷します。

おすすめのフォント

パソコンとプリンターで宛名を印刷する場合、宛名のフォントによって印象が変わります。

フォントには、美しく上品な印象の明朝体やシンプルではっきりしていて読みやすいゴシック体などが一般的な文章ではよく使われています。

年賀状の宛名におすすめのフォントは、毛筆のように和のイメージ感が出しやすい筆書体です。

最近は、年賀状をアプリで作れる

年賀状

最近では、スマートフォンやiPhoneなどのスマホアプリでも年賀状を作ることができます。
簡単に年賀状を作れるアプリをご紹介します。

  • 「宛名プリント」は面倒な宛名書きと印刷できる無料アプリ

  • 「Brother はがき・年賀状プリント」はBrother制プリンタと相性のいい無料アプリ

  • 「スマホで年賀状2018」は日本郵便局と連携した配送まで行える無料アプリ

  • 「はがきデザインキット」はコンビニ印刷可能でウェブ版もある無料アプリ

年賀状の宛名の書き方まとめ

年賀状

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、年賀状の正しい宛名の書き方ついて以下のことをご説明してきました。

  • 年賀状の宛先の住所は都道府県を含め正しく宛名は大きく中心に正しい敬称を用いて書く

  • 年賀状の住所を縦書きで書く場合は数字を漢数字で書く

  • 縦書きで年賀状の宛先を書く場合はアルファベット文字も縦書きで書くなどのマナーがある

年賀状の宛先の住所は都道府県から書く宛名は敬称を正しく用いて大きめの文字で書くのが正しい書き方であることがわかりましたね。

正しい敬称の使い方や連名の場合の書き方もわかりました。

原則、年賀状の宛名は縦書きで書くもので、縦書きの場合の数字は漢数字で表記しアルファベットは縦書きで書くことがマナーです。

最近では、パソコンだけでなくモバイルのアプリでも年賀状を作ることができます。
しかし、印字の宛名よりも手書きの宛名の方がより丁寧で温かい印象を相手に与えます。

年賀状は新しい年のご多幸を願って送る一年に一度の大切な挨拶状ですので、ぜひ宛名を書く際の参考になさってください。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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