墓じまいとは一体何のこと?墓じまいの流れや必要な費用について紹介

将来お墓を守ってくれるという方がいなくて困っていませんか?そこでおすすめなのが墓じまいや改葬という選択肢です。ただ、墓じまいや改葬とはどのようなものかがわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、墓じまいや改葬とはどのようなものかを徹底解説していきます。

目次

  1. 墓じまいって一体何?
  2. 墓じまいとは?
  3. 墓じまいの流れ
  4. 墓じまいにかかる費用
  5. 墓じまいの手続きの代行を依頼できる
  6. 墓じまい後の遺骨の供養方法とは
  7. 墓じまいで生じるトラブル
  8. 墓じまいをする際の注意点
  9. 墓じまいって一体何まとめ

墓じまいって一体何?

お墓

一昔前までであれば、ご先祖様の時代から代々続いてきたお墓を家の長男が継いで守っていくということは、常識とされていました。
しかし、少子高齢化や核家族化といった社会的な変化によって、長男が代々お墓を守るべきという常識が成り立たなくなってきています。

それどころか、将来的にお墓を継いでくれる若い人さえもいないという問題や、高齢で守っていくことができないという問題に直面して困り果てているご家庭も増えているのが現状です。
もしもお墓を守っていく方がいない場合は、お墓が荒れ果てるだけではなく撤去される危険さえもあります。

このため、ご自身が元気なうちに墓じまいをするという選択をする方が近年増えてきています。
ただ墓じまいといわれても、具体的にどうすることなのかが想像もつかない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回終活ねっとでは、墓じまいとは一体何なのか、どのようなものなのかということについてを徹底解説していきます。

今回ご紹介する内容は以下の通りです。

  • 墓じまいとはいったい何をすることなのか?

    墓じまいとはいったいどのようなことなのかについて、墓じまいが増えている背景も交えながらご説明します。

  • 墓じまいの流れとは?

    実際に墓じまいを行うにあたって踏んでいくべき手順について詳しくご紹介します。

  • 墓じまいに必要な費用はどのくらいなのか?

    墓じまいにかかる費用について項目ごとに解説していきます。

  • 墓じまいの手続き代行とは?

    墓じまいの手続き代行サービスや必要な費用について見ていきます。

  • 墓じまい後のご遺骨の供養方法とは?

    墓じまいの際に取り出したご遺骨を供養する方法についてご紹介します。

  • 墓じまいの際に起こりがちなトラブルとは?

    墓じまいの際に起こりやすいトラブルについて解説していきます。

  • 墓じまいの際に注意すべき点とは?

    墓じまいを行ううえで気を付けた方が良い点を簡単に見ていきます。

今後お墓のことをどうするかについて迷っている方にとり非常に参考になる情報をたくさん詰めております。
少しでもお墓のことでお悩みの皆さんのお力になれれば幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

実際に墓じまいを検討されている方は、終活ねっとの墓じまい代行サービスをぜひご利用ください。

墓じまい・改葬をお考えの方は「終活ねっと」で

終活ねっとの墓じまいなら、以下3点をお手軽にできます。

  • 墓じまいに関する面倒な行政手続き
  • ご遺骨移転先の手配
  • お骨取り出し後の「海洋散骨」「粉骨」「洗骨」も可能(別途料金必要)

墓じまいとは?

お墓

最初に、墓じまいとは具体的にどのようにすることなのかについて見ていきましょう。
墓じまいについていまいち想像がつかないという方も、ここでの解説を参考にして想像を膨らませていただければと思います。

遺骨の引っ越しをすること

墓じまいを一言で説明すれば、遺骨の引っ越しをすること
つまり、お墓を片付けて墓石を撤去したうえで更地にし、墓地の管理者に敷地を返すことです。
そして、お墓の中に納骨してあるご遺骨を取り出します。

さて、そこで一番の問題になるのが、取り出したご遺骨をどこに納めるかという点です。
この記事の後半でも見ていくことになりますが、墓じまい後のご遺骨に関する選択肢としては新しく建てた別のお墓や永代供養墓への改葬、自然への散骨、自宅供養などが挙げられます。

墓じまいが増えている理由

墓じまいを行うというご家庭は近年になって急増していますが、その理由はどこにあるのでしょうか?
墓じまいが増えている背景には、現代におけるライフスタイルの劇的な変化が挙げられます。

まず、若い方の都市部への流出という変化です。
若い方は進学や就職などをきっかけに、都会や他の地方へ出るという場合が多いです。
一度故郷を出た若い方は、移住先で家庭を作る場合も多いことから、将来的に地元に戻ってくる可能性が低くなります。

また、それまでお墓を守ってきた方が高齢によってお墓参りに行くことが困難という理由も墓じまいが増えている背景といっても良いでしょう。
特にお墓が遠方にあるという場合は、ご自宅から比較的近いところに新しいお墓を建てて改葬することに合わせて、それまでのお墓を閉じるというやり方がとられます。

さらには、少子高齢化の影響で実際にお子さんなどがいないため、将来的にご自身がいなくなった後に誰もお墓を継いでくれる方がいないことから、未然に墓じまいという選択肢をとる方も多いです。

墓じまいをしないと無縁墓になる

もし、将来的にお墓を継いでくれる方がいないにもかかわらず、墓じまいをしないと一体どういうことになるのでしょうか?

実はお墓を継承してお参りする人がいなくなると、それまで守ってきたお墓が墓じまいをしないと無縁墓となってしまいます
具体的には、お墓を維持するために墓地や霊園に毎年支払う管理費の支払いが止まったり、お墓参りや墓前の法要がされなくなる状態によって発生することです。

無縁墓とみなされたお墓については、1年ほど墓地や霊園の管理者側で縁故者を探すことになりますが、もし縁故者が見つからない場合は最終的に撤去されてしまいます。

そして、中に納骨してあった故人のご遺骨は合祀墓で供養される流れです。
なお、一度合祀されたご遺骨は後からの取り出しが不可能となります。

墓じまいの流れ

お墓

近年のライフスタイルの変化から行われる例が増えている墓じまいですが、もしご自身で墓じまいを行うことになった場合はどのような流れで準備すれば良いのでしょうか?
ここでは、墓じまいの流れがどのような手順で行われるのかについて、詳しくご紹介していきます。

親族の同意を得る

墓じまいの準備や手続きを行うにあたり一番最初に行うべきことが、ご親族の同意を得ることです。
実は墓じまいの準備や手続きの中でも、ご親族の同意を得ることが非常に重要といえます。

というのは、同意を得ずに墓じまいをした結果、後になってから親族同士のトラブルに発展するケースが数多くあるためです。
特にご親族の中でも「お墓は何としても代々守っていくべき」という昔ながらの考え方を持つ方がいる場合は、その方の説得も大切となります。

親族同士のわだかまりを防ぐためにも、墓じまいをする際は時間的に余裕を持って事前にご親族に相談して、同意を得たうえで行うことが無難です。

墓地の管理者に伝える

ご親族の同意を得るのと並行して、お墓があるお寺や霊園の墓地の管理者にも事前に墓じまいの意思を伝えることが大切です。

特に、お墓がある墓地を管理している菩提寺がある場合、そのお寺の檀家を辞めることにもつながるため、墓じまいすることを決めるに至った事情を誠実に伝えましょう。
実は事情の説明が不十分であったことから、法外な金額の離檀料(数百万円や数千万円単位)を請求されて問題となる例も増えています。

このようなトラブルに巻き込まれないようにするためにも、管理者に対して墓じまいをする旨や事情はきちんと話しておくことが大切といって良いでしょう。

改葬許可の手続きを行う

さて、ご親族や墓地・霊園の管理者の同意を得たら、本格的な手続きを行うことになります。
最初に行うべき手続きは、役所から改葬許可を取るというものです。

なお、改葬許可の申請手続きには、以下に挙げる3点の書類が必要となります。

埋葬証明書

埋葬証明書とは、文字通り現在あるお墓やその中に納骨されているご遺骨について証明するための書類で、現在のお墓がある墓地・霊園の管理者に発行してもらいます。

書式は自由ですが、主な項目はお墓の現在地の住所や納骨されている故人の氏名・没年齢、墓地・霊園の管理者の氏名・住所、お墓の継承者の氏名などです。

受け入れ証明書

受け入れ証明書は、改葬先(ご遺骨の移転先)となるお墓(永代供養墓も含む)がある墓地・霊園の管理者が発行する書類です。
申請用紙は墓地・霊園の管理事務所にあるため、そこに必要事項を明記して実印を押捺の上、発行手数料を添えて申請することで発行してもらうことができます。

発行された受け入れ証明書には、改葬を申請した者の氏名・住所や、ご遺骨の氏名、改葬先の墓地・霊園の名称と管理者の氏名・住所が記載されているのが一般的です。

改葬許可申請書

改葬許可申請書は、改葬許可の手続きを行う市区町村役所(現在のお墓がある地域にある)の担当窓口に備え付けられています。

この申請書に必要事項を記入と実印を押捺したうえで、すでに発行してもらった埋葬証明書と受け入れ証明書を添えて申請しましょう。
このほか、改葬許可の申請には市区町村によって発行手数料がかかることもあります。

申請が終わると、数日ほどで改葬許可証が発行されますので、役所の方から伝えられた期日以降に忘れずに受け取りに行くようにしましょう。

石材店を決める

ちなみに、改葬先でお墓を建てる場合は、お墓によっては提携している石材店(指定石材店)がある場合も見られます。
このため、石材店を決める際は事前にお墓の管理者に提携している石材店がないか尋ねることが必要です。

もし、提携している石材店がなく自由に決めることができる場合は、複数の石材店から相見積もりを取ると良いでしょう。
これは、複数の石材店の見積もりをもとに墓じまいのおおよその相場を把握するとともに、法外な額の見積もりを避けることにもなるためです。

墓じまいを行う

ご親族や管理者からの同意の取り付けや改葬許可の申請、石材店の手配といった事前準備が終わりましたら、いよいよ墓じまい自体を行う段階となります。

墓じまいの手順としては、お墓から遺骨を取り出すための閉眼法要を行い、お墓を解体・撤去していくという流れです。
以下ではそれぞれの流れの具体的な内容について見ていきましょう。

閉眼法要

閉眼法要とは、お墓に宿っている故人の魂を抜いて、お墓を元の普通の石碑の状態に戻すための儀式のことです。
ご遺骨の取り出しやお墓自体の撤去を行うには避けられない段階といっても良いでしょう。

閉眼法要は主に僧侶の方による読経とお参り、実際のご遺骨の取り出しからなります。
このため、閉眼法要の準備の際にはまず菩提寺などの僧侶の方への依頼が不可欠です。
ほかにも、お供え物の用意や石材店への実際のご遺骨の取り出し作業、法要開催の連絡・案内も行います。

特に関東地方に多く見られるカロート(納骨室)のふたが重いお墓の場合、ご遺骨の取り出しはご自身でやると汚れたりけがをしたりすることにもつながりますので、石材店に依頼すると無難です。
ただし、関西地方などに多いカロートのふたを簡単に開くことのできるタイプのお墓の場合は、ご遺骨の取り出し作業を依頼しないという選択肢を選ぶということもできます。

お墓の撤去

閉眼法要とご遺骨の取り出しが終われば、お墓を撤去する工事の段階となります。
撤去工事やその後の更地にする工事も石材店が行うことが一般的であるため、閉眼法要の際の作業と合わせて依頼しておくと良いでしょう。

なお、お墓の撤去は早ければ閉眼法要が終わった直後に、遅くとも日をあらためて行われます。
お墓の解体が済み、それまでお墓が建っていた敷地を更地にして管理者に返すところまで終われば、墓じまいは完了です。

墓じまいにかかる費用

お金

墓じまいを行うことを検討している方にとって非常に気になるポイントとして挙げられるのが、墓じまいに必要な費用の金額でしょう。
たしかに、墓じまいをするにはそれなりにまとまった金額が必要であることから、気になってくるというのも無理もないことです。

ここでは、墓じまいにかかる費用について詳しくみていきましょう。
なお、費用の内訳として以下のようなものが挙げられます。

お墓の撤去工事費

まず、石材店の方で行うお墓の撤去工事の費用が挙げられます。
撤去工事の費用は、お墓の大きさや墓石の量、作業の方法、必要な機材によって変わってくるのが一般的です。

最も基本となるのが、敷地面積1平方メートルあたり10万円~20万円という相場で、このほかに機械による作業が可能であれば専門家が決める基本料金に収まる場合が多いです。
ただし、手作業が必要な場合や作業のしにくい立地の場合は追加料金が発生することもあります。

なお、依頼の際には改葬先のお墓を建てる場合と同じように、複数社から事前に見積もり(相見積もり)を取ることが大切です。
いくつかの専門家から相見積もりを取ることで、トラブルを避けることにつながります。

閉眼法要のお布施

閉眼法要は僧侶の方の読経が不可欠であることから、読経していただいた謝礼であるお布施も必要です。

お布施は労働対価ではなくあくまでもお礼であるため、決められた金額はありません。
ただし、目安となる金額として数千円~5万円が相場とされています。
加えて、霊園など菩提寺から離れた場所で墓じまいを行う場合は、別途僧侶の方の交通費にあたるお車代(5千円から1万円が相場)もお渡しすることが必要です。

なお、お布施の金額の目安は地域や宗派によってさまざまですので、どうしてもわからない場合は事前にご近所の方や菩提寺の僧侶の方に相談すると良いでしょう。

離檀料

墓じまいをするお墓が寺院墓地にある場合は、管理しているお寺の檀家を辞めるために離檀料を支払う必要があります。

離檀料がいくらであるかについては寺院によってさまざまですが、3万円~30万円が一般的な相場です。
このため、近年多い離檀料トラブルで聞かれるような数百万円といった金額は法外といっても良いでしょう。

また、寺院によっては離檀料にまつわる規定を定めているところもあります。 
その場合は、規定に基づいて離檀料の手続きを進めていくと良いでしょう。

移転先の墓地へのお布施

別の墓地に新しくお墓を建ててご遺骨を移転する場合は、移転先のお墓の開眼法要や納骨法要を行うためのお布施も必要です。

こちらも、移転元のお墓の閉眼法要と同様に決められた金額はありませんが、目安となる金額は10万円~20万円ほどが相場とされています。
なお、移転先が納骨堂の場合も納骨法要を行うという点では同じですので、3万円~5万円ほどのお布施が必要です。

ご遺骨の取り出し作業の費用

閉眼法要で僧侶の方の読経や参列者によるお参りが終わった後で、お墓に納骨してある故人のご遺骨を取り出す段階があります。
ただし、先ほども見たように関東地方に多く見られるお墓はカロートのふたが非常に重い(数十キロほどの重さ)ため、専門家の手を借りた方が良いです。

専門家の方に依頼する場合、ご遺骨の取り出し作業の費用3万円~5万円が相場となります。
取り出し作業の費用についても、石材店を選ぶ際に複数の専門家から相見積もりを取った方が良いでしょう。

墓じまいの手続きの代行を依頼できる

困った人々

代行サービスというものがさまざまな分野で増えてきている現在ですが、墓じまいにおいても手続きの代行を依頼できるサービスというものが存在します。

ここでは、墓じまいの代行サービスがどのようなものであるかや、利用の際の費用相場について見ていきましょう。

墓じまいの代行とは?

墓じまいの代行サービスとは、具体的には墓じまいの際に必要な書類手続きを代行してくれるサービスのことを指します。
ここまで見てきたように、墓じまいの際には役所への届け出や移転元・移転先の墓地・霊園の管理者との手続き、石材店の手配などさまざまな依頼や書類のやり取りが必要です。

ただ、墓じまいを行う方の中にはすべてをご自身で準備しなければいけないことも多く、なるべく負担を軽くしたいと望む方も多いでしょう。
そこで近年では墓じまいの件数が増えていることから、墓じまい関係の手続きを代行してくれるサービスが多くなってきています。

墓じまいの代行にかかる費用

では、墓じまいの代行サービスにかかる費用がはどのくらいが相場となってくるのでしょうか?

代行を依頼する内容にもよりますが、一般的には10万円~30万円ほどが相場とされています。

以下の記事では、墓じまいの代行サービスについてより詳しく紹介しております。
代行してもらえる内容や費用についてもっと詳しく知りたい方はぜひこちらもお読みください。

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墓じまい後の遺骨の供養方法とは

お墓

墓じまいが終わった段階で考えるべき課題として、元のお墓から取り出したご遺骨を今後どこに移転するかをいうものがあります。

墓じまい後の遺骨の供養方法には、以下のようなものが挙げられます。
ご自分の気持ちやご親族ともよく相談したうえで、以下から適切なものを選ぶと良いでしょう。

永代供養墓

永代供養墓とは、いわゆる合祀墓の一種で故人のご遺骨の管理や供養をすべて墓地・霊園の管理者が引き受けてくれるようなお墓のことです。
近年、お墓の継承者がいないという方や頻繁にお墓参りができないという方を中心に多く利用されてきています。

故人の供養を管理者側にすべて任せることができるだけではなく、お墓を用意するための費用負担を大幅に軽くしたり、メンテナンスが必要なかったりするといった点がメリットです。
一方で、合祀墓の場合は一度納骨したご遺骨は取り出すことができないというデメリットもあります。

次の記事では、永代供養墓についてより詳細に解説しております。
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納骨堂

納骨堂とは、故人のご遺骨を屋内で保管しておくためのスペースのことです。
近年では都市部を中心に需要が増えてきており、保管だけではなく供養も可能な納骨堂も増えてきています。

屋内にあることや交通機関の駅などから近いことなどから、日時や環境に左右されることなくお墓参りができるという点がメリットです。
ただし、施設のメンテナンスの時に利用できないことや、保管期限(故人の三十三回忌までなど)があることがデメリットといえます。

次の記事では、納骨堂についてより詳細に解説しております。
納骨堂についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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樹木葬

樹木葬永代供養墓や納骨堂とともに利用が増えてきている供養方法です。
具体的には、公園墓地の専用スペースや里山の一部を構成する専用墓地に用意された木を墓標とし、その根元にご遺骨を納骨するというやり方がとられています。

将来的にお墓を継ぐ方がいないという方や自然の中で眠りたいという方を中心に利用されており、費用も普通にお墓を建てる場合に比べるとかなり安いという点がメリットです。
一方で、普通のお墓に比べるとまだまだ知名度が低いことから、ご親族の同意を取り付けておくことが必要というデメリットもあります。

次の記事では、樹木葬についてより詳細に解説しております。
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改葬

改葬とは、別の墓地・霊園に建てたお墓にご遺骨を移して納骨することを指します。
ここまで見てきた永代供養墓や納骨堂、樹木葬に比べれば、半永久的かつ他の故人と共有する必要のない墓じまい後の供養方法といえるでしょう。

しかし、言い換えれば別のお墓を別の場所に新たに建てるということであるため、お墓用の区画の手配の手間や費用が必要という点がデメリットであるといえます。

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墓じまいで生じるトラブル

困った人々

墓じまいという選択肢は近年では比較的増加している傾向にあり、どうしてもお墓を継いでくれる方がいない場合の解決手段になるといえます。

しかし、今までのような代々お墓を守っていくやり方とは真逆である分、トラブルに遭遇する場合も多いといって良いでしょう。
ここからは、墓じまいで生じるトラブルについて紹介していきます。

親族とのトラブル

墓じまいいう選択肢にまつわるトラブルとして、最初に挙げられるのがご親族とのトラブルです。
先ほどにもご紹介しましたが、親族に相談することなく墓じまいをしたために、後でトラブルになるケース多く見られます。

墓じまいという選択肢は比較的近年から見られるようになったことから、特に昔ながらの価値観を持っている方からすれば受け入れられない場合が多いです。
このため、ご親族との人間関係が壊れてしまわないように、墓じまいを検討する際には事前にご親族とよく相談しておくことが大切といえます。

菩提寺とのトラブル

墓じまいにまつわるトラブルには、菩提寺との間に起こるトラブルも多く見られます。
特に目立つのが、明らかに高額な離檀料を請求される場合で、最近ではテレビやインターネットのニュースでもよく取りざたされるようになってきている問題です。

先ほども見たように、離檀料の一般的な相場は高くても30万円程度とされています。
しかし、トラブルになる際に請求されるのは何百万円といった極めて大きな金額です。

ただ、菩提寺とのトラブルに関しては、時間に余裕を持って事前に墓じまいのことを相談していれば避けられます。

石材店とのトラブル

ほかにも、石材店とトラブルになる場合も挙げられます。
石材店については自由に選ぶことができる場合もあれば、管理者が石材店を指定している場合もあります。

石材店が指定されている場合は、墓石を撤去する際に指定された石材店しか利用することができないことから、高額な墓石撤去費用を請求される場合があるために問題になることが多いです。
指定されている石材店からすればお得意先が1つなくなるため、最後ということで高額の費用を請求するというパターンといえるでしょう。

この場合も、事前にきちんと墓じまいをする事情を話すことが大切です。

以下の記事では、墓じまいのトラブルについてより詳しく紹介しております。
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墓じまいをする際の注意点

困った人々

最後に、ここまで見てきたことを踏まえて、墓じまいをする際に気を付けるべき注意点についてご紹介していきます。

墓じまいを検討している方は、以下に挙げる注意点を良く理解したうえで考えていくと良いでしょう。

  • 墓じまいをするにあたっては、事前にご親族とよく相談して同意を取り付けてから動く。
  • 墓じまいについては、菩提寺や石材店にも決めるに至った経緯や事情をきちんと話して了解を得るようにする。
  • 墓じまいの際には、お墓から取り出したご遺骨を今後どのように供養していくかや移転先をどうするかについての見通しも立てておくこと。
  • 墓じまいや改葬の作業を石材店に依頼する場合は、指定されていない限りは複数の専門家から相見積もりを取って検討すること。

以上のような注意点を守ることは、墓じまいにまつわるトラブルを未然に防ぐためにも重要であるといえます。

言い換えれば、墓じまいの際には独断で行ったり、綿密な検討をしない状態で話を進めたりすることは避けるべきといえるでしょう。

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終活ねっと運営スタッフ

終活ねっとでは、墓じまいの相談を承っております。
墓じまいに必要な行政手続きから、改葬先の手配までしっかりとサポートいたします。
墓じまい・改葬をお考えの方は、ぜひ終活ねっとの墓じまいをご利用ください。

墓じまい・改葬をお考えの方は「終活ねっと」で

終活ねっとの墓じまいなら、以下3点をお手軽にできます。

  • 墓じまいに関する面倒な行政手続き
  • ご遺骨移転先の手配
  • お骨取り出し後の「海洋散骨」「粉骨」「洗骨」も可能(別途料金必要)

墓じまいって一体何まとめ

お墓

いかがでしたか。
今回終活ねっとでは、墓じまいって一体何ということで、墓じまいがどのようなものであり、行う際に必要な準備や費用相場などについていろいろと見てきました。

今回ご紹介した内容は以下の通りです。 

  • 墓じまいとは、それまでのお墓を片付けて撤去したうえで、中に納骨してあったご遺骨を別の場所に引っ越すことである。
    墓じまいは近年のライフスタイルの変化によって、お墓を継ぐ方がいないというご家庭が増えたことや管理している方ご自身の高齢化といった事情で増えてきている。

    なお、後継者がいないにもかかわらず墓じまいをしなかった場合は、墓地・霊園の管理者によって最終的にお墓が無縁墓として撤去され、ご遺骨も合祀されることになる。
  • 墓じまいの流れとして、ご親族の同意を得ることや管理者に意思を伝えることがまず重要となってくる。
    そのあとは、役所で改葬許可を取る一方、石材店や菩提寺に墓じまいの依頼を行う。

    当日はご親族や僧侶の方を呼んで閉眼法要を行い、納骨されているご遺骨を取り出す。
    その後、石材店にお墓を撤去してもらって、更地にしたうえで区画は管理者に返す。
  • 墓じまいに必要な費用として、お墓の撤去工事費や閉眼法要の際のお布施、離檀料、移転先の墓地へのお布施などが挙げられる。
    撤去工事費は1平方メートル当たり10万円から20万円で、可能な限り事前に相見積もりを取っておくと良い。

    お布施については数千円から5万円、離檀料は3万円から30万円、移転先の墓地へのお布施は10万円から30万円、ご遺骨の取り出し作業の費用は3万円から5万円が相場である。
  • 近年では墓じまいの件数が増えてきていることもあるため、墓じまいの代行サービスも多い。
    具体的には、墓じまいの際に必要な手続きを代行してくれるというのが主な業務内容となっており、依頼する費用は10万円から30万円が相場である。
  • 墓じまいが終わった後のご遺骨を供養するための方法として、永代供養墓や納骨堂、樹木葬、改葬が挙げられる。
  • 墓じまいで生じるトラブルとして、ご親族とのトラブルや菩提寺とのトラブル、石材店とのトラブルが挙げられる。
  • 墓じまいを行う際に注意すべきこととして、事前にご親族や菩提寺とよく相談することや可能な限り複数の石材店から相見積もりを取ることなどが挙げられる。

墓じまいは、将来的にお墓を維持していくことが難しいといった理由で、お墓自体を片付けたうえで、納骨してあるご遺骨を別の場所に移転する一連の手続きのことです。
特に近年では、お墓を継いでくれる方がいないという場合や、ご自身の体調の問題などから墓じまいをするという方も増えてきています。

墓じまいをするにあたっては、ご自身だけで話を進めるのではなく、ご親族や菩提寺など関係のある人々ともよく相談したうえで、綿密に準備を進めていくことが大切です。
あわせて、ご遺骨をこの先どのように供養していくのかについても考えてことも不可欠でしょう。

今回ご紹介した内容が少しでもお墓のことでお悩みの皆さんのお力になれていれば幸いです。

終活ねっとでは、他にもお墓に関する様々な記事を多数掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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