神社の鈴(鐘)を鳴らす意味は?鳴らし方について詳しく紹介します!

神社の鈴(鐘)を鳴らす意味は?鳴らし方について詳しく紹介します!

神社で参拝する際、賽銭箱の真上あたりにある大きな鈴(鐘)を鳴らしお参りをします。何故鈴(鐘)を鳴らすのか考えたこと考えたことはありますか?この記事では、神社の鈴(鐘)を鳴らす意味や鳴らし方について詳しく紹介していきます。

2018-10-07

神社の鈴(鐘)について

神社

初詣・厄除け・子供のお宮参り・七五三など神社で参拝する機会は度々あります。
参拝をする際、なぜ鈴(鐘)を鳴らすのか疑問を持ったことはありませんか?
意味は知らないけど、お賽銭箱の上についているから何となく鳴らしているという方が多いのではないでしょうか?

そこで今回「終活ねっと」では、神社の鈴について鳴らす意味や正しい鳴らし方について紹介していきます。

  • 神社の鈴(鐘)って何?

    神社の鈴とは何か。鈴の正式名称や由来、鈴についている紐についても解説します。

  • なぜ、鈴(鐘)を鳴らすのか

    神社で参拝する時に鈴を鳴らす意味や理由

  • 正しい鈴(鐘)の鳴らし方はあるのか

    鈴はどのタイミングで鳴らすのか?神社での正しい参拝方法を解説します。

以上の項目を中心に紹介していきます。

今後も神社で参拝する機会は多いと思います。
なぜ鈴を鳴らすのかを知ると参拝の仕方も変わってくるかもしれません。
神社の鈴について知り、正しい参拝方法で参拝していきましょう。

ぜひ最後までご覧下さい。

神社の鈴(鐘)の名前・由来は?

神社

まずはじめに、神社の鈴(鐘)の由来について、基本事項から確認していきます。

そもそもあの鈴(鐘)は何のためについているのでしょうか。

鈴(鐘)の名前・由来

神社内で手を合わせる拝殿の中央、賽銭箱の真上に祀られている大きな鈴(鐘)があります。
この鈴の正式名称を本坪(ほんつぼ)又は本坪鈴(ほんつぼすず)といいます。

縄文時代には、土鈴(どれい)、弥生時代には銅鐸(どうたく)、古墳時代には丸い鈴がありました。
鈴は、古来から存在し悪霊を祓う道具として使用されてきたようです。

本坪鈴の由来は、巫女さんが神楽を舞う時に使用している鈴と言われています。
神社では本来、玉串料を納め、神主さんに祝詞を唱えてもらい、巫女さんに神楽を舞ってもらうのが正式な儀式とされています。

神楽舞の儀式が省略されても鈴の効果を得る為に、戦後になってから本坪鈴が取り付けられたようです。

鈴(鐘)についている紐の名前

鈴(鐘)を鳴らす為についている縄の事を鈴緒(すずお)といいます。
そもそも「緒」という漢字には繋ぐものという意味があります。
神社にある鈴緒は、神様の世界と現世とを繋ぐものという意味があるようです。

鈴緒は3本の紐を螺旋状に編んで1つの縄にしているものが多く、麻でできています。

参拝の際、悪いものを祓った手で、神様の世界と繋がることができるように鈴緒は取り付けられているようです。

神社で鈴(鐘)を鳴らす意味・理由は?

神社

参拝をする際、なぜ鈴を鳴らすのでしょうか?
その鈴を鳴らすことにどんな意味があるのでしょうか。

神社で鈴を鳴らすには2つの意味があるといわれています。

ここではその意味について解説していきます。

祓い清める

鈴の奏でる清らかな音色には、昔から魔除けの力があるとされています。
神事の際には、悪霊を祓う道具として古来より鈴が使用されてきました。

神社では、鈴をご神前に吊るしたり、神事で巫女さんが神楽舞の時に振る神楽鈴などでも使用されています。
拝殿に祀られている鈴を参拝の際に鳴らすことで、悪霊を祓う力があるとされています。

また、参拝に来た人達を祓い清め、神様を深く敬いつつしむような気持ちにさせると考えられているようです。

神様をお呼びする

鈴の清らかな音色にはもう1つ別の意味もあります。
鈴を鳴らす事により、神様をお招きすることができると言われています。

賽銭箱の真上に祀られた鈴の音色には、自分を祓い清めると共に、神様にお参りに来ましたという事を知らせることができると言われています。
神様の世界を現世とを繋ぐための鈴緒に触れ、鈴を鳴らす事で神様の訪れを願います

神様は基本的に言葉を用いることはないと言われています。
その為、神様へ投げかけるのは言葉ではなく音となったようです。

誰かにお会いした時には、まずご挨拶をしてから用件を話します。
神社で神様の前に来た時でも、まずは鈴を鳴らしてご挨拶しましょう。

このように、神社で参拝する際に鈴を鳴らすのは、参拝者の悪霊を祓い清めた状態にして、神様と繋がるためだったのです。
鈴そのものに悪霊を祓う力があるのではなく、鈴の奏でる音にその力があるのです。

本来は、巫女さんに神楽を舞ってもらう時の鈴の音で参拝者の悪霊を祓い清めて、神様をお招きしていました。
その儀式を簡略化させ、拝殿の鈴を鳴らす方法となったようです。

ちなみにお守りや干支の土鈴などに鈴がついているのも、神社で悪霊を祓ってもらった後に、家で清めてもらった状態を維持するという意味もあるようです。

鈴(鐘)の鳴らし方・タイミング

神社

皆さんは正しい作法で参拝できていますか?
いざお参りに行くとどのような順序でやるのか、拍手や礼は何回だったか等が分からず、前の人の見よう見まねで行っている方もいるのではないでしょうか。

鈴(鐘)の鳴らし方や鳴らすタイミングも踏まえ、正しい参拝方法を紹介していきます。

お参りの流れ

神社にお参りした際の流れは以下の通りです。

  • 賽銭箱の正面で一礼

    小さくお辞儀します。

  • お賽銭を入れる

    お賽銭はお供え物の為、投げ入れてはいけません。静かに入れましょう。

  • 鈴緒を両手で持って鈴を二~三回鳴らす

    鈴を鳴らしている時に、祓いたまえ清めたまえと心の中で唱えます。

  • 賽銭箱の正面から左右どちらかに少しずれる

    鈴を鳴らしたら少し立っている位置をずらします。

  • 二礼二拍手する

    二回深めにお辞儀をします。続いて手のひらを胸の前で合わせ、拍手を二回します。

  • お祈り

    拍手後の手を合わせたまま神様に思いを伝えましょう。

  • 一礼する

    深く一回お辞儀をします。

  • 最後に一礼し神前を下がる

    小さく一礼してから神前を下がります。

お願い事をする際には、神様への日頃の感謝・自分の住所・名前をお伝えしてからお願いしたい事をお伝えしましょう。

鈴(鐘)を鳴らさない

本坪鈴を鳴らして参拝する形式が広まったのは、戦後からです。
伊勢神宮や出雲大社、また地域にある神社など、現在も本坪鈴が祀られていない神社もあります。

古い参拝方法を掲示している本坪鈴がない神社では、拍手を打つことによって悪霊を祓うことになるようです。

参拝をする際には、神様を敬う気持ちと感謝を忘れずに、それぞれの神社、神様にあった方法でお参りをすることが大切です。

神社の鈴(鐘)まとめ

神社

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、神社の鈴(鐘)を鳴らす意味や鳴らし方について以下の事を解説していきました。

  • 神社にある鈴(鐘)の正式名称は本坪(ほんつぼ)又は本坪鈴(ほんつぼすず)、鈴を鳴らす為についている縄の事を鈴緒(すずお)と言う

    本坪鈴の由来は、巫女さんが神楽舞で使用する小さな鈴と言われています。
    また鈴緒は神様のいる世界と、私たちの生きる世界を繋いでいるという意味があるようです。

  • 鈴(鐘)の音には、悪霊を祓う力がある

    鈴の奏でる清らかな音色には、魔除けの力があり、拝殿に祀られている鈴を参拝の際に鳴らすことで、悪霊を祓う力があるとされています。

  • 参拝する際に鈴(鐘)を鳴らすことで、神様にお参りに来ましたという事を知らせる

    鈴を鳴らす事により、神様をお招きすることができると言われています。神様にお参りに来ましたという事を知らせることができるようです。

  • 参拝は、お賽銭を入れる、鈴を鳴らす、二礼二拍手、お祈り、一礼するの順番で行う

    神前に立ってからと、神前を下がる前にも小さく一礼することも忘れずにしましょう。
    また、神様への日頃の感謝、自分の住所、名前をお伝えしてからお願いしたい事をお伝えしましょう。

  • 本坪鈴がない神社では、拍手を打つことによって邪気を祓う

    参拝をする際には、神様を敬う気持ちと感謝を忘れずに、それぞれの神社、神様にあった方法でお参りをすることが大切です。

神社で鈴を鳴らすのは、参拝者の悪霊を祓い清めた状態にして、神様と繋がるためだったのですね。
鈴を鳴らす意味を知ると、参拝する際に神様が近くにいるような気持ちを自然と持つことができそうですね。

また、しっかりと意味を理解し正しい方法でお参りをすれば、願い事も叶いやすくなるかもしれません。
ただ参拝するのではなく、神様に対する姿勢も見直してみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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