四十九日のお花について解説!お悔やみの手紙やお返しまでご紹介

四十九日など法事や法要で故人を偲び供養するために、お花は欠かせないものです。実際にお供えするとしたら、どんなお花がよいのでしょうか。今回は、四十九日にお供えするお花について、一緒に添えるメッセージなども含めて解説いたします。どうぞ最後までお付き合いください。

目次

  1. 四十九日のお花について
  2. 四十九日とは
  3. 四十九日の代表的なお花とマナー
  4. お花と一緒に送るメッセージについて
  5. お花の金額相場は?
  6. お花に対するお返しについて
  7. 四十九日のお花についてまとめ

四十九日のお花について

葬儀

四十九日の法要のお供えにはどんなお花が適しているのでしょう?

普段花を買う機会が少ない、花に詳しくないので何を選んだらよいかわからない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

お供えのお花は、きれいなら何でもよいというわけではなく、向き不向きがあります。
マナーやしきたりをしっかり理解してご供養になるお花を贈りたいものです。

そこで今回終活ねっとでは、四十九日のお花について、以下の点を中心に詳しく解説いたします。

  • 四十九日の代表的なお花とマナー
  • お花と一緒に送るメッセージについて
  • お供えのお花の金額相場
  • お花に対するお返しについて

具体例を挙げながら詳しく解説してまいります。
四十九日のお花を選ぶ際の参考にしてください。

また、安くお坊さんを手配したいという方はこちらをご覧ください。

四十九日とは

お墓

四十九日とは仏教における法事・法要のひとつで、亡くなってから四十九日目のことを言います。

この四十九日間に極楽浄土に行けるかどうかを決める閻魔大王によるお裁きが、7日ごとに7回あると言われています。
四十九日はお裁きが下り極楽浄土に旅立つとされる大変重要な日です。
ご遺族にとっても忌明けとなり、節目のひとつともされています。

四十九日の代表的なお花とマナー

葬儀

故人にとってもご遺族にとっても大切な節目となる四十九日法要には、心を込めたお花を贈りたいものです。

どんなお花を贈るべきか、種類や色など気をつけるべきことについて解説いたします。

四十九日の代表的なお花

四十九日のお花として代表的な種類をご紹介します。

  • 菊(輪菊の他に小菊やポンポン菊なども含む)
  • ユリ
  • リンドウ
  • トルコキキョウ
  • カーネーション
  • 胡蝶蘭

地域によっては上記以外にも、様々な種類のお花を取り入れることもあります。
生花店に行けば適したお花を選んでもらえるはずです。

お花は切り花として持参するのが一般的ですが、最近ではそのまま飾ることができるフラワーアレンジメントも人気があります。

四十九日にお花を贈る際のマナー

四十九日のお花を選ぶ際は、ご遺族、ご親族などのことを第一に考える必要があります。
大きくてかさばったり重くて持ち運びが困難なお花は、どれだけ美しくてもご迷惑となってしまいます。

まず、ご遺族の負担にならないようなお花を選ぶことが大切ですが、それ以外にも守るべきマナーや注意点があります。

以下に、四十九日のお花を選ぶ際の大切なマナーについて解説します。

お花の色について

お通夜や御葬儀、初七日など、四十九日までの間は白いお花のみを使った「白仕上げ」のお花を用意します。
そして、ご遺族にとってもひとつの節目となる四十九日からは、徐々に色のついたお花を入れていくのが一般的です。

四十九日のお花の色は、白い花を中心に、薄紫や黄色を少し混ぜて優しい色合いに仕上げるのがよいでしょう。

白いユリや菊を中心にトルコキキョウや小菊を入れて、ユリのつぼみや葉をあしらうと上品な花束になります。

故人が好きだったお花を入れるのもよいご供養になります。
ただ、あくまで法事・法要のお花なので、ひまわりやハイビスカスなど華やかな花は避けたほうがよいです。

ユリも、開ききったものだと花粉が目立ち、派手な印象を与える可能性があるので、つぼみや咲きはじめのものを選びましょう。

派手になりすぎないよう、全体的に淡い色合いになるよう気をつけてください。

トゲがあるものはNG

四十九日にふさわしくない花もあります。

成仏を願いご冥福を祈る法要の場に、トゲのある花は不向きとされています。

トゲのある花といえばバラです。
バラは一年中安定して手に入り長持ちするので人気がありますが、法事・法要には適していません。

トゲのないバラもありますが、お供えの花としては避けたほうが無難です。

また、彼岸花やスズラン、トリカブトなど、毒性のある花もお供えには不向きです。

故人が好きだった花が毒性のものやトゲがある場合には、一度相談してから決めた方が良いでしょう。

お花を贈るときの依頼先は?

四十九日のお花はどこに依頼したらよいのでしょうか。
大きく分けると「生花店」「ネット注文」「葬儀社・斎場」の3か所があります。

法要参列の際にお花も持参するなら、ご近所の生花店で購入すれば問題ありません。
前日までに依頼しておけばスムーズです。

お花を発送する場合は、生花店の他にも、ネットでの発注も可能です。
その際は、斎場かご自宅か、お花のお届け先住所を指定する必要があります。

当日ご自宅に届けても受け取りできる人が誰もいない、という可能性もあります。
四十九日の案内状が届いたら、ご遺族の手を煩わせないよう、お花のお届け先について早めに確認しておきましょう。

また、斎場やホテルなどで法要を行う場合は、生花店が決められていることもあります。

夏の暑い時期などは、法要の会場近くの生花店で手配してもらったほうがお花の持ちもよいです。
会場に問い合わせて、お花の手配を依頼できるか確認してみるのもよいでしょう。

お寺に贈る場合の注意点

四十九日を菩提寺で行う場合は、お寺によってお供えの仕方が異なる可能性がありますので注意が必要です。
当日直接お寺へお持ちするより、ご自宅に贈らせていただいたほうがよい場合もあります。

事前に施主様と連絡を取って、お供えのお花はどうしたらよいか確認させていただいたほうがよいでしょう。

また、四十九日の場合は、一緒に納骨式も行うことが多いです。
その場合は、お墓に供える仏花も別に用意したほうがよいでしょう。

お花と一緒に送るメッセージについて

葬儀

お花を送る場合はメッセージを添えると、よりお悔やみの気持ちが伝わります。

お通夜や葬儀の際のお花には贈り主の名前を記した立札を付けますが、四十九日では立札などは付けません。
ご遺族の方にとっても、お花にメッセージカードが付いていると、どこから届いたものかすぐわかるので喜ばれます。

ネットでお花を購入する場合は、メッセージを添えることができるショップを選ぶとよいでしょう。
メッセージはあまり長くなり過ぎず、短い文章で気持ちを伝えられるようにします。

どんなメッセージを贈ればよいか、ポイントや注意点などを確認しておきましょう。

お悔やみの手紙のポイント

お悔やみの手紙では、文章はなるべく簡潔に、便せん1枚ほどにまとめます。
自分の近況などは書かず、故人とご遺族を気遣う内容になるよう心掛けて下さい。

短い文章でお悔やみの気持ちを伝えるために、含めるべき内容を以下にまとめました。

お花に添えるメッセージを考える際の参考にしてください。

  • 頭語や時候の挨拶は不要

    「皆様にはご清栄のことと……」といった書き出し文は入れず、すぐ本題から書き始めます。

  • 故人への思いや感謝の気持ちを伝える

    「ご生前の○○様の明るい笑顔が今でも目に浮かびます」と故人との思い出や感謝の言葉を添えます。

  • 訃報を知ったときの驚きや悲しみを記す

    「思いがけないご訃報に接し悲しみを押さえることができませんでした」と知らせを聞いたときの気持ちを記します。

  • 参列できないことへのお詫び

    「遠方のため参列できない失礼をお許しください」など四十九日に参列できないお詫びの言葉を添えます。

  • お供えの花を送ることを伝える

    「心ばかりのものですが御仏前(四十九日前なら御霊前)にお供えください」と付け加えます。

  • ご遺族へのお慰め、ねぎらいの言葉

    「お力落としのこととお察しいたします。どうぞご自愛ください」など、ご遺族への心遣いの言葉を忘れずに入れます。

  • 結びの言葉には「合掌」

    「心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌」と結びます。

宛名の書き方

四十九日などの法事・法要にお花を送る際、のし紙に宛名を書くべきかどうか迷ったことはありませんか?
故人の名前を書くべきか、それともご遺族宛にするべきでしょうか。

一般的に四十九日のお供えにかけるのし紙には、水引のみがついた「掛け紙」を使います。
水引の色は黒白、双銀、黄白のいずれかで、結びきりのものを選びましょう。

表書きは、まず水引の結び目の上に「御供」と書きます。

下の段には贈る人の名前を書き、ご遺族や施主様に贈り主がわかるようにします。
フルネームで記すのが一般的です。

そして最後に宛名についてですが、のし紙には入れなくても失礼にはあたりません

もし宛名を入れる場合は、お供えを受け取るご遺族の方のお名前を書きます。
場所は、のしの左上に入れるとよいでしょう。

お花の金額相場は?

お金

四十九日のお花の金額の相場は、5千円前後と言われています。

季節によって値段の変わるお花もありますので、5千円~1万円の間で考えればよいでしょう。

ネットショップのフラワーアレンジメントなら、仕上がりのイメージを確認しながら値段を知ることができるので選びやすいです。

お花に対するお返しについて

葬儀

本題からは少し逸れますが、ここで、遺族や施主の側から、四十九日にお花をいただいた際のお礼やお返しについて簡単に解説します。

供花に対するお返しの品

地域によって異なる可能性もありますが、基本的にはお返しの品をお送りするべきです。

2千円~3千円で選ぶとよいでしょう。

品物は「早く消費されるもの」「残らないもの」「いくつあってもよい日用品」がふさわしいとされています。

  • インスタントコーヒー
  • お茶、紅茶
  • 海苔
  • 佃煮
  • そうめん
  • ハンドタオル、ハンカチ

のし紙の水引

お供えのお花のお返しにかけるのしも「掛け紙」と呼びます。
表書きは「志」や「粗供養」と書くのが一般的です。

水引はやはり、黒白、双銀、黄白のいずれかで、結び切りのものを使用します。

お礼状に書く内容

ただお花を贈るだけでは何のためのものなのかわかりません。
四十九日にお花を頂いたことへのお礼を書面で綴る必要があります。

品物を添えて、四十九日が無事済んだ報告や感謝の言葉をお礼状に込めて送りましょう。

お礼状には、以下のような内容を盛り込みます。

  • 書き出しと結びは「拝啓」「敬具」でよい
  • お花をいただいたことへのお礼
  • 四十九日の法要が無事済んだことを報告
  • お礼の品を送ることをお伝えする
  • 今後も変わらぬお付き合いをいただきたいとお願い

四十九日のお花についてまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、四十九日のお花について解説いたしました。

内容を以下にまとめましたので参考になさってください。

  • 四十九日に適した花は、菊、ユリ、トルコキキョウ、カーネーションなど
  • 適さない花もある~バラなどトゲのある花は避けること
  • お花の色は白を基調とし、黄色やピンク、紫などを少し混ぜるとよい
  • 生花店やネットショップで購入のほか、葬儀社や斎場でお花を手配してもらえることもある
  • お花を持参せず送る場合は、お届け先(自宅または斎場)を事前に確認し、お悔やみの手紙を添える
  • お供えのお花の金額相場は5千円前後
  • のしは黒白や双銀、黄白の水引のみのものを使い、表書きは上段に「御供」、下段に贈り主の名前

四十九日は納骨式も兼ねて盛大に行う場合が多いので、お供えのお花はご遺族の慰めにもなり、大変喜ばれます。

お花を送る際はマナーやしきたりを守り、ご遺族や参列者の方々に気持ちよく節目を迎えていただけるよう気をつけたいものです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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