終活を行う目的ってなに?気になる方法や適齢期などもご紹介!

目的に向かって歩んだ人生でもいつか人生の終りと向き合う時が来ます。相続や遺言書など人生のエンディングを考え始めると不安や疑問を感じてしまいますよね。そこで今回の記事で紹介するのが終活についてです。今回終活ねっとでは終活の目的や方法などをご説明いたします。

目次

  1. 終活の目的について
  2. 終活とは
  3. 終活の目的って一体なに?
  4. 終活でおこなうべきこと
  5. 終活はいつからはじめればいい?
  6. 終活の目的まとめ

終活の目的について

人々

終活という言葉をご存知ですか?

終活という言葉は知っていても、終活を行う目的について知っている方は少ないかもしれません。

そこで今回終活ねっとでは、終活の目的について

  • 終活の定義とは?
  • 終活の目的は?
  • 終活をするための方法とは?
  • 終活を始めるベストな時期は?

以上の点を中心にご紹介していきます。

終活をしている人だけでなく、誰にとっても役に立つ内容となっております。
是非最後までお読みください。

終活とは

終活

終活とは一体どういうものなのでしょうか?

ここでは、終活とはどういうものかについて、注目される背景や定義などの点から詳しく見ていきましょう。

終活が注目される背景

終活が注目される背景は何でしょうか?

終活という単語は2009年に「週刊朝日」によって使われ始めたと言われています。
そして2010年と2012年には流行語大賞にノミネートされるほど注目されるようになりました。

なぜ、このように終活が注目され始めたのでしょうか?

従来なら大半の人は地域や家族の支えによって人生の最後を迎えることが出来ました。
しかし、少子高齢化と核家族化による住環境や生活環境の変化により一人で暮らす高齢者がふえたり、世代間や地域のつながりが薄れてきました。

そこで本人や限られた人だけで人生の最後の取り組みを行う必要性が高まるようになりました。

このように生活環境の変化や社会環境の変化が、終活に注目が集まる背景になっています。

また、以前なら治療が難しかった病気も、医学の進歩により解決できることも増え、寿命が延びています。
平均寿命が延び、高齢者が増えることで本人だけではなく家族にも介護や医療費など経済的・肉体的・精神的負担が増えることとなりました。

医療の進歩による長寿も終活に注目が集まる一つの背景と言えます。

終活の定義

それでは、終活の定義とは一体何なのでしょうか。

終活という単語が知られ始めたばかりの頃は、終活とは自分のお墓やお葬式の準備が主な内容でした。
今では自分の人生を見つめなおし、残された人生を自分らしく前向きに生きるための活動と考えられています。

終活の定義とは終末期について考え、最期まで幸せな人生を送るようにすることであると言えます。

終活の目的って一体なに?

遺品整理

先にもご説明いたしましたが、終活とは終末期を意識し、最後まで幸せな人生を送るための活動全般のことです。

それでは、終活を行うことに具体的にどのような目的があるのでしょうか。

ここでは終活の目的をご説明いたします。

自分の終末期をしっかりと直視する

終活の一つ目の目的は、自分の終末期をしっかりと直視することです。

終活のひとつとしてエンディングノートが注目されています。
エンディングノートに自分史を書くことによって人生を振り返ったり、残される家族に対し伝えたい思いや希望などを書くことで様々な事柄を深く考えたり整理することができます。

そうすることで自分を客観的に見ることができます
人生の終末期に備えるために自分に本当に必要なものについてや、元気な人生を送るための健康を考えたりしながら、いずれ訪れる「死」にきちんと向き合うことが可能になってきます。

このように、自分の終末期をしっかりと直視することが終活の目的のひとつです。

今後を前向きに生きる

次に挙げられる目的は、今後を前向きに生きることです。

終活と聞くと後ろ向きで暗いイメージを抱く人も多いと思います。
しかし、自分の人生を振り返ることで、過去の人生から新たな発見や教訓を得ることができたり、自分の意思に沿った残りのライフプランを計画することができます。

学生時代や若かりし頃、チャレンジしたくてもできなかったこと、チャレンジしてみたが途中であきらめたことなどに再チャレンジすることは前向きに生きる上でとても良い方法でしょう。

音楽やスポーツを楽しんだり、改めて資格や大学の勉強を新しく始めるなど、自分らしく人生を前向きに生きるために計画を立て活動することが終活の目的です。

家族の負担を減らす

家族の負担を減らすことも終活の目的の一つです。

自分の終末期や死後、家族と自分の希望を共有できていない場合、少なからず混乱や動揺が生じるでしょう。
お葬式の方法、お墓、遺産などのことでトラブルが生じる可能性もあります。

終活のひとつとして遺言状やエンディングノートに自分の意思を残しておけば葬儀の準備や遺産の整理などの様々な手続きをスムーズに行うことが可能となるため家族や親族間でのトラブルも起こりにくくなり、家族への負担を減らすことができます。

このように残された家族の負担を減らすことが終活の重要な目的です。

自分の想いを伝える

最後に終活の大きな目的としてあげられるのが、自分の想いを伝えることです。

普段の生活の中で直接感謝を伝えるのが難しく感じても、エンディングノートであれば家族や親しい人たちへの感謝の気持ちや想いを丁寧に書き記すのは難しいことではありません。

自分が亡くなった後でも、家族に自分の想い・感謝を伝えることができるのがメリットで目的でもあります。

終活でおこなうべきこと

人々

ここまで終活の目的を説明してきました。

それでは、終活では具体的に何をやればいいのでしょうか。

ここでは終活をするための方法をご紹介いたします。

エンディングノートを書く

終活に初めて取り組む方にぜひお勧めしたいのが先にも説明した、エンディングノートを書くことです。

エンディングノートとは自分の死後やその他の理由で家族とのコミュニケーションが取れなくなった時のために備え、伝えたいことや希望を書き記すのもです。
遺言書のような堅苦しさもなく、ひな型に沿って思いついた時に気軽に取り組めることもメリットのひとつです。

エンディングノートに書く決まりはありませんが、以下の内容を記しておくと様々な手続きをトラブルなく終わらせることができるので、残された家族が困ることはないでしょう。

  • 生年月日や戸籍情報など個人的な情報と時系列に沿った自分史
  • 家族や親族についての感謝を中心としたエピソードや思い出
  • 友人や知人達の連絡先リスト
  • 不動産や預貯金などの資産に関する詳細内容、もしもの時に資産管理を頼む相手
  • 介護や終末医療についての希望や費用の捻出方法など
  • 葬儀やお墓などの埋葬方法についての希望
  • 携帯電話やカード会社など退会手続を希望する一覧

葬儀を準備

社会環境の変化や価値観の変化により葬儀への思いも人により様々ですが、終活のひとつとして希望する形態の葬儀を準備しましょう。

葬儀には以下のような種類があります。

  • 一般葬
  • 家族葬
  • 自由葬
  • 樹木葬
  • 海洋葬
  • 宇宙葬
  • 散骨

一般葬や家族葬および自由葬などは事前に葬儀社と参列者のリストの準備が必要になります。
葬儀の内容を考え複数の葬儀社に連絡を取って事前に費用とサービス内容などを把握するようにしましょう。

また樹木葬や散骨などを希望する場合には管理する公営の霊園やお寺を選ぶ必要があり、散骨の場合は海洋散骨協会や専門家などへ事前に問い合わせる必要があります。

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お墓を決める

生前にお墓を決めておくことも終活のひとつです。

新しくお墓を建てると数百万円の経済的な負担と承継者が必要になります。
最近では納骨堂や永代供養、自然葬などの種類があり、お墓や供養に対する考え方も多様化しているので自分の希望を正確に残すようにしましょう。

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遺言書を書く

財産の相続にはトラブルが起きやすいと言われています。
どうしたらトラブルを回避できるのでしょうか?

そこで登場するのが遺言書です。
遺言書の目的は遺言者の意思に沿って相続などの事柄を死後法律で保護することです。
財産の相続に関する終活では、法的な根拠になる遺言書の作成が重要な役割を果たします。

遺言書には以下のように三つのタイプがありますが、事前に司法書士や弁護士などの専門家に相談することをお勧めいたします。

  • 自筆証書遺言 

    自筆で書き署名と捺印が必要なのと家庭裁判所での「検認」手続きが必要

  • 公正証書遺言 

    公証役場の公証人に依頼し作成する遺言書で、原本は公証役場で保管され、作成の際に二人の証人が必要

  • 秘密証書遺言 

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セミナーなどに参加する

終活の方法には代表的なエンディングノートなどがありますが、終活の内容もたくさんあるので、どれから始めたらいいのか迷う場合も多いのはないでしょうか。
どうしたら終活の内容と目的をきちんと学べるのでしょうか?

そこで「終活とはなにか」や「終活の始め方」などについて全国で様々な団体がセミナーを開催しているので、セミナーへの参加をお勧めいたします。
葬儀社関係者や専門家からセミナーの情報を聞いたり、インターネットで「終活セミナー + 居住地域」で検索することで開催情報を得ることが出来ます。

セミナーを上手に活用するのも終活をスムーズに行う上で助けになるでしょう。

終活はいつからはじめればいい?

困った人々

終活はいつから始めるのがいいのでしょうか?

実際に終活を始めるなら、定年退職時や世代の変わり目が始めるタイミングと言えるでしょう。
しかし定年前であっても突然の交通事故や病気へのリスクがないとは言えません。
配偶者とコミュニケーションが取れなくなった時に、本人の葬儀やお墓などに対する希望が残されていなければ家族が困ってしまいます。

やはり年齢にこだわるのではなく、出来るだけ早く思い立った時に行うのが賢明と言えるでしょう。

終活の目的まとめ

人々

今回終活ねっとでは、終活の目的についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事の内容をまとめると以下になります。

  • 終活が注目される背景は社会環境の変化であり終活とは、終末期について考え、最期まで幸せな人生を送れるようにすること
  • 終活の目的は終末期と真摯に向き合い今後を前向きに生きるためと家族への負担を減らすこと
  • 終活の方法にはエンディングノートを書く・葬儀の形式やお墓を準備する・セミナーへ参加するなどがある
  • 終活を始めるタイミングはできるだけ早いほうがいい

このように終活の内容や目的を知り、取り組むことで、自分自身の過去と未来を冷静に見つめることが出来るのではないでしょうか。

皆さんもこの先、自分らしく前向きに生きるために終活を行ってみてはいかがですか?

最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。

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