お墓の面倒を見るのは誰?見る人がいない時の無縁墓についても解説!

お墓の面倒を見るのは大変ですよね。無縁墓、手続きにおける面倒な作業、またそれに関する費用はどうすればいいのでしょうか?今回は、お墓とそれに関する手続きやお金の注意点について紹介しますので、最後までご覧ください。

目次

  1. お墓の面倒は誰が見るの?
  2. お墓の面倒をみるとは具体的にどうゆうこと?
  3. お墓の面倒を見る人がいない無縁墓
  4. お墓の面倒を見られないと分かっている場合
  5. お墓に関する面倒な手続き
  6. お墓の面倒をみることについてまとめ

お墓の面倒は誰が見るの?

お墓

お墓の管理って大変なことが多いですよね、、
とくに最近増えている無縁墓などのお墓はどうすればいいのでしょうか?

無縁墓は果たしてどうするのが良いのか?書類はどんな手続きをしなければならないか?疑問に感じたことはあるはずです。
無縁墓や書類の面倒は本人でなく、親族がやらなくてはならないため、とくに煩雑になりやすいです。
そこで終活ねっと今回、お墓の面倒を見ることについて

  • お墓の面倒の見方とは?また管理費とは?
  • 無縁墓とは何なのか
  • 無縁墓の事前の対処法
  • お墓に関する面倒な手続きとは?

などを解説して参ります。

お墓の面倒をみるとは具体的にどうゆうこと?

お墓

お墓の面倒を見ることは、主にお墓の手入れ・掃除をすることと、管理料を払うことに分かれます。

お墓のお手入れ・掃除

お墓のお手入れで特に大事なのが、お掃除や環境整備になります。

墓石のお手入れ

墓石の掃除には、水拭きが特に大切です。
たわしや洗剤を使うと傷が付いてしまうので注意してください。

墓石はしっかりと磨かれているため、簡単に汚れは付きませんし、もし土ぼこりがついても、水拭きだけで汚れは落とせます。

コケを気にして乾拭きをする人もいるかもしれませんが、水拭きの後に放っておいても問題ありません。
傷がついていなければ、コケはすぐには生えてきません。

ただ、お墓の構造上水が溜まりやすい場合は、乾拭きも必要です。
また、水拭きでは落ちない汚れが付くこともありますが、お墓参りに定期的に行き、その度に手入れをしていれば、心配ないでしょう。

あまりに汚れがひどい場合はお墓の掃除代行サービスに依頼するのが正解です。
基本は水拭きだけでOKだと覚えておきましょう。

お墓周りのお手入れ

お墓周りで気になるのは雑草ですが、定期的に生えてくるのでとても面倒ですよね。

そこで、雑草対策にはいろいろな方法がありますが、防草シートがおすすめです。
値段、手軽さなどのコストパフォーマンスが優れているためです。

固める土を撒いたり、コンクリート舗装などの雑草対策もありますが、どれも手軽さはありません。
道路にも当たり前に雑草が生えているように、土やコンクリートの隙間からしっかり雑草は生えてきてしまいます。

見た目は防草シートよりは良いですが、定期的に業者に依頼したり、整備したりするのにも高額な費用がかかります。

また、草を枯れさせるためにビール等のアルコールや塩を撒くという方法もありますが、同様におすすめできません。
アルコールが墓石につくとカビや変色の原因になりますし、塩は墓石自体や基礎を腐食するため、お墓の寿命を縮めることにつながります。

素人が余計な手出しをするとお墓周りを傷めてしまう可能性があるので、面倒な問題を起さない防草シートをおすすめします。

お墓の管理費を支払う

お墓を購入したら、毎年霊園・墓地に管理費(管理料)を支払う必要があります。

終活ねっと

お墓の費用の内訳は、①永代使用料 ②墓石代 ③管理費の3つです。
永代使用料と墓石代は初期費用に含まれますが、管理料は毎年払う必要があります。

そもそも管理費とは

管理費とは、共有設備に充てられる費用です。

具体的には、水汲み場、花壇、石段などの園内の設備を修繕したり、整備したりすることが目的です。
お寺側に個人の墓石のチェックや、掃除をしてくれることをお願いする費用ではありません。

あくまで個人のお墓に関する費用は、個人の負担です。

管理費の相場は?

まず、管理費にいくらかという決まりはありません。
基本的に1万円前後なことが多いです。
その土地の地価にもよりますし、仮に東京では1万円が相場だったとしても、数万円するところもあります。

ただし、公営墓地よりも民営墓地のほうが、値段は高い傾向があります。

そのため、管理費の支払いにおいて重要なのは、相場がいくらなのか知ることではなく、霊園やお寺の規模や設備対して適正な費用か、契約内容に購入者が不利になる内容がないか、です。

大規模なお寺の管理費が8,000円でも、それよりもだいぶ小さなお寺が1万円だったとします。

大きいお寺は初めは安かったのに、毎回値上げされて結局2倍以上に値上がりしてしまう可能性もあります。
規模が大きいほど管理は大変ですし、経年劣化したものを一度に修復する場合、値上がりする可能性は十分にあります。

また滞納すればお墓を維持できなくなるので、少しの値上げなら問題ない額の霊園やお寺でお墓を建立することをおすすめします。

誰がお墓の面倒を見る?

お墓の面倒を見るのは、基本的に親族です。
定期的にお墓参りに行きましょう。
お墓の面倒を見る責任者のことをお墓の継承者といいます。

また、お隣のお墓の管理者が近所の人だったり、知り合いだったりした場合は、用事があって行けないときについでに掃除をしてもらったりmコミュニケーションを取りながらお墓の面倒を見るのも良いでしょう。

お墓の面倒を見る人がいない無縁墓

お墓

お墓の管理をする人がいない無縁墓(無縁仏)。

これは何も自分に関係ない話ではなく、誰でも身近に起こりうる問題です。
あらかじめ勉強して対策をしておきましょう。

無縁墓とは?

無縁墓とは、管理者や継承者がいなくなってしまったお墓のことを言います。

なぜ管理者がいなくなるかというと、維持費の滞納による土地使用権の喪失、親族の所在不明などがあるからです。

あまりに放置された場合、後述の通り撤去となります。

無縁墓が増えている

近年、無縁墓が増加しております。
無縁墓が増えている主な理由は2つあります。

理由1.少子高齢化やそれに起因する問題

日本は超高齢化社会なので、その影響を如実に受けているかもしれません。

昔は、長男が家やお墓を守る、という風習があったそうですが、現在は就職、進学はたまた留学などで子供が家にいることが少なくなっています。

地方にお墓があり都市部に子供が移住した場合、時間的に帰省が難しかったり、管理やお墓参りをする暇がなかったりすることもあります。

他には家族間の仲が悪く、お墓は建ったものの家族の所在が不明の場合も使用権が無くなり、やがて無縁墓になるケースもあります。

理由2.過疎化

過疎化が進む地域では賃金が低く、お墓の管理・維持費を支払う余裕がないケースがあります。

さらに若年層の給与の低下もあり、遠いお墓に通うのが負担になること、たとえ久々にお墓参りに行ったとしても、ほったらかしにされたお墓の修繕に回す費用がないこと、なども理由になります。

無縁墓はどうなる?

では無縁墓はそのまま放置されるのかと言われれば、そうではありません。

お墓の撤去

3年や5年など霊園やお寺によって違いますが、あまりに長い間放置された無縁墓は撤去されます。
この撤去というのは、廃棄されることではありません。

遺骨をほかの無縁墓とともに合葬した後(放置されることもあります)、使用権が売り出されることを言います。
土地の所有者はあくまで、霊園・お寺側ということです。

普通は立札や貼り紙でお知らせが出ることが多いようです。
つまり、維持費滞納や立札への反応が無かった場合、土地の使用権を失い、お寺側に撤去されるということです。

お墓の墓じまい

無縁墓を管理できないけど何とかしたい、という場合は墓じまい・改葬をおすすめします。

撤去とは違い、管理者が申請しなくてはなりません。
ここで注意しなければならないことがあります。
それは法的手順があること、費用がかかることです。

墓じまいは勝手にやってしまうと違法になります。

なので墓じまいをする際は霊園や親族にしっかり相談しましょう。

また、閉眼法要(お墓から魂を抜くこと)や離壇(遺骨を別のお寺へ移すこと)などで、墓じまいには合計100万円以上かかることもあります。

先祖のため、最適な選択をしましょう。

お墓の面倒を見られないと分かっている場合

人々

上述の墓じまい・改葬には代表的な方法として、次の2つがあります。

どちらも合葬といい、複数の方々の遺骨を同時に供養します。

永代供養墓

永代供養は、霊園・お寺側に永久的に供養を依頼することを言います。
永代供養用のお墓を永代供養墓と言います。

遺骨を共同スペースで合葬するため、個別のお墓が要らず、費用はあまり高くありません。

親族では面倒を見ることができないとか、子供にお金を残したいなどの理由で選ばれます。

共同墓

共同墓は、同じような境遇の人々が集まり、合葬するためのお墓です。
会員制をとっているところが多く、登録した人が亡くなったときに会員が面倒を見てくれます。

基本的に一人身の人はこちらを選択する場合があります。

お墓に関する面倒な手続き

困った人々

実は一連の流れの中で、お墓を建てる時と火葬の時が一番面倒です。
何が大事なのか、詳しく見ていきましょう。

お墓を建てる時の手続き

  • お墓の形態(永代供養なのか家族の入る家墓なのか等)と土地を決める。
  • 石材店を決める。石の種類によって、価格が大きく変わります。
  • 工事の契約をする。
  • 工事・石材の加工後、引き渡し。

お墓を建てる際は上記の流れになります。

細かいことを言うと、1と2で資料請求や土地見学、建設予約が必要になります。

また葬儀の流れは以下の通りです。
少々面倒ですが、書類発行においては注意してください。

  • 葬儀会社・遺体の搬送先の決定
  • 葬式の予定や内容を決定後、死亡診断書の発行を依頼
  • 死亡届や火葬許可証の発行を依頼
  • 火葬場の予約

火葬を行うには許可が必要で、一日に行われる回数に限りがあるため前もって予約しておく必要があります。

病院で死亡診断書、役所で火葬許可証(火葬後、火葬証明書として返却され、後日使用します)を発行してもらいますが、こちらもすぐにはできません。

火葬後、霊園やお寺に火葬証明書を渡し、納骨(埋葬)となります。

また、お墓の購入、火葬ともに専門家を通すことにより不利な契約を防止できたり、いくつかの手間を省いたりすることができます。

離檀の手続き

面倒な手続きとして特に挙げられるのが、離檀(檀家を抜けること)です。

親戚が絡んでくるので、自分一人では解決できない問題です。

改葬自体は、お金はかかりますが書類の記入、役所への申請だけで済みます。
自治体によって内容は違いますが、そこまで大変ではありません。

檀家の最大の問題は、不当な契約があった場合です。
檀家に法的な要素はありません。
ただし、「檀家を抜けるときは500万円を払わなければならない」などの不当な契約書であっても、よく読まずに契約してしまった場合は、契約に従わなければなりません。

それは完全に自己責任になります。
そこまで多い事例ではありませんが、いつどうなるかわかりません。
ただ檀家を抜ける際は基本的には、お寺に理由を話す以外に何も必要ありません。
抜ける理由が明確でないと合意はしてもらえないでしょうし、今までお世話になった礼を言うべきではあります。

また、親戚間のトラブルもありますが、基本的に名義人の言うことが優先されますし、親族への相談なくお墓を撤去すると、法的問題になりかねません。

いずれにせよ、石材店などお墓の専門家に相談するのが最善です。

お墓の面倒をみることについてまとめ

人々

いかがでしたか。

お墓の面倒を見ることについてまとめました。

  • 墓石の手入れには水拭き、雑草には防草シート
  • 管理費は共有設備に充てられる費用で、個人のお墓には使われない
  • 管理費の支払いで重要なのは適正価格か、契約が公平かどうか
  • お墓の面倒を見るのは基本的に親族、それがなくなると無縁墓になる
  • 無縁墓対策として、永代供養墓と共同墓がある
  • お墓を経てる時や火葬の時は、証明書や許可書は絶対に処分しない、余裕のある予約を
  • 契約の確認は必須、困ったら専門家に相談するべき

先祖のお墓だからこそ、正しい手入れや方法で面倒を見て、大切にしたいですね。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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