エンディングノートに書くべき内容の例とは?利用法や注意点も解説!

エンディングノートに書くべき内容の例とは?利用法や注意点も解説!

終活と同時に多くの人に認識されるようになってきたエンディングノート。まずは気軽に始めて見ようと思っても、やはりお手本となる例があった方が取り組みやすいですよね。終活で重要なポイントとなるエンディングノートの活用例や、注意点を詳しく解説していきます。

最終更新日: 2020年02月19日

エンディングノートの例について

ノート

終活といったらまずはエンディングノート、という程人々に認識されてきたエンディングノートですが、やはり実際に書こうと思うとあれこれ悩んでなかなか進まない、という方も多くいらっしゃいます。

人生の最後に残す大切なものであるからこそ、どうしても力が入ってより完璧にと思ってしまうものですよね。

そこで今回の「終活ねっと」では、エンディングノートの例について実際に例を挙げながら書く内容や利用例、そしてエンディングノートを利用する際の注意点などを解説し、オススメのエンディングノートも紹介いたします。

  • エンディングノートに書く内容の具体的な例

  • エンディングノートの効果的な利用方法

  • エンディングノートを書く時の注意

以上の点に注目してご説明させて頂き、皆様のエンディングノートがより充実したものになるようお手伝いしたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。

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エンディングノートとは

人々

エンディングノートとは、より充実した終末期が迎えられるよう、ご自身についての様々な情報を細かく書き残していくためのノートです。

エンディングノートを書く目的は、大きく分けると以下のようなものになります。

  • ご自身に万が一の事があった時、ご家族に意思を明確に伝えるため

  • 残されたご家族の負担を減らすため

  • 人生を改めて振り返り、より充実した毎日を送るため

エンディングという言葉がついていますが、取り組まれる時期や年齢には一切制限はありません。

気がかりな事や不安な事、伝えたい事などを書くという作業を通じて解決し、毎日を心豊かに過ごせるお手伝いをする。

それがエンディングノートの大きな役割です。

エンディングノートに書く内容の例

ノート

現在多くのエンディングノートが販売されるようになりましたが、その内容は決して統一しているわけではありません。
選ぶ自由度が高いだけに、中身を見てもどれが自分に一番良いのか迷ってしまいますよね。

そのような場合、実際にエンディンノートを書いている方々の内容を例にして、ご自身が書き残したいと思う項目を決めて取り組んでみるのも一つの方法です。

エンディングノートに書く項目について、具体的な例を交えながらご説明していきます。

自分の情報について

エンディングノートに書く内容として一番に挙げられるのが、自分の情報についてです。
ご自身が生まれてからこれまでの人生を振り返り、自分史のように書き綴ってみましょう。

ご家族に知っておいて欲しい思い出、かしこまって伝えることはなかったけれど嬉しかったこと、ご自身の交友関係やお世話になった人達への感謝の言葉など、一つ一つを思い出した時に書き綴っていきます。

エンディングノートにご自身の歴史を綴られることで、ご自分の積み上げてきた実績を確認することが出来るため、気持ちが前向きになり今後への不安を減らすことができます。

自分史は難しいと思われるようでしたら、箇条書きでもいいので親しい人のお名前と連絡先、どのようなお付き合いの人かといった情報を書いてみるのも良いでしょう。

資産について

ご自身が現在所有している資産についての情報を書いておきましょう。

故人の残された資産は、遺産としてご家族や相続権のある方々が相続することになります。
その際、どのような財産があるのかという情報があると、その後の話し合いや手続きをスムーズに行うことが出来きます。

注意点としては、ローンや借金などのマイナス財産についても書き残しておくことです。

故人の残される財産は金銭的にマイナスとなるものまで含めて全て遺産となるため、もしマイナスとなる遺産の存在を知らなければ相続の際に揉め事になることもあります。

現在残っているローンなども含めて、全ての情報を書いておくようにしましょう。

デジタルデータについて

パソコンやスマートフォンなどに残っているデータ、ネット上で契約されているアプリや有料ソフトの契約解除などのデジタルデータについても遺品整理の対象となるため、エンディングノートに書いておきましょう。

もし悩まれるようでしたら、まずは以下のような内容を例に書き出してみましょう。

  • デジカメの画像・ビデオの動画

  • お仕事で使われている資料

  • ネット上で保管されているデータの有無

  • 契約されているアプリやソフトの解除について

  • ネットバンク・仮想通貨などの有無

デジタルデータを管理・処分する時にどうしても必要となるのはIDやパスワードです。

もしエンディングノートを紛失した場合に悪用されることを防ぐため、IDやパスワードは書き込まないようにしましょう。

しかし、IDやパスワードについて残された方々がわからなかったらデジタルデータを管理・処分できないため、ご家族に詳しい方がいらっしゃれば保管・処理をお任せしても良いと思います。
難しいと思われるようでしたら信頼出来る知人や専門家の方にお願いをしておき、その旨を書いておくのも良いでしょう。

家族・親族の家系図を示す

エンディングノートには家族・親族の家系図を示すことも必要です。
家族の家系図・兄弟などの続柄や連絡先について書いておくと、万が一の時の連絡がスムーズになります

葬儀に関することは勿論ですが、家系図がはっきりしていると相続の際に法定相続人がわかりやすくなるというメリットもあります。

もし離婚・再婚といった関係でご家族の知らない血縁者がいる場合にはその情報も記入しておき、相続の際に揉め事にならないようにしておきましょう。

介護補助・医療処置の意思表示をする

ご自分の意識がはっきりしている時に、終末期の介護補助・医療処置の意思表示をすることも大切です。

特に以下のような内容について書かれてあると、ご家族が難しい決断をしなければならない時に大きな助けとなります。

  • 介護をどのようにしてもらいたいか

  • 延命処置を希望するかどうか

  • 臓器提供や検体について

介護や医療に関する問題は、ご自身にとってもご家族にとっても心に大きな負担となりますので、可能であれば普段からご家族と話し合いをされた上で、エンディングノートに書き留めておくと良いでしょう。

葬儀・供養をどうするのか考える

ご自分の葬儀やご供養に関する希望がある場合には、その内容をエンディングノートに書き残しておきましょう。

特にご供養方法に関しては、ご家族やご親戚とお話し合いをすることも必要です。

少子高齢化に伴いお墓をお守りし続けることが難しくなってきた現代では、お墓を必要としないご供養方法も多数紹介されるようになってきました。
その一方で、やはり昔からあるお墓でのご供養にこだわられる方も多く、お墓の承継者問題まで含めた揉め事となることもあるのです。

亡くなられた後のご供養は、残されたご家族に委ねられることになります。

そのため、ご葬儀やご供養についてご家族との意思疎通を図りながら、希望する方向を決めて書くようにしましょう。

遺言の有無について書く

もし遺言書がある場合には、遺言書の有無について書いておきましょう。

遺言書の詳細はエンディングノートに記載する必要はありませんが、遺言書を預かっている弁護士や公証人がいる場合には、その人の連絡先などを記入しておかなければなりません。

ご自分で遺言書をお持ちの場合は、その遺言書を保管している場所などを記入しておきましょう。

エンディングノートの利用例

ノート

エンディングノートに書くことで、一体どのような効果があるのでしょうか。

ここでは、実際に利用されている例をご説明しながら、エンディングノートがどのように役立てられているのか、エンディングノートの利用例についてご紹介していきたいと思います。

自分の人生について振り返る

エンディングノートでご自分の人生を振り返ると、改めて今後の人生をどのようにして生きたいかという希望が見えてきます。

これまで頑張ってきたことが自信になることは勿論ですが、エンディングノートのために立ち止まって振り返る時間を持つことで、それまで忘れていた夢やチャレンジしてみたいことなどがはっきりとしてくるのです。

忙しい毎日を送っていると、なかなかゆっくり振り返る時間を持つのは難しいですよね。

エンディングノートをきっかけにして、一度ゆっくり立ち止まって振り返る時間を持ってみてはいかがでしょうか。

万が一に備えて、遺族に自分の意思を残す

生前にエンディングノートを通してご自分の意思を残しておくことで、もしものことが起こった時にご家族の負担が軽減されたり安心感を与えることが出来ます。

特に、突然のお別れをしなければなからなかった場合、ご家族は大きなショックを抱えたまま様々な用事をこなしていかなければなりません。
何をどうすればいいのか分からず、中には体を壊してしまうご家族も少なくないのです。

残された方々の負担を減らすためにもエンディングノートにご自身の意思を残しておきましょう。

遺族間での揉め事を回避させる

エンディングノートに事務的なことを記載しておくことで、遺族間での揉め事を回避させることが出来ます。

例えば、承継者となっているご家族のお墓のことや相続に関すること葬儀や納骨に関する希望などといった内容をについて意思表示しておくだけでも、話し合いの方向が決めやすくなります。

可能であれば遺言書なども用意し、法的な面でも問題がないように準備しておくと良いでしょう。

ご自身の素直な気持ちを伝える

普段言えないことをエンディングノートに書いて、ご自身の素直な気持ちを伝えるという利用方法もあります。

電話やメールは恥ずかしい、かといって手紙にするのも大げさなような気がする。
このような気持ちをお持ちの方でも、ノートという形になっていることで敷居が低くなり、なんとなく日記の延長上で素直に言葉を書くことが出来ます。

実際にエンディングノートを受け取られたご家族の中には、どの財産よりも一番大切な宝物になったという方もいらっしゃいます。

ですので、ご家族に対しての素直な気持ちを書いていきましょう。

突然の物忘れに備える

エンディングノートには、突然の物忘れに備えるという利用方法もあります。
いつどんなことを物忘れしてしまうかは誰にもわかりません。
不慮の事故や病気などが原因で記憶に問題が起こってしまうこともあるのです。

例えそのような事態にならなかったとしても、滅多に口にしない名前や場所・物などは特に忘れることが多く、いざ必要な時に思い出すのに苦労することもあります。

ですので、これは大切だということは忘れないうちにエンディングノートに書き残しておき、たまに見返して確認してみましょう。

エンディングノートの注意点

ノート

書いておくと大きな安心となるエンディングノートですが、いくつか注意しなければならないことがあります。

エンディングノートを書く上でどのようなことに注意しなければならないのか、エンディングノートの注意点についてご説明していきます。

エンディングノートには法的な力がない

相続や遺言といった項目を書くことが多いエンディングノートですが、残念ながら法的拘束力はありません。

ある程度の意思表示にはなりますが、それが絶対的な効果を持つわけではないのです。

ですので、法的拘束力が必要となる項目について遺言を残す場合には、エンディングノートとは別に遺言書を作成する必要があります。

遺言書も法律に則ったやり方で作成しなければなりませんので、もしご不明な点がある場合には弁護士や司法書士といった専門家の方に相談するようにしましょう。

エンディングノートはわかる所に置く

せっかくエンディングノートを残しても、保管場所が分からなければ役立てることが出来ません。

だからと言って、誰にでも簡単に手に入る場所に置いておくと、紛失した時に個人情報が漏れてしまう可能性も出てきます。

  • エンディングノートには、万が一なくしても大丈夫な情報しか書かないこと

  • ご家族だけがわかる共有の場所、または見つけやすい場所に保管すること

  • エンディングノートがあることをご家族に伝えておくこと

このような点に注意して、エンディングノートを保管・管理するようにしましょう。

エンディングノートの定期的な見直しをする

エンディングノートは、一度書き終えても時間が経つとご自身の気持ちに変化があるため、書き直しをする必要が出てきます。

それ以外にも、法制度の改正による相続の変更や、ご家族との話し合いによる状況の変化といったタイミングで内容が変更されるといった例も少なくありません。

エンディングノートの良さには、そのような変更にも柔軟に対応することが出来るといった点が挙げられます。

その時々で一番ベストだと思った内容となるよう、定期的な見直しをするようにしましょう。

「終活ねっと」には相続、生前対策に関する無料ご相談窓口があります。
提携している相続診断士やファイナンシャルプランナーが遺言や生前対策など相続全般に関するご相談を伺います。

エンディングノートについても、もちろんご相談いただけます。
ご相談は初回無料ですので、些細な疑問でも下記のリンクからお気軽にご相談ください。

オススメのエンディングノートの例

ノート

特別な決まりがないエンディングノートですが、ある程度の例が挙げられているノートを使うと更に充実した内容を書くことが出来ます。

ここでは、オススメのエンディングノートの例をあげて、その特徴や使用するメリットについてご説明していきたいと思います。

エンディングノートの例まとめ

ノート

今回「終活ねっと」では、エンディングノートの内容や具体例・注意点をご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をもう一度振り返ってみましょう。

  • エンディングノートはご家族にとっても重要な情報源となるので、ご自分の意思を伝えたり相談したりしながら出来るだけ詳しく書くようにすることが大切

  • エンディングノートは必要に応じて書き直す必要があるので、定期的に見直しをするようにしておく

  • エンディングノートには法的拘束力はないので、相続等において法的拘束力が必要と判断した場合には、遺言書を作成する必要がある

ご家族のことを思うが故に、どうしてもあれこれ情報を詰め込みたくなってしまうものですが、一番大切なのは書き残されるご本人のお気持ちです。

一つ一つの項目をじっくり考えながら、ご自分のお気持ちが前向きに楽しくなるように取り組んでみましょう。

「終活ねっと」では、今回の記事以外にも終活に関する情報を多数ご紹介しております。
是非一度ご覧になってみて下さい。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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