お墓の区画面積の一般的な広さとは?気になる平均の広さを紹介します

人生のどこかでお墓を建てる時がやってくるという方は多いです。その際にはさまざまな要素が気になるところですが、不可欠なものの1つとして面積があります。それはお墓の面積によって費用や工期などが左右されるためです。今回はお墓と面積について考えていきます。

目次

  1. お墓の区画面積について
  2. 墓地の面積を表す一坪・一聖地とは?
  3. 平均的な墓地の面積
  4. お墓を建てるのに必要な墓地の面積
  5. お墓の面積で変わるもの
  6. 気をつけたいお墓の区画表示について
  7. お墓の区画面積についてまとめ

お墓の区画面積について

お墓

誰もが人生のどこかの段階でお墓を建てたり、または合祀墓や樹木葬といった永代供養を利用することとなります。
ただ、いくらお墓や葬儀の価値観や方法が多様化してきているとはいっても、今もなお亡くなった後のことを考えてお墓を建てる、もしくは先祖代々のお墓に入るという方は非常に多いです。

新規でお墓を建てるという選択肢を取る方も相変わらず多いというのが現状ですが、お墓を建てる際に考えなければいけない要素としては費用や工期、デザインなどが挙げられます。
ただ、それに加えて重要な要素として挙げられるのがお墓の面積です。

お墓の面積といったも、墓地に見られるお墓はさまざまな大きさのものがあり、どのくらいが標準的なのかという点を気にする方も多いのではないでしょうか?
そこで今回終活ねっとでは、お墓の面積について注目していきます。

具体的な内容は

  • お墓の面積を表す単位としての一坪・一聖地とはどのようなものなのか?
  • 平均的な墓地の面積とはどのくらいのことを指すのか?
  • お墓を建てるうえで必要な面積とはどのくらいなのか?
  • お墓の面積で変わるものとして、何が挙げられるのか?
  • お墓の区画表示で気をつけたいものとは?

という5つのポイントを軸に進めていきます。
特に、終活の一環でお墓を事前に立てようと検討されている方やすでに取り組んでいる方はぜひとも参考にして頂ければ幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

墓地の面積を表す一坪・一聖地とは?

お墓

まず、一般的に面積を表す単位として㎤(立方センチメートル)や㎥(立方メートル、平米)などがあります。
そして、お墓の場合はそれなりに規模が大きいため、㎥で表示することが一般的です。

ただ、地域によっては㎥以外にも、一坪や一聖地といった表記の仕方をする場合もあります。
以下の項目でこれらの表記について説明していきます。

一坪について

一坪というのはお墓の面積に限らず、「畳」とともに土地や家屋の面積の単位として使われる場合が多いです。
ただ、聞いたことはあっても具体的にどのくらいの大きさのことを指すのかについてはわからないという方も多いのではないでしょうか。

一坪は三尺四方(約90㎝四方)の大きさで、畳半分(半畳)の大きさに相当します。
ちなみに、お墓でいう一坪と土地家屋でいう一坪には違いがあります
お墓の場合は約1.8㎡、土地家屋の場合はその倍近くの約3.3㎡となっています。

そのため、お墓の面積でいう一坪について考えるときに、土地家屋の場合と同じように考えると、後で悔やんだり、トラブルに発展する場合もありますので、この点はよく理解しておくようにしましょう。

一聖地について

一坪という単位は聞いたことがあるという方が多くても、一聖地という単位についてはなじみがないという方も多いのではないでしょうか。

「一聖地」とは、お墓での一坪の関西での言い方で、その大きさも一坪と同じです。
主に寺院墓地で使われることが多い単位ですが、実際のお墓用の土地販売の際には1聖地を最小単位で売っているとは限らないため、事前の確認が必要です。

また、墓地・霊園によって一聖地の計算方法が異なる場合もありますので、この点も事前に確認しておくとよいでしょう。

一霊地について

「一聖地」とよく似たような表記に、一霊地というものもあります。
「一聖地」とわずか一文字だけの違いですが、「一霊地」の場合は主に公営霊園で使われる単位です。

そして、「一霊地」あたりの大きさも「一坪」や「一聖地」に比べて若干異なってきます。
つまり、「一霊地」は約1m四方、1㎡となります。

この点では、確かに「一坪」や「一聖地」に比べると計算がしやすい単位といえますが、他の単位表記と間違いやすいので、お墓に関する広告で使われる面積の単位は注意深く確認しつつ見るのが大切といえるでしょう。

平均的な墓地の面積

お墓

お墓の面積と一言でいいましても、地域によってさまざまです。
郊外に行けば10㎡以上の大きさのお墓もよく見かけますし、都心部では土地不足の影響もあって1㎡にも満たない広さのお墓も少なくありません。

そのため、終活の一環でお墓を建てるにもどのくらいの面積を標準と考えればよいかがわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、一般的に標準とされる平均的なお墓の面積がどのくらいなのかについて、全国平均や都心部の平均を引き合いにしつつ、見ていきましょう。

全国平均

まずは、お墓の面積の全国平均について見ていきましょう。

お墓関係の総合情報サイトである「いいお墓」(運営会社:株式会社鎌倉新書)の調査で面積に関するものの最新の結果(第7回お墓の消費者全国実態調査:2016年2月29日実施)によりますと、全国的な平均で約1.44㎡となり、このうち東日本地域では約1.42㎡、西日本地域で約1.49㎡となっています。

前年に行われた前回の調査(2015年1月27日実施)では、全国的な平均で約1.65㎡となり、このうち東日本地域では約1.53㎡、西日本地域で約2.06㎡となっていることから、最新の調査結果では西日本でも2㎡を割り込んでいます。

なお、この時の調査では東京都と京都府で平均が1㎡未満になるというデータも調査開始以来初めて見られ、年を追うごとにお墓の面積の平均が減少している傾向が見てとれます。

都心部の平均

全国平均では先に見たとおりの傾向となりましたが、このうち東京や大阪などの都心部ではどのような傾向がみられたのでしょうか?
ここでは、お墓の面積で都心部の平均について見ていきましょう。

まず、一般的に都心部でのお墓の平均面積は約1㎡~1.5㎡が主流とされており、比較的小さめの傾向となっています。
中には、0.5㎡以下の広さのお墓もあるほどです。
ちなみに、一昔前であれば6尺四方(約1.81㎡四方)のお墓が設けられていました。

この背景には都心部ほど土地不足と人口集中による過密状態の問題があるため、なかなか大きな規模でお墓を建てることが容易ではないためです。

お墓を建てるのに必要な墓地の面積

お墓

実際のところ、お墓を建てるためには最低でもどのくらいの面積が必要なのでしょうか?
ここでは、お墓を建てるうえで必要な墓地の面積について見ていきましょう。

一般的なお墓の場合

一般的なお墓の場合、必要となってくるものとして、ご遺骨を納めるスペースであるカロートとお墓そのものの石塔(竿石)です。

この時点で、故人の戒名などを直接墓石に彫るということであれば、これだけあれば十分で、その場合に必要となる面積は約1㎡となります。

位牌墓や五輪塔などを備える場合

単に墓石を建てるだけでは物足りないという方は、先ほど見たような1㎡の面積だけでは足りなくなります。

まず、故人の戒名などを墓石ではなく墓誌を建てて彫る、あるいは墓石の傍らに五輪塔を建てる、ということであれば、全体で最低でも9尺四方(約2.7㎡)の面積が必要となってきます。

お墓の面積で変わるもの

お墓

お墓の面積がどのくらいの大きさになるかというのは、単にお墓の見かけが変わるということだけを指すわけではありません。

ここでは、お墓の面積によって変わる要素としてどのようなものが挙げられるのかについて見ていきましょう。

お墓の大きさ・形

まず、お墓の面積によって変わるものとして、その敷地内に建てることのできるお墓の大きさや形、施設の種類などが挙げられます。

お墓の面積が広いほど、大きめの墓石を建てることもでき、また墓石の形についても自由度が高くなります。
このため、もし特殊なデザインのお墓を建てたいということであれば、なるべく面積を広く確保しておいた方がよいといえます。

また面積が広いほど、墓石以外にも墓誌や五輪塔、地蔵像などさまざまな施設を建てることもできます。

逆に面積が小さいと、最低限必要な施設を建てることしかできず、お墓のデザインの自由度もそれに伴って低くなります。
そのため、最低限の施設さえあればよいという方であれば、面積が小さくてもよいでしょう。

永代使用料

お墓の面積に応じて変化する要素として、費用、特にお墓の敷地に対して発生する永代使用料(土地使用料)の額も変わってきます。
永代使用料は、お墓の敷地の面積に比例して変動するため、面積が広いほど高くなりがちです。

このため、敷地面積を広く確保するのであれば、お墓の敷地内にさまざまな施設を建てるといった特定の目的を持って行うとよいといえます。

気をつけたいお墓の区画表示について

お墓

お墓を購入する際には、その敷地の面積の表示に注意しなければ置けない場合も少なくありません。
ここでは、気をつけたいお墓の区画表示について解説していきます。

例えば、販売するときは基本的に実際の墓地の使用面積が基準となることが多いです。
110㎝四方の面積であっても、122㎝×110㎝の面積であっても1.5聖地の区画扱いで販売されていることもよくあります。

言い換えれば、実際に使用されていない部分については計算に含まれていないという点に注意しましょう。

また、1区画の販売価格を表示するのに、販売広告では「1聖地00万円、2聖地より販売」と表示されているときもあることがあります。
この場合は、見た目の表示をすぐにうのみにするのではなく、ご自身で墓地・霊園の管理者などの専門家に確認を取る必要があります。

お墓の区画面積についてまとめ

お墓

お墓の面積についていろいろと見てきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめると、以下のようになります。

  • 墓地の面積を表す単位には㎡、一坪、一聖地などが挙げられる。このうち㎡は一般的によく使われる単位だが、地域や霊園の種類によっては一坪や一聖地も使われる。
  • 全国の平均的な墓地の面積は2016年現在で1.65㎡で年毎に縮小傾向にある。なお、都市部でも土地不足や人口密集が原因で墓地面積は小さくなりがちである。
  • お墓を建てる際に必要な面積は、一般的な墓石だけのお墓であれば約1㎡、位牌墓や五輪塔などを備えるのであれば、最低でも約2.7㎡は必要となる。
  • お墓の面積に応じて変化するものとして、お墓の大きさや形、敷地内に建てられる施設の種類、デザインの自由度、永代使用料が挙げられる。
  • お墓の区画表示に関する注意点として、基本的に実際のお墓の使用面積に基づいている点や、販売広告によっては1区画での販売価格の表示について確認が必要な場合があることが挙げられる。

今回見てきたように、お墓を建てるうえで区画の面積もまた検討が欠かせない要素の1つといえます。

そのため、どのようなお墓を建てたいかというイメージを持って、そのために必要な面積がどのくらいかをあらかじめ見積もっておくことが必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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