お葬式の枕経の際、どんな服装を着たらいいの?持ち物は?

みなさんは葬儀の際の枕経というものを聞いたことがありますか?おそらく現代では聞いたことのない方も少なくないと思います。そうなると枕経の際の服装についてはなおさらよくわからないという方も少なくないでしょう。今回は、枕経の際の服装に注目していきます。

目次

  1. お葬式における枕経での服装
  2. そもそも枕経ってなに?
  3. 枕経の参加者の服装について
  4. 枕経でアクセサリーは身につけてもいいの?
  5. 葬儀における枕経の疑問点
  6. 枕経のお布施について
  7. 枕経の服装についてまとめ
  8. 終活ねっとが運営する「親切なお葬式」

お葬式における枕経での服装

葬儀

現代では葬儀が行われる場所として、葬儀場や菩提寺の本堂などが挙げられることが多いです。
しかし、以前は故人のお宅で行われる葬儀もよく見られました。

そのためか、現代の葬儀であまり見られなくなったものの1つとして数えられるのが枕経と呼ばれるものです。
枕経は亡くなった人の枕もとであげられるお経のことですが、あまり見られなくなったとなると枕経の際の服装についてわからないという方も少なくないでしょう。

今回は、お葬式の時に枕経をあげてもらう際の服装について見ていきます。
なお、今回の内容のポイントとして

  • そもそも枕経とは?
  • 枕経の際の適切な服装とは?
  • 枕経でアクセサリーは身に着けてもかまわないか?
  • 葬儀における枕経の疑問点について
  • 枕経の際のお布施の相場は?

の5点を中心にお葬式の時の枕経について見ていきます。

終活で葬儀対策の際の予備知識としてお役立てください。

そもそも枕経ってなに?

葬儀

そもそも枕経とはいったいどのようなものなのでしょうか?
ここでは、現代人にはなかなか耳慣れない枕経について見ていきます。

枕経っていつ行われるの?

枕経とは、亡くなった人の枕元であげられるお経のことです。
枕経は、故人が病院もしくは自宅などで亡くなり、遺体という形で自宅に戻ってきた後、もしくは葬儀場に遺体が運ばれた後で葬儀に先立って枕経があげられます

現代のように葬儀場が整備される前は、自宅で葬儀をあげるのが一般的でした。
そのため、故人の葬儀に先立って僧侶が故人宅を訪ねて、そこで枕経をあげていました。

なお、より昔には、故人が臨終間近となった時にお経をあげる行為を指していました。

枕経は何のために行われるのか

それでは、枕経はなんのために行われるのでしょうか?

それは故人の魂があの世へと迷うことなく旅立つことができるようにするため、というものです。
また、あの世への旅路の途中で不安にならないようにするという目的もあります。

枕経の参加者の服装について

葬儀

故人が亡くなり、自宅や葬儀場に遺体が運ばれた直後にあげられる枕経ですが、その際の遺族の心中というのはあまり落ち着いていられるものではありません。

ましてや、そういう状況の中で枕経をあげてもらう際に服装のことはあまり気にもしていられないでしょう。
そこで、その場で騒がなくても済むように、ここでは枕経の参加者の服装に関する知識について触れていきます。

喪服の必要はないのか

まず、枕経の儀式に参列する際、喪服を着る必要はありません
というのは、枕経をあげ終えるまでは、故人はまだ故人としてではなく、病人といった亡くなる直前の状態に置かれている人という扱いをされるためです。

平服でもいいのか

それでは、喪服を着なくてもよいということであれば、どのような服装で枕経の儀式に参列すればよいのでしょうか?

結論から見ると、平服つまり普段着ている服装で参列してもかまいません。
ただし、故人の魂が迷うことなくあの世へ旅立てるようにお経をあげてもらうわけですから、あまり派手な格好をするのは控えましょう。

地味さがあって、あまり目立たない程度の普段着が適切といえます。

枕経でアクセサリーは身につけてもいいの?

葬儀

枕経をあげてもらう際の服装が普段着でも大丈夫ということですが、それではアクセサリーは身に着けてもよいのでしょうか?

ここでは枕経の儀式の際にアクセサリーはどの程度身に着けてもよいものかについて見ていきます。

男性の場合

男性の場合は基本的にアクセサリーを身に着けていない状態で参列するのが常識とされています。
もしも、スーツなど正式な服装で参加するという方は、ネクタイピンも外しておくようにしましょう。
ただし、結婚指輪はつけていても大丈夫です。

女性の場合

女性の方も基本的にはアクセサリーを身に着けていない状態で枕経の儀式に参列するのがマナーです。
特に光物のアクセサリーは避けるようにしましょう。
結婚指輪の方はつけていても大丈夫です。

葬儀における枕経の疑問点

葬儀

枕経をあげてもらうということ自体が近年では非常に珍しいことになってきています。
そのため、枕経に関する疑問点をいろいろと持つ方も少なくないのではないでしょうか?

ここでは、枕経についてよく疑問とされる点を取り上げていきます。

そもそも一般的に枕経は読み上げられるのか

まず、そもそも一般的に枕経は読み上げられるのかという疑問があると思います。
この疑問は、枕経の際の服装に関する疑問とともによく聞かれるものです。

これは結論を先に言えば、近年ではあまり枕経があげられることはありません
というのは、近年では葬儀に対する価値観の変化や、街中での葬儀場の整備が進んだこと、さらに一般的に葬儀を簡略化するケースが増えてきているためです。

このため、枕経の儀式を省略したまま、そのままお通夜や告別式といった葬儀を執り行うというケースが増えてきています。

自宅で安置しない場合も行われるのか

枕経をあげる際はかつてであれば自宅に遺体を安置した状態で行うのが一般的でしたが、近年では遺体をそのまま葬儀場に運んだ段階で枕経をあげる場合もあります。
この場合は、葬儀場で枕経用の祭壇などを準備したうえで行われます。

ただ、先ほどもふれたとおり、枕経の儀式を省略したまま葬儀を行う場合が増えてきているため、葬儀場で枕経の儀式を行うということも少なくなってきています。

枕経のお布施について

お金

枕経についても僧侶に読経してもらうため、お布施というものが必要になってきます。
それでは、枕経のお布施の費用の相場はいくらなのでしょうか?

枕経のお布施の相場

まず、枕経のお布施はそのあとのお通夜や告別式、さらに初七日や四十九日の法要の分も含めてまとめて僧侶に手渡すことになります。
全部まとめた金額であれば20万円から50万円が枕経にかかるお布施の費用の相場です。

枕経の儀式だけのお布施の相場となると、1万円から2万円というのが一般的です。

お車代の相場

枕経をあげてもらうために、僧侶に遠方からきてもらった場合は交通費としてお車代を手渡す必要があります。

お車代の相場は5000円から1万円ほどですが、こちらは枕経をあげてもらった後に手渡すのがマナーです。

枕経の服装についてまとめ

葬儀

この記事では、枕経の服装について解説してきました。
今回の内容をまとめますと、以下のようになります。

  • 枕経は故人が亡くなった後に、遺体が自宅もしくは葬儀場などに運ばれた後であげられる。そして、枕経は故人の魂があの世に旅立つ際に迷ったり不安になったりしないようにあげられるものである。
  • 枕経に参列する際は喪服を準備する必要はなく、普段着で大丈夫である。ただし、あまり派手な服装は控えた方がよい。
  • 枕経の場ではアクセサリーは基本的に控える。ただし、結婚指輪はつけていてもかまわない。
  • 枕経は近年では葬儀場でも読み上げられることはあるが、一般的に読み上げられるということ自体が少なくなってきている。
  • 枕経のお布施は1万円から2万円が一般的だが、手渡すのは初七日や四十九日の法要が終わった段階に葬儀の分とまとめて手渡す。お車代については枕経の儀式が終わった段階で手渡す。

枕経は葬儀の中でもなかなかなじみのない存在ですが、それにまつわるマナーなどについて知っておくといざというときに役に立ちます。

そのため、終活の中でこのような知識を身に着けておくことは大切といえます。

今回終活ねっとでは、「お葬式における枕経の服装」について解説してきましたが、他にも終活に関する記事を多数掲載していますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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