友引に葬儀を行ったらいけない?友引と葬儀について調べました!

よく友引には葬儀を行ってはいけないと言われていますよね。友引と重なるためにわざわざ葬儀を次の日に伸ばすこともありますよね。でも本当に友引に葬儀をしてはいけないのでしょうか?そこでいまさら聞けない友引と葬儀の関係について調べてみました。

目次

  1. よく葬儀が避けられる友引
  2. なんで友引に葬儀を行わないの?
  3. 友引の葬儀は必ず避けるべき?
  4. 地域によっては行う場合も
  5. 友引の日は通夜も避けるの?
  6. カレンダーの六曜は葬儀に関係あるの?
  7. 友引人形ってなに?
  8. 友引と葬儀についてまとめ

よく葬儀が避けられる友引

葬儀

カレンダーを見ると、「赤口」や「大安」「仏滅」などが書き込まれていることがありますよね。
大安はおめでたい日とされて結婚式を行うことが多く、仏滅はお祝い事は避けるべきと聞いたことはありませんか?
同じく、友引には葬儀を行ってはいけないとよく言われていますよね。
なぜなのでしょう?

人の命が終わる時は、日にちや時間を選べません。
明日は友引だからとかそういう問題ではありませんよね。
しかし友引と葬儀が重なる日にはわざわざ一日伸ばすことも多いです。
友引と葬儀ってどういう関係なのでしょう?

そこでこの記事では以下の事柄について解説します。

  • 友引に葬儀を行わない理由
  • 友引には葬儀は絶対避けるべき?
  • 地域によっては友引でも葬儀を行うこともある?
  • 友引の日の通夜は?
  • 六曜と葬儀の関係

なんとなく、友引には葬儀を行ってはいけないと聞いているけど本当の意味を知っている人はあまりいないのではないでしょうか?
友引の本当の意味や友引と葬儀の関係について、改めて知っておきましょう。

なんで友引に葬儀を行わないの?

困った人々

「友引」とは友達を引っ張るといわれていて、葬儀を行うと周辺の人が死者に連れていかれると考えられている。

というのが友引の日に葬儀を避ける理由ですね。
しかし本当に友引というのはそういう意味なのでしょうか?

友引の本来の意味

友引とは六曜の一つで、他には先勝、先負、仏滅、大安、赤口があります。
六曜とは元々は中国で生まれた戦の時に使う占いことなんですよ。
六曜の意味は以下の通りです。

  • 先勝(せんしょう、さきがち):先んずれば勝つという意味。先手必勝でぐずぐずしない方が良い。午前中は吉、午後2時より6時までは凶。
  • 友引(ともびき):何事も引き分けとなり、勝負がつかない日。午前は凶、正午は大凶、夕方からは大吉。陰陽道の災いが友に及ぶとされる「友引日」と六曜が混同されたために友引に葬儀を行うのはいけないということになったと言われている。
  • 先負(せんぶ、せんぷ、さきまけ):早まると負けてしまうという意味。慎重に物事を勧めれば大吉となる。午前中は凶、午後は吉。急いては事を仕損じる。
  • 仏滅(ぶつめつ):仏も滅してしまうほど悪い日。仏教とは関係がない。仏様のように尊い方でも何をやっても失敗するという意味。仏滅は元は「物滅」という字で、物が一旦滅び、新たに物事が始まるという意味で大安よりも良い日という説もある。
  • 大安(たいあん):大いに安しという意味。何をするにしても吉日。結婚式や自動車の納車日、建物の引き渡し日などが大安に行われることが多い。何も行わず穏やかに過ごしたほうが良い日という説もある。
  • 赤口(しゃっく、しゃっこう、せきぐち):赤という文字が使われていることから、血や死を連想させる火や刃物などに気を付けるべき日。午前11時ごろから午後1時ごろまでのみ吉でそれ以外は凶とされている。

友引は先勝と先負の間にあり、元は共引という漢字が使われていて引き分けの日とされていました。
しかし「凶事に友を引く」という言葉と混同され、いつの間にか漢字も「友引」と書かれるようになり、葬儀などの不幸ごとは友達を引っ張るため避けた方がいいということに変化していったのです。
従って現在言われている「葬儀は友引は避けるべき」というものに必ずしも従わなくてもよいでしょう。

ただ昔から伝わるものであって、気にする人もいますので全く無視してしまうのもよくないと思います。
結局は人の気持ちですので、気遣いすることが大事です。

友引の午後でも葬儀をしない方が良い?

友引は朝は吉、昼は凶、午後は大吉とされています。
元来の意味で言えば友引に葬儀してはいけない理由はないのですが、現在では避けた方が良い日とされています。
ですので友引の日には火葬場もお休みしているところが多く、何時であろうと葬儀を行ってはいけないわけではありませんが、火葬できないという事態になりかねないので注意が必要です。

葬儀屋が休業してる場合も

葬儀屋さんはいつ連絡が入るかわからないので24時間体制で営業しているところが多いです。
いつ葬儀の連絡が入るかわからないのに「今日はお休みですから」というわけにはいきません。
しかし友引の日には葬儀を避ける人が多いので、唯一葬儀屋さんが休業できる日でもあるんです。

毎日のように通夜や葬儀があると常にお客さんが出入りすることになり、思い切った内装工事やメンテナンスができません。
友引の日には葬儀が行われないことが多いので、葬儀屋さんにとっても休業して大掃除ができる日となり、ありがたい一面もあるんですね。

友引の葬儀は必ず避けるべき?

葬儀

上の章で述べた通り、六曜と葬儀には何の関係もありません。
友引だから葬儀は絶対避けるべきという決まりがあるわけでもありません。
気にならないのであれば友引に葬儀を行っても良いということになります。

ただ、現在でも葬儀は友引に行うべきでないと信考えている人もいますので、友引の日に葬儀を行うのであれば周りの人に理解してもらう必要があります。

また、葬儀屋や火葬場は友引の日を定休日にしているところもありますので、確認が必要です。
友引明けの日は火葬場が混み合うことも考慮しておきましょう。

地域によっては行う場合も

葬儀

最近の若い人や六曜を気にしていない方は、友引であっても葬儀を行うこともあります。
地域によっても友引の日に葬儀を行うところと絶対行わないところがあります。
皆様のお住まいの地域ではどのようになっているのでしょうか?

ここでは関東と関西の友引と葬儀の関係についてご紹介しますね。
関東と関西と言ってもすべてが同じであるとは限りませんので、そこのところはご了承ください。

関東

友引の日に葬儀を行わないのは、昔からの習わしというところもありますが火葬場が定休日なので仕方なく伸ばしているというところもあります。
友引の日に火葬場が休みだと月に4~5日は稼働できないということになります。
人口が多く火葬場があまりないところではお休みすると火葬が追い付かないということも考えられます。

関東でも東京都内のように人口の多いところや、火葬場があまりないところでは友引でも葬儀をするところもあるそうです。
友引の日であっても友引人形は入れず、普通の日の葬儀と変わらず行うことが多いようです。
友引を避ける人もいるでしょうが、友引明けとして火葬場が混み合ってしまうということは比較的少ないようです。

関東でも六曜を気にしている江戸っ子下町の方では、友引の日に葬儀をするなんてとんでもないと頑なに考えている人も多いようです。

関西

関西では、基本的に六曜に関係なく葬儀を行うことがあります。
一応、友引は気になる人はいるようで、身代わり人形を棺に一緒に入れれば友引の日でも葬儀を行っても良しとされているところが多いようです。

平安時代から占いを信じてきた古都京都でも、現在では友引と葬儀の関係はあまり気にしない人が多いようです。
葬儀屋・火葬場共、基本的に定休日はなく六曜もそれほど気にしていないようです。
逆に遺族側の方が友引を気にして葬儀の日を伸ばすこともありますので、友引明けには火葬場が混んでしまうことも多いようです。

友引の日は通夜も避けるの?

葬儀

友引の日には葬儀は避けた方が良いとはされていますが、通夜は関係ありません。
一般的には葬儀の前の日に通夜を行いますが、葬儀の日が友引になってしまう場合は通夜と葬儀の間を一日開けたり、仮通夜→通夜→葬儀という形を取ることもあります。

友引の日に通夜を行うことには何も問題はありませんが、翌日は友引明けと言って葬儀ができなかった人で火葬場が大変混み合います。

場合によっては火葬が翌日にまわされることも考えられます。
こうなると一連の葬儀が終了するために4日はかかってしまい、落ち着く間もなく初七日がやって来るということにもなりかねません。

葬儀が友引の日と重なってしまった場合は、喪主側は遠方から泊りがけで駆けつけてくださる親族や遺族の負担なども考慮して、通夜と葬儀の日程を決めるようにしましょう。

カレンダーの六曜は葬儀に関係あるの?

葬儀

六曜は中国から伝わった占いの一種ですが、今では日本にも浸透していると言っても良いでしょう。
占いには星座占いや血液型占いなどがありますが、日本の冠婚葬祭に深く関係しているのは六曜しかありません。

仏教と六曜には全く接点がなく、「仏滅」は「何事も良くない日、仏事は良い」とされていて結婚式など慶事は避けるべき日ですが葬儀や法事なども弔事は良しと言われています。
「仏滅」は仏が滅んだ日という意味ではなく、仏のように凄い方でも滅んでしまうほどの悪い日という例え言葉なので、仏教とは何も関係がないということになります。
僧侶も六曜と仏教は関連性はないと言っておられるようです。

しかし六曜は古くから日本に伝わる言い伝えの類ですので頭から否定するのもどうなんでしょう?
最近のカレンダーには六曜が書き込まれていないものもありますが、高齢者は現在でも六曜を信じている人が多いようです。

スケジュールの都合や友引の日を気にしないのであれば葬儀を行っても大丈夫ですが、家族や親族に理解してもらえるように説明するようにしましょう。
葬儀はやり直しができませんので、後々親戚関係にひびが入らぬように配慮が必要です。

友引人形ってなに?

葬儀

友引に葬儀を行うのは本来の意味からすれば何も問題がないということになります。
しかし友引に葬儀を行うことを嫌がる人がいるのも事実です。
喪主が気にしていなくても親族が否定的であれば友引に葬儀を行うのは避けた方がいいでしょう。

しかしどうしても伸ばすことができなくて友引に葬儀をしなければいけない時は、友引人形を使うこともあります。
友引の日に葬儀をしない理由は、「死者が寂しさのあまり友達を冥府まで連れて行く」という迷信から来ています。
道連れにされるのを防ぐために身代わりの人形を棺の中に入れます。
つまりこれが友引人形と言われているものです。
身代わりの人形を入れることで、安心して友引の日でも葬儀が行えるというわけです。

ちなみに友引人形はどんなものでも構いません。
故人が好きだった人形があればそれが一番ですが、こけしや洋風の人形でもOKです。
動物の形のぬいぐるみでもいいかもしれませんが、身代わりという意味で人型の方がいいでしょう。

棺に入れて一緒に火葬する場合もありますが、ビニール製やプラスティック製のものなどは入れることができない場合もあります。
棺に入れて葬儀を行えば友引人形の役割は果たしていますので、必ず一緒に火葬する必要はありません。

葬儀屋にも友引人形を用意しているところもありますので、訪ねてみるのもいいかもしれません。

友引と葬儀についてまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
友引と葬儀の関係について解説しましたが、参考になりましたでしょうか?
この記事では以下のようなことを説明しています。

  • 友引の本来は引き分けという意味なので、基本的には葬儀を行っても良い。
  • 地域によっては友引でも葬儀を行うことがある。
  • 六曜と仏教には何も関係性はない。
  • 友引の日は通夜を行うことは何も問題はない。
  • 友引の日に葬儀を行う場合は、親族など周りへの配慮が必要。
  • 身代わり人形を入れて友引の日に葬儀を行うところもある。
  • 友引の日には葬儀屋が火葬場が定休日のところがあるので注意が必要。

六曜は占いの一種ですが、信じる人が多いのも事実です。
友引の元来の意味は、「共引」で引き分け、共に引くという意味ですから葬儀や仏教には何の関係もありません。
しかし現在では「死者が寂しさのあまり友を一緒に連れて行く」という意味が浸透していますので、頭から否定するのも考え物です。

最近では結婚式を格安で空いているという理由から仏滅に行う人が増えてきているように、友引に葬儀をしても良いかもしれません。
しかし気にする人がまだまだ多いですので、理解してもらえるように配慮が必要です。

終活ねっとでは葬儀に関する知っておくべきマナーを紹介します。
自分の死だけでなく、周りの死についても準備することも終活です。

この記事を読んで、友引と葬儀の関係について説明する時の参考にしてくだされば、うれしく思います。

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