納骨式の時に渡すお布施についてまとめました

納骨式とは故人が亡くなってから49日目にお墓に遺骨を納める法要の事を言います。納骨式には僧侶による読経で故人が成仏できるように供養をしますが、その際に渡すお布施の相場やお布施を入れる封筒の選び方、渡し方などを紹介します。

目次

  1. 納骨式のお布施って?
  2. まずは納骨式について知りましょう
  3. 納骨式のお布施の相場は?
  4. お布施を入れる袋はどうしたらいいか
  5. 納骨式でのお布施の渡し方について
  6. 納骨式のお布施についてのまとめ
  7. 終活の専門家に相談してみよう

納骨式のお布施って?

お墓

遺骨をお墓に入れる納骨式の際、僧侶や住職の方に来てもらって納骨を行います。その時に渡すお布施はいくらくらいが相場なのでしょうか?

ここでは納骨式のお布施について、相場から包み方まで全部ご説明します。
必要になった時にこれを読むと、お布施について全てわかります。

まずは納骨式について知りましょう

納骨式は故人が成仏できるようにお祈りし、故人の遺骨をお墓や納骨堂などに納めることを言います。
納骨式を行うには、様々な準備や基礎知識が必要になりますので、いざという時の為に、最低限必要な基本知識を覚えておきましょう。

準備の前の基礎知識

まずは納骨式を準備する前に知っておきたい基礎知識について紹介します。

埋葬許可書の確認

納骨をするのに、一番重要な書類があります。それは、「埋葬許可書」です。
埋葬許可書は、火葬した時に発行された「火葬許可証」のことで、火葬後は「埋葬許可書」になります。この埋葬許可証は、お墓を管理している霊園の管理者や寺院、共同墓地の管理者が保管する義務があります。

大抵の場合は、骨壺に入っている場合が多いので心配ありませんが、必ず確認しておきましょう。

納骨式の日程を決める

一般的には、四十九日法要の時に行いますが、お墓を新規に建立した場合で期日が間に合わない場合には、お墓が出来上がってから速やかに行います。遅くても1周忌法要までの間に行いましょう。

近年では殆どの場合、告別式の日に遺族や親族の都合の良い日を選び、納骨式の日程が決まってしまうこともあります。

故人が亡くなってから、1週間ごとに、閻魔大王が極楽浄土に行けるかどうかを審判し、最終決定を下す日が四十九日目で、「忌明け」となります。

四十九日の間に閻魔大王の審判を受けた故人は、生前の行いにより六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅(阿修羅)道・人道(人間)・天道)の冥界の内、必ずどこかに行くと言われています。

僧侶の手配をする

納骨式には故人が成仏出来るように、僧侶による読経を行いますので、僧侶の手配を行います。
・檀家になっている場合は、檀家先の寺院へ日程を知らせ手配をお願いします。
・檀家に所属していない場合などには、葬儀を行った葬儀会社に連絡すると宗派の僧侶を紹介していただけます。

塔婆をお寺に依頼する

墓石の後ろに置いてある梵字が書かれた細長い板のことを「卒塔婆(そとば)」と言い、簡略化して、「塔婆(とうば)」などと呼びます。故人を供養するために建てられますが、近年では、墓石の洋風化などが流行り、塔婆を建てない家もあります。

宗派の中でも浄土真宗の場合は、塔婆を立てることはしませんので、自分の家系の宗派ではどの仏事が必要ないのかを必ず確認しましょう!

石材店に刻印などの作業をお願いする

納骨式は単に、お墓に遺骨を納めるだけでなく、墓誌等に戒名や氏名を刻印してもらい、カロート(遺骨を納める空間)に遺骨を納め、蓋の目地を塞ぐ作業などがありますので、石材店に作業を依頼します。

戒名彫刻にも字体や彫刻の仕方などがありますので、石材店などに確認を取り、見積もりをお願いします。

お葬式を担当した会社に依頼すると全て行って貰えるので、大変便利です。

親類縁者に納骨式の日程を知らせる

親類縁者に連絡をして、参列者の人数の確認をします。会食や手土産などを用意する関係から、人数を把握しますが、会食などの手配があるので、参列の有無は遅くても1か月前位までに回答をいただきます。

納骨式会場の手配やお供え物の準備をする

納骨式の日時が決まったら、会場先を決め、早めに会場の手配を行います。法要が重なる季節などでは、なかなか希望の日時を予約することが難しい場合もありますので、早め早めの行動が必要です。

会食場所の手配や手土産の準備をする

大人数が参列する場合や法要が重なる時期には、希望する会場の予約が取れない場合の事を考えて、納骨式日程と参列人数が決定したら、早めに会場の予約をしておきましょう。
また、手土産も用意します。

かかる費用はどのくらい?

墓誌彫刻代金やお布施など式にかかる諸費用は、平均15万円前後位ですが、その他に、参列者の会食代と手土産代を含めるとかなりの金額になります。

また、お墓を新規に購入する場合には、お墓の購入費がかかり、一般的には、墓石と墓石工事代が100万~300万円位、永代使用料(墓地の借地料)が20万~300万円位と言われています。

納骨式のお布施の相場は?

地域により多少の誤差はありますが、一般的に、納骨式のお布施の相場は、3万~5万円の間だと言われています。中でも、5万円位が多いようです。
また、檀家になっている場合には、それ以上をお布施とする場合もあり、お寺との関わり方により違いがあります。葬儀会社に依頼する場合には、金額が設定されており、割り切って納骨式が進められるので便利です。

納骨式のほかに、新規のお墓の場合に行う開眼法要や一周忌法要などを一緒に行う時は、別にお布施代が必要となります。相場は、2万~3万円位です。

お布施以外にも僧侶にかかる料金とは

僧侶に渡す金額は、お布施以外にもあります。
例えば、「お車代」と言われる交通費や食事をしなかった場合の「御膳料」などがかかりますので、注意が必要になります。

お布施を入れる袋はどうしたらいいか

お布施は、仏さまや僧侶に対する御礼なので、お布施を入れる袋は、「御仏前」などの不祝儀袋は使用せず、一重の奉書紙か白封筒に入れます。

御布施は弔事ではありませんので、紙幣は、「特別に用意しました」という感謝の気持ちを表すためにも、新札を用意しましょう。

奉書紙に包む方法

奉書紙とは楮(こうぞ)が原料の和紙です。室町幕府が公文書として使用したのが始まりで、命令書と同じ意味をもつ「奉書」と呼ばれるようになったと言われています。
日本の奉書紙と言えば、「越前奉書」が有名です。

紙幣を下記の図のように包み、表に「お布施」若しくは「御布施」と墨で濃く書きます。

白い封筒に包む方法

白封筒の表に、「御布施」又は、「お布施」と墨で濃く書き、下には、納骨式の施主氏名や施主の家名を書きます。封筒裏には、住所、氏名、金額を忘れずに書きましょう。

紙幣の入れ方は、人物の顔が上表になるようにいれます。(下記写真参考)御香典やお仏前など不祝儀袋の入れ方とは違いますので、注意しましょう。

納骨式でのお布施の渡し方について

お布施の渡し方にも最低限のマナーがありますので、注意しましょう。
お布施が入った封筒や袋を直に手渡すことはタブーとされています。

正式には、切手盆と呼ばれいる小さなお盆に入れて、僧侶に差し出しますが、切手盆がない時は、袱紗にのせて差し出します。

切手盆は、別名「祝儀盆」(しゅうぎぼん)とも呼ばれており、大きさは約20~30cmの縦長で、祝儀袋などを載せて使うものです。慶事用や弔事様別の絵柄があるものもあります。

袱紗は慶弔を選べる台付き袱紗を用意しておくと便利です。

袱紗の包み方

お布施を袱紗で包む場合には、弔事用の左包みにします。
袱紗の包み方には、慶事用と弔事用がありますので注意しましょう。
封筒に入れる紙幣は慶事用と同じですが、お布施の封筒を袱紗に包む時は弔事用です。

納骨式のお布施についてのまとめ

お墓

納骨式のお布施の相場や封筒の書き方などを紹介しましたがいかがでしたか。

地域や宗派により多少の違いはありますが、ある程度の相場金額を知ることにより、仏式行事がスムーズに行えますので、今後の参考にしてください。

終活の専門家に相談してみよう

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  • どのような特徴があるのか?

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