出棺時に霊柩車が鳴らすクラクションの意味を知っていますか?

葬儀の最後など、霊柩車が出棺する時、クラクションが鳴るのを度々耳にします。霊柩車がクラクションを鳴らすのはなぜなのか、ご説明します。

目次

  1. 葬儀の出棺時。霊柩車の不思議
  2. まず始めに霊柩車について
  3. 霊柩車がクラクションを鳴らす理由は?
  4. なぜクラクションを鳴らさない場合があるの
  5. 霊柩車のクラクションについてのまとめ
  6. 終活ねっとが運営する「親切なお葬式」

葬儀の出棺時。霊柩車の不思議

皆さんは、霊柩車が出棺する時、大きなクラクションを鳴らしているのを聞いたことはありませんか?
あのクラクションにはどんな意味があるのか不思議ですよね?

今回はその霊柩車のクラクションと一緒に、霊柩車のあれこれについて調べてみました。

この記事を読んで、霊柩車について詳しくなってみませんか?

まず始めに霊柩車について

葬式における霊柩車の役割

霊柩車の法的解釈

そもそも霊柩車とは、ご遺体を運ぶためだけに存在する車両であることをお断りしておきます。

法律的な解釈では、ご遺体は「物(貨物)」として扱われます。

よって、ご遺体を運ぶためには「貨物自動車運送事業法」に基づき「一般貨物自動車運送事業」の中の「霊きゅう限定」いわゆる「霊柩運送事業」に則り国土交通省の許可を得なければ、ご遺体を車両で運んではいけません。

なお、法令上は、霊柩車を「霊きゅう自動車」と表記されています。

霊柩車の種類

例を挙げて後述しますが、霊柩車には大きく分けて4種類あります。

  • 宮型という輿や飾りがついたもの
  • ステーションワゴンのような車両全長が長い洋型のもの
  • 通常8~10名定員のライトバン型のもの
  • 20~50名乗れる大型バスやマイクロバス、以上の4種類です

なお、1-3は運転免許は普通自動車第1種が必要で、4の大型バス(遺族複数人乗せる)の場合は大型免許第2種が必要です。

出棺時の霊柩車

葬式、葬儀後にご遺体を火葬する場合は、ご遺体を火葬場や斎場に運ぶために霊柩車を使用します。

その手順ですが、葬儀が終わったら、遺族を中心に棺を霊柩車へ運び入れます。
この時、喪主や遺族は遺影や位牌を持ち、霊柩車へ向かいます。

そして棺を霊柩車へ納めた後、喪主や遺族の代表が葬儀の最後の言葉を述べるのが一般的です。
ここで霊柩車が出発したら(出発時にクラクションが鳴る)、葬儀自体は終了です。

なお喪主は、霊柩車の助手席に乗るのが通例ですが、火葬に着いていく伴走車(バスなど)に乗る場合もありますし、火葬に立ち会う方も伴走車に乗ります。

霊柩車

火葬場等に着いた時の霊柩車

火葬場に着いたら、基本的には葬儀担当者ではなく火葬場の担当者の指示に従います(兼ねる場合もあります)。

棺を霊柩車から降ろしますが、これは運搬上の理由から火葬場の担当者が行う場合が多いです。
ここで、霊柩車の役割は終了です。

特筆しますが、出棺時にクラクションを鳴らした後は、一切音を出さないのが通例です。

なお降ろされた棺は、大きな台車などで運ばれ火葬する炉の前に置かれ、遺族と最後のお別れをします。ここで僧侶が同行した場合は、読経してもらう場合がありますが、ご家庭や宗教宗派によって異なります。

霊柩車がクラクションを鳴らす理由は?

鳴らすことにどんな意味があるの?

葬式は、しめやかにそして悲しく物静かに行われます。

しかし、葬儀の最後出棺時に、聞く人によっては「うるさい」クラクションを霊柩車が鳴らすのはなぜでしょうか。

このクラクションの音には端的に、参列者に「ありがとう」や「最後のお別れだよ」という感謝やさよならの意味が込められ鳴らされているのです。

また、参列者が多い場合や、芸能人などの葬儀で見かける「お別れ会」や「偲ぶ会」などでは、出棺の様子が見えないことがあります。

この場合にクラクションを鳴らすことで、その音がお別れの合図になります。

どんな種類があるの?

霊柩車によって、クラクションの音が微妙に違うことがあります。

これは車種によっても異なりますが、「エアホーン」という、クラクションの音を変えるパーツがついているからです。

ここでは、クラクションの音の種類を、その由来と共に説明します。

クラクションを鳴らす由来

クラクションの音出しの理由や由来は諸説あり、地域や家庭でも異なりますので代表的な例を二つ紹介します。

まず一つに、雅楽的な理由です。皇室の葬儀では出棺時に雅楽器の音が鳴らされます。これを模して、「プアーン」というクラクションの音を鳴らすようになったと言われています。

二つ目は、船や汽車が出港出発する時の汽笛に倣ったという理由です。お別れは、出発でもあるという解釈から、長めのクラクション音を響かせるとも言われています。

なぜクラクションを鳴らさない場合があるの

クラクションは、「ビーーーッ」という音もあり、決して心地よい音ではありません。

お別れや出発の合図ということでは非常に有意義ですが、クラクションを鳴らすことが無意味で、鳴らさないということもあります。

これは遺族などの意見が反映されますが、騒音問題がある昨今、近隣住民に配慮するという理由もあるようです。

霊柩車のクラクションについてのまとめ

いかがだったでしょうか。

霊柩車について、またクラクションの意味について、理解を深めて頂けたでしょうか。

霊柩車のクラクションは、遺族や参列者または残された方々へのお別れの挨拶であり、また故人の旅立ちの合図や最後の表現であると言えます。

しめやかにお見送りが出来ることを切に願います。

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