アメリカはなぜ土葬が主流!理由と埋葬方法を詳しくご紹介!

日本と異なり、アメリカはまだまだ土葬が主流です。その理由は、アメリカの宗教上の思想や土葬を維持する防腐技術にありました。

目次

  1. アメリカは土葬がメイン
  2. 土葬が主流な理由
  3. アメリカの土葬方法
  4. エンバーミングとは
  5. 現在のアメリカの埋葬事情
  6. まとめ

アメリカは土葬がメイン

お墓

アメリカでは、現在でも土葬が主流です。
日本の火葬率が99%なのに対し、アメリカの火葬率は約30%だと考えられています。
こうして比べてみると、日本とアメリカでは埋葬方法がかなり違うということが分かりますね。

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土葬が主流な理由

火葬に比べると、土葬は土地・衛生面の問題があるように思えます。
それなのになぜ、アメリカでは今でも土葬がされているのでしょうか。

宗教上の理由

キリスト教では、イエス・キリストのように死後の復活が信じられています。
遺体を焼くことは身体を失うということですから、復活できないというイメージがあるのです。
そのため、キリスト教圏であるアメリカでは土葬が主流になったのです。
また、イスラム教では火葬が許されておらず、土葬をしなければならないという決まりがあります。

火葬設備

日本の火葬では、骨が残り遺族で骨拾いを行いますよね。
しかし、アメリカの火葬炉は火力が高く、遺体は骨も残らず焼いてしまいます。
そのため、日本のように骨を残して骨壷に納めたり、お墓に埋葬することができません。
また、土葬は火葬炉などの焼却設備の費用がかからないという点も理由に挙げられます。

土地の広さ

小さな島国である日本にとって、国土の問題は重要です。
しかしながら、アメリカは日本の約25倍。土葬が行える土地もずっと広いのです。

アメリカの土葬方法

日本では馴染みのない土葬ですが、一体どのような方法で行われているのでしょうか。

土葬は臭い?

土葬は、そのまま遺体を土の中に埋めるというイメージがありますが、実はそうではありません。
埋葬の直前まではドライアイスで冷やされたり、薬による防腐処理がされています。
また、埋葬の際は土を深く掘り遺体は丈夫な棺に安置されるので、悪臭はほとんどしないようです。

腐敗しない防腐処理技術

アメリカでは、遺体を保管するための特殊技術「エンバーミング」が発達しています。
葬儀の際だけでなく、旅行・出張先の海外で人が亡くなった時、遺体が自国へ送られる際にもこの技術が使われます。
また、葬儀から埋葬まで日が長い場合など、長期間遺体を保存する時にも使われます。

エンバーミングとは

日本ではあまり馴染みのないエンバーミング。
日本語では、「体防腐処理」、「遺体衛生保全」と呼ばれることもあります。
医学の資格を持つ医療従事者や、エンバーマーといわれる専門技術者によって処理されます。

エンバーミングの発達

前述の通り、キリスト教では火葬のイメージが良くありません。
そのため、遺体の防腐技術であるエンバーミングがどんどん発達していきました。
特に、急激に技術が発達したのがアメリカの南北戦争だったと言われています。亡くなった兵士たちの遺体を、腐敗せずに持ち帰ろうとしたのです。

エンバーミングの方法

まず、一般的な処理と同様に全身の消毒・洗浄を行い、髭・髪を切ったり、表情を整えます。
次に、遺体の一部を切開して静脈から血液を抜くのと同時に、動脈から防腐剤を注入します。
さらに、腹部に穴をあけて腐敗しやすい臓物・残った血液を吸引し、防腐剤を注入します。
最後に切開した部分を縫合するなどの修復を行い、洗浄後に遺体に衣服を着せます。

エンバーミングの利点

感染症の予防

エンバーミングの防腐閭里によって、遺体の腐敗による感染症の防止ができます。
これは、土葬において最も大きな問題の解消に繋がります。

遺体をきれいなまま保てる

エンバーミングは、メインの防腐処理以外にも全身を洗浄してきれいにする作業も行われます。
事故や病気によって遺体が損傷しても、できる限り修復してくれます。
遺族にとっても、安らかに故人を見送るために重要なポイントです。
使われる防腐剤にもよりますが、遺体は数日~2週間程度保存することができます。
さらに、防腐剤の定期的な注入など、メンテナンスを行うことで保存期間を伸ばすことができるのも特徴です。

日本でのエンバーミング

従来、火葬が主流だった日本ではエンバーミングの需要が低く、エンバーミングについての法整備も整っていないというのが現状です。
ですが、エンバーマーの養成学校ができるなど、日本でも少しずつ知名度が上がっています。
土葬という観点だけではなく、遺体をきれいな状態で葬儀を行うという面では、エンバーミングが今後使用されることが多くなるかもしれません。

現在のアメリカの埋葬事情

アメリカがまだまだ土葬が主流であることをご紹介しましたが、近年、火葬率も徐々に伸びています。州によって格差がありますが、アメリカ全体での火葬率は約30%だと考えられています。

火葬が増えている理由

1963年にカトリック教会が火葬を許可した頃から、徐々に火葬が増えていきました。
アメリカでは火葬の際、棺を必ず用意しなくても良いとされており、土葬よりもずっと安い費用で埋葬ができます。
また、都市部では土葬の埋葬地がどんどんと狭くなっているという問題もあります。
費用・土地問題という点で、火葬はこれからも増えていくことが予想されます。

まとめ

アメリカの土葬について詳しくご紹介しましたが、いかがでしょうか。
日本と同様に、世界の埋葬事情も時代に合わせて変貌を遂げているようです。

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