マナー違反にならない葬儀用のバッグの選び方について

葬儀の席で失礼にならないように、葬儀用のバッグを選ぶことはとても大切なことです。黒いバッグならどんなバッグでも良い、という訳ではないのです。葬儀用のバッグの選び方について、基本的なマナーを知っておきましょう。

目次

  1. 葬儀用のバッグは必要でしょうか?
  2. 葬儀用のバッグの形、大きさは?
  3. 葬儀用のバッグの色と素材は?
  4. 葬儀用バッグに装飾はあってもいいの?
  5. 葬儀用のサブバッグついて
  6. 男性も葬儀用のバッグを持つの?
  7. 最後に、まとめとして

葬儀用のバッグは必要でしょうか?

葬儀

普段から使っている黒いバッグで代用したいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、慎みの気持ちを伝える葬儀の席では、きちんとした葬儀用のバッグで参列するのがマナーです。葬儀用のバッグは良いものを一つ持っておくと長く使えますので、ある程度の年齢の方はきちんとした葬儀用のバッグをご用意されることをお勧めします。

若い方の葬儀用のバッグの選び方

若い方は葬儀に参列される機会もまだ少ないと思います。そういった方は、慶事、弔事の両方の席で使える黒いハンドバッグを購入されるとよいでしょう。デパートなどのブラックフォーマルのコーナーにはハンドバックも置いてありますので、売り場の方のアドバイスを参考にされてもいいですね。

黒のシンプルなハンドバッグでも、バッグに付けるアクセサリーなどで、お祝いの席でも十分使えますので、フォーマルな黒いハンドバッグを若い方も一つお持ちになっていれば、様々なシーンで役立ちます。

慶弔両方の席に使えるシンプルな黒いハンドバッグを一つ用意しましょう。

葬儀用のバッグの形、大きさは?

葬儀用のバッグは、黒いハンドバッグが基本です。袱紗に包んだ不祝儀袋、数珠、ハンカチ、お財布、携帯電話など、基本的な持ち物が入る大きさのものを選びましょう。

お財布が大きめの長財布や、厚みのあるものだと、小さめのハンドバッグに納まらない場合があります。そういった時は少し大きめのハンドバッグを選ぶか、お財布を小さなものに替えられてもいいでしょう。または、サブバッグを用意します。

葬儀用のバッグに使えないもの

ショルダーバッグ、トートバッグ、ポシェットなどは黒で飾りが無くても、葬儀用のバッグとして使いません。あからさまにブランドが分かるバッグも葬儀用としてふさわしくないので、葬儀の席では持たないことが基本です。

バッグの中も整理しておきましょう

葬儀の席でお財布を出すことはまずないと思いますが、あまりにも派手な色のお財布の場合は、地味なものを用意するか、少し気を付けて葬儀の席でお財布を出すということは控えましょう。

最近では、葬儀用のバッグもマチが広めに取られていて、持ち物がきちんと納まるように作られています。ハンドバッグの中は見えないですが、持ち物がきちんと納まっているほうがスマートですし、整理されていると袱紗を取り出す時にもたついて慌てることもないので安心ですね。

葬儀用のバッグの色と素材は?

葬儀

色は黒で布製のハンドバッグが正式ですが、光沢のないカーフ素材など革製のバッグでも大丈夫です。黒い布製のバッグといっても、布地に模様が入っているものや光沢のあるもの、レースが使われているものはふさわしくありません。また、どんなに高価で良い物でも、クロコダイルやリザード、オーストリッチなど爬虫類素材のバッグは、たとえ黒いハンドバックでも殺生を連想させるのでお悔やみの席では避けます。

葬儀用のバッグは、布製の黒いシンプルなハンドバッグを選ぶとよいでしょう。

和装の場合の葬儀用のバッグは?

最近は和装で葬儀に参列される方は減りましたが、喪主、親近者の方など、立場によっては和装が必要なこともあります。和装の場合でも、基本は洋装の場合と同じく色は黒で光沢のない布製の和装用ハンドバッグ、またはクラッチバッグを持ちます。

素材が正絹で上品な織柄の入った黒いハンドバッグなら、黒無地でなくてもいいかと思います。タッセルなどのアクセサリーを付ければ、慶事の席でも使えて便利です。和装の小物は高価なものが多いので、購入される際は、長く使えるものを選ばれるとよいでしょう。また、葬儀用の和装小物一式をセットで販売している着物のお店もあるので、そういった買い方をされてもいいでしょう。

葬儀用バッグのお手入れについて

撥水加工が施されていれば、雨の日でも水濡れを心配せずに使えるので、そういったことも確認しておきましょう。お手入れは、水分や汚れを乾いた布で拭き取り、 陰干をしてから型崩れしないように柔らかい紙などを丸めたものを入れて、形を整えて保管します。長く使うものなので、丁寧にお手入れをして、カビや色落ちを防ぎましょう。

葬儀用バッグに装飾はあってもいいの?

葬儀用のバッグは、装飾のないシンプルなものを選びましょう。特に気を付けたいのは、金具です。ハンドバッグは、ふたを止めるマグネットの位置の表側にデザインとして金具が付いているものをよく見かけますが、これから葬儀用のバッグを買われる方は、なるべくそういったデザインは避けましょう。特に目立つ場所に金具があるものは葬儀用のバッグとしてお勧めできません。

また、バッグの内側の布地の色にも注意します。黒色や濃紺なら中が見えても場違いではありませんが、あまり派手な色の内布は葬儀用バッグにはふさわしくありません。黒いハンドバッグでも、ブランドのマークがはっきり分かるもの、大きなリボンや、エナメルの装飾があるものも葬儀用のバッグにふさわしいとは言えませんので、気を付けましょう。

葬儀用のサブバッグついて

葬儀用に光沢のない布製のサブバッグを一つ用意しておくと、手回り品をいれることができるので便利です。化粧ポーチ、夏場なら折り畳み式の日傘、場合によっては携帯用スリッパなど、お悔やみの席でも何かと荷物があるかと思います。そういったものはハンドバッグに詰め込まずに、サブバックに入れましょう。

葬儀用のバッグと同様に、色は黒で光沢のない素材が基本です。小ぶりで布製のものがお勧めです。ブランドのロゴマークや、金具があるものは避けます。ご自身の持ち物に合わせて、サブバッグとして葬儀の席にふさわしい黒の手提げ袋を一つ用意しておきましょう。
ハンドバッグに手回り品が入りきらない時は、葬儀用のサブバッグがあると便利です。

男性も葬儀用のバッグを持つの?

男性の場合、フォーマルの場では基本的にバッグを持ちません。持ち物はスーツのポケットに入れるので、ポケットが膨らんで形が崩れることがないように、フォーマルな席では黒いスリムタイプのお財布かマネークリップなどを使われるとスマートな印象です。

喪服の場合も同様です。袱紗に包んだ不祝儀袋や数珠、ハンカチなどは喪服のポケットに入れます。どうしても葬儀の席でバッグを持つ必要があれば、黒無地のクラッチバッグがいいでしょう。

最後に、まとめとして

葬儀

葬儀用のバッグの選び方について、いかがでしたでしょうか。
慶事の席でも、弔事の席でも、相手の方にお祝いの気持ち、または慎みの気持ちを伝えることがいちばん大切なことです。その際、失礼が無いようにマナーを守った服装、持ち物、メイクなどに気を付けることは重要です。
どんなに心がこもっていても、あまりにもマナー違反の装いや持ち物では、相手の方に不快感を与えてしまいます。ことさら神経質になる必要もありませんが、例えば葬儀用のバッグの選び方でも、マナーを知って選べば失敗することもなく、恥ずかしい思いをすることもないかと思います。

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