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熱心な仏教徒の国、タイの仏像とは日本とどう違う?

インドから伝わった上座仏教は、東南アジアを中心に広まっていきました。厚く仏教が信仰されている国のひとつであるタイには、いたるところに寺院があり、人々は寺院への参詣、仏像へのお祈りは欠かしません。日本とは少し違う、タイの仏像についてご紹介いたします。

タイ王国とは

thailand world map

タイの場所

タイ王国は、東南アジアのインドシナ半島の真ん中に位置している立憲君主制の国です。面積は日本の約1.4倍で、人口は約6600万人を有しています。首都のバンコクはビジネス面でも東南アジアの中心的な都市のひとつです。

タイ王国における宗教

タイ王国の国民の約93パーセントが仏教徒です。その次にイスラム教とキリスト教が続きます。ヒンズー教やシーク教、また少数民族が独自に信仰している固有の宗教なども信仰されており、タイの憲法によって、宗教の自由が保障されています。

タイにおける仏教とは

紀元前6世紀にインドで起こった仏教は、紀元前3世紀の王、アショカ王によってインドの国外へ広まっていきした。タイに伝えられた仏教は、次第にタイの人々に受け入れられていき、スコータイ王朝によって、タイの国教となりました。

仏教国ともいわれているほど仏教徒が多いタイには、仏教寺院数はおおよそ約3万、僧侶は約29万人いるといわれています。
タイの人たちにとって仏教は生活の隅々、考え方に深く根付いています。そのため信仰は日本人の私たちから見るととても厚いものです。寺院に参詣して熱心にお祈りをささげ、僧侶に特別の尊敬を払いタンブンを行っています。

タンブンとは

「タンブン」とは、善い行いを重ねていくことを指す言葉です。善い行いをすることによって、生まれ変わって幸せになれると信じているのです。日本にも同様の考えが古くからあります。
タイの人々にとって一番のタンブンは出家をすることで、男子は一生に1度は出家をするべきという考えがあります。女性も、僧侶に食べ物やお金を寄進することで徳を積むことができるのです。

タイで見ておきたい仏像

タイに行ったら、是非見ておきたい仏像、場所をご紹介いたします。

アユタヤ

アユタヤは、首都バンコクからほど近い場所にある都市で、アユタヤ王朝の都として、タイの中心的な街があり、栄えていた場所でした。当時の遺跡や、貴重な仏像、寺院の跡は、アユタヤ歴史公園として整備されユネスコの世界遺産に指定されています。タイのもっとも人気がある観光地のひとつとなっています。

ワット・マハータート:木に囲まれた仏頭

ワット・マハータート

タイのみならず、世界的に有名な仏頭

ワット・マハータートは、アユタヤを代表する寺院跡です。とても大きな寺院だったと推測されますが、建立の時期など、謎が多い寺院です。菩提樹の樹の根に囲まれるようにおおわれている大きな仏頭は、非常に神秘的です。1956年に修復された際に、出土した美術品は、現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に収蔵されています。

ワット・プラ・シーサンペット

15世紀末に建立されたワット・プラ・シーサンペットは、アユタヤ王朝の守護として、もっとも重要だった寺院と考えられています。現在は、仏塔のみが残っています。

ワット・ヤイチャイモンコン

ワット・ヤイチャイモンコンは、アユタヤ王朝の初代、ウートーン国王によって建立された寺院です。修行僧の瞑想のために建てられたといわれています。16世紀終わりに建てられた大きな塔は72メートルもあり、中には多くの仏像がおかれています。

スコータイの仏像遺跡

ムアン・カオ

タイ初の王朝、スコータイの仏像

スコータイはタイ北部のチャオプラヤ川沿いにある古都です。13世紀はじめに、クメールから独立して、タイ族による最古の王朝であるスコータイ王朝が開かれた、タイ人にとってとても重要な意味合いがある場所です。
スコータイ王朝は15世紀にアユタヤの支配下に置かれることになり衰退しました。近年になり、遺跡の調査や修復が行われるようになり、現在は世界遺産に指定されています。スコータイの仏像は、独特の曲線の美しさが特徴的です。

ワット・マハタート

สุโขทัย

スコータイの代表的な仏像

ワット・マハタートは、スコータイ歴史公園の中でも重要な遺跡のひとつです。大きな仏像は、高さ8メートルもあるもので、微笑んでいるお顔や曲線の体つきが特徴的です。周辺にある仏塔は、スコータイ王朝の寺院の特徴的な建築物のひとつで、スリランカの影響を受けています。

曜日で参詣するタイの仏像

タイで寺院に参詣するにあたり必ず覚えておきたいのが、「自分の生まれた曜日」です。タイの人はみな、自分の生まれた曜日を知っています。寺院には、曜日ごとの仏像があり、自分の曜日によって参詣する仏像の前でお祈りをすることによって、幸せになれると考えられています。

タイ 曜日

曜日によって違う仏像

タイの仏像に多く見られる涅槃仏

タイの寺院を巡ると、涅槃仏(ねはんぶつ)と呼ばれる、横向きに寝ている仏像を目にすることが多くあります。日本にもありますが、タイの涅槃仏はとても大きなものが多いのも特徴的です。涅槃物は、シャカが入滅する様子を表しています。足の裏には【宇宙】を表している模様が描かれています。

おわりに

nirvana-buddha thailand

タイの仏像

いかがでしょうか。タイの人々と密接なかかわりがあるタイのお寺に参詣するときは、仏像や僧侶に敬意を払うようにしましょう!

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