数珠が切れるのは縁起が良い?悪い?原因がわかれば安心!

数珠が切れるのは縁起が良い?悪い?原因がわかれば安心!

数珠が切れる経験をしたことがありますか?家族や友人もそんな経験をしたことがある人はいませんか?切れた時の周囲の反応は縁起が良いとか悪いとかいう反応なかったでしょうか?そんな時も数珠が切れる原因がわかっていれば安心です!

最終更新日: 2020年03月11日

数珠とは?

葬儀

そもそも数珠とはいったい何でしょう。

仏教で念珠や真言を唱えるときに使う道具で、一般的にはお葬式や法事の際に持参するものというイメージがあると思います。
念珠(ねんじゅ)とも呼ばれ、また珠数(じゅず)と書く場合もあります。

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今回「終活ねっと」では、数珠が切れる場合に関して以下のような事柄を中心に紹介していきます。

  • 数珠の歴史や種類は?
  • 数珠が切れるのは縁起が悪い?良い?
  • どうして数珠が切れるの?
  • 数珠が切れたら修理できるの?

時間がないという方やお急ぎの方も、知りたい情報をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までお読みください。

数珠の歴史と種類

元々古代インドの装飾品または宗教的道具にルーツがあると言われ、お釈迦様が仏教の道具として使用したのが仏教の数珠の起源だと言われます。

中国を経て6世紀には日本に入ってきたと言われ、日本仏教の発展とともに数珠も発展していき現在に至ります。
各宗派ごとに形が確立され、本式念珠と言われる108珠が正式なものとされます。
(宗派により108珠でないものもあります。


簡略化した略式念珠というものも生まれ、宗派を問わず使用できるとされています。
近年は念珠を腕輪化した腕輪念珠も人気で、宗教的な意味を離れお守りファッションとして日常生活に溶け込んでいます。

略式の数珠は片手念珠とも言われ、略式念珠と同様に宗派を問わず使用できると言われます。
お通夜などに持参する際に用いられることが多いものです。

数珠が切れると縁起が悪い?

葬儀

数珠が切れると縁起が悪いと言われることがあります。
お通夜の席で紐が切れて珠がはじけた場合など、気まずさもありますし、不吉の前兆などとも言われたりしますから、皆様気にされると思います。

数珠が切れると縁起が悪いと言われる明確な根拠は特にはないと言われ、靴紐が切れると不吉だということに感覚的には似てるかもしれません。
靴紐が切れると縁起が悪いと言われるのは、もともと靴紐ではなく草鞋の鼻緒が切れると縁起が悪いということから来ております。

鼻緒が切れると縁起が悪いと言われる理由は、昔から伝わる話がもとになっています。
亡くなった方を土の中に埋葬する際に、死者を埋めた土の上を歩いた草履で帰るということは、穢れにつながると考えられていました。
そのため、その場で鼻緒を切っておいてきたという話に由来すると言われています。

人が亡くなったのでその結果鼻緒を切ったわけですが、それが鼻緒が切れると人が死ぬという風に逆に連想されるようになり、迷信が生まれました。

数珠が切れると縁起が良い?

人々

逆に数珠が切れるのは良いことだと言われる場合もあります。

数珠つなぎという言葉もあるように、数珠は人や物事のつながり、「縁」を連想させます。
数珠が切れることは悪縁が切れると捉えらえ、縁起が良いことだとの考え方もあります。

また、身代わりという考え方もあり、数珠が切れることで、本来自分が被るはずだった不幸事を数珠が切れることで代わりになったという考え方もあります。

縁起が良いのも悪いのも特に根拠があるわけではなく、物事を良い方向で捉えるか、悪い方向で捉えるか、気持ちの部分が大きいと思われます。

数珠が切れる原因は?

人々

それでは、数珠が切れるということには何かしら意味があるのでしょうか?
また、数珠が切れる原因についても見ていきたいと思います。

数珠が切れることの意味

縁起が良いとか縁起が悪いということには特に根拠がないという話を書かせて頂いたように、切れること自体に特に意味はないと考えることができます。
数珠が切れるという事象と、数珠が切れると縁起が良い悪いというイメージが結びつき、まるで数珠が切れることに何らかの意味(霊の仕業とか)があるように感じてしまうだけであると思われます。

数珠が切れる原因

形あるものはいつか壊れるものです。
数珠の紐の材質は、絹やポリエステルやゴムなどです。
これらが劣化や衝撃があれば切れてしまうものであることは皆さんおわかりいただけると思います。

ずばり数珠が切れる原因は、紐の劣化摩耗、衝撃、虫食いなどです。
これらが単一または複合的にかみ合わさった時に数珠は切れます。
切れやすい事例を2つあげて詳細を解説したいと思います。

使用頻度が高い

数珠が切れる一番の原因は使用頻度が高いことです。

お坊さんは頻繁に数珠を使います。
数珠を持ち歩くことや、お経を唱える際などに両手を使ってすり合わる、あるいは珠を動かすことを頻繁に行います。

ですので、お坊さんの数珠はよく切れます。
しかし、数珠が切れることに対して、縁起の良し悪しを気にしているお坊さんはあまりいないと思います。
使えば切れるということを知っているからです。

お坊さんほどではなくても、使用頻度が高い場合や、カバンに入れて持ち歩いていたりするとこすれて紐が摩耗し切れやすくなります。
また、腕輪念珠の場合は、装着の時間も長く、水や油などにあたる機会も多く、劣化していくのは仕方のないことです。

頻繁に切れる場合は、洗い物をする時は外すなど使用方法を見直すといいかもしれません。

切れやすさは数珠の穴に原因あり!

使用頻度の割によく切れる、同じように何度も切れる場合は数珠の珠の紐を通す穴に原因があるかもしれません。

数珠の珠は、水晶などの鉱物や、桜などの木材、菩提樹などの木の実など様々な材質を丸くし、中心に穴をあけています。
球体の表面と穴の境目は角になっており、角でこすれることが紐を摩耗する原因となります。

また穴の中も必ずしもつるっとしているわけではなく、ざらざらしている場合もあり紐を摩耗する原因となります。
海外で加工された珠は、精度が低いものもあり、角が鋭利であったり、穴の中がざらざらとしていたりで切れやすいと言われたりもします。

頻繁にきれる場合は販売店に一度相談し、切れやすそうな珠があればそこのみ交換してもらうのもいいかもしれません。

数珠が切れたら修理?処分?

では数珠が切れてしまった、または切れそうになった時はどうしたらいいでしょう?

数珠が切れる主な原因もわかったので、何も気にすることなく修理しましょう。
一番簡単な方法は、仏壇店など販売店に修理に持っていくことです。

腕輪念珠なら数百円、略式念珠なら数千円で紐を新調し修理することができます。
修理の際には、腕輪念珠なら通常シリコンゴムですが、切れにくくするためにワイヤーも通してもらえる場合がありますし、略式や本式の数珠なら修理ついでに紐の色を変えたりすることも可能です。

多くの仏壇店は数珠メーカーに修理に出しますので、2、3週間など納期がかかったりします。
頻繁に切れる場合は上記のように穴に問題があるかもしれませんので、販売店にその点も相談してみましょう。

また腕輪念珠でしたら自力で修理することも可能です。
シリコンゴムを2、3重に通して結ぶだけですので、慣れれば自力で修理することも難しくありません。

修理の時は、修理前の状態で写真を撮っておくことをお勧めします。
またバラバラになった状態で材質にもよりますが水洗いや乾拭きなどのお掃除もすると良いと思います。

また、実は数珠を自分で作ることができます
下記の記事では、数珠の作り方について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

数珠が切れるについてまとめ

葬儀

原因がわかれば何も恐れることはありませんね。

しかしそれでもよく切れ、違う数珠に変えてもやっぱり切れる。
なぜこんなにも数珠が切れやすいのか気になりますね。

もし、数珠が切れてしまい不安になってしまうのであれば、身代わりになってもらったとポジティブに考えましょう!

また、下記の記事では数珠の金額相場について紹介しています。
ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。

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