神棚の飾り方やお供え物の並べ方を解説します!

神棚はご自宅にありますか?神棚を購入したはいいが、神棚に飾るお水やお米などの正しい飾り方って意外と知らないものですよね。そこで、今回は、神棚の飾り方、お供え物の正しい配置、お札について、そしてお正月の神棚飾りまでも詳しくお話しします。

目次

  1. 神棚の祀る場所について
  2. 神棚のお供え物と並べ方について
  3. お札の種類と並べ方について
  4. お正月の神棚飾りについて
  5. 神棚について一番大切なこと

神棚の祀る場所について

神棚は家の中で明るく、清らかな場所に設置するのがいいです。
家族全員が親しみやすく、お参りしやすい場所に設置しましょう。
そして、どの家具よりも高く、天井に高い位置に飾ります。
マンションなど上の階を歩くことがある場合は、「雲」「空」「天」などの字を書いて、神棚の上の天井に貼ります。実際に上の階などがあったとしても、神棚の上には雲があるという意味があります。
<お勧めできない場所>
1.トイレと背中合わせの場所
2.人が出入りするドアの上
3.神棚と仏壇は同じ部屋に置いても構いませんが、向かい合わせにしない

神棚のお供え物と並べ方について

神棚のお供えの配置、飾り方は?

神棚

神棚のお供えの飾り方は、中央に「お米」、向かって右に「お塩」、向かって左に「お水」を置きます。これが神棚の基本の飾り方です。

さらに、毎月1日と15日や、氏神様のお祀り、家庭内のお祝い事などの時には、お神酒、尾頭付きの魚、野菜、果物などをお供えします。
その場合、向かって左手前に「お水」、向かって右に「お塩」、その後ろ左右に「お神酒」、一番後ろ中央に「お米」をお供えします。

お供え物はお米、お水、お塩が基本です。
お米は私たち日本人の主食ですし、お塩とお水も私たちの食事には欠かせない品です。
お米とお塩は、神皿(かわらけ)または白い小皿に山形にして少しだけ盛ります。
水は水器などに、その日の初水を入れます。
お水お供えするときは、神様が飲めるように少しだけふたを開けておきます。

神饌(しんせん)とは神様に献上するお食事の事で、三方や折敷(おしき)に乗せて、お供えします。

飾り方は、三方や折敷の縁にとじ目がある方を手前にして、お供えするとされています。

お神酒について

お神酒(おみき)は、神饌には欠かせないもので、神様にお供えすることで神様と同じものを飲食するという意味があります。
瓶子に入れてお供えし、朝手を合わせる際に蓋を開けて、夜手を合わせてる際に蓋を閉めます。

榊について

榊(さかき)は日本独自の文化で、神木として神事などに用いられてきました。
榊立てにさして左右対に飾ります。もちろん榊には水が必要で、水は毎日取り換えないと腐ります。
取り換えるのが面倒なときは造花の榊でもいいと思います。

お札の種類と並べ方について

続いてはお札の飾り方です。一概にお札といってもいろいろな種類と順番があります。
まず種類としては、神宮大麻(じんぐうたいま)、産土神(うぶすながみ)、氏神様のお札、お好きなお札です。
順位としては、中央を最上位とし、次が向かって右、その次が向かって左になるように飾ります。
よって、中央に神宮大麻、右に産土神や氏神様、左に好きなお札の順に飾ります。
3社作りの神棚を置くと3つのお札を飾ることになりますが、3つまでと決まってるわけではありませんので、4つでも5つでも飾ってもいいです。
そのときは氏神の御札と重ねておきますが、くれぐれも神宮大麻の場所に他の神様のお札を飾らないように注意しましょう。

神宮大麻とは?神宮大麻を祀りましょう

神宮大麻とは「伊勢神宮のお札」、「天照大神」の御札です。
この神様は八百万(やおよろず)の神々のなかで、最も尊い神様とされ、天皇陛下・皇室の祖先神でもあります。
氏神様が地域の守り神であるように、伊勢神宮は日本人の守り神になります。
したがって、一番真ん中にお祀りするのです。

氏神様とは?産子神とは?

氏神様とは、皆さんが住んでいる地域の神様のことです。
その神社周辺に住んでいる方々を氏子(うじこ)と呼びます。
氏子とは、もともと血縁的につながりのある集団のことをいい、そのつながりのある人々が自らの祖先神のことを氏神(うじがみ)と呼びます。
一方で、住んでいる地域が同じ人々のことを産子(うぶこ)といい、その方々が崇敬する神様を「産土神」(うぶすながみ)と呼びます。

崇敬神社とは?好きな神様を祀りましょう

崇敬神社とは、地縁・血縁的に関係がなく、個人的に特別に信仰、崇敬している神様のことです。
よって、産土神と氏神様が同じ時は、好きな神様を一番左にお祀りすることになります。

お正月の神棚飾りについて

正月飾りは、神様を迎える、年神様(としがみさま)を迎える大切な風習です。
一年の無事を感謝して掃除をしましょう。12月13日に掃除をする地域もあるようですが、基本的には12月29日と12月31日を除いた吉日に掃除をするといいでしょう。

正月ようにお飾りをして、お供え物をして、お参りをして、前年の不浄をお祓いするとともに、翌年の繁栄をお祈りしましょう。

しめ縄とは?しめ縄の飾り方について

しめ縄は神棚の最上部に飾ります。
神聖な場所と、下界とを区切る結界の意味があり、魔除けの意を表すとともに、そこが神聖な場所である標識として張られる縄のことです。
しめ縄には、太さが一定のしめ縄の他に、左右の太さが違う大根じめや、少し細いごぼうじめなどの種類がありますが、一般的には大根じめやごぼうじめを用いることが多いです。

このように、しめ縄にはいろいろな種類があり、張り方も全国によって違いがありますが、基本は神棚に向かって太い方が右になるように飾ります。

シンプルな鏡餅の飾り方は?

鏡餅はお供え物のお米の替わりにお餅をお供えしてもいいとされています。

昔は自宅でお餅をついて、それで鏡餅を作ってお供えすることも多かったですが、最近ではパッケージを開ければそのまま飾れる商品も販売されていますので、それを飾るのもいいかと思います。
このように、鏡餅の飾り方といってもパッケージ品もありますので、ここではシンプルな飾り方を紹介します。
三方に半紙(習字紙)を敷いて、その上に大小の鏡餅を二段重ねにして、その上に橙(だいだい)を乗せれば完成です。
さらに、裏白(しだ)やゆずり葉、その他に昆布などを飾れば、更に立派な鏡餅の完成です。

神棚について一番大切なこと

いかがだったでしょうか?
今回は、神棚の飾り方やお供え物について説明をしてきました。

形を守るということは大事ですが、続けていくということも大事になりますので、あまり作法にとらわれることなく、無理をしないで続けて下さい。

それ以上にもっと大切なことは、感謝の気持ちを忘れないで、心を込めてお手入れをすることです。

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