東京にある宗派別永代供養墓を紹介します!終活に役立つ!

唐突ですが、皆さんは終の棲家後のお墓は決まっていますか。終活を考える時に、重要になるのがお墓選びですが、近年は、永代供養墓にする傾向があり、特に東京都内に希望する方が多い様です。今回は、東京にある宗派別の永代供養墓を紹介します。

目次

  1. 永代供養の意味とは?
  2. 永代供養墓とは?
  3. 永代供養の特長
  4. 永代供養の期間とは?
  5. 永代供養の方法
  6. 永代供養墓の費用と相場とは?
  7. 浄土真宗の永代供養とは
  8. 安い費用でできる東京の宗派別永代供養墓
  9. 東京にある永代供養墓先駆のお寺
  10. 東京の公営永代供養墓
  11. 自分に合ったお墓の形を考える
  12. 終活の専門家に相談してみよう

永代供養の意味とは?

お墓

東京の宗派別永代供養墓について紹介をする前に、永代供養の意味について説明します。
永代供養の本来の意味は、家のお墓が遠くてお墓参りに行けない事やご先祖様のお墓の継承者が歳をとりお墓参りに行けない人のために、お寺や霊園が「永代」に管理や供養することです。

しかし、昨今は、少子化や核家族化が進み、お墓の継承者がいなかったり、菩提寺がなかったり、経済的にお墓を作れない人が、無縁墓や無縁仏にならないようにする「永代供養」の意味が主流となっています。

また、昔からある日本のお墓は一家に一基で、お墓の値段も200~300万円かかるため、寺院や霊園では、格安で利用できる共同のお墓に納骨する「合葬墓」や「合祀墓」などと呼ばれている墓を設置するようになりました。共同でお墓に入る他には、遺骨を個別に安置する「納骨堂」と言われているロッカー式のお墓も人気が高くなっています。屋外型や屋内型などバリエーションがあり、値段が違います。

永代供養墓とは?

永代供養をする為の墓の事を「永代供養墓」(えいたいくようばか・えいたいくようぼ)と呼び、寺や霊園が責任を持って永代にわたり、供養と管理をする墓の事を言います。
永代供養墓は一般的には、1つの大きな墓に複数人を納骨する方法が多いですが、納骨する施設のスタイルや方法、供養の内容によって様々な種類の墓があります。

しかし、現時点では、永代供養墓に関する法的な呼び名定義がなく、永代供養墓の他に、「合祀墓」や「合葬墓」などと呼ばれることもあり、「墓地、埋葬等に関する法律」による行政の解釈や判断でも同じ構造や外形の時に、「墳墓」や「納骨堂」と言ったりするなど現状としては曖昧なものとなっています。

厚生省生活衛生局が各都道府県知事などに、平成12年12月6日付に通知した「墓地経営・管理の指針等について(生衛発第1764号)」の通達文書では、【埋蔵管理委託型(墓地)】と呼称しており、文書内容から永代供養墓は、「承継者の有無に関係なく、寺院や霊園が半永久的に供養と管理を約束する墓地や施設」と解釈されていると言われています。

永代供養の特長

以前のお墓の「永代供養」は、檀家に加入していないと寺院のお墓には入れませんでしたが、現在の「永代供養」は、
●生前での申し込みができる
●承継者がいなくても利用できる
●宗教や宗派に捉われない
などで、誰でも利用できるのが特長です。

永代供養の期間とは?

「永代供養」は、大きく分けて3つに分類されます。

●個別安置の永代供養
安置する場所に、一回忌、三回忌、十七回忌、三十三回忌といった年忌法要を区切りに、利用者が希望した期間まで祀り、その後、合祀又は分骨に供養方法。

●合祀の永代供養
合祀墓や合同墓と呼ばれ、最初に骨壷から遺骨を出して1ヵ所にまとめ納骨する方法。

●分骨の永代供養
遺骨を分骨し、一部を一定期間又は、永代に安置して残りの遺骨を合祀する方法。

永代供養の方法

永代供養の種類には、寺院や宗派などにより違いがありますが、一般的なには、

●毎年の春秋の彼岸とお盆に合同供養を行う
●年に1回又は、毎月供養する
●毎年祥月命日に供養する
●回忌供養も供養する

などがあります。

永代供養墓の費用と相場とは?

永代供養にかかる費用は、安いお寺で5万~10万円くらい、高いお寺では、100万円以上の永代供養墓もあり、決まりがないので、申し込む時には、含まれる費用を確認する必要がありますね。
大体の相場は、初めから合祀墓にする場合には、1体10万円、遺骨を一定期間安置する場合は、30~50万円が相場だと言われています。

永代供養に含まれる基本費用

永代供養に含まれる一式の費用です。

・永代供養料…永代にわたって供養してもらう費用
・納骨法要のお布施…僧侶に支払う費用
・刻字料…墓誌に納骨者名などを彫る費用
・永代使用料…安置しているお墓の場所代
・永代管理料…寺院や霊園が管理する時にかかる費用
・納骨料…納骨をする時にかかる費用

永代供養に含まれない費用

上記以外には、
・墓誌や墓碑に刻印する刻字料金
・納骨法要のお布施。
・夫婦で同時に申込みをする時の複数体申込みの場合には、2体目から割安になる
・生前申込者には、入会費、年会費、入檀料などがかかる場合があります
などがあります。

浄土真宗の永代供養とは

他の宗派と違い浄土真宗には、「亡くなったら即成仏」という教えがあり、また、故人は極楽浄土に往き、この世の生きている私達の為に活動(還相回向)をされているという考え方から、永代供養ではなく、「永代経法要」と表現しています。

永代経法要とは、故人をしのびながら、「御仏の教えが永代に伝わるように」とういう願いを持って勤める法要の事を言います。

永代経とは、故人の命日に永代に経を読むことを言い、故人の供養ではなく、お経を読むことにより、私達や後の世代にも仏縁を繋ぐ為のものです。お寺の維持存続を通しながら、永代に経が読まれ浄土真宗の教えが代々伝わる事を願い、懇志や仏具をお寺に納めるのが「永代経懇志」となります。

安い費用でできる東京の宗派別永代供養墓

物価が高く、永代供養費も高いと思われている東京ですが、中には安い永代供養墓もありますので、自分に合った永代供養を探してみましょう。宗派別にいくつか紹介します。
やはり費用は、都心部では高く、都郊外に行くほど安くなる傾向が多いので、緑豊かな都郊外の地域で選ぶのも一案です。

日蓮宗 一妙寺(お墓を持たないお寺)

一妙寺は、2014年に東京都国立市に建立された日蓮宗の寺院で、住職は36歳の若い僧侶さんです。現在の一妙寺では、墓地を所有していませんので、永代供養は提携している近郊の霊園「上川霊園」への納骨になります。

一妙寺の永代供養は、個別納骨・合葬納骨・移送納骨の3種類があります。永代供養墓は、上川霊園1区1番の区画された各スペースになります。

日蓮宗総本山身延山久遠寺は、永代供養墓を一番最初に採用したお寺と言われています。

●3万円の合葬納骨コース
合祀納骨となり、3万円のみ支払えば、その後の経費がかからず、永代供養することができますが、合葬墓に刻印はできません。
供養は、春と秋の彼岸供養・お盆供養の年3回一妙寺本堂での日蓮宗の読経の法要を行います。

●15万円の個別納骨コース
15万円には、遺骨専用の納骨袋代金・墓石の氏名刻印料・上川霊園に支払う事務手数料・石材店へ支払う納骨手数料などの納骨までに必要な費用が全て含まれています。

個別納骨の供養方法
1. 預かった遺骨を本堂で3年間供養します。
2. 3年後に、納骨専用袋に移し替え個別納骨をするので、他の人の遺骨と混じる事はないです。
3. 埋葬された場所の墓石に名前を刻印するので、後から納骨します。

送骨納骨(合祀墓)
遺骨を郵送すれば、永代供養してもらえます。戒名を希望するか希望しないかで料金が違います。

●戒名(法名)を持っている人の納骨、俗名で納骨する場合…3万円
●戒名(法名)を希望し納骨する場合…5万円

費用には、管理費、年会費、永代供養料が含まれていて、何霊位でも納骨できます。
特長としては、宗旨宗派は関係なく納骨でき、納骨後の寺院への檀家加入もない。供養は、春と秋の彼岸供養・お盆供養の年3回の日蓮宗の読経となります。

曹洞宗 興福寺(コウフクジ)

王高尾線「狭間駅」から徒歩8分の場所に位置する「興福寺」は、決められた回忌まで遺骨を安置する「寶珠」と個別の室内に、夫婦や家族向けの永代供養付個別墓の「やすらぎ五輪」があります。

●永代供養墓「寶珠」
・合祀 1名10万円、骨壷安置 13回忌 1名21万円、33回忌 1名31万5千円
・人墓誌 1基10万円(税別)

●永代供養付個別墓「やすらぎ五輪」
・永代納骨1名39万9千円、Aタイプ73万5千円 
・個人墓誌 1基13万円(税別)※ 蓋石、影彫、彫刻込み

真言宗 金剛院(コンゴウイン)

西武池袋線「椎名町駅」北口より徒歩1分の場所に位置する「金剛院」。大永二年(1522年)に開創され、豊島区の文化財も置いてあります。

永代供養墓
●骨壷安置1名:3回忌・21万円、13回忌・31万5千円
3回忌・13回忌まで骨壺を安置し、その後合葬。

●永代供養墓付個別墓:人数により価格が違います。
88万2千円~

浄土真宗 聖徳寺 瑠璃光苑

京王井の頭線駒場東大前駅より徒歩1分の場所に位置する「聖徳寺」には、永代供養墓「瑠璃光苑」があります。永代供養墓と合祀墓がありますが、全て込みのシンプルな料金体系で分かりやすいですね。

●永代供養墓…1人25万円
27回忌まで骨壷のままで安置し、それ以降は合祀して永代供養します。夫婦で申込みの場合には、後から納骨された人の27回忌まで骨壷のまま安置されます。

●合祀墓…1人13万円

●樹木葬

東京にある永代供養墓先駆のお寺

寺院には珍しく檀家制度を設けず、誰でも利用できるのが特長で、常に新しいお墓を提案している寺院を紹介します。放映が終了してしまいましたが、「ぶっちゃけ寺」に出演していたお坊さんが住職です。

高野山真言宗 功徳院 すがも平和霊苑

功徳院(くどくいん)は、1677年(延宝5年)に解説した大分県に本院を置く高野山真言宗の寺院で、御本尊は、「不動明王」です。

1988年(昭和63年)に巣鴨に東京別院を建立すると共に、現代の永代供養墓の先駆けと言われた「すがも平和霊苑」を開設しました。東京別院の御本尊は、「大日如来様」です。

平和霊苑には、一般的なお墓と3種類の合葬墓があります。ユニークなネット墓参も行っています。
サイバー墓参とは、ネットワークを利用して、離れた場所で墓参することです。料金は、1人15万円ですが、墓地利用者は10万です。その他、動画や音声保管に料金が発生します。

●永代供養付き個人墓地(各家で建てる一般的な墓)屋内型・屋外型 (骨壺4~12体収納)
・費用…245万円~ ・管理費…年2万円~
●合葬墓「飛天塚」…費用50万円~(追加納骨可:費用10万円~)毎月8日合同供養
●合葬墓「翔天塚」…費用25万円 (追加納骨不可)毎月3日合同供養

個人墓には、漫画家の富永一朗、役者の沢竜二が埋葬されています。

功徳院:合葬墓「もやいの碑」

血縁や宗教、国籍などをに関係なく、生前から交わりを持つ「交流もやいの会」の会員向けの合葬墓で、会員が亡くなった後に入るお墓です。
費用は入会時11万円で、会費は年2,000円。死後は不要となります。

東京の公営永代供養墓

永代供養墓に入るならば、安い方が良いと思っている人には、「公営永代供養墓」がお勧めです。東京都には2つの公営の永代供養墓がありますが、公営のため、申込み条件がありますので注意しましょう。また、年1回の公募で、抽選となり毎年高倍率になっています。当たれば、運が良い人ですね。

都立小平霊園

昭和23年に開設された公営霊園で、西武新宿線の小平駅から徒歩5分の好立地条件で、武蔵野面影が残る霊園です。

永代供養墓には、合葬埋蔵施設・立体埋蔵施設・樹林型合葬埋蔵施設・樹木型合葬埋蔵施設があります。

公営多磨霊園

大正12年にできた日本で最初の公園墓地で、西武多摩川線多磨駅から徒歩5分の場所にあり、敷地内には、著名人のお墓【江戸川乱歩、北原白秋、三島由紀夫、与謝野鉄幹・晶子】などの墓があります。
合葬埋蔵施設・立体埋蔵施設・ロッカー式納骨堂である「みたま堂」の施設があります。

自分に合ったお墓の形を考える

東京の宗派別永代供養墓について紹介しましたがいかがでしたか。ビジネス化している現在の「永代供養」の理由が良いか悪いかは別として、故人がいたからこそ、今の自分がいることに感謝しながら、ご先祖様を供養しましょう。そして、墓という言葉の価値観が変わり始めている昨今ですが、終活を行う上で必ず直面するお墓について、自分だけでなく家族と一緒に、終の棲家後の住まいとなる墓選びを今一度、じっくりと考える機会を持って頂いたら幸いです。

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